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Posted by ミリタリーブログ at

2019年11月06日

【レビュー】 東京マルイ ガスブロ SIG P226 E2は買いか!?

さてさてブログ、Twitterでサバゲーに関する情報やカスタムに関する情報を何年も発信し続け、最近ではYouTubeの動画でもサバゲーに関するテクニックなんかを紹介しているわけですが、そうなると私の動画を見てサバゲーを始めましたという方も少なからずいらっしゃるわけで、実際に私のフィールドや外のアウトドアフィールドなどで大門団長の動画を見てサバゲーを始めましたと声をかけていただけることも珍しくはなくなってきました。

とてもありがたいことです。

そして、その中には「レベルアップサバゲーのおかげで楽しくサバゲーを楽しめております!そのお礼です!」と、エアガンをプレゼントしてもらうことも!

ということで今回はいただいた東京マルイのガスブローバックガン SIG 226 E 2をレビューしたいと思います。本当にありがとうございます・・・・!


東京マルイ No48 シグ・ザウエル P226E2 18歳以上ガスブローバック ブラックモデル  [アダルト]




頂いたものとはいえレビューなのでしっかりと忖度なしで書いていきたいと思います。




ご存知のとおり、実銃のマーケットではポリマーフレームなどが現在の主流ですが、SIG226のような金属フレームのほうが信頼性が高いと考える層も一定数いて、まだまだ需要があるそうです。

SIGのハンドガンは比較的高級品とされており、実際の価格も日本円で約12~13万円ほどと、グロックなどに比べるとかなり高めになっています。



映画を見ていても公的機関の人間、特にCIAの人間などはグロックではなくシグを携帯している描写などが多くあります。上司がSIGで部下がグロックだったりとか。
実銃の世界ではSIGは高級なハンドガンで知られているので映画などでそのキャラクターのステータスや立ち位置を分かりやすく表現するのに使われています。要は高給取り人の銃ですね。

逆にギャングとか反政府組織などの敵役はSIGを使っていることはまず無いです。



スライドもフレームもプラスチックですがつや消しなどの加工を施して金属感を醸し出しています。





E2は通常の226との違いは主にグリップの細身になります。



Enhanced Ergonomicsの頭文字のEを2つ取ってE2と表記しているようです。

Enhanced Ergonomic(エンハンスドエルゴノミクス)というのは人間工学を強化したという意です。

スティンガーのレンタルエアコキで226があるので握り比べましたがE2の方が格段に握りやすくなっていることがわかります。

あとは実銃だとトリガーストロークを短くしていたりレバーの形状が改良されていたりします。




サバゲーでのハンドガンといえば今やハイキャパかブロックの2強なのであまりフィールドでこのシグ226 E 2を見る機会は少ないですが実はかなり使いやすいハンドガンであります。

こちらの各操作レバーを見ていただくとわかりますが、すべての操作レバーが親指から届く場所にあります。





スライドストップ





デコッキングレバー





マガジンリリースボタン





ハンマーも親指をかけやすい形状になっています。



非常に操作性が高いですが、これらがサバゲーで有利に働くかというと一切関係ありません(笑)

サバゲーで使うならそもそもレバー類が少ないグロックの方がヒューマンエラー(人的ミス)を引き起こし難いかと思います。






マガジンの装弾数は25発なのでガスブロとしては平均的かと思います。




側面にはシグザウエルの刻印があります。




因みにSIGにはロングマガジンもありますね。


サイトは3ドット式。いつものですね。








初速は大体このくらいです。


パワーソース: HFC134a
使用弾: 東京マルイ 0.2gプラ弾
ガス充填量:約半分
マガジン表面温度:25度


ガスハンドガンの初速としては平均的かと思います。







スライドを外すにはレバーをこのように下げてスライドを前に押し出します。







ホップ調整のダイヤルはここに付いています。


最近はVFCやG&Gなどのガスブローバックガンはスライドを外さなくてもホップ調整ができるような独自の機構を採用しているのでもうこの方式は古く感じますね。









SUREFIREのXC1を取り付けてみましたがダストカバーとライトの先端がツライチになっているので意外と違和感はありません。




XC1ウェポンライトのレビューはコチラ

次に同じくSUREFIREのX300 Ultraを取り付けてみましたがこちらの方が似合う感じがしますね。




X300Ultraウェポンライトのレビューはコチラ





まとめ

米軍がSIGのP320を採用したことで226はネタとしては確実に下火になっていくでしょうが、この製品をトイガンとして見た場合はなかなか良い出来だと思いますので形が気に入った方は買っても良い機種だと思います。

特に操作系のレバーが全て親指で届くというのは特筆すべき点で、自分が銃を操っているという楽しみを味わうことが出来ます。



そういった点ではレバー類の少ないグロックなどよりはいじっていて楽しい銃かと思います。

またグリップ上部がかなりくびれていることで、手の小さい女性でもトリガーを引きやすいのでオススメできます。

マルイなので実射性能は言うまでもないです。というかマルイのガスブロはどれもBB弾を撃ち出す性能はほぼ同じです。

後発の機種の方が細かい部分が強化されていて耐久性などが向上していたりもしますが、射撃競技にしょっちゅう出場するようなシューターならまだしも、一般的なサバゲーマーやお座敷シューターが使うレベルなら実際どれも耐久性に差はないと思います。





というわけでまた次回!






  

Posted by 大門団長 at 21:13Comments(0)■ガスガン■SIG P226 E2

2018年08月16日

グロックのマガジンのガスルート交換による初速変化を検証!

以前に購入したWE製ガスブログロック用プラスチックマガジンですが、かなり使い勝手が良いので買い足して合計3本になりました!








さて、レビュー時にマルイ純正とWEのプラマグの初速の違いを検証した際、マルイ純正の方が3m/sほど初速が高いことが分かりました。









今回はプラマグの放出口を変えることで初速が上がるのかを検証してみます。

両者を比べてみるとマルイの放出口の方が大きいです。



これが初速の差に繋がるのかを調べてみます。












ライラクスのガスルートシールパッキンエアロに交換します。



本来はマルイ純正のガスルートパッキンを入れようかと思ったのですが注文して届くまでに時間がかかるのでライラクスのをチョイスしました。








しかも純正パッキンよりもガスの流れが良くなる設計をしているとのことです。












いざ分解!


こちら側からピンを叩きます。プラマグの場合は叩くというかピンポンチで押すだけで取れます。























WEのガスルートパッキンの裏側はこのようになっていました。出口手前の逆エッジが抵抗になるということでしょうか。












対してライラクスのパッキン。
確かにロスすると言われる逆エッジが無く、なめらかになっています。














それより私が期待しているのはシリンダーとの密着性です。
WEのパッキンは平たくなっているので、このようにシリンダーとの間に隙間ができています。






対してライラクスのパッキンはシリンダーの曲面とピッタリになります。
















ということでまずはノーマル状態での初速をチェックしていきます。

マガジンによる個体差があるかもしれないので3本ともノーマルパッキン時の初速ととライラクスパッキン交換後の初速の違いを確認します。

マガジンバンパーに番号を書きました。














マガジンにはマルイのガスを満充填し、温度設定した温蔵庫に入れて3本とも32度にしました。



室温は24度です。弾はマルイの0.2gプラ弾を使います。



マガジンごとのパッキン交換前、交換後の初速の変化を見ていきます。パッキン交換後もマガジンを同じ条件にしてから計測します。
















まずは1番のマガジンから。

交換前




交換後




1番のマガジンは交換後に1.5m/s程度上昇しました!













2本目。


交換前




交換後



2本目は逆に2m/sほど低下してしまいました。















3本目

交換前




交換後




3本目も1m/sほど低下しました。






ということでバラつきのある結果になりました。もしかしてシリンダーとパッキンが密着しすぎてブローバックの抵抗になったか??ん~ちょっとわかりません。

私の計測精度が悪いだけかもしれないのでこの結果は鵜呑みにしないでください。



ガスというパワーソースは非常に不安定なので毎回全く同じ条件にするのが難しいですし、ブローバックという機能のおかげで初速も安定しません。

あと、バルブの放出口も大きな要因の一つですし、パッキンはマガジンや本体との相性もあるので何とも言えないです。



マルイと外観が同じだけに初速も同じくらいにしたいな~






まぁルート変えただけじゃそんなに変わりはないだろうと予測はしていましたが逆に初速低下してしまった個体もあるので相性の問題ですね。

ガスブロの場合、初速の決め手になるのは気化室の容量にあります。

多分ですが、プラマグは内部からの圧力に耐える為に、亜鉛合金よりも肉厚にして成型していると考えられます。となるとマルイ純正よりも気化室容量が小さくなるので初速が3m/s低く出るというのも納得かなと。

今度、時間がある時に気化室容量の違いなんかを調べてみたいと思います。









ということでまた次回!










  

2018年06月28日

ガスブロ ハイキャパ マガジンのガス漏れ修理!

実は私、ブログでは紹介していませんでしたがガスブロのハイキャパを持っていまして・・・

買ったのはもう1年以上前なんですけど、あまりにも持っている人が多く、そして世の中のブログで紹介し尽されているのであえてレビューとかしなくていいかなと(笑)

カスタム等のネタに出来る日が来たら載せようと思っていたのですがいかんせんカスタムしなくても性能良いので今まで紹介するタイミングが無かったのですがマガジンがガス漏れし始めたのでようやく日の目を見る日が来たという・・・!




ハイキャパを買って最初にネタにするのが修理ってのもなんだかアレですが気にせずやっていきましょう。


余談ですが、私個人のYouTubeチャンネルの登録もお願い致します。

大門団長チャンネル
私は実はレベルアップサバゲーチャンネルへのログイン権限はないので、家で1人でカスタムしたりする配信が出来ません。

個人チャンネルなら気軽にちょっとしたカスタム生配信なども出来るようになりますので是非とも登録をお願い致します。
Youtubeはチャンネル登録者1000人以上いないと生配信できない仕様になっているのでご協力をお願い致します。
















最初はスティンガーのお客さんのハイキャパがガス漏れしていたのを直したのですが、タイミング良く私のも漏れてしまいました。

お客さんに注文頂いた時に自分の分も買ったのですが、その内の1本が買ってすぐに漏れ発生。後の2本が別のタイミングで同時期に漏れました。

つまり、一度に買った3本全てが割と早い段階でガス漏れしたということです。

多分その時に生産されたロットは他のマガジンも怪しいんじゃないかな~と。

因みに去年の秋ごろのロットです。







で、ガスブロのマガジンのガス漏れする可能性がある箇所はいくつかあります。


まずは放出バルブ。放出バルブにはOリングのパッキンが3つあるのでいずれかが劣化している場合があります。





一番小さいパッキンの劣化による漏れが比較的多いです。







マガジン下部のネジに挟まれてるOリング、または注入バルブのOリングの劣化による漏れも可能性としてあります。









最後がこの隙間からによる漏れです。



今回のガス漏れはここからでした。






マガジンの下部に3か所もパッキンがあるので下からシューっと音がしている場合、判断が難しい場合があります。


そういう場合は水を張ったボウルなどにマガジンを入れてみると分かりやすいです。


写真ではバンパーを付けたままですが、ネジのOリングから漏れている可能性もあるので本来なら外してから水に入れた方が分かりやすいです。

まぁネジのOリングのところから漏れるってほとんどないんですけどね。

言わずもがなですが、スプリング等はサビるのでバンパー外してスプリングを取ってから確認してくださいね。












では分解して直していきたいと思います。

ハイキャパのマガジンバンパーはストッパーを押しながら前にスライドさせると取ることができます。












ネジを外します。














分解できました。

ハイキャパはネジ1本で分解できるので簡単ですが、他の機種のマガジンだと太めのピンを外さないといけなかったりするので少々面倒な場合もあります。
















漏れているのはこのパッキンのところからです。


劣化してる感じはありませんね・・・。フレッシュです。

工場での組み立て時にシーリンググリスの塗りが甘かったとか?そもそもマルイが別の業者から仕入れたパッキン自体の個体差?











原因はともあれ、確実にここから漏れていたので直していきます。

まずはパッキンを一度外します。ダイソーの精密ドライバーのマイナスを使って取ります。この際、パッキンを傷付けないよう注意!















どうやって直すかというと、パッキンのところにシーリングテープを巻くだけ!


パッキンの上からじゃなく、パッキンの下に巻きましょう。


要はパッキンをシーリングテープでかさ上げするということです。







こんな感じです。


巻いた後にパッキンを戻せばOK。

今回はシーリングテープを2周巻きました。


それ以上巻くと厚みがありすぎて↑の部品がマガジン本体に入らなくなります。

巻くのは1周~2周で大丈夫です。




使ったシーリングテープはこれ↓













あとは元に戻して修理完了!



今回のパターンの漏れはドライバーとシーリングテープとハサミがあれば簡単に治せますので楽です。




注入バルブがダメになっている場合はバルブごと取り換えるのが早いですね。ライラクスからも発売されているので手に入れやすいです。


因みに純正のアフターパーツ注文だとたったの180円なので余裕のあるときにショップなどで注文しておくと良いと思います。





放出バルブ(マガジン上側のバルブ)からの漏れの場合も丸ごと取り替えるのが楽です。安く済ませるなら同じ大きさのOリングを買ってきてOリングだけ取り替えても直せます。


放出バルブはサードパーティ製が沢山出ていますが、個人的にはマルイがオススメです。マルイのは素材が真鍮なので粘りがあり、ノッカーの打撃による緩みを防いでくれています。他のメーカーのバルブはステンレスなどの硬い素材を使っていることがあるので打撃で緩んでくる場合があります。社外製の硬い素材のバルブを使用する場合はネジロック材で緩まないようにするなどの対応が必要です。


ハイキャパのマルイ純正放出バルブは700円なのでこちらも自分でスペアを用意しておくことをオススメします。

放出バルブを外す際は専用のバルブレンチという工具が必要になります。小さいドライバで無理やり外せないこともないですが専用のを使った方が良いです。

私は↓のバルブレンチを使っています。これ1つで注入バルブと放出バルブ両方外すことができますよ。







ガス漏れすると諦めてマガジンを買い替えちゃう方も多いと思いますが、漏れの箇所によっては簡単に修理できるので諦めずにチャレンジしてみてください!




ということでまた次回!







  

Posted by 大門団長 at 21:30Comments(0)■ガスガン■ハイキャパ5.1

2016年10月12日

東京マルイ ガスショットガンKSG 分解手順!

KSGかなり人気なようで結構買っている人も多いみたいですね!


やっぱり最近は往年の定番銃より最新の銃のが注目度高い気がします。
というか定番のモデルは既にほとんどがモデルアップされているから当たり前の流れか・・・。





KSGは初期不良でガス漏れするという話もちらほら出ていて東京マルイさんでも対応しているそうです。

送って直してもらうのも良いけど梱包して伝票書いて発送しにいくのが面倒なのよね~!



ってことで自分で分解して直してみることにしました!








言わずもがなですが、まず自分で付けたフォアグリップ、光学機器はもちろんのこと、フリップアップサイトは最初に外しておきましょう。





注意

自分で分解してしまうと東京マルイさんのアフターサポートが受けられなくなりますので分解は全て自己責任にてお願いいたします。

分解して直せなくなった場合はカスタムを承っているエアガンショップ等に相談してみてください。

私の方では対応できません。






使う道具は

・直径5mm程度のドライバー

・6角レンチセット

・ラジオペンチ


以下は無くてもOK

・モンキーレンチ

・スパナ



全部100円ショップで手に入るもので大丈夫です。


外したネジは無くすと大変なのでバットやタッパーにでも部位ごとに分けてしっかりと管理しましょう。
無くすと悲惨ですよ!

それらも100均で買いましょう。








隔週日曜日に定例会を行っています!是非遊びに来て下さい!









まずはここの2箇所のピンを抜きます。




コチラ側から指で押し込み、反対側から飛びでた部分をペンチで掴んで引っ張れば取れるはずです。































ピンを抜くとグリップとシアーに連結するトリガーアッセンブリが外せます。





















裏返します。

赤線で示しているイジェクションポートに張ってあるパットは両面テープで貼っているだけなのですぐにはがせると思います。

パットは反対側にもありますよ。




因みにガス漏れしているのは緑線で示した部分です。



















次にここのネジを外します。

裏側にもありますので両方外しますよ。




このネジを外し、ストックを後ろに引っ張ると抜けます。






















ストックを外すとこんな感じになっています。

2種類のスプリングがあります。
スプリングはストックを抜く際に飛ぶようなことはありませんでしたが一応ゴミ袋の中でスプリングの紛失防止策などをとったほうが良いかもしれません。






便宜的に4つのスプリングをAとBに分類しました。


















抜けたストック




















チークパットは引っ張るだけで抜けます。

この赤線で示した2つのネジはダミーです。正確には普通にネジなんですが、飾りで留めてあるだけです。



チークパットは金属製で少したわんでいるので戻す際に結構メンドクサイので用がなければ外さなくていいと思います。

あとは見えているネジを外せば2つに割れるだけなのでここは割愛!
























続いてフロントセクションを分解していきます。


トップレールは2つのネジを取るだけ。





















フォアハンドも見えているネジを外すだけ!


























簡単に外せると思います。

プラのフォアハンドにコッキングするための金属バーが付いていますが外す必要はないでしょう。






















アウターバレルを外していきます。

赤線のネジが両側にあるのでこれらを外し、バレルを掴んで前方にスライドさせると外すことができます。






























アウターが外れました。

いよいよ心臓部に入ります。























写真では既に何箇所か外してしまっていますが赤線で示した部分を全て外します。

左上のチャンバーを固定しているネジは精密ドライバーじゃないと外せませんので注意!




※印の部分には写真の角度で見えませんが1つネジがあります。


裏側のネジも同様に外します。
























外すとパカっと2つに割れます。




特に飛び出すようなスプリングはありません。











各部を取り出してみました。




名称はテキトーです(笑)

後は特にバラす必要はないかなーってことで割愛します。

特にシェルレバーユニットなんかは分解するとスプリングを戻すのが大変なのでイジらないことを強くオススメします!


















これがガス漏れ原因のパーツです。

ここからもれてしまうのです。



















とりあえず外してみた。

ラジオペンチ&レンチで簡単に取れると思います。



グリスが塗布されていました。


なんで漏れたんだ?よく分りませんが私は高粘度グリスを塗布しなおしてキツめに締めたらガス漏れしなくなりました。

シーリングテープを巻くのも手かもしれません。











ついでにシリンダー内部を覗いてみることにします。

このネジはこのくらい回せば取ることができます。




てかこのネジ回すのめっちゃしんどいから用事ない方は分解しないことをオススメします。

























中身こんなんです。




ガスタンクのガスがそのまま流れてきてこの中で気化して放出される仕組みになっています。

モスカートと同じ構造ですね。





















一応ガス漏れの修理はこれまでの分解で対応できますがせっかくなのでアウターバレルやマズル周辺も分解してみたいと思います。




赤線で示したネジは簡単に取れると思います。













マズルは手じゃ取れなかったのでM4のバレルレンチを使ってとりました。




レンチはM4レシーバーのフロントのバレルナットを取る用のやつです。


無い方はこういう引っ掛けスパナで取りましょう。




















全部取るとスリングスイベルプレートも取れます。




















アウターバレルもそのまますっぽ抜けます。




















見えているネジを全て取ればチューブラーマガジン(ただのパイプ)

も取ることができます。

























まぁこの辺を分解する意味は特にないですね(笑)






















パイプの先端についているネジ受けは薄いスパナで外します。





















スパナに形状が似ているものならなんでも良いと思いますよ。




















ということでKSG分解ガイドでした!






















  
タグ :KSG分解

2016年08月04日

ガスブログロック17 Gen4 フレームTANカラー!

実銃の世界でのグロックはGen4が最新なので私のグロック17もGen4フレームにしました!












組み込んだのはWE製 マルイGLOCK17用 GEN.4 フレーム!

Gen.4フレームは市場で品薄らしく、ヤフオクで見つけたやつを即ポチりました。



か、かっこいい!


















てな訳でWE製 マルイGLOCK17用 GEN.4 フレームをレビューしつつ組み込んでいきますよ!WEはウェイテックと読むらしいです。台湾のメーカーですね。









私が調べた限りではマルイ対応のGen4フレームはWE、Nebula、GUARDERの3社が出しているみたいですね。




Gen4フレームって何だ?って方も居ると思いますので説明をば。

グロックも発売されてから既に30年経過しております。

銃、戦車、戦闘機、戦艦、なんでもそうですが、戦闘や銃の扱いについての考え方が時代の流れに沿って移り変わっていくものなので、銃もそれらに対応できるようにメーカーがバージョンアップさせている訳です。


なのでグロックもフレーム(銃の下部分)をバージョンアップしていっており、途中でアンダーレールが付いたり、チャンネルグリップになったりと進化してきたのです。Gen1、Gen2、Gen3ときまして現在はGen4が最新というわけです。

マルイではエアコキグロック17がGen2で、ガスブログロック17がGen3を再現しています。






グロックの詳細についてはコチラの記事を見て下さい。













で、これが東京マルイグロック17対応のフレームキットです。実勢価格が4500円~5500円ほどでしょうかね。




マルイのガスブログロック17の中身をこのGen4フレームに入れ替えるキットになります。
カラーはブラックとTANがあります。

迷わずTANでしょ!!(笑)




WEからグロック17 Gen4のガスガンが発売されていますのでそれを買えば早い話ではありますが、実射性能はマルイが一番なのである程度サバゲーでの使用を意識しつつも見た目はGen4が良いっていう方は私のようにマルイのグロックを社外製のGen4フレームにするのが最善かと思います。











というか興味無い人が見たらGen4もGen3も同じじゃねーか!って感じでしょうね~!(笑)

「何?色が違うだけ?」って思うでしょうね。


でも銃好きからすると全然違うんですよこれが!






あれですね。車に詳しくない人がハイエースとキャラバンの見分け付かないのと同じでしょうか。













まぁそんなことはどうでもいいんですが、グリップを見て下さい!ドットパターンですよ!




私はGen3のグリップパネルの模様がカッコ悪く見えてすげー嫌いだったのですがGen4のドットはイイ!直線的なデザインのグロックに合ってる!

握ってもドットのおかげでかなり滑り難いし!

しかもいっちょうまえにスライド金型つかってやがる!グリップ前面のドットがグリップに対して垂直に立っている。

これに関してはまた今度。













私は刻印厨ではありませんが、リアル刻印というとちょっと嬉しくはなりますね(笑)




なんで刻印厨じゃないかと言うと、どんなにリアル刻印でも実物装備を付けたとしても「それ、結局中身はBB弾撃ち出すおもちゃじゃん・・・」という思考が働いてしまうのです。

充足感を感じるポイントは人それぞれですね。










Gen4からはバックストラップが付属し、グリップの太さを変えられるようになりました!




バックストラップはここ5年くらいでスタンダードな機能になってますよね~!














シリアルプレートとマガジンバンパーも付属していました。


















この中身をWEのGen4フレームに移し変えるのだ!











で、分解方法は香港マニアさんのブログに載っているのでやり方はそちらを参照のこと。

非常に分りやすいです。


■東京マルイ グロック17を分解してみる~フレーム編~■


■東京マルイ グロック17を組み立ててみる~フレーム編~■









香港マニアさんの記事を読みながら作業すると5分くらいで取り出すことができました!




一番注意しなきゃいけないのがバネを無くさないように注意することですね!

























マルイのフレームとWEのGen4フレームを比較してみました。




すごい。まったく同じです!これなら調整無しでポン付けできそう!




















まずはマガジンキャッチを取り付けます。




付属のスプリングを矢印のポケットに押し込みます。














キャッチを矢印の方向に入れてていきます。




















スプリングはラジオペンチ等を使って矢印の位置に移動させます。
















で、スプリングをキャッチの切り欠きに入れて完了!
























Gen3よりも約2.5倍も大型化されたマガジンキャッチは非常に押しやすい!




Gen3だと親指の先端がギリ届く感じだったので押すときは少し意識しないとダメでしたが大型化されたGen4は親指の腹全体で押せるのでリリースがかなり楽チンになりました。

















あとは香港マニアさんの記事を見ながら組み立てていきます。





シリアルプレートとトリガー、トリガーバーを仮置きします。
















そんで中身をポンと乗せます。




ネジ穴もジャストフィット!ナイスです。

ここはマルイのネジを流用です。

因みにGUARDER製のGen4フレームはここに金属のネジ受けがインサートされているみたいです。

WE製にはネジ受けがありませんが、マルイの純正フレームもネジ受け入ってないし頻繁にネジを取ったりする場所でもないので問題ないでしょう。


























次にややこしいスライドストップ!

これも香港マニアさんの記事を見ながらなら割りと簡単にできます。























ピンを打ち・・・





















スライドロックも組み込みます。




スライドロックとGen4フレームの合いがタイトすぎて動きが若干渋いですが、ブローバックに関係しないパーツなので問題ナシ!













で!最後にハンマーアッセンブリを入れてネジを締めて完成!





















うぉ~TANカラーのGen4かっけ~!



















ついでにマガジンバンパーもGen4フレームに付属していたのに変えてみました。





















サイトはハイブリッドカスタムサイトにしました。


















バックストラップはこんな風に下を引っ掛けてから上をピン打ちして留めます。


















これはMサイズ。何もつけてない状態がSサイズです。




シルエット的にはアリですね。















これがLサイズ。

ソーコムかよ!ってくらい太い!途端にマガジンリリースボタンが押しづらくなりました(笑)





私は日本人の手のサイズでは中の上くらいの大きさですが、Sサイズで丁度良いですね。



















で、これ!付くかな?




このストックについての記事はコチラ

















ポン付けできた~!




タクティカル感があってイカす!

でも若干グラつくのでプラ板なんかを貼って調整したほうがいいかも!























というわけでGen4化でした!




実銃のマガジンキャッチはブラックだったからブラックにしたいな~。















スライド引いてなんか違和感あると思ったらグロック18Cのアウターバレルが入っていました。




多分ワラシナのグロック18Cを借りた時に間違って入れ替えてしまったのだろう。







というわけでまた次回!










  

2016年06月27日

MEUピストル ガスコキ化!

夏っぽくなってきたということで、最近はガスコキ化の依頼が増えてきておりますので紹介したいと思います!










今回は東京マルイのMEUピストルです!




M92Fが米軍に正式採用されてからも9mm弾じゃ心もとないっていうので1911がカスタムされて使われ続けたっていうやつですね。














ハンマータイプのガスガンならガスコキ化が可能です。

依頼で多いのが、M92FとデトニクスとHK45かな?




MEUピストルは初めてですが、ガスコキにするにはいい機種だと思います。

ネジ切りしてあるアウターバレルとかもサードパーティから豊富に発売されているのでサイレンサーの取り付けが出来ますしね!


















ちゅーわけで分解していきますよ!

ガスコキ関連の記事はコチラ





因みにMEUピストルは改造前の初速は25度の0.2g弾で76~77m/sとなりました。





まずはスライドを外します。




分解についてはコチラのサイト様が詳しく解説されているのでオススメ!















グリップやハンマースプリングのユニットも外します。




















ようやく中身が出てきました!

まずはガスコキ化への第一歩、ノッカーロッカーとノッカーロッカースプリングを外します。
















これを外すことでマガジンのバルブを叩くノッカーをフリーにしてあげます。



















ピンセットなんかで簡単に取り外すことができます。



















次はガスコキ化のキモ!ハンマースプリングの調整です。

スプリングのテンションを弱めて、マガジンのバルブをギリギリ叩ける強さに調整します。




この中にハンマースプリングが入っているので取り外します。




















今回はこのくらい切りました。




切る長さは固体によって異なるので何度もガスを充填したマガジンを装填して試すしかありません。


ガスが全て吹き出るようではハンマースプリングが強すぎるので少し切ってやる必要があります。

















良い感じになったらOK!
























そんでお次はピストンの取り外しです。




ガバメント系で一番大変なのがこれを取り外す時!




普通に力技でスライドをぐいっと広げて取るので結構指が痛くなります(笑)



















このピストンヘッドを取ります。




















ピストンヘッドは大きめのプラスドライバーで取るだけなのでカンタンですね~!





あとは元通りにしてやれば一応ガスコキ化は完了します。


この状態での初速は55~56m/sほど。


かなり下がりました。










下がった理由はハンマースプリングを弱めたことによるガス放出量の低下。

もう1つはピストンを外したことでガスが流出してロスしているから。













ガスブロはシリンダー内に入ってきたガスを前と後ろに分けて流しています。

前は発射する為、後ろはスライドをブローバックさせる為です。






ブローバックさせる為のガスも結局は行き場が無いので最終的には前に流れていきます。

















ですが、蓋としての役割を果たしていたピストンヘッドを外したことで後ろにガスが漏れてしまい、結果的に大幅な初速低下となったのです。




まぁ初速は低下しますが30mは飛ぶので一応使えます。



しかし、これではガスコキの特徴が1つ死んでしまうことになります。



と言いますのも、ガスコキのメリットの1つとしてガスガン特有のトリガープルの軽さによる遠射での安定性が挙げられます。

固定ガスガンのソーコムなんかは高初速&高精度という特徴があるにも関わらずトリガーが重くて発射時にどうしてもブレるので35m以遠になってくるとなかなか当てるのが難しくなってきます。




なので、折角ガスコキで軽いトリガープルによる遠射での扱いやすさが手に入ったのに初速が低いと遠くまでBB弾が飛ばせません。

これでは勿体無いので初速を上げる必要があります。



















じゃあシリンダーのケツにフタすりゃいいじゃん!ってなるんですが、そもそもシリンダー内にピストンが入る為の無駄なスペースが多く、その空間でガスをロスしてしまいますのでそんなに初速は上がりません。



















で、やるのがこれ!

ガスルートの新造!




マガジンから放出されたガスがロスするのは勿体無いのでシリンダー内にこのようなガスルートを作ってやることで全てのガスを発射エネルギーに回すことができます。














で、パテでルートを新造したのがこれ!





パテをうまいこと詰めてノズルまでガスを誘導できるようにしました。


流体力学とかは全然詳しくないですが、このように高速で気体を流す時はルートが途中で広くなったり狭くなったりすると勢いがロスしてしまいます。

なので、このマガジンと接する四角の入り口の口径でルートを作る必要があります。

これがなかなか難しいんだな~!


最終的には特殊な形状の極小ヘラで調整します。

この辺が原型師の腕の見せ所!
















で、ガスルートを新造後の初速はというと





76~77m/s




ルート新造前は55m/sでしたから




初速が約22m/sも上昇しました。




ハンマースプリングを弱めてガス放出量が少ない状態ですが、ガスルートを新造することでカスタム前と変わらない数値に戻すことができました。


















で、今回はオプションで依頼があったのでマガジンバルブを拡張して初速をもう少し稼ぎます。




バルブを外していきますよ~!




















因みにこれはタニオコバから発売されているマルチユースバルブレンチです。




細い方で注入バルブも対応できます。



オススメ!


















ちゅーわけでバルブを取り外しました。




丸い穴がガスの通り道になるのですが、ココを拡張してやるとガスの放出量が増えます。

機種にもよりますが、ガスコキでバルブ拡張をした場合は初速が2~3m/sほど上がります。

ガスブロの場合は分るか分らない程度にブローバックが強くなって初速が1m/s上がるかな~?というくらいです。













歯医者が使うのと同じ極小の超鋼ビットで拡張していきます。




今回は3本のマガジンを拡張しました。













施工前と比べるとこんな感じ。




バルブの素材が真鍮なのでスポークを細くしすぎると折れてしまいますので程ほどにするのが良いと思います。








最終的に初速は80m/sまで上がりました。


更にはエアダスターやライラクスのハイバレッドガス(HFC152a)を使うと初速が84m/sまで上がりました。

普通に40mフラットで飛ぶので遠射も余裕です。







HFC152aはマルイのガスのHFC134aよりも圧力が弱いとされており、ガスブロとかだと確かに初速は少し下がるのですが、なぜかガスコキの場合は初速が上がります。


ガンジニアさんの検証ページでも使用する銃によってはHFC152aの方が初速が上がるという結果が出ていました。
















今回の依頼主さんは太っ腹なのでショートストローク化も発注してくれました!



ガスコキは次弾を装填できる分だけスライドを後退できればいいので、ショートストローク化をすることで素早い装填が可能になります。












プラパイプを28mmに切ってリコイルスプリングの中に入れることでショートストローク化が可能です。
















そんで、ショートストローク化したということはスライドストップが掛かりませんので切り欠きも新造しました。

3センチほどスライドストロークが短くなりました。




スライドの裏側の金属のレールも少し削る必要があります。
















しっかりとスライドストップが掛かります!



















これがスライドストップした姿




サイレンサーを付けると驚異的な消音火器に変貌します・・・・。













1人でサバゲーに行った際なんかはスニーキングをして敵の裏を取ったりするのでガスコキをメインで戦ったりします。

そのときに必要なのは連射性能よりも音の静かな武器になるのでガスコキはかなり使えます。

敵にバレたら終わりなので隠密に敵を倒すってのはスニーキングに必須なのですよ。



音量はソーコムの半分程度ですので森の中なら5mでも気づかれませんよ。




※現在はカスタム依頼は受け付けておりません。








  
タグ :ガスコキ

Posted by 大門団長 at 21:33Comments(3)■ガスガン■

2016年05月05日

M92F 近代化改修!?

8日にBB-JUNGLEで行われる一撃祭に何をもっていこうかな~と考えていて、まぁ順当に考えればVSR G-Specなんだけども、ここは1つガスコキ化したM92Fをメインにしてみようかと。


一撃祭についてはコチラ




ってなワケで外見がボロボロだったM92Fを大門団長的近代化改修を行いました(笑)








ガスコキ化して最強消音ウェポンに進化したM92Fですが、見た目が良くない!

まだプロモデラーになる前に塗装したやつなので塗装がハゲたりしてみっともない!




1999年の製品ですよこれ。

しかも初期ロットです(笑)

依頼でM92Fのガスコキ化を受けることが多いんですが、最近のロットは改善されまくって色んな場所の形が変わっていてビックリします。

東京マルイの企業努力っていうか常に新しい技術を従来製品にフィードバックする姿勢は素晴らしいなと思いました。



















てなわけで、見た目が悪いのでフレームを塗りなおすことにしました~!

塗装を落とすのがダルいので新しいフレームを購入!(笑)




なんとM92Fの上下フレームがヤフオクで2000円でした!超安い!


















で、色々すっ飛ばしてこうなりました




どうすかこの仕上がり!元からダークアース色で成型されたみたいでしょ!

色々すっ飛ばした部分はSOCOM MK23を塗装したときと同じなのでコチラの記事を参照のこと。














イイ感じのつや消し具合




インディのダークアースを使いました。














素人の頃と段違い!























セーフティの赤い点はハセガワのフィニッシュシートをピンポンチでくり貫いたものを貼りましたよ!




極薄のシールなので塗装よりも綺麗になります。


















塗装が完了したので中身をスワッピング!




M92Fは全てのパーツがバラバラでも10分程度で組み立てが出来るようになりましたよ(笑)
















ハンマースプリングを入れて・・・・・
























フレームをインします。


























ここで!



普通のグリップじゃつまらないのでチャンネルグリップを用意しました!




チャンネルグリップ大好きなんですよね~私!

因みにタクティカルマスターのグリップをショップで注文しました。

グリップ左右と2本のピンで1660円!





いい感じ!























スライドをドッキングして完成!




まぁ中身は何も変わってませんが外ツラはよくなりましたね(笑)

これでイベントで使用しても恥ずかしくありません!





























  

Posted by 大門団長 at 09:30Comments(0)■ガスガン■

2016年02月20日

グロック26アドバンスにハイブリッドサイトをつける!

前回投稿したサバゲー戦術の瞬間最大アクセス数がブログ開始以来最高でした。


もっぱら昨今のサバゲーと言えば、米軍のコスチュームに身を包み、ゲームの雰囲気を楽しもう的なのがトレンドで、勝ちに拘りすぎることがなんとなくタブーとされているような空気が漂ってる中で「サバゲー戦術」というガチの内容がヒットするって結構私的にビックリしています。

あの記事を投稿した次の日に全国アクセスランキングが9位に上がるってことは、みなさん実は意外と強くなりたいのかな?とか思いました。


需要があるならたまにサバゲー戦術について書いていこうかなーと。



サバゲーは上手くなってからの方が楽しいですしね!
次は前回の内容をもう少し深く掘り下げて書く予定です。




まぁそれはまた今度にして、今回は依頼ネタです。











※2020年追記
この記事で出てくるハイブリッドサイトは2017年以降は販売しておりません。

2017年以降にヤフオクやアマゾンで販売しているものは下記写真のような3Dプリンタ製でネジ穴がタップ式の物になります。




現行のサイトの詳細はコチラ






先週発売したグロック17用ハイブリッドカスタムサイトですが、「グロック26アドバンスに付けて欲しい!」との依頼があったのでお受けしました。




グロック26アドバンスのリアサイトはグロック17と同じですが、フロントサイトが独自の形状になっているので取り付けできないんですよね。

最近は3DCGで原型ばっかり作ってますが、手作業でも出来るんだぜ!ってところを見せたいと思いますよ~!

(こういうのが一番需要無いんだろうな~)









グロック26アドバンスと言えば攻殻機動隊でバトーが持っていたのが元ネタですよね。

私はTVアニメシリーズで攻殻機動隊のファンになったので新しい劇場版の雰囲気に馴染めませんでしたね(笑)














ってことでまずは分解していきますよ!

裏返してアンダーレールを外します。

2本のネジを外すだけ。











レールを外したら現れる大きめのネジを1本外します。















これで先端が外れます。



















あとは通常のグロック同様にスライドを外し、裏側のリアサイトを留めているネジを外します。














あとは普通に取り付けるだけ!






これでリアサイトは完了!





















お次はフロントサイトです。

フロントサイトはネジ留め式じゃなく、横から入れるスライド式でした。





私が作ったフロントサイトはネジ式なので、アドバンスに取り付けられるように改造していきます。























土台部分が厚さ2mmだったので1mmプラ板を2枚積層したものを用意。










使用する道具はこんなもんです。特殊なのはリューターくらいかな?




















ヤスリで削って土台と同じ物をつくりました。




もちろん削る前に定規やデジタルノギスで元のサイトをしっかり採寸しますよ。

採寸して、長さや角度なんかをプラ板に印をつけてから削ります。
















ほらピッタリっすよ!




大門団長の手作業はデジタル並みだぜ~!


って、少し調子に乗りましたがこれくらい出来る人は結構居ます(笑)












強度を考え、フロントサイトと土台はネジで結合することにしたのでネジ穴を空けていきます。

対角線を引いてこのパーツの中心を割り出します。





















あとは穴をあけるだけ~!















裏側はネジの頭が入るようにリューターで削りました。



























あとはサイトと土台を結合させて色を塗ってつや消し処理をすれば完成!


















取り付けたときのキツさも調整したので普通に使ってても抜けることはまず無いと思います。

































アドバンスにつけても似合うな!
















ということでまた次回!















  

Posted by 大門団長 at 21:56Comments(5)■ガスガン■

2015年12月31日

デトニクス ガスコキ化!

今年もありがとうございました。

いや~早いもので当ブログも開設してから3年半が経ち、ミリブロ全国ランキングも20位をキープできるほどに。
いつも見ていただいている皆様のおかげです。

これからも宜しくお願い致します。






と、締めっぽい導入文になってしまいましたがここからですよ(笑)











色々と書くネタはあるのですが、お先にご依頼いただいたガスコキ化の記事をば。










今回依頼されたのは東京マルイ デトニクスのガスコキ化です。

ハンマータイプのガスガンならどの機種でもガスコキ化できます。
グロックとかのストライカー方式の銃はハンマースプリングがキックスプリングなので加工が難しいんですよね。





ガスコキ化とはガスガンのブローバック機構をオミットすることで消音化を図るカスタムです。

詳しい内容はコチラの記事から→ガスブロ M92F 固定スライド化 改良

ブローバックしないので次弾装填はエアコッキングガンのように手動ですることになりますが、サバゲーで隠密行動を取るスタイルならば連射性能を犠牲にしてでも消音化のアビリティは欲しいところ。

そもそも裏取りしたときって連射はしませんからね。


自分の好きなガスガンで消音プレイできますし、機種によってはCQCホルスターに収めておいて、場面によって電動ガンとガスコキを使い分けることができます。


私も普段は電動で正面から戦いますが、敵の戦線を抜けて裏取りしたときはガスコキに切り替えて敵に悟られないように後ろから削っていきます。











グロック26やUSPコンパクトと同じくらいの小ささですね!




これだけコンパクトならサイドアームにも最適ですね。

そういった意味ではガスコキ化に向いている銃だと思います。





















アウターバレルはネジ切りしてあるものが取り付けられていました!





ガスコキ化はサイレンサーつけてこそのカスタムですからね~!VSR G-SpecやSOCOM MK23よりも音が静かになります。





















では分解していきます。





















フレーム状態になりました。




構造は基本的にどのガスブロも似ていますね。



















内部を取り出し、ノッカーロッカーとノッカーロッカースプリングを取り除きます。






















そんで、メインスプリングを少し切ってテンションを弱めます。
























そんで、お次はチャンバーのカスタム!
















チャンバーアッセンブリを取り外します。





M92Fはスライドにセーフティが備わっているので分解が面倒ですが、デトニクスにはそれが無いので比較的楽でしたね。


















ピストンヘッドを取り除きます。



















チャンバーの横にあるピンを抜いて中身を取り出しました。





















そんで、チャンバー内の余分な隙間を埋め、ガスルートをパテで新造しました。




コレをやることによって効率良くガスを発射エネルギーに回すことができるので、初速の損失を抑えることができます。




あと、オプションで依頼を頂いた、マガジンバルブも拡張してガスの噴出量を増やしました。










そんで、カスタム前とカスタム後の初速を測って欲しいとの要望もありましたので測ってみました。



とりあえずカスタム前に測ってみたデータはコチラ

マガジンにガスを満充填し、25度に暖めた状態で計測。
SⅡS 0.2g プラ弾使用
計測器はX3200

10発平均

58~61m/sになりました。


ハイパー道楽様のレビュー記事のデータと同じですね!

他のガスブロと比べると初速が低いですが、マガジンのガス室が小さいのとバレルが短いので仕方ない部分ですね。
ですが、初速が低い=ガスの噴射量が少ない
ので、ガスコキ化した際の発射音は他のガスガンより小さくなると思いますので、ある意味では長所と言えるでしょう。




で、ガスコキ化後のデータはコチラ


63~66m/s



5m/sほど向上しました。





ハンマースプリングを弱めることで失ったガスの噴出量をガスルート新造での効率化とマガジンバルブ拡張での噴出量増加で補った感じですね。
結果的にガスコキ化したことで初速が上がりました。

ガスルートとバルブを弄らなければ初速はカスタム前と同じか少し下がった数値になると思います。













ということで、デトニクスのガスコキ化でした!











ということでまた来年!



2015年は忘年会でのワラシナでお別れです。











  
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Posted by 大門団長 at 17:33Comments(0)■ガスガン■

2015年12月02日

グロック17用ハイブリッドサイト製作記③

サバゲの為にジムに通って筋トレしている大門団長です。

サバゲーでは脳が考えたことを忠実に実行できる体が必要です。
疲れたからといって休んでいると戦力に差が出てしまいます。

最後まで最適に行動できる体力作りがサバゲーが上手くなる為の第一歩です。












ということで前回はハイブリッドサイトの試作品を作り終えたところで終わりましたので今回はその続きからです。



まずはgif動画にて集光ドットと蓄光ドットが機能している様子をどうぞ。




部屋のLED照明を段階的に暗くしながら撮影しました。



上のドットが思っていたよりも集光してくれていたのでビックリでした。

画像だと分り辛いですが、肉眼でみると蓄光ドットはもっと明るく見えます。








元々グロックに取り付けられていたノーマルサイトの形状に似せているのでそんなに違和感は無いかと思います。









フロントサイトもシンプル形状になっています。


















横から集光アクリル棒が見えてしまうとレースガンっぽくなってミリタリー感が薄れてしまいますのでコレは結構気に入っています。

ムダに目立たないという"機能"です。




なにより集光アクリルってフィールドとかだとかなり目立ちますからね~!















基本的にVTACのサイトの概念をパクってオマージュしておりますが、大門団長オリジナル要素としては天窓を広く開けて光を多く取り入れられるようにしています。




これにより、室内などの真上から光が差すような状況で使用する場合、銃を45度傾けても真上からの光を取り入れることができます。

まぁあんまり銃を傾けて撃つこともないでしょうが(笑)







因みに実銃M&P用のVTACサイトはこんな感じです。



















いろんな角度から


















うむ、結構明るいぞ集光アクリル













片方を指で遮光すると違いがわかります。












で、今回製作した試作品ですが、問題点が2つ浮かび上がりました。


1.CQCホルスターに入れるとキツイ
2.フロントサイトとリアサイトのクリアランスがタイト






1つ目ですが、ネットショップで売られている安価なレプリカのグロック17用CQCホルスターでテストしました。
ギリギリ入ることは入るのですがフロントサイトがホルスターに干渉してちょっと出し入れが渋くなってしまいました。

フロントサイトを0.5mm低くしなければなりません。ということはリアサイトも同じように0.5mm低くします。







2つ目ですが、これは元々グロックに取り付けられていたノーマルサイトと同じ寸法にしてあるので問題はありません。

ですが、ノーマルサイトはそもそもクリアランスが狭いので手を伸ばし切った状態で構えた際にフロントサイトが捉え難いと感じました。
これは完全に私の好みの問題です。



center axis relockのように銃を目から近い所で構えた場合は問題ありませんが、腕を伸ばして撃つ場合に標的とフロントサイトとリアサイトを重ねるのに少しだけ手間取る感じです。



特に暗い場所でドットを使用するとなると余計にフロントサイトをリアサイトの隙間に捉えるのが難しくなります。


あとマック堺さんのM&P Vカスタムのレビュー動画にて「フロントサイトとリアサイトのクリアランスが広いので素早く狙うには良い」と仰っていたのでリアサイトの溝を広くしてみたいと思います。



精密射撃するならノーマルサイトみたくクリアランスが狭い方がいいのでしょうが、サバゲでハンドガン使う場面なんて距離が近い場合が殆どなのでどちらかというと素早く標的に照準を付けられる方がいいでしょう。




















ということで以上の2点を3Dデータに反映させたのがコチラ。

左のが今回の試作品です。
グロックのノーマルサイトと同じ寸法で作っていますが、リアサイトの隙間よりもフロントサイトが太くなっています。


右のが改良版です。リアサイトの隙間を広げ、フロントサイトも0.2mm細くしたので素早く構えた際にフロントサイトを捉えやすくなるハズです。












寸法的にはこんな感じ。

黄色い線がスライドの天面になります。

溝は0.9mm広げ、サイト高は0.5mm低くなっています。つまりパララックスが0.5mm減ったことになります。



ハンドガンで0.5mmパララックスが減ったからといって殆ど何も変わりませんがね(笑)
















あと、試作品ではムダに面取りしていましたが、改良版ではそれを無くしました。




















で、それをdmmに発注して届いたのがコチラ!




今回のは完全原型にするのでアクリルのエクストリームモードで出力しました。
できるだけヤスリの作業を軽減したいのです。

私は原型師なので水平にヤスったりするのが得意ですが、手の作業が入るとどうしても精度面で落ちますからね。
機械加工されたモノには叶いませんよ。











とは言っても天窓を見てもらうと分るとおり、3Dプリンタ特有のギザギザした積層跡が残っているのでコレはヤスリで均さなければなりません。














裏のサポート面もヤスらないとこのままシリコン型に埋めるとシリコンがギザギザに食いついてしまうのだ。




まぁでも最初に出力したABSよりは遥かに綺麗なのでこれなら何とかなりそう。

てか窓のギザギザはヤスらなくてもいいかな?(笑)












あとは最終原型を仕上げて生産する準備をすれば販売ができます。






早ければ年末には商品化できるかな!?













ということでまた次回!























  

2015年11月18日

グロック17用ハイブリッドサイト製作記①

グロックにお熱な大門団長です。


最近気がついたのですが、箱出し状態の銃を見るとどうしても手を加えたくなるようで・・・・

















グロック用のサイトを作り始めてしまいました・・・!




RhinocerosというCADソフトを使ってモデリングしました。







ハイブリッドサイトってなんぞや?

最近発売された東京マルイのM&P Vカスタムに搭載されているサイトのことです。

ハイパー道楽さんのレビュー記事を見てもらうと分ると思います。


こういうサイトのことです。



上のドットが集光アクリルで下が蓄光樹脂になっています。









明るいところでは天窓から入る光で上側のアクリルでサイティングができ、暗い場所では下の蓄光サイトが活躍するというもの。




(ハイパー道楽 東京マルイ ガスガン S&W M&P9 Vカスタムから引用 )








これめっちゃカッコよくね!!??






実用的でタクティカルな感じがたまりません。

エアガン用の集光アクリルサイトってアクリル棒が丸出しなので装着するとどうしてもレースガンっぽくなってミリタリー感が薄れてしまうのが私は好きになれなかったのですが、このデザインはかなりタクティカル!




実銃用としてVTACが実際に作っているものをマルイがオマージュしたものになるらしいです。

ホンモノは蓄光樹脂ではなく、トリチウムが埋め込まれているのだとか。














それで、今回はハイブリッドサイトのアイディアをグロック用に作り起こしているわけです。

複製して販売できたらなーと思っております。




デザインはグロックのノーマルサイトの雰囲気を残しつつハイブリッド機能を付与した形状になっています。





















ドットの直径は1.6mmを予定しています。

シリコン型で複製することを考えていますので、ドットの穴は半球状に浅く空けているだけに留まっています。



モデリングの段階で生産工程を意識しないと途中で頓挫してしまいますからね~。

この辺で仕事の経験が生きてきます。

















採寸して取り付け部分はマルイのノーマルサイトと全く同じ寸法&形状にしましたのでバッチリ合うはず。










まずはdmmに3Dプリントを注文して試作品を作ってからだな~!






ということで今回は銃の登場は無しという異例の記事になりました(笑)










ということでまた次回!




































  

2015年11月13日

東京マルイ ガスブロ グロック17 レビュー

ポリマーフレームオートはP99が至高と思っている私ですが、世間のグロックの波に耐え切れずに手に入れてしまいました・・・!








クソッ!手に持ってみると悪くないね!(笑)




実はマルイのガスガンはまだ2挺目という私。


コチラのグロック17カスタムも良かったのですが、ミリタリー感が強かった無印グロックを選択しました。












まぁミリタリー感で言えば最近のトレンドだと、程よくコンパクトなグロック19Gen4なんでしょうが、グロック17の方がミリタリー感が濃いかなーという個人的なイメージ。









んーと、今後の予定としてはまずフレームをGen4に変えたいですね。

その後にアウターバレルをサイレンサーを付けられるネジ切りしてあるものに変えたいですね。

















もう大人だけど、フタを開けたこの瞬間が一番テンションあがるんですよね~。心は少年。




















地味に嬉しかったのがこのフォロワーストッパー。

前からこれ欲しかったんですよ!



最近は初心者の方もブログを見てくれているので一応説明します。

ガスブロは弾切れするとスライドがブローバックしたままロックされてしまいます。なので、昔は部屋の中でブローバックを楽しみたい場合は弾を入れて撃たないといけなくて、標的になった布団がボロボロになったり部屋がBB弾だらけになるのを覚悟して遊ばないといけなかったのですが、フォロワーストッパーをマガジン内に入れることで、弾を入れなくても延々とブローバックを楽しむことができるのです。



















っていうか今さらすぎますよね。この画づら(笑)




今になってiPhone5のレビューをするくらいマヌケですが、これからグロックを買う人が見るかもしれないので書いていきますよ。


自分がすでに持っているモノでも他の人がレビューしてたりすると、この人はこの製品をどんな風にレビューしてんのかな~とか気になって見てしまうから意外と古いモノでもレビュー記事って需要あるのかもしれない。


















チャンバーを覗いてみると弾が流れやすいように丸く抉られていますね。

なにせ私の知っているマルイのガスブロは99年に発売されたM92Fで止まっていますので(笑)



そもそもストライカー方式なので色々と構造は違うにせよ、全然進化しててすごいな~!と関心しっぱなし!



でもこのグロックも発売されたのが2006年だから9年前の製品なのか・・・母ちゃん、時の流れが早すぎるよ・・・。








因みにストライカー方式ってのはこういうハンマー(激鉄)が無い銃のことです。
激鉄を内蔵してしまうことによってより動作性が確実になります。エアガンでも同様ですね。





















サイトはこんな感じ。




未だに新しいデジカメを買っていないので写真のクオリティが低いです・・・(汗)

とりあえずブツ撮りできる安いデジカメでも買うか~。

















そんで、このグロックにはナイトサイトというのが付いています。

こういうオマケみたいなのって嬉しいよね~!



ちゃんとプラスチックのケースに入っていてイイ感じ。マルイってこういう演出上手いですね。

確かM1911にはダミーの45弾とかも付いてたりするし。

無駄なもの付けないで安くしろとか心無いこと言う人も居ますが、私はこういうの大好きです。















ナイトサイトに変えてみた。

蓄光樹脂が埋め込まれていて、明るいところでは薄緑の3ドットとして使える。




サイト交換するときにスライドを外すんだけど、リコイルスプリングとかもすごく外しやすくなっていて素晴らしいと思いました。

















暗いところだとこんな風に見えます。




光が強くてスライドの天面に反射してますね!


200ルーメンのライトで10秒蓄光して5分くらい持ちました。


外の夜戦とかだとちょっと時間が足りないかな?室内戦ならまぁギリか?

UVライトを使ったり、もう少し長く蓄光すれば発光時間が延びるかもわかりません。






















サイトにグロック刻印が!芸が細かい。
























同じポリマーフレームのP99と並べてみた。




いや~個人的にかっこよさではP99が圧勝なんだけどな~!






やっぱ実銃の世界では外見よりも実用性と信頼性が優先されるからグロックが席巻するのは仕方ない。

そもそもP99のが後発だからどうしようも無いんだけども(笑)

そういや映画のジョンウィックで女殺し屋がジョンウィックの家を襲撃したときにP99を使っていた。

あの女殺し屋とは仲良くなれそうだ。



P99の記事はコチラ












こうしてまじまじと眺めてみるとグロックの引っかかりの無いデザインは工業製品っぽさが出てて、そこがミリタリー感に繋がっていてこれはこれでアリかな~と最近は思います。





















今度はエアコキのグロック17と比べてみます。




上がエアコキで下がガスブロです。

こう見るとエアコキもなかなかのクオリティ!




エアコキがGen2のフレームを再現しているのでアンダーレールが付いていません。

ガスブロがGen3です。

エアコキ グロック17の記事はコチラ












右がガスブロ。

刻印がエアコキに比べてシャープですね!
















グリップの比較。

右がガスブロです。




側面のシボパターンが違う!

これはGen2とGen3の違いなのか、それともエアコキとガスブロのクオリティの違いなのか・・・!?

刻印は殆ど変わりませんね。


















上から見てみるとガスブロの方が3ミリくらい長い!




























太い太い!といわれているガスブロのスライドの厚さはこんな感じ。






















一方、リアルサイズと言われているエアコキはこんな感じ。





ガスブロの方が0.23mm太い。



0.23mmってめっちゃ微々たる差だけど、これだけの差で実物のCQCホルスターには入らないんですね。

ってかこの差だったらエアコキも入らないんじゃないか?よく分からないけど。




因みに、以前P99用に幅を広げたレプリカのグロック用CQCホルスターには入りました。

P99のスライドに合わせて広げているので少し緩かったですね。






ですので、レプリカのホルスターでも少し広げると入ると思いますよ。





















今度はレプリカのX300ウェポンライトを付けてみた。




うん、完全にX300はグロック用だね!(笑)


もうフィット感が全然違う。

X300は様々な銃に対応しているけどやっぱ普及しているグロックに合わせて設計しているのは間違いない!

X300の記事はコチラ









特にライトの後の丸みとグロックのトリガーガードの丸みが全く同じ!



















そしてトリガーガードの太さもピッタリだし!




スイッチの位置も操作しやすい位置まで来る。

P99だとちょっとスイッチが遠くなるんですよね。




















ということで今さらすぎるグロックレビューでした!




あ~また散財する未来が見えるよ・・・。



































  

2015年10月27日

ベレッタM92F用 3ドットサイト製作

風邪をひいたのですが、あえてジムでランニングをして風邪を無理やり治した大門団長です。

アメリカなんかでは医療費を払っていない人が多いのもあって、病院に行かず、自分で免疫力を上げて風邪を治すのが一般的だそうですね。

引きはじめくらいの感じなら寒中ランニングとかして治すらしいですよ。




ある方からM92Fを3ドット化してほしいと依頼があったのでやってみたいと思います。





ガンダムをフルスクラッチできる私にエアガンのリアサイトを作ることくらい朝飯前なのです!!



















事前に依頼者様と完成時の形状のイメージを打ち合わせしてから製作スタート。




まずはメンソレータムをリアサイト付近に塗りたくります。

























そこへエポキシパテをムニュっと盛ります。























硬化したらペリっと剥がします!




メンソレータムを塗っていたのは膜を張ってペリっと剥がす為。













180番のヤスリで整形します。

元々のリアサイトがガイドになっているので面出しはカンタンですね。





これで土台は完成。















今度は凹を作っていきます。

丁度いい材料がなかったので5mm角のプラ棒を2.5mmの厚さまで削りました。


















そんで両サイドを斜めに削って土台に接着!




後ろが飛び出していますが、後で整形します。























プラ棒とリアサイトの間の隙間をエポキシパテで埋めていきます。
























整形しました。


そんで、角も落としていきます。





黒く塗ってあるのはどのくらい角を落としたか分りやすいように。


















全部の角を落として400番まで磨きました。




















ここで一度ブラックサーフェイサーで塗りつぶして依頼者様にイメージ通りか確認してもらいます。
















OKを頂きましたので、最終磨きの工程へ。



800番まで磨きました。















グレーサーフェイサーを吹き付けてキズチェック。

単三電池と比べるとこのくらいの大きさ。
































今回は複数の方に依頼されているので型を取って複製します。




ウレタン樹脂で複製していますので、原型よりも強度が上がっています。






















型から取り出すとこんな感じ

























ゲートやバリ、気泡を処理した物に穴を開けてからラッカーのブラックで塗装しました。



















最後に本体と同じようなつや消し処理。

エポキシ接着剤で接着!




















ホワイトドットはハセガワのフィニッシュシートをポンチでくり貫いたものを貼りました。

塗料の流し込みだと綺麗に入りませんからね~!













ということでまた次回!





  
タグ :M92F自作

Posted by 大門団長 at 21:30Comments(2)■ガスガン■

2015年10月07日

ガスブロ M92F 固定スライド化 改良

24耐が迫ってきて期待より不安の方が増してきた大門団長です・・・・!



実は先日、四街道の戦に行ったのですが、久々のサバゲーだったのもあって足が結構な筋肉痛に・・・!

こんなんで大丈夫なのか!?

不安です(笑)



とりあえず足だけは攣らないようにしなきゃですね~!

攣らなきゃなんとかなるでしょ!















以前の記事で固定スライド化した際に何人かの方がコメントして下さり、皆さんは色々と改良を加えているようなので私もマネしてみたいと思います。






コメントで気になったのは以下の2点。

・スライドのショートストローク化

・シリンダーバルブ排除











1点目のショートストローク化ですが、ガスコキ化した場合はマガジンの弾が装填できる距離だけ後退できればいいので、素早く次弾装填するにはフルストロークのブローバックを殺した方が楽になります。
まぁ言葉では説明し難いので後ほど画像で!


2点目のシリンダーバルブ排除ですが、シリンダーの中にあるバルブがガスの流れを邪魔しているので排除することで初速が上がるらしいです。
シリンダーバルブってなんだよ!?と思っている方が殆どだと思いますのでコレも後ほど画像で!


















では!まずショートストローク化をやっていきますよ~!

スライドがブローバックして戻る際にノズルの下にある四角い突起でマガジンのBB弾を押してチャンバーに押し込む訳です。
















ガスコキはエアコキのように手動でBB弾を装填するわけですが、ここまで引いて戻せばBB弾を装填できるのでわざわざスライドを最後まで引き切る必要はないのです。




なので、スライドが強制的にこの位置で止まるように改造してみます。






















機種にもよりますが、このショートストローク化はリコイルスプリングガイドにスペーサーをかませば可能となります。



















スプリングガイドにハメる為の丁度良いプラパイプが見つからなかったのでコイツに犠牲になってもらいました・・・!




シャーペンみたいにノックすると消しゴムが出てくるやつですね~。
ボールペンの柄より太いのでサイズがバッチリでした。


確か中学生の時に買ってあんまり使わなかったやつです。
あの頃は大して勉強しなかったクセにやたらと文房具を買っていたな~愚か!(笑)















ズバっと切断!こういうパイプ状の物を切るときは超音波カッターよりもノコギリの方が綺麗にカットできます。

パイプカッターも持っていますが、こういうイビツな形は切れませんし。




2.5センチほどにカットしてみましたよ。






































組み込みます。

色がアレだな~ミリタリーと対極のパステルカラーってのがなぁ~(笑)

まぁ見えないところだし!気にしないぜ!


























できた!ここまでしかスライドを引くことができなくなりました!




これでリロードがスムーズになるので連射レートが少し上がりました。
















以前紹介したこの装填方法だとショートストローク化の恩恵はかなり大きいです!




























ショートストローク化したので、スライドの先端を指でちょこっと引くだけでOKなのだ。












そんで!ショートストローク化をするとスライドストップが利かなくなるので、スライドストップが引っかかるように切り欠きを拡張します!





















まずは先に縦に切り込みを入れていきます。

何度もナイフをスライドさせて、これで1ミリくらいは切り込みを入れます。


















切り込みが入ったら彫刻刀で横に削っていきます。

先に縦に入れた切り込みがガイドになるのでスムーズに削ることができます。




















CGで説明するとこんな感じ。

先に縦に切り込みを入れて・・・



















そんで横に削る!






横に削る場合は青の矢印でも緑の矢印の方向でもどっちでもいいですが、緑の矢印の方向に刃を向けて削ったほうがキレイになりますよ。



















で、削ったのがこちら




模型とかならこの後にヤスリがけして綺麗にしますが、エアガンだし見えないところなのでこのままでOK


















スライドストップしました!




変な位置でスライドストップしているのでヘンテコリンな姿に見えますが、実戦向けのツールと割り切ってますのでこれは機能美なのです!

ガスコキに無駄なストロークは不要!
























長くなってきましたが続けますよ~!







次はシリンダーバルブ排除!

初速の向上が期待できます。




これがシリンダーバルブ。

四角いガスの流入口の中に付いています。





ガスをピストン側に誘導するパーツなのかな?よくわからんけど。









で、取ってみたんだけど初速が1m/s上がったかな?という感じ。

もしかしたら誤差の範囲内かもしれない。







で、シリンダーの中をよく見てみると結構な空間があって、この空間のせいでガスがロスしていると思われる!






シリンダーの断面図





ここの空間に一気にガスが流れ込んで気圧が上がることでピストンが押されてブローバックできるんだと思うけど、ガスコキには無用!


バルブ取ったとしてもこの空間を何とかしなきゃダメだなと気づいた次第。













ムダな空間はパテで埋めてこういうガスルートにしてみたいと思います。

こうすることで青く塗りつぶした空間の分のガスを全部発射エネルギーに回せるのだ。そうすれば初速が上がって飛距離も伸びるはず。




これ、二次元の画像だからそんなにスペース無いように見えますけど、筒状になってますからね!結構な空間なんですよ。














ということで作業していきます。

先っちょの狭くなっていく空間は消しゴムペンの中身が丁度良さそうだったので突っ込んでおきます。










これもノコギリでカッティング!












まずはこのパイプをこの空間に突っ込んでエポキシで固定!

















そんで残りの空間はエポキシパテで充填してある程度埋めたらピストンの基部を元に戻します。












そんで、四角の穴から綿棒やらスパチュラやらを駆使して穴を成形!









もう今回は写真多すぎなので途中写真は無しです!!プンスカ!





わかり辛いですが、ルートができました。結構メンドくさかったです。























で、気になる初速はというと・・・
























83~85m/s

SⅡS 0.2g プラスチックBB弾

35℃に暖めてX3200にて計測






めっちゃ上がりました。










改造前 75~78m/s

シリンダーバルブ排除後76~78m/s(ほぼ変わらず)






ガスルート改造後 83~85m/s



どう考えても誤差の範囲ではないです。










で、先日の戦に行った際にシューティングレンジで撃ってみたところ、以前は40mの的の直前でドロップする感じでしたが、今回はほぼ水平でヒット。

というか最後に少し弾が浮き上がってしまった。

初速が上がって回転が掛かりすぎたのかな?少しホップを調整しなきゃ。













戦では5ゲームくらい使いましたが、かなり調子いいです。


素直な弾道&トリガープルが軽い効果で遠射を狙ってもブレないのがよかったですね。



スパイ戦ではスパイになったのですが、ゲームが終わってからの身内の態度が冷たいこと冷たいこと・・・。

発射音が極少なのでバレずにスパイの任務を遂行できました。

でもスパイ戦って「お前がスパイだったのかー!やっちまえー!」みたいなのが一番盛り上がるところなのに少し大人気なかったかもしれません。

リロードも楽なのでハンドガン戦でも普通に戦ってフラッグ取れました。




少人数でウラが取れるようなフィールドならめちゃくちゃ活躍できると思います!














ということで、大門団長の大量破壊ブログ史上一番長い記事になりました。

画像作ったりCG作ったりで疲れましたーん!









ということでまた次回!
























  

Posted by 大門団長 at 21:30Comments(8)■ガスガン■

2015年09月27日

マルイ SOCOM MK23 ⑤ LAMに高出力LEDを仕込む!後編

では前回の続きから!



とりあえず、面倒な切り替えスイッチは後回しにしてLED素子にハンダ付けしました。






















LEDとリフレクターとベゼルを接着!




使用するのはもちろんエポキシ接着剤です。




















さーて、面倒なスイッチをやるか!
















接点とかはミニコネクタの端子の捨てる部分を使います。
























で、手っ取り早く完成。




丸めた端子はON-OFFスイッチに取り付け、L字に折り曲げた端子はネジでテキトーな場所に設置。

ネジはミニ四駆のネジを使って裏側はナットで固定。


切替スイッチでLED回路とヒーター回路を切り替えることができます。



手っ取り早くとか書いてるけど結構メンドーでしたぞ!



















そんで、ヒーターの配線とLEDの配線をハンダ付け!




もうワケわからん状態になってます(笑)


















こんな感じで収めます。

これでヒーターを生かしたままLEDが使えるぞ!






















電池ボックスから覗くとこんな感じです。




スペース的にヒートシンク取り付ける余裕ありそうだな。

まぁ間欠点灯しかしないから別にいいか。























正面から。

お~!本物っぽいぞ!本物見たことないけど!


黄色のLED素子が見える!




でも上の2個の穴がマヌケすぎるだろ・・・!



何かで埋めるか・・・




















机の上にPEQ-15発見!

分解して中身のレーザー素子を実際にとりつけちゃうぞ!


























まぁ配線は繋げないけど(笑)




配線繋げるとなるとまた切り替えスイッチを新設しないといけないし、そもそもサバゲーじゃ使用禁止だもんね。




一応レーザー素子入ってるよ!っていう建前です(笑)


































でけた。




右側の銀色のは同じPEQの後ろについているリモートスイッチの端子です(笑)

それっぽくてイイ感じだ。

本物だと、ここにはIRレーザーが備わっています。

IRとは目では見ることのできない赤外線レーザーのことで、ナイトビジョンで見ることができます。






















電池ボックスもヒーターを取り付けた時に改造済み。




14500リチウム充電池を2本使います。

単三電池とサイズは同じですが、電圧は一本で3.7Vなのでエネループの3倍!




ぶっちゃけ1000円前後のリチウムは粗悪品が多く、公称アンペア数の1/3程度しか容量が無い場合が殆どなのでJETBEAMなんかのちゃんとしたモノを選んだ方が吉。











































ピカー!!

かなりの光量です。





ただ、制御回路無しの7.4vの電圧はハード過ぎたらしく、ジジジという音と共に数秒で煙が出るほど熱が出てしまいます。


色々試したところ、5vくらいが丁度良い感じでした。

光らせて遊ぶだけならEnergizerの単三リチウム2本とかがベストかな?



一応1.2vのエネループ×2本でも点灯はしました。暗いですが。















配光は意外と綺麗ですね。

中心光の周りに軟らかく光が広がっていく感じ。





スムースリフレクターだともっと中心光が明るく、周りが暗い感じになりますね。













おお、面構えがかなり良くなったぞ!











うん、満足。



























ということで、また次回!




















  

2015年09月24日

マルイ SOCOM MK23 ⑤ LAMに高出力LEDを仕込む!前編

最近は寒かったり暑かったりで体調を崩しやすい時期ですね。

サバゲーのオンシーズンですから風邪を引かないようにしたいですね!














マガジンウォーマーをSOCOM MK23のグリップ内に仕込んだ時に買っておいたLEDを1年近く放置していたので、いい加減LAMに組み込んでいきたいと思いますよ。























組み込むのはコレ!

CREE社製 XM-L2!

エルパラにて購入。

http://www.led-paradise.com/





爆光を謳うようなLEDライトには必ず搭載されているLED素子ですね~!

このサイズとしては現時点で最上級の出力を誇るLEDになります。


















ピンと来ないかと思いますが、シュアファイアなんかのフラッグシップモデルに搭載されているLEDになります。



定格の電流と電圧で300ルーメンの光を放ちます。
















基盤付きなので後はハンダ付けすれば使える。

素子単体では140度の角度に光が拡散してしまうので、光を集光させる為のリフレクターも購入。





この樹脂のタイプは軟らかく光を飛ばすタイプ。


良く見かける銀色のスムースリフレクターは1点に集中させて遠くに光を飛ばすタイプになりますね。

ですので、同じLED素子でもリフレクターの種類によって明るく感じたり、暗く感じたりします。






1つ例を挙げると、シュアファイアのウェポンライトのX300。

X300は本家が100ルーメンでレプリカが200ルーメンとなっており、レプリカの方が高出力のLEDを積んでいます。

ですが、レプリカのリフレクターは樹脂タイプ。
本家のX300は光束率の高いスムースリフレクターを搭載しているので1点に集中させて光を飛ばすことができます。


集光させた光の方が壁に当たった時に眩しく感じるので本家の方が明るく感じるのはリフレクターが違うからなんです。

なので、レプリカにスムースリフレクターを搭載すれば本家よりも明るく感じると思います。



集光させるリフレクターが良いとかではなく、用途によって使い分けるのです。

ウェポンライトは強い光で威嚇したり、遠くを照らしたりと何かと集光していた方が良い場面がありますが、日常では広い範囲を均一に照らすライトの方が使い勝手が良いのです。

暗い部屋なんかで探し物をするのにシュアファイアなんか使ってたらハレーションを起こして見難くなりますからね。


ライトも数種類使い分けてこそタクティカルな漢になれるのだ!!











・・・・・・・・・話が脱線してしまいましたので元の話題に戻します。








裏側はこんな感じ。




定格で85℃の熱を発するので本来ならここにヒートシンクや空冷ファンなんかを取り付けなければならない。

最近の1000ルーメンクラスのLEDライトなんかは筐体自体に熱を逃がす為のヒートシンクが備わっていてめちゃくちゃゴツいです。

シュアファイヤのライトなんかもベゼル付近に溝が沢山刻まれてるモデルがありますが、あれはデザインではなくてヒートーシンクです。

そして最近のライトはマックスの光を放つターボモードを搭載していますが、熱がすごいのでせいぜい1分で自動的にミドルモードに戻す回路が付いているのが定番。
















リフレクターもLAMのベゼルと径が殆ど同じなので上手いこといきそうです!

ライトの先端のことをベゼルと言います。

























ということで、早速改造していきましょう!

LAMご開帳!





中身はグリップヒーターを仕込んだ時にくり貫いたりしてスペースを確保してあります。


















ヒーターの機能も生かしたいので、このON-OFFスイッチでLEDとヒーターを切り替えられるようにしたいと思います。

















ON-OFFスイッチを回すと赤丸の部分が動くのでこれを利用して切り替えスイッチにします。




単純にLEDを搭載するだけならすぐに終わるんだけど、切り替えとなるとちょっと面倒だな・・・。
















やべ、ダルくなってきた







いや、もう完成はしてるんだけどね?








前置きで長くなってしまったのでまた次回!


















  

2015年07月26日

ガスブロ M92F 固定スライド化

このブログでは1回くらいしか紹介してない東京マルイのM92Fです。


8月1日にサバイバルゲームフィールド戦にて「コッキングガン限定戦」というのを開催するらしく、まだ行けるかは分りませんがもし参加できたときのためにガスブロ M92Fをガスコキ化してみたいと思います。


いや、VSR-10 G-Specがあるからこんなの作らなくても参加できるんだけどね(笑)

















ということで、久々のM92F登場!最初期の固定ホップです。

まだプロモデラーになる前に塗装したやつなので下手くそだな~!

今度塗りなおそう。







長い間眠っていたコイツに日の目を浴びせてやりたいと思います。










固定スライド化のことを巷ではガスコキと言うらしく、ブローバックをオミットする改造になります。

つまり、ブローバックしないのでエアコキハンドガンのように一発づつスライドを引いて弾をチャンバーに装填する作業が必要になります。


戦のエアコッキングガン限定戦のレギュレーションでは「弾を発射するのにコッキング動作が必要な銃」という記載があったので、ガスコキ化することでレギュレーションにマッチングします。




わざわざガスブロをそんなことするなんて・・・・って思う人も居るかもしれませんが、今やM92Fをゲームで使うことが一切ありません。

こういう改造をあえて行うことでこのような限定戦で使う理由になるのです。









実銃でもブローバックキャンセル機能を持った銃はいくつも存在しています。

M92Fもダストカバー部にスライドロックを取り付けたものもあり、メタルギアソリッド2でスネークが使っていましたね。





スライドロック機構を備えた銃はサイレンサーを取り付けると驚異的な消音効果を発揮するので今でも特殊部隊などで暗殺任務の際に使われることもあるのだとか・・・。

もちろんガスブロもうるさいブローバックの音がなくなるのでサイレンサーをつけるとなかなかの消音銃になります。



東京マルイのM92Fは最初期に発売されたモデルですが、基本的な構造は最新機種と一緒だし、パーツ単位で見ると最近のロットは形状が変更されて中身がアップデートされているので普通にオススメできます。

そして何より他のガスブロより安い!!












では早速改造開始!



分解に関しては検索すれば山ほど出てくるので私の方では割愛しますよ。

コチラの記事が一番分りやすいかと思います→ http://www.geocities.jp/studiomaie/page012.html










まずはスライドに入っていたこのパーツを取り出します。




電動ガンで言えばシリンダーとノズルが一体化したような部品ですね。


四角の穴に流入したガスは前と後ろに流れ、前に流れたガスは弾を発射し、後ろに流れたガスはスライドをブローバックさせます。










後ろから覗いたところ。

ここにはブローバックさせるためのピストンが入っていましたが、ピストンは取り除きます。




















ブローバックさせる為のガスを発射の方へ回すために、後ろはパテで埋めてしまいますよ!





ウェーブのエポキシパテを使います。


ウェーブ・エポキシパテ 軽量グレータイプ



白とグレーの樹脂を混ぜ、3時間放置すると化学反応でプラスチックみたいにカチカチに固まります。













とりあえず埋めてみた。


























量が少し多かったみたいで、スライドに戻すとピストンの基部に押されて四角の穴にムニュっと出てきました。

こりゃいかん!


























パテがやわらかいうちにナイフでそぎ落としておきます。













これでスライドの工作は完了!














お次はフレームの改造です。

赤〇のノッカーをロックするパーツとそのスプリングを取り外し、フレームを元にもどします。























最後がガスコキ化のキモ!ハンマースプリングの調整です。



赤〇の突起がバルブノッカーです。

ノッカーロッカーを取り外したのでノッカーが常に飛び出している状態です。

残念ながら、このままではマガジンのバルブを押し続けてガスが全て吹き出してしまいます。

それの原因はマガジンバルブのスプリングよりもハンマースプリングの方が強いからなので、ハンマースプリングのテンションを弱める必要があります。























ということでハンマースプリングを取り出します。























スプリングの下の方を様子を見ながら少しづつ切っていきます。

私の場合は結局3巻きほど切って丁度よい感じになりました。






















つまり、ハンマーが勢いでバルブをノックできて、尚且つバルブスプリングのテンションに押されてノッカーが戻る微妙なレベルにハンマースプリングを調整するのです。ここは何度も組立と分解を繰り返すしかないですね~!




切りすぎるとバルブを開放させる力すらなくなるので注意が必要です。













マガジンを温冷庫で37度に暖めた状態でS2S 0.2g BB弾で計測したところ大体73~70m/sの間に収まりました。

元々、私のM92Fは初速が62~65m/sほどでした。


・ハンマースプリングを弱めてガスの放出量低下による初速減少。

・ブローバックに使う分を発射エネルギーに回した初速増加。

この2つの要素が相殺され、結果的に少しだけ初速が高くなったという感じでしょうか。










肝心な音はというと、サイレンサーを付けるとめちゃくちゃ静かです!

体感的にはSOCOM MK23の半分ほどですね。






動作音はバルブをノックする音とガスのシュっという音だけです。

















ハンマーはバルブに押し戻されてこの位置で止まるので、スライドに当たる「カチン」という音はしないので動作音もすごく静か!





これはアサシンプレイが捗りそうです。

まぁコッキングしなきゃいけないので厳しいものはありますが(笑)




















とりあえずパックマイヤーのラバーグリップをつけてみた。





















アンダーレールとX300をつけてみたらなかなかタクティカルでカッコイイぞ!





8月1日は行けるかな~?










ということで、ガスブローバックの固定スライド化でした。

因みにシリンダーのパテ埋めはやらなくても大丈夫っちゃ大丈夫です。

埋めた方が初速を稼げます。
























ではまた次回!
















  

Posted by 大門団長 at 00:40Comments(22)■ガスガン■

2015年06月27日

マルイ SOCOM MK23 ④ ロアフレーム塗装 後編

ということで、昨日の続きからになります。






フレームの乾燥を待っている間にスライドの刻印を白染めしたいと思います。

実銃では刻印は黒のままですが、他の方のブログでやっていたのがかっこよかったのでマネしてみます。

















使うのはタミヤのエナメル塗料のフラットホワイト。


















ガンプラで使うスミ入れという技術をつかっています。

毛細管現象を利用することで、一箇所に塗料を塗布すると一気に溝に流れていってくれます。

























塗布した跡は溶剤を含ませた綿棒で拭き取ることができます。



















全部拭き取るとこんな感じ。



綺麗になりました!

















フレームが乾いたのでフレームにもスミ入れしてみます。

「HK」は赤でやってみました!ダークアースに映えて割とかっこいい!これも他の方のマネです(笑)


















セーフティの赤と白の点は塗装だとあまり綺麗にならないのでハセガワのフィニッシュシートを使います。



ポンチでくり貫いて貼りました。



ハセガワのフィニッシュシートは下手すると塗膜よりも薄いです。

0.0025mmなのでサランラップの1/4の薄さ!
















矢印のところは元々ピンを表現しているタダのモールドだったので、メタリック塗料で筆塗り!





この写真が一番ダークアースの色味が肉眼で見るのと近い!





















完成!




デジカメが壊れたのでiPhoneで撮影しましたが、写真の写りがちょっと微妙。




















グリップのシボも上手いこと塗料が回ったので綺麗になりました。








ではまた次回!



















  

2015年06月26日

マルイ SOCOM MK23 ④ ロアフレーム塗装 前編

塗装しちゃいますよ!












最近ネットで話題になっていた「Jhon Wick」という映画を見ました。




キアヌ・リーブス主演の映画で、愛犬を殺された元殺し屋がギャングに復讐するというシンプルなストーリー。

お話自体は単純なんですが、なんといってもこの映画の見所はキアヌのガンアクション!!

コンペンセイターを装着したP30Lで確実に敵をヘッドショットしていく様はまさに鬼神そのもの。




Jhon Wickではマトリックスのようなトンデモアクションではなく、ハンドガンと体術を使ったリアリティのあるアクションを見せてくれました。


最近のアクション映画はCGバリバリの特殊効果やカメラワークとカット割り多用でどういう戦いをしているのかわかり辛いのが多いのですが、この映画はキアヌのアクションを少し引いた所から見せてくれるので非常に分りやすい!

カンフーアクションとガンアクションが融合した「ガンフー」という表現で話題になっていますが、実際には柔道とPaul Castle氏が考案したCenter Axis Relockという銃を体に引き付けて戦う近接戦闘術を使っています。

この戦い方がまたカッコイイ!




以下のシーンでは↑の動画のようなマガジンリリースをやってました。やるな!キアヌ!
サバゲでやったら確実にマガジン無くす。







とにかくかっこよかったです。


丁寧にもハンドガン、ショットガン、アサルトライフル、スナイパーライフル全部使ってくれます(笑)

まさに銃好きの為の映画と言っていいかと思います。



ちゃんと弾切れしてくれるし!(笑)










映画を見た後なのでハンドガン熱が沸騰しているのは、言わずもがな。

ハンドガンを弄らないとソワソワして落ち着かないので、とりあえず映画には全く無関係なsocom MK23を塗装することにしました(笑)


ロアをタンカラーにしてみたいと思います。


実銃でもMK23のタンカラーはあるみたいで、映画では「アイアムレジェンド」でウィル・スミスが腰に据えてましたね。
















さらっと分解していきます。

固定ガスガンなので部品も少なく、分解しやすいですね!





















塗装するので、以前取り付けた「マガジンほっかほっかシステム」も取り外します。





















汚れが付いていると塗膜の強度が落ちるので、中性洗剤のジョイでしっかり洗います。

























乾いたら塗りたくないところをマスキング!



























塗装のもち手を付けますよ。



新聞の上に置いてブシューと吹く人も多いですが、それだと塗料ミストが回らないところが必ず出てくるのでもち手をつけて色んな方向から吹き付けてやると綺麗になります。

















使用するのはインディのダークアース!







塗膜が非常に強固で発色も綺麗なのでお気に入りです。


電動MP7をコレで塗って何回もサバゲーで使っていますが殆どハゲないですね。

ツメや木にぶつけるくらいでは全然びくともしません。

流石に金属の角とかにぶつけるとアレですが(笑)
















2~3回塗り重ねてムラが無くなったら温冷庫に入れて1時間ほど乾燥させます。




















ということで、続きは明日!

















  

2015年05月21日

消音No.1は誰だ!?固定ガスガン頂上決戦!

長らく先延ばしにしていた固定ガスガン頂上決戦を開催したいと思います!



マルシンのルガーMK1 アサシンズは欠場です(笑)

そのうち買ってみたいと思います。












隠密行動時や敵の後ろを取った際には音の出ない武器が欲しいと思う時があります。

そんな時に役に立つのが固定ガスガン。






固定ガスガンというのはガスブロとは違い、その名の通りスライドが固定されています。

動作音がハンマーの落ちる音と銃口の破裂音だけになりますのでサイレンサーを取り付ければ脅威的な消音能力を発揮するのであります。










最初に消音ハンドガンが欲しいと思った時に、ブログを色々調べましたがソーコムが一番と主張する人、マルゼンP99のが静かで球筋が良いと主張する人、いろんな意見が散見されました。



今回は私がそれに終止符を打ちたいと思います。まぁ固定ガスガンの事を知りたがってる人ってそんなに居ないんですがね(笑)










ということで、頂上決戦とか仰々しく煽りましたが、あまり皆さんの参考になるような記事にはならないです(笑)




















発射音はiPhoneのSLA Liteという騒音計アプリを使って測定していきます。











こんな箱に入れてサイレンサーを出した状態で測定してみました。

室内ですと発射音よりもハンマーの動作音が大きくて、壁に反射してしまいます。

これでは正確な測定はできません。





外で撃つ場合、動作音と発射音は点音源なので球状に音波が広がっていきます。実際のゲームの場合は敵に聞こえるのは球状に広がった音波の一箇所のみ。

敵に向けている銃口の破裂音が重要なのです。

写真ではiPhoneを床に置いていますが、床から振動が伝わるのを防ぐ為に実際は座布団の上に置いて測りました。


因みにサイレンサーは全てKM規格の35スタウトサイレンサー 150mmを装着して計測。


スタウトサイレンサーの記事はコチラ









発射音の測定値がこちら

右下の赤枠で囲った所が最大音になります。




10発空撃ちした最大値になります。



数値を見る限りでは


1位東京マルイ SOCOM MK23
2位SⅡS M9
3位マルゼン P99FS







という結果に!

数値で見ると僅差ですが、実際に耳で聞いた感じでは結構違います。


やはりソーコムがダントツ!低い、くぐもった音なので静かに聞こえます。

M9はパツンと高い音。ソーコムとは2デシベルしか差はありませんが、耳で聞くと数値以上の差を感じます。

P99は数値的には最下位なものの、音は低くなっているので感覚的にはM9と同等という感じです。






ソーコムはインナーバレルが長いですし、発射方式も他の2つとは違いますので圧倒的でしたね!







とにかく音の小さなハンドガンが欲しいという方はソーコムで決まりですね!!








ですが!サバイバルゲームで「運用」を考えた場合には音だけ優れていてもダメなわけで・・・!





携行しやすいか否か、精度、装弾数などなど、あと価格!

全機種をサバゲーで使ってみてのインプレッションを踏まえてでグラフにまとめてみました。

















でーん!こんな感じ





項目についてはそのままの意味です。

価格は安い方が数値が高い。
トリガープルは軽い方が数値が高い。
扱いやすさはコンパクトなほど数値が高い。
携行性はサイレンサーを付けた状態で収納できるホルスターの種類の豊富さ。












東京マルイ SOCOM MK23




やはり消音性能、実射性能共にNo.1

しかし、大きすぎるので最早サブマシンガン並の長さになってしまっている。それに加えて重たい。
ガスガン限定戦などでメインとして使う分には良いが、セカンダリとして携行するのは難しい。

グリップも太く、トリガープルも重たいので連射がし難い。

価格もガスブロ並み。
他2機種に比べてマガジンが手に入れやすい。









マルゼン P99FS




グロックほどの大きさでコレだけの性能を出していると考えたら御の字か。
しかし消音性能はSOCOM MK23には遠く及ばず、ホップもイモネジ式なので弾が安定しない。(ホップに関しては個体差があるらしいが)

唯一の特徴はトリガープルの軽さ!その軽さたるや銀ダンエアガン並!連射も容易なのでその点は特筆すべきものがある。

専用サイレンサーを取り付ければCQCホルスターホルスターに収めることもでき、全長も短く押えられるので携行には向いている。











SⅡS M9



まず、実勢¥3800~¥4200という脅威のコストパフォーマンス。

消音性能はSOCOM MK23に及ばないがまずまずの小ささ。実際にフィールドで裏取り時に使ったことがあるが敵に気づかれなかった。

飛距離は30mほどが狙える距離だろうか、イモネジでバレル後退式にも関わらず中々の球筋なのでしっかり狙えば遠くでも当てることができる。ただし、買ってすぐの時はかなり弾が暴れていた。

直径が25mmのサイレンサーならCQCホルスターに収めることができるので携行性は悪くない。

トリガープルもSOCOM MK23よりは軽い。

常時手に入る商品だが、スペアマガジンはオークションや一部のネットショップ等で年に1,2回のタイミングでしか販売されないのが残念。

今現在は手に入る模様!
















ということでどれが一番かは決められません(笑)

メインで使うならSOCOM MK23

取り回しはP99

間を取ってM9って感じでしょうか。





SOCOM MK23を携行している人はたまに見ますが、スムーズに切り替えて使えてるのかは疑問なところ。


因みに私はP99をセカンダリとして携行してます。CQCホルスターに収めているのでスパイ戦の時なんかは切り替えて上手い事使い分けてますよ。ただ、毎試合使うわけではないですが。マガジン無くしたら終わりです(笑)




もしこれから消音ハンドガンが欲しいと考えている方にはSⅡSの固定ガスガンシリーズをオススメします。

なんたって安価です。別でサイレンサーを買っても7,000円程度ですからね!逆ネジサイレンサーアタッチメント付属してるし!


身のこなしに自信があってステルスプレイするぜって方はSOCOM MK23をメインにして戦ってみるのもいいと思います。







ということで、各ガスガンの長所短所を述べるに過ぎませんでした(笑)

とりあえず音の小ささはSOCOM MK23が圧倒的です!!音量はほぼVSR-G specと同じです。

東京マルイさんがグロックとかで固定ガスガン出してくれたら総合的に圧勝なんだけどなー!

やっぱSOCOM MK23は大きすぎる。







ということでまた次回!