2019年05月24日
VFC M4 ES スティンガー #26 カスタムし直し!
いやはや、このVFC M4 ES スティンガーのカスタム記事も久々ですね。
所持している鉄砲の記事にはナンバーを振っていて、前回がいつだっけな~と遡るとなんと更新は1年以上前!
そしてこの電動ガン、もう5年も使っているんですね・・・。

よくよく考えるとフレーム・アウターバレル・セクターギヤ・スパーギヤ・タペットスプリング以外は全部残っていないという(笑)
最初はこのような姿でした。今見ても外観はカッコイイですね!ハイダーが激重でした

このVFC M4 ES stingerも2年前くらいに商品名が変わり、「VR16 STINGER SB 2」となりました。

現行のStingerはPEQバッテリーをインサートできるQRSストックが標準装備となった為、レールに外付けするPEQ-15タイプのバッテリーボックスは付属しなくなりました。
また、ハイダーも変更になりました。
余談ですが、私個人のYouTubeチャンネルの登録もお願い致します!リンクタップしてチャンネル登録ボタンタップするだけです。
↓↓↓↓
大門団長チャンネル
私は実はレベルアップサバゲーチャンネルへのログイン権限はないので、家で1人でカスタムしたりする配信が出来ません。
個人チャンネルなら気軽にちょっとしたカスタム生配信なども出来るようになりますので是非とも登録をお願い致します。
Youtubeはチャンネル登録者1000人以上いないと生配信できない仕様になっているのでご協力をお願い致します。
1000人以上になったらブログでやっているようなカスタムも生配信したいと思いますのでぜひ!!
さて、前回カスタムしてから1年半以上使い続けてきまして、スイッチの具合が悪くなってきたのでオーバーホールがてら色々弄っていきたいと思います。
恐らく50000発位撃ったかと思います。
早速分解!
ACE1ARMSのチャンバーを使っていましたがなんとなく新しいものに変えたいと思います。理由はなんとなくです(笑)

ということで扱い慣れたライラクスのワイドユースメタルチャンバーを入れます。最近のはダイアルが紫色になっているのですね。
発売当初は黒でした。
組んだところ、ほんの少しだけガタがあったので羽の部分にセロハンテープを2枚貼って調整。セロハンテープは剥がれると困るので流し込み系の瞬間接着剤でガッチリ固定!
メカボ開封!うわっ!久々に見たなマイクロスイッチ!(笑)

ギヤ類はそんなに汚れてませんがベベル付近に金属の削れたあとが・・・シム調整ミスってたか・・・!?
で、今回バラシた理由はマイクロスイッチの押すところが摩耗したので交換しようということで分解したわけですがまたマイクロスイッチを同じように改造するのが面倒になってきたので通常のスイッチに交換したいと思います。

マルイ純正スイッチの端子をカットしたりしてこのように信号線を繋ぎます。

マイクロスイッチを入れる為にメカボックスを色々と加工してしまっているのでノーマルスイッチが使えるようにまた加工していきます。

スイッチを押さえる為の突起を削り取ってしまっているのがマズいですね(笑)
ということでドリルで穴を空けて1.5mmの真鍮線を挿して瞬間接着剤で固定しました。
カットオフレバーはライラクスのやつです。
レトロのメカボは強度の高いアルミですが、アルミはアルミなのでドリルでの穴あけ加工や削り加工は容易に行えます。
因みに、前回マイクロスイッチ化した際、カットオフの跳ね上げ量を増す為にマイクロスイッチ用カットオフレバーに真鍮棒を貼り足してましたが剥がれそうな様子もなく、大して摩耗もしておりませんでした。これは有効なカスタムと言えます。

でカスタム部品のストック箱を漁っていたらだいぶ前に買ったヘリカルギアがあったので入れてみたいと思います。

これはLONEXの製品ですが、モーターピニオンとベベルをヘリカル化する製品になります。
力の伝達が効率的になるのとギヤノイズが小さくなるのが売りらしいですが、モーターの軸線とベベルの軸がしっかりと垂直になっていないといけないので非常に組み込み難易度の高いパーツです。
正確には組み込み自体は割と容易にできるが、性能を発揮するのが難しいパーツというべきですね。
とりあえず組み込んでいきたいと思います。
イーグル模型のピニオンリムーバーでピニオンを交換していきます。

交換完了!

グリップはライラクスのアクシズスリムグリップを使います。モーターの軸線とベベルの位置がズレないように配慮した製品らしいです。

ヘリカルギヤは本来ならモーターハウジングとメカボックスが一体になっていて位置関係が既に固定されているVer3メカボやVer6メカボに適しているのですが、今回は無謀にもVer2メカボでやっていきたいと思います。
なるべくモーターのガタつきを無くしてガッチリ固定したいのでモーターにはプラ板を貼ってグリップ内で"ねじれ"が起こらないようにしてみました。
キャップの内側にも0.2mmのプラ板を貼ってモーターのエンドベルをガッチリ固定。

モータータワーにもセロテープを巻き、グリップの穴とのクリアランスを詰めて可能な限りガタを減らしました。

さて、シム調整も最初からやり直してメカボが完成!

もちろんショートストロークスイッチ入れました!
トリガーはライラクスのM16カスタムトリガーを使ってみます。

このトリガー、イモネジが入っていてトリガーのストロークを任意に調整が可能というスグレモノ!
ショートストロークスイッチを入れた場合、通常のトリガーだとプラ板を貼って引きしろを調整しますが、これならイモネジで調整するだけなので楽チン!
ただ、ショートストロークスイッチはマルイ基準で作ってあるのでツメがスイッチに掛り難かったので〇の部分を金属用ヤスリで軽く削ってやりました。

ショートストロークスイッチと純正以外のトリガーを組み合わせる場合、往々にしてこのツメが掛かり難くなるので調整が必要です。
モーターはこのように収まりました。プラ板で捻じれを無くしてます。
ゲーム中にモーターピンが抜けるのが嫌なので丸形端子でネジ固定にしました。
因みに次世代アーリーバリアントだけモーターピンではなくこの丸形端子でネジ留めされています。
ということで組み上げて完成!

近々、夜戦をやるのでサーマルとマイクロプロサイトでセットアップ。
初速はこんな感じ。
東京マルイ 0.2gプラ弾 ホップ適正です。ちょうどいいですね。

で!
ヘリカルギヤの消音効果ですが、、、、
う~ん私の技量が足りないのかそこまで効果は感じられず・・・。
ちょっと静かにはなったのですが外国の方の動画で見るよりは効果が出てないかなという印象。
多分シム調整の問題な気がしますので近いうちにまた調整ですね。。。
とりま普通に撃てるししっかりと飛んでいるので今回はこれでいきます。
いたるところがキズだらけですがまだまだ使っていきますよ~!!

今回登場したパーツ達↓
所持している鉄砲の記事にはナンバーを振っていて、前回がいつだっけな~と遡るとなんと更新は1年以上前!
そしてこの電動ガン、もう5年も使っているんですね・・・。

よくよく考えるとフレーム・アウターバレル・セクターギヤ・スパーギヤ・タペットスプリング以外は全部残っていないという(笑)
最初はこのような姿でした。今見ても外観はカッコイイですね!ハイダーが激重でした

このVFC M4 ES stingerも2年前くらいに商品名が変わり、「VR16 STINGER SB 2」となりました。

現行のStingerはPEQバッテリーをインサートできるQRSストックが標準装備となった為、レールに外付けするPEQ-15タイプのバッテリーボックスは付属しなくなりました。
また、ハイダーも変更になりました。
余談ですが、私個人のYouTubeチャンネルの登録もお願い致します!リンクタップしてチャンネル登録ボタンタップするだけです。
↓↓↓↓
大門団長チャンネル
私は実はレベルアップサバゲーチャンネルへのログイン権限はないので、家で1人でカスタムしたりする配信が出来ません。
個人チャンネルなら気軽にちょっとしたカスタム生配信なども出来るようになりますので是非とも登録をお願い致します。
Youtubeはチャンネル登録者1000人以上いないと生配信できない仕様になっているのでご協力をお願い致します。
1000人以上になったらブログでやっているようなカスタムも生配信したいと思いますのでぜひ!!
さて、前回カスタムしてから1年半以上使い続けてきまして、スイッチの具合が悪くなってきたのでオーバーホールがてら色々弄っていきたいと思います。
恐らく50000発位撃ったかと思います。
早速分解!
ACE1ARMSのチャンバーを使っていましたがなんとなく新しいものに変えたいと思います。理由はなんとなくです(笑)

ということで扱い慣れたライラクスのワイドユースメタルチャンバーを入れます。最近のはダイアルが紫色になっているのですね。
発売当初は黒でした。

組んだところ、ほんの少しだけガタがあったので羽の部分にセロハンテープを2枚貼って調整。セロハンテープは剥がれると困るので流し込み系の瞬間接着剤でガッチリ固定!

メカボ開封!うわっ!久々に見たなマイクロスイッチ!(笑)

ギヤ類はそんなに汚れてませんがベベル付近に金属の削れたあとが・・・シム調整ミスってたか・・・!?
で、今回バラシた理由はマイクロスイッチの押すところが摩耗したので交換しようということで分解したわけですがまたマイクロスイッチを同じように改造するのが面倒になってきたので通常のスイッチに交換したいと思います。

マルイ純正スイッチの端子をカットしたりしてこのように信号線を繋ぎます。

マイクロスイッチを入れる為にメカボックスを色々と加工してしまっているのでノーマルスイッチが使えるようにまた加工していきます。

スイッチを押さえる為の突起を削り取ってしまっているのがマズいですね(笑)
ということでドリルで穴を空けて1.5mmの真鍮線を挿して瞬間接着剤で固定しました。
カットオフレバーはライラクスのやつです。

レトロのメカボは強度の高いアルミですが、アルミはアルミなのでドリルでの穴あけ加工や削り加工は容易に行えます。
因みに、前回マイクロスイッチ化した際、カットオフの跳ね上げ量を増す為にマイクロスイッチ用カットオフレバーに真鍮棒を貼り足してましたが剥がれそうな様子もなく、大して摩耗もしておりませんでした。これは有効なカスタムと言えます。

でカスタム部品のストック箱を漁っていたらだいぶ前に買ったヘリカルギアがあったので入れてみたいと思います。

これはLONEXの製品ですが、モーターピニオンとベベルをヘリカル化する製品になります。
力の伝達が効率的になるのとギヤノイズが小さくなるのが売りらしいですが、モーターの軸線とベベルの軸がしっかりと垂直になっていないといけないので非常に組み込み難易度の高いパーツです。
正確には組み込み自体は割と容易にできるが、性能を発揮するのが難しいパーツというべきですね。
とりあえず組み込んでいきたいと思います。
イーグル模型のピニオンリムーバーでピニオンを交換していきます。

交換完了!

グリップはライラクスのアクシズスリムグリップを使います。モーターの軸線とベベルの位置がズレないように配慮した製品らしいです。

ヘリカルギヤは本来ならモーターハウジングとメカボックスが一体になっていて位置関係が既に固定されているVer3メカボやVer6メカボに適しているのですが、今回は無謀にもVer2メカボでやっていきたいと思います。
なるべくモーターのガタつきを無くしてガッチリ固定したいのでモーターにはプラ板を貼ってグリップ内で"ねじれ"が起こらないようにしてみました。

キャップの内側にも0.2mmのプラ板を貼ってモーターのエンドベルをガッチリ固定。

モータータワーにもセロテープを巻き、グリップの穴とのクリアランスを詰めて可能な限りガタを減らしました。

さて、シム調整も最初からやり直してメカボが完成!

もちろんショートストロークスイッチ入れました!
トリガーはライラクスのM16カスタムトリガーを使ってみます。

このトリガー、イモネジが入っていてトリガーのストロークを任意に調整が可能というスグレモノ!
ショートストロークスイッチを入れた場合、通常のトリガーだとプラ板を貼って引きしろを調整しますが、これならイモネジで調整するだけなので楽チン!
ただ、ショートストロークスイッチはマルイ基準で作ってあるのでツメがスイッチに掛り難かったので〇の部分を金属用ヤスリで軽く削ってやりました。

ショートストロークスイッチと純正以外のトリガーを組み合わせる場合、往々にしてこのツメが掛かり難くなるので調整が必要です。
モーターはこのように収まりました。プラ板で捻じれを無くしてます。

ゲーム中にモーターピンが抜けるのが嫌なので丸形端子でネジ固定にしました。
因みに次世代アーリーバリアントだけモーターピンではなくこの丸形端子でネジ留めされています。
ということで組み上げて完成!

近々、夜戦をやるのでサーマルとマイクロプロサイトでセットアップ。
初速はこんな感じ。
東京マルイ 0.2gプラ弾 ホップ適正です。ちょうどいいですね。

で!
ヘリカルギヤの消音効果ですが、、、、
う~ん私の技量が足りないのかそこまで効果は感じられず・・・。
ちょっと静かにはなったのですが外国の方の動画で見るよりは効果が出てないかなという印象。
多分シム調整の問題な気がしますので近いうちにまた調整ですね。。。
とりま普通に撃てるししっかりと飛んでいるので今回はこれでいきます。
いたるところがキズだらけですがまだまだ使っていきますよ~!!

今回登場したパーツ達↓
2019年05月16日
次世代電動ガン オーバーホール&カスタム!
チームの仲間が外装カスタムとオーバーホールをやって欲しいということでやっていきたいと思います。
いつもは仲間の銃のカスタムは記事にはしませんが今回は次世代用ショートストロークスイッチを組み込むので宣伝ついでに書いてみようかと!
私のチームのメンバー同士で売買を行った次世代M4を私がチューニングします。所有者は3年くらい放置していたらしく、中身も適当なパーツ入ってて構成覚えてないからスイッチ入れ替えるならついでに大門君のほうで調整してやって~と。

※メッセージなどでカスタム依頼のメールを頂くことがありますが、カスタムは受け付けておりませんので悪しからずご了承下さいませ。
外装はこれらのパーツを付けて欲しいとのこと。
中身を弄る前に外見を完成させていきます。
マッドブルの短いハンドガード。

ARMSのフリップアップサイト。

こんな感じで折りたたみ出来ます。

あとはT1ドットサイトとマグプルタイプのフリップアップリアサイト。

余談ですが、私個人のYouTubeチャンネルの登録もお願い致します!
大門団長チャンネル
私は実はレベルアップサバゲーチャンネルへのログイン権限はないので、家で1人でカスタムしたりする配信が出来ません。
個人チャンネルなら気軽にちょっとしたカスタム生配信なども出来るようになりますので是非とも登録をお願い致します。
Youtubeはチャンネル登録者1000人以上いないと生配信できない仕様になっているのでご協力をお願い致します。
1000人以上になったらブログでやっているようなカスタムも生配信したいと思いますのでぜひ!!
さて、まずはアッパーを使用者の希望通りに仕上げていきます。コンパクトにしたいそうです。

どんどん外していきます。


MADBULLのハンドガードを付けていきます。

極太のバレルナット!

このハンドガードは取り付け簡単で良いですね~。

ハイダーとサイトを付けて・・・

AFGとサイト類を付けてアッパーは完成!ハンドガードが極太ですね!

アッパーを組んだらインナーバレルがこのように出てしまいますのでカットしていきます。

グラインダーでスパっと。カット後は面取りカッターで整えます。

なんとインナーバレルはたったの16cmに。
では中身も使用者の要望通りにカスタムしていきます。
電動ガンのカスタムはバランスが重要です。何かを取れば何かを失うので私の場合は使用者にいろいろ質問して何を絶対条件にしたいかを聞いてから始めます。
今回の要望は・・・
初速はなるべく高めで、バレルを短くしたい。サイクルとレスポンスは普通でいい。
これでハイサイクルハイレスポンスとか言ってきたらビンタしてやろうかと思いましたが、要求がそこまでハードではないので許します(笑)
ということで、先ほどのアッパーの外観を見てもらったように、コンパクトな銃にしたいということで、インナーバレル長は16cmと決まってしまっています。
ですから、今回はインナーバレルの長さを基準にカスタムしていきます。
例えば、インナーバレルがもっと長ければシリンダー容量を増やしてスプリングは少し弱いものにしても初速は十分に稼げますし、スプリングが弱いことでモーターの負荷も減りますから燃費も向上でき、耐久性も向上します。
トータルバランス的にはCQB-RやSOPMODの箱出しくらいがベストなのですが、今回はインナーバレルが16cmとかなり短いので加速シリンダーにして強めのスプリングでなければ初速は稼げません。
短いバレルの中を弾が通り過ぎる前にピストン内のエアを一気に押し出さないといけないので一気に押し切る為、強めのスプリングは必須。
そして加速シリンダーにしてピストンの突入スピードを高めることで初速を稼ぐ方向でカスタムしていきます。
さて、今回はショートストロークスイッチを入れるにあたり、FETを取り付けるので配線関係は総とっかえですね。

リコイルオミットしてあるのでSHSのベアリング付きスプリングガイドVer2用が取り付けられていました。根本の羽は削って付けたっぽいですね。
これはこのまま使用します。

なんとSBD付きのサマリウムコバルトが入っていました!贅沢~!

ピニオンはさほど摩耗していないのでこのまま。FETを付けるのでSBDは外します。
チャンバーは真鍮がインサートされていない旧タイプでした。長い間放置してたらしいのでパッキンと押しゴムをマルイの新品に交換します。
メカボを開けていきます。他の人が弄ったメカボは自分が使わないようなパーツが入っているので面白いですよね。

WiiTechのピストンが入っておりました!
これはライラクスのEシリンダーですね。インナーバレルは切る前だと19cmくらいだったのでEシリンダーで正解でしたね。
ただ、今回は外見に合わせてインナーバレルをカットして16cmになったのでライラクスのFシリンダーあたりのが良い気がします。が!なるべく安く済ませるという要望もあるのでとりあえずありものでやっていこうかと思います。

ピストンヘッドのOリングが収縮していたのか、気密が微妙な感じだったのでG.A.WのOリングを装着しました。
セクターはSHSの強化ギアが入っておりましたのでこのまま使います。

スイッチはそこそこ摩耗してますが、この後FETを入れてて接点調整するのでこのまま使おうかと。

パーツは全てクリーニング&グリスアップして組み直しました!タペットプレートとノズルも新品に交換。もちろんシム調整もバッチリ!

Eタイプのシリンダーということでなるべくピストンの突入スピードを稼ぐ必要があるのでKM企画の0.98Jスプリング Sをチョイス。
かなり硬いスプリングです。
配線は潤工社の1.25sqのシリコン被膜の銀コードを引きなおし。
STINGERの通販ページで銀コードを切り売りしていますので是非↓
カスタム用 銀メッキ 高効率テフロンコード 1.25sq 1m 700円
もちろんショートストロークスイッチに交換!FETの信号線もスイッチにハンダ付けしました。
ショートストロークスイッチを入れることで体感レスポンスが向上します。指の動きを最小限に抑えることができるのでセミ連射がしやすくなりました。

今回の個体はトリガーの軸が斜めのタイプだったのでかさ上げ用プラ板は貼りませんでした。
次世代ショートストロークスイッチの組み込み解説はコチラ
今回もXCORTECHのMOSFETにします。まだ8個くらいあります(笑)

私のMK18 mod.1のファインチューンと同じ加工でFETを収めたいと思います。
このパーツをスパッと切ってしまいます。

ストックパイプの後端もガッツリえぐりました!これで結構なスペースが生まれました。

エッジが立っていると配線の被膜を傷つけてしまうのでヤスリでアールを付けました。
アルミ地がむき出しなので本来は絶縁処理した方が良いですがまぁ大丈夫でしょう。
良い感じです。

バッテリーはG-FORCEのNOIRシリーズのリポバッテリーを使います。このリポ、他メーカーのタイプよりも薄くて取り回しがしやすいです。

コンパクトな900mAhだとストックパイプをえぐったりしなくても入りますが、使用者は私同様に耐久戦も出るのでバッテリー容量はなるべく多いものを使いたいところ。
また、駆動系のセッティングにもよりますが、900mAhと1300mAhではサイクルが秒間1~2発変わってきますからね。
今回はかなり強めのスプリングを更にスラストベアリング付きのスプリングガイドでカサ増しされている状態です。かなり負荷がかかっていて、サイクルやレスポンスが落ちてしまうのでそこはバッテリー容量と電気の流れを効率化して補いたいところ。
もちろん通電効率に優れたTコネクタに交換です。
リポ使うなら純正コネクタを変えるのはマストですね。
バッテリーを収めるとこんな感じ。流石にストックの中にコードを全部収めるのは厳しかったですがFETと1300mAhをこのスペースに収めただけでも御の字か。

ということでアッパーを結合して完成!!

トリガーストロークと動作はこんな感じ。
強いスプリングにした割にはショートストロークスイッチとサマコバの効果でスパスパとキレの良い撃ち味になりました。
初速はマルイ0.2gプラ弾の適正ホップにて93.7m/sになりました。ちょうどいいです。

サイクルは秒間16.5発でした。

まぁ悪くない仕上がりかと。
16cmのインナーバレルで初速を出そうとするとどうしても負荷が増えるのでサイクルはこの程度になってしまいます。
バッテリーが2200mAhを使えるのならサイクルは秒間18発まで行けたかもしれませんね。
0.98Jスプリングをベアリング付きのスプリングガイドでかさ上げしてかなりスプリングテンションが高い状態なのでメカボが割れないかちょっと心配。本来ならレトロアームズの次世代M4用ジュラルミンメカボを入れて耐久性を上げたいところだけどあれは単体で25000円もするので今回は見送り・・・。
セクターもスチールの強化ギヤなので今回の構成でどこが最初に壊れるかを考えるとメカボの前側が割れることな気がしますね。
あとシリンダーヘッドの割れかな?
今回のバレル長なら、加速穴がもう少し前側に位置しているライラクスのFタイプシリンダーにして、ピストン重量も今の物よりも少し軽くして突入スピードを更に上げることができれば初速も少し上がるはず。
その分スプリングも少し弱いものに変えても大丈夫なはずですからサイクルと耐久性と燃費をもう少し上げられたかもしれませんね。
ただありものでチューンするという前提なのと、その辺まで考えると面倒なので今回はこれでいいかなと(笑)
割れたら次はシリンダーとピストンとスプリングのバランスを変えて負荷を減らす方向で調整になりますね。あ、あとは最新の真鍮パイプがインサートされたチャンバー入れても初速上がるかもですし。
レシピ
モーター:サマリウムコバルト
バッテリー:NOIR リポ 7.4V 1300mAh
配線関係:1.25sqシルバーコード・XCORTEC MOSFET・Tコネクタ
インナーバレル:16cm(純正をカット)
チャンバー:純正の旧タイプ
ギヤ:SHS次世代用強化ギヤ 18:1 (純正ギヤでもOK)
スプリング:KM企画0.98Jスプリング S
ピストン:WiiTECH 次世代M4用 強化ピストン(OリングのみG.A.W)
シリンダー:ライラクス ステンレスシリンダーEタイプ
スプリングガイド:SHS Ver2用 ベアリング スプリングガイド(ネジ切りしてあればどこのでも大体同じかと)
その他:リコイルオミット、ショートストロークスイッチ
記載したもの以外は全て純正になります。
同じパーツを入れ、同じ構成にしてもスプリングの個体差があったり、気密の問題もあるので必ずしも同じになるわけではありません。
また、現行のM4だとチャンバーが更新されている為、初速が大幅に上がってしまうことも考えられます。
レシピはあくまで参考までとし、カスタムする場合は絶対に法定初速を超えないようにしてください。
シルバーコードはSTINGER通販ページで切り売りしてます。
カスタム用 高効率シルバー テフロンコード 1.25sq 1m 700円
聞けばこのM4、いままでに何人もの手を渡ってきたとのことで、いたるところが剥げてたり傷だらけなので塗装し直そうかと思いました。
しかし、使用者はこの銃が戦ってきた歴史を感じたらしく、傷だらけなのが良いということなのでそのままです。

う~ん、私のメインもこのくらい短くしても良いかもな・・・。
ということでまた次回!
いつもは仲間の銃のカスタムは記事にはしませんが今回は次世代用ショートストロークスイッチを組み込むので宣伝ついでに書いてみようかと!
私のチームのメンバー同士で売買を行った次世代M4を私がチューニングします。所有者は3年くらい放置していたらしく、中身も適当なパーツ入ってて構成覚えてないからスイッチ入れ替えるならついでに大門君のほうで調整してやって~と。

※メッセージなどでカスタム依頼のメールを頂くことがありますが、カスタムは受け付けておりませんので悪しからずご了承下さいませ。
外装はこれらのパーツを付けて欲しいとのこと。
中身を弄る前に外見を完成させていきます。
マッドブルの短いハンドガード。

ARMSのフリップアップサイト。

こんな感じで折りたたみ出来ます。

あとはT1ドットサイトとマグプルタイプのフリップアップリアサイト。

余談ですが、私個人のYouTubeチャンネルの登録もお願い致します!
大門団長チャンネル
私は実はレベルアップサバゲーチャンネルへのログイン権限はないので、家で1人でカスタムしたりする配信が出来ません。
個人チャンネルなら気軽にちょっとしたカスタム生配信なども出来るようになりますので是非とも登録をお願い致します。
Youtubeはチャンネル登録者1000人以上いないと生配信できない仕様になっているのでご協力をお願い致します。
1000人以上になったらブログでやっているようなカスタムも生配信したいと思いますのでぜひ!!
さて、まずはアッパーを使用者の希望通りに仕上げていきます。コンパクトにしたいそうです。

どんどん外していきます。


MADBULLのハンドガードを付けていきます。

極太のバレルナット!

このハンドガードは取り付け簡単で良いですね~。

ハイダーとサイトを付けて・・・

AFGとサイト類を付けてアッパーは完成!ハンドガードが極太ですね!

アッパーを組んだらインナーバレルがこのように出てしまいますのでカットしていきます。

グラインダーでスパっと。カット後は面取りカッターで整えます。

なんとインナーバレルはたったの16cmに。
では中身も使用者の要望通りにカスタムしていきます。
電動ガンのカスタムはバランスが重要です。何かを取れば何かを失うので私の場合は使用者にいろいろ質問して何を絶対条件にしたいかを聞いてから始めます。
今回の要望は・・・
初速はなるべく高めで、バレルを短くしたい。サイクルとレスポンスは普通でいい。
これでハイサイクルハイレスポンスとか言ってきたらビンタしてやろうかと思いましたが、要求がそこまでハードではないので許します(笑)
ということで、先ほどのアッパーの外観を見てもらったように、コンパクトな銃にしたいということで、インナーバレル長は16cmと決まってしまっています。
ですから、今回はインナーバレルの長さを基準にカスタムしていきます。
例えば、インナーバレルがもっと長ければシリンダー容量を増やしてスプリングは少し弱いものにしても初速は十分に稼げますし、スプリングが弱いことでモーターの負荷も減りますから燃費も向上でき、耐久性も向上します。
トータルバランス的にはCQB-RやSOPMODの箱出しくらいがベストなのですが、今回はインナーバレルが16cmとかなり短いので加速シリンダーにして強めのスプリングでなければ初速は稼げません。
短いバレルの中を弾が通り過ぎる前にピストン内のエアを一気に押し出さないといけないので一気に押し切る為、強めのスプリングは必須。
そして加速シリンダーにしてピストンの突入スピードを高めることで初速を稼ぐ方向でカスタムしていきます。
さて、今回はショートストロークスイッチを入れるにあたり、FETを取り付けるので配線関係は総とっかえですね。

リコイルオミットしてあるのでSHSのベアリング付きスプリングガイドVer2用が取り付けられていました。根本の羽は削って付けたっぽいですね。
これはこのまま使用します。

なんとSBD付きのサマリウムコバルトが入っていました!贅沢~!

ピニオンはさほど摩耗していないのでこのまま。FETを付けるのでSBDは外します。
チャンバーは真鍮がインサートされていない旧タイプでした。長い間放置してたらしいのでパッキンと押しゴムをマルイの新品に交換します。

メカボを開けていきます。他の人が弄ったメカボは自分が使わないようなパーツが入っているので面白いですよね。

WiiTechのピストンが入っておりました!
これはライラクスのEシリンダーですね。インナーバレルは切る前だと19cmくらいだったのでEシリンダーで正解でしたね。
ただ、今回は外見に合わせてインナーバレルをカットして16cmになったのでライラクスのFシリンダーあたりのが良い気がします。が!なるべく安く済ませるという要望もあるのでとりあえずありものでやっていこうかと思います。

ピストンヘッドのOリングが収縮していたのか、気密が微妙な感じだったのでG.A.WのOリングを装着しました。
セクターはSHSの強化ギアが入っておりましたのでこのまま使います。

スイッチはそこそこ摩耗してますが、この後FETを入れてて接点調整するのでこのまま使おうかと。

パーツは全てクリーニング&グリスアップして組み直しました!タペットプレートとノズルも新品に交換。もちろんシム調整もバッチリ!

Eタイプのシリンダーということでなるべくピストンの突入スピードを稼ぐ必要があるのでKM企画の0.98Jスプリング Sをチョイス。
かなり硬いスプリングです。
配線は潤工社の1.25sqのシリコン被膜の銀コードを引きなおし。
STINGERの通販ページで銀コードを切り売りしていますので是非↓
カスタム用 銀メッキ 高効率テフロンコード 1.25sq 1m 700円
もちろんショートストロークスイッチに交換!FETの信号線もスイッチにハンダ付けしました。
ショートストロークスイッチを入れることで体感レスポンスが向上します。指の動きを最小限に抑えることができるのでセミ連射がしやすくなりました。

今回の個体はトリガーの軸が斜めのタイプだったのでかさ上げ用プラ板は貼りませんでした。
次世代ショートストロークスイッチの組み込み解説はコチラ
今回もXCORTECHのMOSFETにします。まだ8個くらいあります(笑)

私のMK18 mod.1のファインチューンと同じ加工でFETを収めたいと思います。
このパーツをスパッと切ってしまいます。

ストックパイプの後端もガッツリえぐりました!これで結構なスペースが生まれました。

エッジが立っていると配線の被膜を傷つけてしまうのでヤスリでアールを付けました。
アルミ地がむき出しなので本来は絶縁処理した方が良いですがまぁ大丈夫でしょう。
良い感じです。

バッテリーはG-FORCEのNOIRシリーズのリポバッテリーを使います。このリポ、他メーカーのタイプよりも薄くて取り回しがしやすいです。

コンパクトな900mAhだとストックパイプをえぐったりしなくても入りますが、使用者は私同様に耐久戦も出るのでバッテリー容量はなるべく多いものを使いたいところ。
また、駆動系のセッティングにもよりますが、900mAhと1300mAhではサイクルが秒間1~2発変わってきますからね。
今回はかなり強めのスプリングを更にスラストベアリング付きのスプリングガイドでカサ増しされている状態です。かなり負荷がかかっていて、サイクルやレスポンスが落ちてしまうのでそこはバッテリー容量と電気の流れを効率化して補いたいところ。
もちろん通電効率に優れたTコネクタに交換です。
リポ使うなら純正コネクタを変えるのはマストですね。
バッテリーを収めるとこんな感じ。流石にストックの中にコードを全部収めるのは厳しかったですがFETと1300mAhをこのスペースに収めただけでも御の字か。

ということでアッパーを結合して完成!!

トリガーストロークと動作はこんな感じ。
— 大門団長@STINGERオーナー (@daimondanchou) 2019年5月16日
強いスプリングにした割にはショートストロークスイッチとサマコバの効果でスパスパとキレの良い撃ち味になりました。
初速はマルイ0.2gプラ弾の適正ホップにて93.7m/sになりました。ちょうどいいです。

サイクルは秒間16.5発でした。
まぁ悪くない仕上がりかと。
16cmのインナーバレルで初速を出そうとするとどうしても負荷が増えるのでサイクルはこの程度になってしまいます。
バッテリーが2200mAhを使えるのならサイクルは秒間18発まで行けたかもしれませんね。
0.98Jスプリングをベアリング付きのスプリングガイドでかさ上げしてかなりスプリングテンションが高い状態なのでメカボが割れないかちょっと心配。本来ならレトロアームズの次世代M4用ジュラルミンメカボを入れて耐久性を上げたいところだけどあれは単体で25000円もするので今回は見送り・・・。
セクターもスチールの強化ギヤなので今回の構成でどこが最初に壊れるかを考えるとメカボの前側が割れることな気がしますね。
あとシリンダーヘッドの割れかな?
今回のバレル長なら、加速穴がもう少し前側に位置しているライラクスのFタイプシリンダーにして、ピストン重量も今の物よりも少し軽くして突入スピードを更に上げることができれば初速も少し上がるはず。
その分スプリングも少し弱いものに変えても大丈夫なはずですからサイクルと耐久性と燃費をもう少し上げられたかもしれませんね。
ただありものでチューンするという前提なのと、その辺まで考えると面倒なので今回はこれでいいかなと(笑)
割れたら次はシリンダーとピストンとスプリングのバランスを変えて負荷を減らす方向で調整になりますね。あ、あとは最新の真鍮パイプがインサートされたチャンバー入れても初速上がるかもですし。
レシピ
モーター:サマリウムコバルト
バッテリー:NOIR リポ 7.4V 1300mAh
配線関係:1.25sqシルバーコード・XCORTEC MOSFET・Tコネクタ
インナーバレル:16cm(純正をカット)
チャンバー:純正の旧タイプ
ギヤ:SHS次世代用強化ギヤ 18:1 (純正ギヤでもOK)
スプリング:KM企画0.98Jスプリング S
ピストン:WiiTECH 次世代M4用 強化ピストン(OリングのみG.A.W)
シリンダー:ライラクス ステンレスシリンダーEタイプ
スプリングガイド:SHS Ver2用 ベアリング スプリングガイド(ネジ切りしてあればどこのでも大体同じかと)
その他:リコイルオミット、ショートストロークスイッチ
記載したもの以外は全て純正になります。
同じパーツを入れ、同じ構成にしてもスプリングの個体差があったり、気密の問題もあるので必ずしも同じになるわけではありません。
また、現行のM4だとチャンバーが更新されている為、初速が大幅に上がってしまうことも考えられます。
レシピはあくまで参考までとし、カスタムする場合は絶対に法定初速を超えないようにしてください。
シルバーコードはSTINGER通販ページで切り売りしてます。
カスタム用 高効率シルバー テフロンコード 1.25sq 1m 700円
聞けばこのM4、いままでに何人もの手を渡ってきたとのことで、いたるところが剥げてたり傷だらけなので塗装し直そうかと思いました。
しかし、使用者はこの銃が戦ってきた歴史を感じたらしく、傷だらけなのが良いということなのでそのままです。

う~ん、私のメインもこのくらい短くしても良いかもな・・・。
ということでまた次回!
2019年05月12日
次世代M4用ショートストロークスイッチ組み込み方法
次世代M4系メカボックスに対応するショートストロークスイッチの組み込み解説になります。

次世代M4系メカボックス用ショートストロークスイッチ
希望小売価格 2400円 (税抜)
全国のエアガンショップ、Amazonなどで購入可能です。
本商品は次世代M4の他に、次世代SCAR、次世代HK416、次世代HK417にも対応していますが、オマケで付属している引きしろを絞るパーツはM4のトリガーの形状を基準に設計しております。機種によってはご自身でプラ板を用意していただき、引きしろの調整が必要になる場合があります。
したがって当商品は電動ガンのスイッチ構造、カットオフの仕組みを完全に理解し、カスタムに精通した上級者向けの商品となります。
分解してしまうとメーカーのアフターサービスを受けることが出来なくなってしまうので組込は自己責任にてお願いいたします。
また、組み込みに関して、メール等でのサポートは行いませんので起こり得るトラブルを全て自己解決できる方のみお買い求め下さい。

本解説は作業しながら見るのではなく、まず最初に全て読んで理解してから作業を開始してください!!
ショートストロークスイッチはFETの併用を強く推奨します。FETを入れる事でよりストロークを短くすることができ、スイッチ保護もできるので一石二鳥です。
可能であればショートストロークスイッチを入れる前にFETを取り付けて下さい。

元のスイッチからショートストロークスイッチに端子を移植してください。

この辺りに2mm~2.5mm径のドリルで穴を空け、端子を固定しているピンをポンチ等で取り出してください。

端子を取り付け、しっかりとピンで固定してください。

今回はVer3と同様にオマケでトリガーの引きしろを絞る為のパーツを付属させています。
まず最初に引きしろを絞るパーツをメカボックスに接着していきますのでセレクタープレートは外して作業してください。

この際、しっかりと接着できるようメカボックスは洗浄し、接着面を脱脂してください。
メカボックスの内側からこのようにパーツを配置します。

パーツを上面にしっかり密着させた状態で流し込み系の瞬間接着剤を流してください。この際、メカボックスの内側から流し込むことを強く推奨します。

一気に流し込むと手に接着剤がくっついてしまいますので、まずは1滴だけ流して仮固定してから、数滴流し込んで本固定してください。
瞬間接着剤はサラサラ系のハイスピードタイプが望ましいです。↓のような先細ノズルを付けて流し込みを行って下さい。

ピンクで示した面に接着剤が付いてしまうとセミオートが効かなくなる場合があります。接着剤を流し込む際は細心の注意を払ってください。数滴だけで十分強固に固定可能ですから、流し込み過ぎにはくれぐれも注意してください。

もしこの面に接着剤が付いてしまった場合はナイフやカッター等で削り落としてください。
接着剤がしっかりと乾いたことを確認したらセレクタープレートを元通りにしてください。

次世代M4のトリガーは生産時期によって2種類あります。
自分のトリガーがどちらかをまず判別してください。

軸が真っすぐのタイプの場合はトリガーの初期位置をかさ上げするプラ板を貼る必要があります。軸が斜めになっている場合はこのプラ板を貼る必要はありません。

軸が真っすぐのトリガーの場合は〇の位置に貼ってトリガーの初期位置を少し引いた状態にしてやることで引きしろを絞ることができます。貼り付ける際は適正な長さにカットしてください。
壁から0.5~0.8mm離れた位置に貼って下さい。
このプラ板を貼る場合は位置決めが若干難しいので硬化までに余裕のあるエポキシ接着剤が望ましいです。
位置決めがしっかりできるのであればハイスピード瞬間接着剤でも構いません。接着面はしっかりと脱脂しておいてください。
軸が真っすぐなトリガーの場合はまず最初にこのかさ上げスペーサーを貼ってから接点調整とカットオフ確認を行ってください。
軸が斜めになっているトリガーの場合はこのプラ板を貼らないでください。カットオフ後にスイッチが元の位置に戻らなくなります。
ここから接点調整を行うのでメカボックスにセクターギヤとカットオフレバーとスイッチアッセンブリとトリガーを取り付けて下さい。

メカボックスを閉じ、2箇所以上をネジでとめて固定してください。手で押さえての確認はダメです。必ずネジ止めしてください。

まずはカットオフレバーを指で押して引っかかることなく動くかどうかを確認してください。

これで引っ掛かりがなければセミフルの切り替えが問題なくできるということになります。
万が一、カットオフレバーを動かしたときにスイッチに引っかかってしまう場合は緑で示した部分を当たらなくなるまで0.1mmづつ削って下さい。削り過ぎるとカットオフが効かなくなりますので注意です。

メカボックス、スイッチアッセンブリ、カットオフレバーが純正であれば問題ないはずです。
オマケで付属している引きしろを絞るパーツはユーザーが好みのトリガーストロークを選択できるよう、初期位置はかなり絞ってある状態になっていて、削ることを前提に設計してありますのでそのままでは端子同士は接触しないかと思います。
まずはこの状態でトリガーを引き、隙間から覗いてオス端子とメス端子の接触具合を確認してください。

ここからはFETを取り付けたことを前提に解説を進めます。
この段階で必ずFETを取り付けておいてください。
今回の場合、先ほども書いたように引きしろを絞るパーツはかなりキツめになっています。そのままだと端子同士がギリギリ接触するかしないかくらいの設定してあります。ですから端子同士がしっかりと接触できるように調整を行います。
端子をもう少し奥まで押し込めるようにするにはメカボックスの外側からこのようにデザインナイフで引きしろを絞るパーツを薄くスライスして削って下さい。

↓のようなナイフを使って下さい。
一気に沢山削るといきなりストロークが長くなりすぎてしまいますので0.1~0.2mm程度薄くスライスしてください。
削りカスがメカボックス内部に入ってしまった場合はしっかりと取り除いてください。
一度削るごとに毎回スイッチの接触具合を確認してください。
コツはスイッチを最後まで引ききった瞬間に端子同士が接触するようにすることです。この微調整がとても大事です。スイッチを半分引いた段階で端子同士が接触するようだと、トリガーをゆっくり引いた時にバーストしてしまいますので注意してください。
スペーサーを削っておおまかなアタリを出した後は、メス端子をペンチ等で少し広げたりして微調整を行ってください。
何度も書きますがスイッチを引ききった瞬間に接触させるのが正しい動作をさせる為の条件です。
引ききった瞬間に接触できているかは肉眼では分かり辛いので可能であればテスターを使用しチェックしてください。

このように端子にLEDを取り付けてチェックするのも一つの手です。

電池ボックスを取り付け、トリガーを引いて底づきした瞬間にLEDが光ればOKということです。視覚的にも分かりやすいのでオススメのチェック法です。


トリガーを引ききる前からLEDが光ってしまった場合は2バーストする恐れがあるのでメス端子を調整してください。
電池ボックスやLEDはAmazonやホームセンターで手に入ります。この砲弾型LEDは定格電圧が3Vなので乾電池2本で点灯します。電動ガンのバッテリーを繋げると壊れます。
FETを使用する場合はこのようにトリガーを引ききった時に少しだけ接触すればOKです。

ただし、スイッチの移動量が初期位置から1mm以下だとカットオフが掛かりませんので必ずスイッチが1mm以上動くよう、引きしろを絞るパーツを削ってストロークを調整してください。
その上でスイッチを引ききった瞬間に接触できるよう、メス端子を広げるなどして調整してください。
次世代M4系メカボックスのカットオフの仕組み的にスイッチの移動量1mmがショートストローク化の限界になります。
FETを使用しない場合は端子がこのくらい接触するようにします。(推奨しません)
リポバッテリーを使うのにも関わらずFETを使用しない場合、しっかりと端子同士の接触面積を広く設けないと端子が発熱し、すぐに壊れてしまいます。
どうしてもFETを使用しない場合(ストロークが長くなり、端子寿命が極端に短くなるので推奨しません)は引きしろを絞るパーツを多めに削ってしっかりと端子同士がしっかりと接触できるようにしてください。また、メス側を広げて端子同士が接触するまでの距離を長めにとってください。
したがってFETを使用しない場合は比較的ストロークが長くなってしまいます。
FETの使用の如何に関わらず、端子が摩耗している場合は大幅な調整が必要となります。
摩耗している場合は、その摩耗した分だけ必然的にストロークが長くなってしまいます。
できればスイッチアッセンブリは摩耗の少ないもの、新品のものを使って下さい。
再びFETの使用前提に解説を進めます。
今回は引きしろを絞るパーツはこのくらいまで削りました。

トリガーの突起が斜めに当たるので斜めに削ると良いです。

オス端子とメス端子が引ききった瞬間に接触できるように調整したら今度はしっかりとスイッチがカットオフされるか(セミオートになるか)を確認していきます。
まずはセレクタープレートをこの位置に合わせてください。これがセミオートの位置になります。

トリガーを引き、端子同士が接触しているかを確認したらトリガーを引いたままセクターギヤを1週させてスイッチがしっかりと跳ね上げられるかを確認してください。このチェック時もテスターやLEDで確認すると分かりやすいです。

跳ね上げた位置からギヤを更に1/4程度回してからトリガーを戻し、再びトリガーを引いてスイッチが動くかを確認してください。
この動作を2~3回繰り返し、問題がなければ大丈夫です。
セクターを1週回してもカットオフ(スイッチの跳ね上げ)がされない場合はストロークが短すぎるので引きしろを絞るパーツを少し削ってスイッチがもう少し奥まで入るように調整してください。
その場合、は再度メス端子を広げるなどし、トリガーを引ききった瞬間に端子同士が接触できるように再調整してください。
トリガーを元の位置に戻してもスイッチの後端にトリガーのツメがかからず、2回目トリガーを引いてもスイッチが動かない場合は赤で示した部分をデザインナイフで"けがく"ように削ってください。

トリガーの軸が真っすぐなタイプの場合、かさ上げスペーサーを貼った部分を外側から見るとこのようになっています。

セレクタープレートがセーフティの位置にし、トリガーを引いてみてしっかりとセーフティがかかるか確認してください。

改めてチェックポイントを確認してください。
・FETを入れたか
・スイッチの移動量1mmを確保しているか
・トリガーを引ききった瞬間にスイッチ端子同士が接触するように調整したか
・カットオフレバーが滞りなく動くか(セミフル切り替えができるか)
・カットオフ動作が問題無く出来ているか
・カットオフ後にトリガーを戻した際にスイッチがしっかりと初期位置に戻ってくるか。
・セーフティがかかるか
これらに問題がなければ実際に組み上げ、動作確認をしてください。
組み込みが成功するとこのようになります。
この動画で紹介している組み込み例の場合、リコイルはオミットしてあります。バッテリーはリポ1300mAh、高効率配線化、Tコネクタ化、FET搭載、サマリウムコバルトモーターに変更しています。
それ以外は全てノーマルですが、ここまでキレが良くなります。
この構成でリポの11.1v、またはリポの7.4v2200mAhなどを使うとオーバーランして2バーストしてしまう可能性があるので注意してください。
オーバーランはスイッチと全く因果関係はありません。オーバーランが起こるのはモーターをハイトルク・ハイスピードタイプに変えたことや、通電効率が向上したことに起因します。
Ver.2、Ver.3でスイッチを入れた際にオーバーランするとクレームがありましたが、スイッチはあくまでもトリガーのストロークを短くして、人間がトリガーを引くという動作を楽にするだけのものであってメカボックス内のレスポンスを上げる効果はありません。
オーバーランはスイッチと一緒に配線やモーターやギヤ等も一気に交換した場合に初動の回転数が上がり過ぎることが原因です。
トータルバランスを考慮してください。
オーバーランを止めるにはバッテリー容量を下げる、モーターをEG-1000に戻す、ギヤ比を上げるて回転数を下げる、初速の上げ幅に余裕がある場合はスプリングを強くするなどの措置をとって下さい。

次世代M4系メカボックス用ショートストロークスイッチ
希望小売価格 2400円 (税抜)
全国のエアガンショップ、Amazonなどで購入可能です。
本商品は次世代M4の他に、次世代SCAR、次世代HK416、次世代HK417にも対応していますが、オマケで付属している引きしろを絞るパーツはM4のトリガーの形状を基準に設計しております。機種によってはご自身でプラ板を用意していただき、引きしろの調整が必要になる場合があります。
したがって当商品は電動ガンのスイッチ構造、カットオフの仕組みを完全に理解し、カスタムに精通した上級者向けの商品となります。
分解してしまうとメーカーのアフターサービスを受けることが出来なくなってしまうので組込は自己責任にてお願いいたします。
また、組み込みに関して、メール等でのサポートは行いませんので起こり得るトラブルを全て自己解決できる方のみお買い求め下さい。

本解説は作業しながら見るのではなく、まず最初に全て読んで理解してから作業を開始してください!!
ショートストロークスイッチはFETの併用を強く推奨します。FETを入れる事でよりストロークを短くすることができ、スイッチ保護もできるので一石二鳥です。
可能であればショートストロークスイッチを入れる前にFETを取り付けて下さい。

元のスイッチからショートストロークスイッチに端子を移植してください。

この辺りに2mm~2.5mm径のドリルで穴を空け、端子を固定しているピンをポンチ等で取り出してください。

端子を取り付け、しっかりとピンで固定してください。

今回はVer3と同様にオマケでトリガーの引きしろを絞る為のパーツを付属させています。
まず最初に引きしろを絞るパーツをメカボックスに接着していきますのでセレクタープレートは外して作業してください。

この際、しっかりと接着できるようメカボックスは洗浄し、接着面を脱脂してください。
メカボックスの内側からこのようにパーツを配置します。

パーツを上面にしっかり密着させた状態で流し込み系の瞬間接着剤を流してください。この際、メカボックスの内側から流し込むことを強く推奨します。

一気に流し込むと手に接着剤がくっついてしまいますので、まずは1滴だけ流して仮固定してから、数滴流し込んで本固定してください。
瞬間接着剤はサラサラ系のハイスピードタイプが望ましいです。↓のような先細ノズルを付けて流し込みを行って下さい。

ピンクで示した面に接着剤が付いてしまうとセミオートが効かなくなる場合があります。接着剤を流し込む際は細心の注意を払ってください。数滴だけで十分強固に固定可能ですから、流し込み過ぎにはくれぐれも注意してください。

もしこの面に接着剤が付いてしまった場合はナイフやカッター等で削り落としてください。
接着剤がしっかりと乾いたことを確認したらセレクタープレートを元通りにしてください。

次世代M4のトリガーは生産時期によって2種類あります。
自分のトリガーがどちらかをまず判別してください。

軸が真っすぐのタイプの場合はトリガーの初期位置をかさ上げするプラ板を貼る必要があります。軸が斜めになっている場合はこのプラ板を貼る必要はありません。

軸が真っすぐのトリガーの場合は〇の位置に貼ってトリガーの初期位置を少し引いた状態にしてやることで引きしろを絞ることができます。貼り付ける際は適正な長さにカットしてください。

壁から0.5~0.8mm離れた位置に貼って下さい。
このプラ板を貼る場合は位置決めが若干難しいので硬化までに余裕のあるエポキシ接着剤が望ましいです。
位置決めがしっかりできるのであればハイスピード瞬間接着剤でも構いません。接着面はしっかりと脱脂しておいてください。
軸が真っすぐなトリガーの場合はまず最初にこのかさ上げスペーサーを貼ってから接点調整とカットオフ確認を行ってください。
軸が斜めになっているトリガーの場合はこのプラ板を貼らないでください。カットオフ後にスイッチが元の位置に戻らなくなります。
ここから接点調整を行うのでメカボックスにセクターギヤとカットオフレバーとスイッチアッセンブリとトリガーを取り付けて下さい。

メカボックスを閉じ、2箇所以上をネジでとめて固定してください。手で押さえての確認はダメです。必ずネジ止めしてください。

まずはカットオフレバーを指で押して引っかかることなく動くかどうかを確認してください。


これで引っ掛かりがなければセミフルの切り替えが問題なくできるということになります。
万が一、カットオフレバーを動かしたときにスイッチに引っかかってしまう場合は緑で示した部分を当たらなくなるまで0.1mmづつ削って下さい。削り過ぎるとカットオフが効かなくなりますので注意です。

メカボックス、スイッチアッセンブリ、カットオフレバーが純正であれば問題ないはずです。
オマケで付属している引きしろを絞るパーツはユーザーが好みのトリガーストロークを選択できるよう、初期位置はかなり絞ってある状態になっていて、削ることを前提に設計してありますのでそのままでは端子同士は接触しないかと思います。
まずはこの状態でトリガーを引き、隙間から覗いてオス端子とメス端子の接触具合を確認してください。

ここからはFETを取り付けたことを前提に解説を進めます。
この段階で必ずFETを取り付けておいてください。
今回の場合、先ほども書いたように引きしろを絞るパーツはかなりキツめになっています。そのままだと端子同士がギリギリ接触するかしないかくらいの設定してあります。ですから端子同士がしっかりと接触できるように調整を行います。
端子をもう少し奥まで押し込めるようにするにはメカボックスの外側からこのようにデザインナイフで引きしろを絞るパーツを薄くスライスして削って下さい。


↓のようなナイフを使って下さい。
一気に沢山削るといきなりストロークが長くなりすぎてしまいますので0.1~0.2mm程度薄くスライスしてください。
削りカスがメカボックス内部に入ってしまった場合はしっかりと取り除いてください。
一度削るごとに毎回スイッチの接触具合を確認してください。
コツはスイッチを最後まで引ききった瞬間に端子同士が接触するようにすることです。この微調整がとても大事です。スイッチを半分引いた段階で端子同士が接触するようだと、トリガーをゆっくり引いた時にバーストしてしまいますので注意してください。
スペーサーを削っておおまかなアタリを出した後は、メス端子をペンチ等で少し広げたりして微調整を行ってください。
何度も書きますがスイッチを引ききった瞬間に接触させるのが正しい動作をさせる為の条件です。
引ききった瞬間に接触できているかは肉眼では分かり辛いので可能であればテスターを使用しチェックしてください。

このように端子にLEDを取り付けてチェックするのも一つの手です。

電池ボックスを取り付け、トリガーを引いて底づきした瞬間にLEDが光ればOKということです。視覚的にも分かりやすいのでオススメのチェック法です。


トリガーを引ききる前からLEDが光ってしまった場合は2バーストする恐れがあるのでメス端子を調整してください。
電池ボックスやLEDはAmazonやホームセンターで手に入ります。この砲弾型LEDは定格電圧が3Vなので乾電池2本で点灯します。電動ガンのバッテリーを繋げると壊れます。
FETを使用する場合はこのようにトリガーを引ききった時に少しだけ接触すればOKです。

ただし、スイッチの移動量が初期位置から1mm以下だとカットオフが掛かりませんので必ずスイッチが1mm以上動くよう、引きしろを絞るパーツを削ってストロークを調整してください。
その上でスイッチを引ききった瞬間に接触できるよう、メス端子を広げるなどして調整してください。
次世代M4系メカボックスのカットオフの仕組み的にスイッチの移動量1mmがショートストローク化の限界になります。
FETを使用しない場合は端子がこのくらい接触するようにします。(推奨しません)

リポバッテリーを使うのにも関わらずFETを使用しない場合、しっかりと端子同士の接触面積を広く設けないと端子が発熱し、すぐに壊れてしまいます。
どうしてもFETを使用しない場合(ストロークが長くなり、端子寿命が極端に短くなるので推奨しません)は引きしろを絞るパーツを多めに削ってしっかりと端子同士がしっかりと接触できるようにしてください。また、メス側を広げて端子同士が接触するまでの距離を長めにとってください。
したがってFETを使用しない場合は比較的ストロークが長くなってしまいます。
FETの使用の如何に関わらず、端子が摩耗している場合は大幅な調整が必要となります。
摩耗している場合は、その摩耗した分だけ必然的にストロークが長くなってしまいます。
できればスイッチアッセンブリは摩耗の少ないもの、新品のものを使って下さい。
再びFETの使用前提に解説を進めます。
今回は引きしろを絞るパーツはこのくらいまで削りました。

トリガーの突起が斜めに当たるので斜めに削ると良いです。

オス端子とメス端子が引ききった瞬間に接触できるように調整したら今度はしっかりとスイッチがカットオフされるか(セミオートになるか)を確認していきます。
まずはセレクタープレートをこの位置に合わせてください。これがセミオートの位置になります。

トリガーを引き、端子同士が接触しているかを確認したらトリガーを引いたままセクターギヤを1週させてスイッチがしっかりと跳ね上げられるかを確認してください。このチェック時もテスターやLEDで確認すると分かりやすいです。

跳ね上げた位置からギヤを更に1/4程度回してからトリガーを戻し、再びトリガーを引いてスイッチが動くかを確認してください。
この動作を2~3回繰り返し、問題がなければ大丈夫です。
セクターを1週回してもカットオフ(スイッチの跳ね上げ)がされない場合はストロークが短すぎるので引きしろを絞るパーツを少し削ってスイッチがもう少し奥まで入るように調整してください。
その場合、は再度メス端子を広げるなどし、トリガーを引ききった瞬間に端子同士が接触できるように再調整してください。
トリガーを元の位置に戻してもスイッチの後端にトリガーのツメがかからず、2回目トリガーを引いてもスイッチが動かない場合は赤で示した部分をデザインナイフで"けがく"ように削ってください。

トリガーの軸が真っすぐなタイプの場合、かさ上げスペーサーを貼った部分を外側から見るとこのようになっています。

セレクタープレートがセーフティの位置にし、トリガーを引いてみてしっかりとセーフティがかかるか確認してください。

改めてチェックポイントを確認してください。
・FETを入れたか
・スイッチの移動量1mmを確保しているか
・トリガーを引ききった瞬間にスイッチ端子同士が接触するように調整したか
・カットオフレバーが滞りなく動くか(セミフル切り替えができるか)
・カットオフ動作が問題無く出来ているか
・カットオフ後にトリガーを戻した際にスイッチがしっかりと初期位置に戻ってくるか。
・セーフティがかかるか
これらに問題がなければ実際に組み上げ、動作確認をしてください。
組み込みが成功するとこのようになります。
この動画で紹介している組み込み例の場合、リコイルはオミットしてあります。バッテリーはリポ1300mAh、高効率配線化、Tコネクタ化、FET搭載、サマリウムコバルトモーターに変更しています。
それ以外は全てノーマルですが、ここまでキレが良くなります。
この構成でリポの11.1v、またはリポの7.4v2200mAhなどを使うとオーバーランして2バーストしてしまう可能性があるので注意してください。
オーバーランはスイッチと全く因果関係はありません。オーバーランが起こるのはモーターをハイトルク・ハイスピードタイプに変えたことや、通電効率が向上したことに起因します。
Ver.2、Ver.3でスイッチを入れた際にオーバーランするとクレームがありましたが、スイッチはあくまでもトリガーのストロークを短くして、人間がトリガーを引くという動作を楽にするだけのものであってメカボックス内のレスポンスを上げる効果はありません。
オーバーランはスイッチと一緒に配線やモーターやギヤ等も一気に交換した場合に初動の回転数が上がり過ぎることが原因です。
トータルバランスを考慮してください。
オーバーランを止めるにはバッテリー容量を下げる、モーターをEG-1000に戻す、ギヤ比を上げるて回転数を下げる、初速の上げ幅に余裕がある場合はスプリングを強くするなどの措置をとって下さい。
タグ :ショートストロークスイッチ
Posted by 大門団長 at
12:00
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2019年05月10日
超軽量なM4をフルメタルで自作する! その①
いやはや、この計画を思い立ってから約2年経ちます(笑)
まぁ計画実行まで2年もの歳月を要したのは私のモチベーションが主な原因ではありますが、それとは別に金銭的な問題もありました。
なにせ電動ガン用の軽いパーツはとにかく高い!もう完全に軽さ=価値なんですよ。
軽い金属を使ったパーツは高い!
1つ高いパーツを買うたびに思いました。「マルイさんの電動ガン買った方が早いやんけ・・・」と。
そのたびにモチベーションが下がっていくという(笑)
というのがあって時間がかかったわけですが、少しづつ軽いパーツを買い集め、最近になってようやく目途が立ちました。
準備編はコチラの記事を参照してください。
余談ですが、私個人のYouTubeチャンネルの登録もお願い致します。
大門団長チャンネル
私は実はレベルアップサバゲーチャンネルへのログイン権限はないので、家で1人でカスタムしたりする配信が出来ません。
個人チャンネルなら気軽にちょっとしたカスタム生配信なども出来るようになりますので是非とも登録をお願い致します。
Youtubeはチャンネル登録者1000人以上いないと生配信できない仕様になっているのでご協力をお願い致します。
さて、やっていきます。

レシーバー:G&G マグネシウムレシーバー
ストック:VFC QRSストック
ハンドガード:DYTAC SLR Ultra Lite 6.7inch
メカボックス:レトロアームズ Ver2
グリップ:ライラクス アクシズグリップ
メカボの中身や仕様はこれから決めていきます。
改めてこの計画の概要を。
私がサバゲーで求めるのは軽くて丈夫で信頼性の高い電動ガン。
一応ミリオタなので実銃と同じ重さ!とか、リアル刻印!とか好きですが、サバゲーに使う電動ガンに限ってはそういったこだわりはありません。
耐久戦にも参加することが多いので、長時間戦う場合は軽い鉄砲の方が疲れないし、匍匐時も軽い方が楽です。いざという時に撃てないと困るので耐久性、信頼性も大事です。
で、ただ軽いだけの電動ガンを作るなら樹脂製のレシーバーにハンドガード無しで細いアウターバレル付けてハイダー無しでも撃てるので電動ガンとしては成立します。
ただ、そうじゃないんですよね。
あまりこだわりは無いと書きましたが、パっと見の外見は普通のM4であることが条件です。私の場合何故かそこにミリオタ的プライドがあるのです。
割り切っていると言いつつもほとんどの人が「これはM4だ」と、認識する外見であることが私の中で譲れない条件なのです。
やっぱりある程度ちゃんとした普通のM4の形をしたものを使いたいのです。
そう言いつつ架空のQRSストックを使うんですけどね。そういった矛盾はだれしも持っていると思います。
QRSは架空だけど、実銃の仕組み的には問題無い形になっているから私的にはOKなのです(笑)
架空だけど実際にあってもおかしくない形で、それが違和感なく、カッコ良ければOKという私の価値観は結構多数派だと思うのですがどうでしょうか。
そしてフルメタルなのに軽い!というところもキモです。
フルメタル電動ガンの定義は明確に決まっていないと思いますが、一般的にはレシーバーがメタルであることが条件かと思います。
また、人によってはハンドガードもメタルじゃないとフルメタルとはいえないという人もいるかと思います。
今回はグリップ以外は全て金属なのでフルメタルと言い切って差し支えないと思います。
ちゃんとM4の外見(私の主観)、フルメタル、それでいていかに軽く作れるかにチャレンジするのが今回の計画です。
さて、組んでいく前に電動ガンを組む上で絶対に気を付けなければならない点を抑えておきます。
それは下記の図のようにバレル、チャンバー、ノズル、メカボックスが一寸のズレもなく同軸線上に配置されていなければならない点。
あとはベベルギヤの中心から伸びた線上にモーターのシャフトが重なっていなければならない点です。

チャンバーの給弾口とマガジンの位置関係はそこまでシビアじゃないのでさほど気にしなくても大丈夫です。
もちろん、マルイの電動ガンはバレル、チャンバー、ノズル、メカボックスの位置関係が全てパーフェクトで、当たり前のようにそれが出来ていますが、中華メーカーは箱出しでもそれらが微妙にかみ合ってなかったり、マルイの電動ガンの場合でも自分でサードパーティ製のパーツに交換した場合はそれらがズレてしまうことが往々にしてあります。
よくあるのがマルイに社外製のアウターバレルやチャンバーを加工せずに組み込んだ時のズレですね。
ノズルとインナーバレルが同軸線上にあるのに、その間にあるチャンバーだけ少しズレていたりとかが社外製チャンバーによくあります。
設計段階でズレが生じている場合が往々にしてあるわけですが、それらに気付かず組み込んでしまうと初速が下がったり、給弾不良になったりします。
マルイ準拠のカスタムパーツであっても0.1mm以下の精度で寸法がズレていたりすることもあります。なかなか目視では気づきにくい差ですが、たった0.1mm程度のズレでも6mmの弾を撃ち出すエアガンにとっては大きなズレとなります。
チャンバーは上下左右のズレに加え、前後のズレでも初速が大きく変わるので実は社外品を入れる際に一番難しいパーツだったりします。
もちろん、ライラクスのチャンバーなどはマルイの寸法を正確にトレースしているので何も考えずに組むだけで大丈夫だったりします(厳密に言えば前後位置がズレることがあるのでノズルの長さは個体によって調整が必要)が、PROWINチャンバーなどは全ての寸法がめちゃくちゃだったりするので修正して前後左右上下位置を調整する「中真出し」が必要になります。
ベベルとモーターの位置関係で言えば、MAGPUL PTSのグリップを普通に組んでしまうとベベルギヤとモーターの軸の角度がズレた状態になるのでギヤノイズが消えなかったり、ピニオンが変な削れ方をしてしまうことがあります。まぁそれでも動きはするので普通に撃てますが。
して、今回はメカボ、フレーム、チャンバー、etc...何から何まで全てがバラバラのメーカーのパーツでの組み合わせになります。
基本的にどのメーカーもマルイ準拠で設計しておりますが、素材による反り、収縮、メーカーごとの設計の差異などからパーツ同士の"合い"がチグハグな可能性が非常に高いです。メーカーによってピカティニーレールの寸法が違うのなんかが良い例ですよね。
先ほどの画像の通り、電動ガンが電動ガンであるための基本的に守られなければならない条件をしっかりと満たすように作らなければダメな電動ガンになってしまいます。
1つパーツを組み付けるごとに致命的なズレが無いかを逐一チェックして進めていかなければならないので結構時間のかかる計画になりますが気長にお付き合いいただければと思います。
さて、まずはフレームとストックが取り付けられるようにしていきたいと思います。
今回の計画に必須なG&Gのマグネシウムレシーバーです。

フルメタルなのに軽い!というのが目的なのでこれは外せないですね。
一般的なメタルフレームの半分以下の軽さです。プラフレームよりちょっとだけ重たいくらい。
レトロアームズのアルミレシーバー、A7075という、いわゆる超々ジュラルミンのレシーバーよりも全然軽いです。しかし、マグネシウムは軽い代わりに比較的強度が弱いので割れないかが心配なところ。
ストックはVFCのQRSストック。私のサバゲーでの戦闘スタイルではこのストックが欠かせません。コンパクトでありながら1750mAhのリポが収納できるスグレモノ。

ではまずこのレシーバーとQRSストックを組み付けて状態を見ていきたいと思います。
はい。いきなり付きません。


ということでアルミのベースを外して塩ビパイプをズドーン!

レシーバーのメスネジがM21ネジだったのでわざわざM21で0.75ピッチという特殊なダイスを通販で購入してネジ切りしました。

割とガッチリ。

塩ビパイプを突っ込むに至るまでに色々な遠回りがあったわけですが、それらを書いていると終わらないので今回はその失敗を割愛します。
塩ビパイプは適正な長さにカットしてデザインナイフでC面を付けました。ストックと合わさる面は湾曲していたので金ヤスリで面出ししました。マグネシウムレシーバーは精度ダメですね~。

そこエンビパイプで強度大丈夫かよ!?と心配されている方も多いかと思いますが大丈夫です。
そもそもこの部分はあくまでもストックのガイドとしての役割で、ストックの仕組み的にも固定はメカボックスのスプリングガイドになるので。
ガイドと言いつつもギュッと入れる感じでかなりタイトになっているのでこのようにハメるだけでそれなりのテンションで保持できています。

面出しの効果が出ていますね。ピッタリです。
ストックと合わさる面が湾曲したままスプリングガイドにネジ止めすると、使用時にストックを肩付けしたりするとスプリングガイドに変な負荷がかかってトラブルの元になってしまいます。メーカーの違うパーツ同士で組む場合はこういう部分もいちいち気を配らないといけないですね。
まぁこのレシーバーの精度が微妙なだけで他のメーカーのはもう少しマシなんですけどね。
さて、メカボックスをフレームに取り付けてみてストックのネジ穴がピストンの中心を捉えているかの確認です。
カメラの撮る角度で分かり辛いですが、ストックのネジ穴が若干ピストンの真よりも0.3mmほど下にズレた位置になってしまっています。これに気付かずネジ止めしてしまうとマズイことになりますね。

なのでこの場合はストックのネジ穴を広げてある程度融通が利くようにすれば問題ないかと思います。
さて、今度はレトロアームズのメカボックスとG&Gのマグネシウムレシーバーをピンで固定して"合い"を見ていきます。

アンチローテンションピンはFMAの物です。

んむ?むむ?

傾いているっ・・・!


シリンダーの後側と前側を比べただけでも0.4mmくらいの傾きがありますね。
レトロアームズとマグネシウムレシーバーのピン位置が0.3mmほどズレていることで平行にならないようです。
念のためグリップとストックを固定しても傾きが生じます。
このまま組むとノズルが下方向に傾くことになるのでチャンバーでトラブルが起こります。ノズルのところまでいくと0.7mmくらいの差になっているかもしれません。
それだけズレが生じるとノズルが前進できなくなりますし、給弾不良も起ります。撃てたとしても弾道が乱れるとか色んなトラブルになります。
このズレは面倒だぞ~ということでこの修正は次回にやりたいと思います。
というかもう修正は済んでいますが今後の記事で書きます。完成まで長くなりそうだ・・・
また次回!
その②へ
まぁ計画実行まで2年もの歳月を要したのは私のモチベーションが主な原因ではありますが、それとは別に金銭的な問題もありました。
なにせ電動ガン用の軽いパーツはとにかく高い!もう完全に軽さ=価値なんですよ。
軽い金属を使ったパーツは高い!
1つ高いパーツを買うたびに思いました。「マルイさんの電動ガン買った方が早いやんけ・・・」と。
そのたびにモチベーションが下がっていくという(笑)
というのがあって時間がかかったわけですが、少しづつ軽いパーツを買い集め、最近になってようやく目途が立ちました。
準備編はコチラの記事を参照してください。
余談ですが、私個人のYouTubeチャンネルの登録もお願い致します。
大門団長チャンネル
私は実はレベルアップサバゲーチャンネルへのログイン権限はないので、家で1人でカスタムしたりする配信が出来ません。
個人チャンネルなら気軽にちょっとしたカスタム生配信なども出来るようになりますので是非とも登録をお願い致します。
Youtubeはチャンネル登録者1000人以上いないと生配信できない仕様になっているのでご協力をお願い致します。
さて、やっていきます。

レシーバー:G&G マグネシウムレシーバー
ストック:VFC QRSストック
ハンドガード:DYTAC SLR Ultra Lite 6.7inch
メカボックス:レトロアームズ Ver2
グリップ:ライラクス アクシズグリップ
メカボの中身や仕様はこれから決めていきます。
改めてこの計画の概要を。
私がサバゲーで求めるのは軽くて丈夫で信頼性の高い電動ガン。
一応ミリオタなので実銃と同じ重さ!とか、リアル刻印!とか好きですが、サバゲーに使う電動ガンに限ってはそういったこだわりはありません。
耐久戦にも参加することが多いので、長時間戦う場合は軽い鉄砲の方が疲れないし、匍匐時も軽い方が楽です。いざという時に撃てないと困るので耐久性、信頼性も大事です。
で、ただ軽いだけの電動ガンを作るなら樹脂製のレシーバーにハンドガード無しで細いアウターバレル付けてハイダー無しでも撃てるので電動ガンとしては成立します。
ただ、そうじゃないんですよね。
あまりこだわりは無いと書きましたが、パっと見の外見は普通のM4であることが条件です。私の場合何故かそこにミリオタ的プライドがあるのです。
割り切っていると言いつつもほとんどの人が「これはM4だ」と、認識する外見であることが私の中で譲れない条件なのです。
やっぱりある程度ちゃんとした普通のM4の形をしたものを使いたいのです。
そう言いつつ架空のQRSストックを使うんですけどね。そういった矛盾はだれしも持っていると思います。
QRSは架空だけど、実銃の仕組み的には問題無い形になっているから私的にはOKなのです(笑)
架空だけど実際にあってもおかしくない形で、それが違和感なく、カッコ良ければOKという私の価値観は結構多数派だと思うのですがどうでしょうか。
そしてフルメタルなのに軽い!というところもキモです。
フルメタル電動ガンの定義は明確に決まっていないと思いますが、一般的にはレシーバーがメタルであることが条件かと思います。
また、人によってはハンドガードもメタルじゃないとフルメタルとはいえないという人もいるかと思います。
今回はグリップ以外は全て金属なのでフルメタルと言い切って差し支えないと思います。
ちゃんとM4の外見(私の主観)、フルメタル、それでいていかに軽く作れるかにチャレンジするのが今回の計画です。
さて、組んでいく前に電動ガンを組む上で絶対に気を付けなければならない点を抑えておきます。
それは下記の図のようにバレル、チャンバー、ノズル、メカボックスが一寸のズレもなく同軸線上に配置されていなければならない点。
あとはベベルギヤの中心から伸びた線上にモーターのシャフトが重なっていなければならない点です。

チャンバーの給弾口とマガジンの位置関係はそこまでシビアじゃないのでさほど気にしなくても大丈夫です。
もちろん、マルイの電動ガンはバレル、チャンバー、ノズル、メカボックスの位置関係が全てパーフェクトで、当たり前のようにそれが出来ていますが、中華メーカーは箱出しでもそれらが微妙にかみ合ってなかったり、マルイの電動ガンの場合でも自分でサードパーティ製のパーツに交換した場合はそれらがズレてしまうことが往々にしてあります。
よくあるのがマルイに社外製のアウターバレルやチャンバーを加工せずに組み込んだ時のズレですね。
ノズルとインナーバレルが同軸線上にあるのに、その間にあるチャンバーだけ少しズレていたりとかが社外製チャンバーによくあります。
設計段階でズレが生じている場合が往々にしてあるわけですが、それらに気付かず組み込んでしまうと初速が下がったり、給弾不良になったりします。
マルイ準拠のカスタムパーツであっても0.1mm以下の精度で寸法がズレていたりすることもあります。なかなか目視では気づきにくい差ですが、たった0.1mm程度のズレでも6mmの弾を撃ち出すエアガンにとっては大きなズレとなります。
チャンバーは上下左右のズレに加え、前後のズレでも初速が大きく変わるので実は社外品を入れる際に一番難しいパーツだったりします。
もちろん、ライラクスのチャンバーなどはマルイの寸法を正確にトレースしているので何も考えずに組むだけで大丈夫だったりします(厳密に言えば前後位置がズレることがあるのでノズルの長さは個体によって調整が必要)が、PROWINチャンバーなどは全ての寸法がめちゃくちゃだったりするので修正して前後左右上下位置を調整する「中真出し」が必要になります。
ベベルとモーターの位置関係で言えば、MAGPUL PTSのグリップを普通に組んでしまうとベベルギヤとモーターの軸の角度がズレた状態になるのでギヤノイズが消えなかったり、ピニオンが変な削れ方をしてしまうことがあります。まぁそれでも動きはするので普通に撃てますが。
して、今回はメカボ、フレーム、チャンバー、etc...何から何まで全てがバラバラのメーカーのパーツでの組み合わせになります。
基本的にどのメーカーもマルイ準拠で設計しておりますが、素材による反り、収縮、メーカーごとの設計の差異などからパーツ同士の"合い"がチグハグな可能性が非常に高いです。メーカーによってピカティニーレールの寸法が違うのなんかが良い例ですよね。
先ほどの画像の通り、電動ガンが電動ガンであるための基本的に守られなければならない条件をしっかりと満たすように作らなければダメな電動ガンになってしまいます。
1つパーツを組み付けるごとに致命的なズレが無いかを逐一チェックして進めていかなければならないので結構時間のかかる計画になりますが気長にお付き合いいただければと思います。
さて、まずはフレームとストックが取り付けられるようにしていきたいと思います。
今回の計画に必須なG&Gのマグネシウムレシーバーです。

フルメタルなのに軽い!というのが目的なのでこれは外せないですね。
一般的なメタルフレームの半分以下の軽さです。プラフレームよりちょっとだけ重たいくらい。
レトロアームズのアルミレシーバー、A7075という、いわゆる超々ジュラルミンのレシーバーよりも全然軽いです。しかし、マグネシウムは軽い代わりに比較的強度が弱いので割れないかが心配なところ。
ストックはVFCのQRSストック。私のサバゲーでの戦闘スタイルではこのストックが欠かせません。コンパクトでありながら1750mAhのリポが収納できるスグレモノ。

ではまずこのレシーバーとQRSストックを組み付けて状態を見ていきたいと思います。
はい。いきなり付きません。


ということでアルミのベースを外して塩ビパイプをズドーン!

レシーバーのメスネジがM21ネジだったのでわざわざM21で0.75ピッチという特殊なダイスを通販で購入してネジ切りしました。

割とガッチリ。

塩ビパイプを突っ込むに至るまでに色々な遠回りがあったわけですが、それらを書いていると終わらないので今回はその失敗を割愛します。
塩ビパイプは適正な長さにカットしてデザインナイフでC面を付けました。ストックと合わさる面は湾曲していたので金ヤスリで面出ししました。マグネシウムレシーバーは精度ダメですね~。

そこエンビパイプで強度大丈夫かよ!?と心配されている方も多いかと思いますが大丈夫です。
そもそもこの部分はあくまでもストックのガイドとしての役割で、ストックの仕組み的にも固定はメカボックスのスプリングガイドになるので。
ガイドと言いつつもギュッと入れる感じでかなりタイトになっているのでこのようにハメるだけでそれなりのテンションで保持できています。

面出しの効果が出ていますね。ピッタリです。
ストックと合わさる面が湾曲したままスプリングガイドにネジ止めすると、使用時にストックを肩付けしたりするとスプリングガイドに変な負荷がかかってトラブルの元になってしまいます。メーカーの違うパーツ同士で組む場合はこういう部分もいちいち気を配らないといけないですね。
まぁこのレシーバーの精度が微妙なだけで他のメーカーのはもう少しマシなんですけどね。
さて、メカボックスをフレームに取り付けてみてストックのネジ穴がピストンの中心を捉えているかの確認です。
カメラの撮る角度で分かり辛いですが、ストックのネジ穴が若干ピストンの真よりも0.3mmほど下にズレた位置になってしまっています。これに気付かずネジ止めしてしまうとマズイことになりますね。

なのでこの場合はストックのネジ穴を広げてある程度融通が利くようにすれば問題ないかと思います。
さて、今度はレトロアームズのメカボックスとG&Gのマグネシウムレシーバーをピンで固定して"合い"を見ていきます。

アンチローテンションピンはFMAの物です。

んむ?むむ?

傾いているっ・・・!


シリンダーの後側と前側を比べただけでも0.4mmくらいの傾きがありますね。
レトロアームズとマグネシウムレシーバーのピン位置が0.3mmほどズレていることで平行にならないようです。
念のためグリップとストックを固定しても傾きが生じます。
このまま組むとノズルが下方向に傾くことになるのでチャンバーでトラブルが起こります。ノズルのところまでいくと0.7mmくらいの差になっているかもしれません。
それだけズレが生じるとノズルが前進できなくなりますし、給弾不良も起ります。撃てたとしても弾道が乱れるとか色んなトラブルになります。
このズレは面倒だぞ~ということでこの修正は次回にやりたいと思います。
というかもう修正は済んでいますが今後の記事で書きます。完成まで長くなりそうだ・・・
また次回!
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タグ :軽量自作M4
2019年05月08日
東京マルイ 次世代MK18 mod.1 ① ファインチューン!
ということで東京マルイの次世代 MK18 mod.1をファインチューンしてサバゲー仕様にしてみたいと思います。
余談ですが、私個人のYouTubeチャンネルの登録もお願い致します。
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さて、ブログに書いてないのも含めるとそこそこのカスタムをしてきた訳ですが、やはり次世代の箱出しが最強という結論に至りました。
次世代はリコイルショックが楽しい電動ガンという商品の特徴に隠れがちですが次世代電動ガンの一番凄いところは箱出しでの実射性能です。
マルイの0.25g弾を使えば命中精度はトップレベルだし、飛距離も抜群。
電動ガンを弄れば弄るほど、マルイの箱出しの高性能さが分かります。
ゲームウェポンに特化していくことを考えると、リコイルは要らないので取っ払っていきたいところ。
また、リポバッテリーで駆動させるとなると電気の流れを考えた時にストック内部の金属棒もボトルネックになります。
その辺も考慮し、配線も総とっかえして高効率化したほうがBB弾射出機としての性能は上がりますので今回は電装系、リコイルオミットカスタムでサバゲーに特化した銃に仕上げていきたいと思います。
ということでまずはリコイルユニットを外していきたいと思います。

次世代M4の分解方法は下記の香港マニアさんのブログを参照してください。すごく分かりやすく解説してくれています。
分解編
次世代電動ガン SOPMOD M4を分解してみる~前編~
次世代電動ガン SOPMOD M4を分解してみる~後編~
組立編
次世代電動ガン SOPMOD M4を組立てみる~前編~
次世代電動ガン SOPMOD M4を組立てみる~後編~
取れました。

最新機種なのでバッファーチューブキャップにネジロック剤たっぷりかと思っていたのですが、ほぼ塗布されいなかったのですんなり外せて拍子抜けしました。
リコイルユニットを取ったのでスプリングガイドを取り付けていきます。ZC LeopardのVer2メカボ用スプリングガイドです。ネジで固定できるタイプのスプリングガイドだったらどこのメーカーでも大丈夫かと思います。

根本についているピンはペンチで引っ張って抜きます。
M5規格のミリネジでバッファーチューブに固定してしまいます。

なるべくバッテリースペースを確保したいので低頭のネジを使用します。
ここはガタつくとマズいのでネジロック材を塗布しておいた方が良いです。
こんな感じで固定します。ストックのネジ穴がM5より少し広いのでスプリングガイドがしっかりと真ん中になるように止めなければなりません。

バッテリーはG-FORCEのNOIR 1300mAhのストックインタイプを使います。

タミヤコネクタは安全ですが、リポバッテリーで駆動させる電動ガンには役不足なのでTコネクタに交換していきます。
ラジコン業界ではだいぶ前からTXコネクタが主流になっていますが、電動ガンはバッテリースペースがかなりタイトな為、TXコネクタよりも若干コンパクトなTコネクタが適していると思います。
Tコネクタはこれを使います。

カバーが付いているのでハンダ付けした端子を守ってくれますが、肝心な端子のところに仕切りが無いので収縮チューブも併用したいと思います。万が一異物が入ってショートしたら怖いですからね。

コネクタに予備ハンダをします。縦が+、横が-です。

まずはリポのコードを片方だけカットします。いっぺんに両方カットするのは絶対にNGです。ショートしてしまうと大変なことになるので必ず片方づつ進めましょう。片方づつであれば、プラスからやってもマイナスからやっても構いません。

任意の長さで構いませんがあまり短くするとハンダの熱がバッテリーに伝わって痛めてしまうのと、収縮チューブ等を入れられなくなるので注意が必要です。
4mmほど被膜を剥き、芯線をねじります。ねじった方が作業しやすいからです。バッテリーコードにも予備ハンダをします。

因みにこのNOIRの場合、グレーが+でブラックが-です。
ハンダ付けする前にカバーと収縮チューブを入れておきます。

予備ハンダしたコネクタに配線をあてがい、配線の上からハンダをあてて擦るとくっつきます。

収縮チューブを被せて熱を加えるとこのように収縮します。

本来はヒートガンというドライヤーの強化版みたいな道具で熱を加えて収縮させるのが正しい方法ですが、いちいちコンセント挿して準備するのが面倒なので私はターボライターを使っています。
ターボライターだと横にしていても狙ったところにピンポイントで熱を当てられるので楽ですよ。
反対側も同じ要領で・・・

マイナス側の方が上手くハンダ付けできました。自分で言うのもなんですが、かなりお手本になる出来です(笑)

ハンダ付けのコツなどは下記のサイトが参考になります。
ヒカル君のはんだ付け奮闘記 - よくあるはんだ付け失敗例
もっと詳しく!はんだ付けを学ぶはんだ付けの失敗例
収縮させて・・・

カバーをかぶせて完成!

カバーがあることで安心感が増しますね。他のTコネクタよりもスペースとりますが。
さて、今回は配線総とっかえ&FET搭載なのでメカボも空けていきます。

スイッチにはFETの信号線を取り付けるので元の配線は取り外し、信号線をハンダ付けします。

信号線は+と-関係無いですし、微弱な信号だけ流れればOKなので更に細いエナメル線とかでも大丈夫です。
今回は普通の工作用導線を使いましたが、次世代M4でFETやるときはもっと細い線の方が取り回しが楽です。
ここを削って信号線の逃げ加工をしました。

組み上げてメカボは完成!グリスも箱出し状態で付いていたものが綺麗に塗られていたのでそのまま。シムもそのまま。

吸排気系、駆動系はノーマルで一番良い状態になっているのでノータッチです。
ストックの加工に入ります。FETがうまく収まるようにガンガン削っていきます。

今回はXCORTECHのMOSFETを使います。
もっと小さいFETは沢山あるのですが、以前このFETを10個くらい大人買いしたので使わなければ(笑)
結果、ここまで削りました!


配線を傷つけると宜しくないのでエッジはヤスリで丸めました。
本体もTコネクタ化しました。

FET~バッテリー間はこのイーグル模型のシリコン銀コードがオススメです。
通電効率は1.25sqと同等です。シリコン被膜が柔らかいので狭いスペースに折り曲げて配線を収める場合に重宝します。
ストックもリューターでガッツリとエグりました。そのおかげでストックパットを外すだけでバッテリー交換が可能になりました。

削りカスが残っているので掃除しなければ。
バッテリーを収めるとこんな感じ。

クレーンストックなのでセパレート2000mAhのバッテリーも入りますね。
ただ、今回は今後ストック変えたときの為にストックパイプ内にバッテリーが収められるパターンでカスタムしました。
ストックを一番短くした状態でも問題ありません。

アッパーレシーバーも組み上げて完成!

初速は0.2gで96m/sになってしまいました。因みに箱出しだと92m/sでした。
スラストベアリング付きスプリングガイドに変えたことでカサ増しされた状態になるのでちょっと上がった感じですね。
0.2gで96m/sは法定初速的には問題ありませんが、サバゲーで使うにはちょっと高すぎですね。安全マージンをとって93m/sくらいにしたいところ。
スプリングがヘタったら93m/sくらいになるかな~?
ただ、ヘタるまで待つのはアレなので近いうちにシリンダー容量を減らして初速を少し下げてみたいと思います。
それまではゲームで使わずに封印ですね。
サバゲー仕様にしようとファインチューンしたのに元も子もないですね(笑)
ということでまた次回!
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個人チャンネルなら気軽にちょっとしたカスタム生配信なども出来るようになりますので是非とも登録をお願い致します。
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さて、ブログに書いてないのも含めるとそこそこのカスタムをしてきた訳ですが、やはり次世代の箱出しが最強という結論に至りました。
次世代はリコイルショックが楽しい電動ガンという商品の特徴に隠れがちですが次世代電動ガンの一番凄いところは箱出しでの実射性能です。
マルイの0.25g弾を使えば命中精度はトップレベルだし、飛距離も抜群。
電動ガンを弄れば弄るほど、マルイの箱出しの高性能さが分かります。
ゲームウェポンに特化していくことを考えると、リコイルは要らないので取っ払っていきたいところ。
また、リポバッテリーで駆動させるとなると電気の流れを考えた時にストック内部の金属棒もボトルネックになります。
その辺も考慮し、配線も総とっかえして高効率化したほうがBB弾射出機としての性能は上がりますので今回は電装系、リコイルオミットカスタムでサバゲーに特化した銃に仕上げていきたいと思います。
ということでまずはリコイルユニットを外していきたいと思います。

次世代M4の分解方法は下記の香港マニアさんのブログを参照してください。すごく分かりやすく解説してくれています。
分解編
次世代電動ガン SOPMOD M4を分解してみる~前編~
次世代電動ガン SOPMOD M4を分解してみる~後編~
組立編
次世代電動ガン SOPMOD M4を組立てみる~前編~
次世代電動ガン SOPMOD M4を組立てみる~後編~
取れました。

最新機種なのでバッファーチューブキャップにネジロック剤たっぷりかと思っていたのですが、ほぼ塗布されいなかったのですんなり外せて拍子抜けしました。
リコイルユニットを取ったのでスプリングガイドを取り付けていきます。ZC LeopardのVer2メカボ用スプリングガイドです。ネジで固定できるタイプのスプリングガイドだったらどこのメーカーでも大丈夫かと思います。

根本についているピンはペンチで引っ張って抜きます。
M5規格のミリネジでバッファーチューブに固定してしまいます。

なるべくバッテリースペースを確保したいので低頭のネジを使用します。
ここはガタつくとマズいのでネジロック材を塗布しておいた方が良いです。
こんな感じで固定します。ストックのネジ穴がM5より少し広いのでスプリングガイドがしっかりと真ん中になるように止めなければなりません。

バッテリーはG-FORCEのNOIR 1300mAhのストックインタイプを使います。

タミヤコネクタは安全ですが、リポバッテリーで駆動させる電動ガンには役不足なのでTコネクタに交換していきます。
ラジコン業界ではだいぶ前からTXコネクタが主流になっていますが、電動ガンはバッテリースペースがかなりタイトな為、TXコネクタよりも若干コンパクトなTコネクタが適していると思います。
Tコネクタはこれを使います。

カバーが付いているのでハンダ付けした端子を守ってくれますが、肝心な端子のところに仕切りが無いので収縮チューブも併用したいと思います。万が一異物が入ってショートしたら怖いですからね。

コネクタに予備ハンダをします。縦が+、横が-です。

まずはリポのコードを片方だけカットします。いっぺんに両方カットするのは絶対にNGです。ショートしてしまうと大変なことになるので必ず片方づつ進めましょう。片方づつであれば、プラスからやってもマイナスからやっても構いません。

任意の長さで構いませんがあまり短くするとハンダの熱がバッテリーに伝わって痛めてしまうのと、収縮チューブ等を入れられなくなるので注意が必要です。
4mmほど被膜を剥き、芯線をねじります。ねじった方が作業しやすいからです。バッテリーコードにも予備ハンダをします。

因みにこのNOIRの場合、グレーが+でブラックが-です。
ハンダ付けする前にカバーと収縮チューブを入れておきます。

予備ハンダしたコネクタに配線をあてがい、配線の上からハンダをあてて擦るとくっつきます。

収縮チューブを被せて熱を加えるとこのように収縮します。

本来はヒートガンというドライヤーの強化版みたいな道具で熱を加えて収縮させるのが正しい方法ですが、いちいちコンセント挿して準備するのが面倒なので私はターボライターを使っています。
ターボライターだと横にしていても狙ったところにピンポイントで熱を当てられるので楽ですよ。
反対側も同じ要領で・・・

マイナス側の方が上手くハンダ付けできました。自分で言うのもなんですが、かなりお手本になる出来です(笑)

ハンダ付けのコツなどは下記のサイトが参考になります。
ヒカル君のはんだ付け奮闘記 - よくあるはんだ付け失敗例
もっと詳しく!はんだ付けを学ぶはんだ付けの失敗例
収縮させて・・・

カバーをかぶせて完成!

カバーがあることで安心感が増しますね。他のTコネクタよりもスペースとりますが。
さて、今回は配線総とっかえ&FET搭載なのでメカボも空けていきます。

スイッチにはFETの信号線を取り付けるので元の配線は取り外し、信号線をハンダ付けします。

信号線は+と-関係無いですし、微弱な信号だけ流れればOKなので更に細いエナメル線とかでも大丈夫です。
今回は普通の工作用導線を使いましたが、次世代M4でFETやるときはもっと細い線の方が取り回しが楽です。
ここを削って信号線の逃げ加工をしました。

組み上げてメカボは完成!グリスも箱出し状態で付いていたものが綺麗に塗られていたのでそのまま。シムもそのまま。

吸排気系、駆動系はノーマルで一番良い状態になっているのでノータッチです。
ストックの加工に入ります。FETがうまく収まるようにガンガン削っていきます。

今回はXCORTECHのMOSFETを使います。
もっと小さいFETは沢山あるのですが、以前このFETを10個くらい大人買いしたので使わなければ(笑)
結果、ここまで削りました!


配線を傷つけると宜しくないのでエッジはヤスリで丸めました。
本体もTコネクタ化しました。

FET~バッテリー間はこのイーグル模型のシリコン銀コードがオススメです。
通電効率は1.25sqと同等です。シリコン被膜が柔らかいので狭いスペースに折り曲げて配線を収める場合に重宝します。
ストックもリューターでガッツリとエグりました。そのおかげでストックパットを外すだけでバッテリー交換が可能になりました。

削りカスが残っているので掃除しなければ。
バッテリーを収めるとこんな感じ。

クレーンストックなのでセパレート2000mAhのバッテリーも入りますね。
ただ、今回は今後ストック変えたときの為にストックパイプ内にバッテリーが収められるパターンでカスタムしました。
ストックを一番短くした状態でも問題ありません。

アッパーレシーバーも組み上げて完成!

初速は0.2gで96m/sになってしまいました。因みに箱出しだと92m/sでした。
スラストベアリング付きスプリングガイドに変えたことでカサ増しされた状態になるのでちょっと上がった感じですね。
0.2gで96m/sは法定初速的には問題ありませんが、サバゲーで使うにはちょっと高すぎですね。安全マージンをとって93m/sくらいにしたいところ。
スプリングがヘタったら93m/sくらいになるかな~?
ただ、ヘタるまで待つのはアレなので近いうちにシリンダー容量を減らして初速を少し下げてみたいと思います。
それまではゲームで使わずに封印ですね。
サバゲー仕様にしようとファインチューンしたのに元も子もないですね(笑)
ということでまた次回!
2019年05月03日
東京マルイ ガスブロ ハイキャパ DORレビュー!
DORが発売されましたのでレビューしてみたいと思います。
DORとはDirect Optics Readyの略で光学機器を直接載せられますよという意味です。東京マルイのマイクロプロサイトがスライドにポン付けできるようになっています。

日本で最も売れているであろうガスブロ ハイキャパ5.1の新バリエーションモデルになります。
パッケージデザインはカッコイイですね!

いつも書いてますが、それなりに高いオモチャなのでパッケージもカッコいい方が充足感を満たしてくれます。
いつも通りの配置ですね。プロサイトを乗せる為のベースが付属しています。

パっと見で目を引くのがスライドですね。ノーマルのハイキャパと全然違うので新鮮ですが、グリップが死ぬほど見慣れたハイキャパのまんまなのでそこまでテンションは上がらないかな?(笑)

スライドにはD.O.Rの刻印があります。

ノーマルのハイキャパはスライドは完全なブラックでしたが、DORはダークグレーといった色合い。
私的にスライドのデザインはDORの方が断然好きです。
トリガーはストレートタイプの新デザインになっています。5.1と同様にトリガーの遊びが皆無です。シャーシはマニュアルセーフティの部分が少し削られていて親指の付け根に当たらないようになっています。

グリップスクリューは黒になっています。因みに5.1はシルバーです。
あと、地味に嬉しいのがスライドストップですね。微妙に延長されて指が掛けやすくなっています。DOR専用デザインですね。

ハイキャパゴールドマッチもスライドストップが延長されていましたが、DORはおとなしめの延長ですね。
スライド上部は溝が掘ってあったりして印象が5.1とは全然違いますね!タクティカル感あって良いです。

フロントサイトもDORのオリジナルデザイン。頭が尖っていますね。

リアサイトもオリジナル。面構成が複雑になっているのでメカニカルな感じがしてカッコイイですね。因みにサイトは樹脂製です。

ハンマーもDORのオリジナルデザイン。

すごく指が掛かり難くいデザインになっていますが、そもそも初弾装填するにはスライドを引かなければならないのでハイキャパでハンマーだけコックする動作ってあまりやらないからこれはこれでいいのかも。
その代わりと言ってはなんですが、スライドの後端にリブが設けられていて、ドットサイトを装着していてもスライドが引きやすいようになっています。
マガジンは5.1と同じでした。

早速サイトを乗せていきます。

ノーマルサイトの上部の6角ネジを1本外すだけでこの状態になります。
付属のアダプターです。

2種類あり、上の方は予備サイトが付いているタイプ。
下が、予備サイト無しのローマウントタイプです。
今回はローマウントタイプを使ってみたいと思います。
このようにノーマルのマイクロプロサイトの電池蓋をDORの付属品のものに取り替えます。

蓋のツメを引っ掛けてネジを2本で固定します。ネジはマイクロプロサイトのものを使います。

ネジはスライド内の金属製ブリーチにネジ込まれているので強度は全く問題なさそうです。
うむ、カッコイイですね。

ドットサイトを乗せるとシルエットが全然変わりますね。ただグリップがハイキャパでキャパキャパしているので新鮮味が半減してしまうのは私だけだろうか。
ステッピングでもすれば全く別の銃に見えるかもしれません。
今度やってみようかな。
あ、私のYoutube個人チャンネルも登録をお願い致します。
この前1人で生配信しようとしたらチャンネル登録者数が1000人居ないと配信できないとエラー表示になったので。。。
登録よろしくお願い致します↓
https://www.youtube.com/channel/UCddmXOkynNPD6nC1udphvdA?view_as=subscriber
さて、スライドを外して内部のパーツを見ていきます。

あ、因みにグリップは5.1と全く同じ。
ブリーチは内側から6角ネジで固定する方式になっています。

アウターバレルはDORのがシボ加工っぽく表面がボコボコしていますが、肉眼だと見比べないと分からないですね。

バレルはM45A1と同じショートリコイルになっています。
チャンバーはシルバーになっていました。
可能ならグロック19のようにスライドを外さなくてもホップ調整できるようになってたら嬉しかったな~。この方式って地味に面倒なんですよね。

リコイルスプリングガイドの根本にはゴムリングが装着されおり、5.1よりも3mmほどショートストロークになっています。
また、ゴムリングによりブローバック時の衝撃が緩和されるため、ブリーチやシリンダーが破損し難くなっています。
チャンバーにはリコイルスプリングガイドがズレないようにダボが設けられてられています。これは5.1には無かったものです。

これによりスプリングの直進性が向上したのでブローバックがスムーズになります。
スライドの内側にはスライドストップ用の金属パーツが取り付けられていて耐久性が向上しています。これも5.1には無いパーツです。

ブリーチの形状は5.1と基本的に同じですが、シリンダーリターンスプリングにスプリングガイドが付いていました。私が2年前に買ったハイキャパ5.1にはありませんでした。現行はあるのかな?

このリターンスプリングはマガジンを温めて強いブローバックを長く続けていると潰れちゃったりするのですが、このガイドが8mmくらいあるのでスプリングが完全につぶれるのを防いでくれます。良いパーツですね。
あと、5.1と違って、後端にプロサイト用のネジ穴があります。
シリンダーは5.1と全く同じでした。

東京マルイの公式ツイッターが内部構造を改良して動作性を向上させた書いていたのはこの部分ですね。

M45A1のものが流用されているようです。
ヘッドの形状とシリンダーパーツが違いますね。ローラーでシリンダーの動作がスムーズになっているようです。

さて、初速を測っていきます。

ガスはマガジンの半分だけ入れ、25度の状態で計測します。
使用する弾はマルイ プラ弾 0.2gです。
8発を2秒間隔で撃ったのがこちら。

平均が74.4m/s
安定していますね。
初速自体は5.1と変わらない数値です。
ブローバックのスピードも同じ感じです。
まとめ
今までのハイキャパシリーズはスポーツシューティングガンの性格が強いものが多かったですが、このDORは各部パーツの形状的にもタクティカル系に趣向を振っていて個人的には見た目が結構好みです。

ハイキャパ系最新モデルなだけあって、スプリングガイドやブリーチ内部が改修されいます。
これによって動作の確実性が向上しているので、これから初めてハイキャパ系を買おうかと考えている人はオススメできます。
ただ、ピストンカップが大型化したわけでもマガジンが新型になったわけでもないので5.1と比べるとブローバックのスピードと初速は変わりません。ですから既に5.1やゴールドマッチを持っている方は無理して買い替える必要性は無いかな?というのが私の感想です。
動作性に関してはグロック17からグロック19ほどの進化は感じられません。

このDORはその名の通り、純正でドットサイトを直乗せできるという部分が大きいメリットです。5.1に社外製のアダプターを介してドットサイトを乗せようとすると重さでブローバックスピードが著しく低下したり、構造的にスライドのガワに負荷がかかってスライドの後ろ部分が割れて吹っ飛んで顔に当たるという報告があります。
DORはスライド内の金属部品に直接ネジ止めする構造なのでスライドのガワに負荷がかかりません。ですから、5.1でドットサイト運用している方は買い替える価値はあるかと思います。
インドアでの撃ち合いの際、バリケードから少しだけはみ出た相手に当てたい場合はドットサイトはものすごく有利で、こと左右に関しては3点式よりもはるかに高い精度で射撃が可能なのでインドアゲームで有利に戦いたい方には使いやすいガスガンだと言えます。
ドットが載せられるというところ以外も細かく進化はしていますが、その部分は普通に使っていて実感はしにくいかと思います。逆に考えると5.1の時点で完成されていたと言うべきかもしれません。
「良い」が当たり前の機種です。
現時点で私がこれから初めてガスブロを買うという人にオススメするならこのDORかグロック19ですね。
ということでまた次回!
DORとはDirect Optics Readyの略で光学機器を直接載せられますよという意味です。東京マルイのマイクロプロサイトがスライドにポン付けできるようになっています。

日本で最も売れているであろうガスブロ ハイキャパ5.1の新バリエーションモデルになります。
パッケージデザインはカッコイイですね!

いつも書いてますが、それなりに高いオモチャなのでパッケージもカッコいい方が充足感を満たしてくれます。
いつも通りの配置ですね。プロサイトを乗せる為のベースが付属しています。

パっと見で目を引くのがスライドですね。ノーマルのハイキャパと全然違うので新鮮ですが、グリップが死ぬほど見慣れたハイキャパのまんまなのでそこまでテンションは上がらないかな?(笑)

スライドにはD.O.Rの刻印があります。

ノーマルのハイキャパはスライドは完全なブラックでしたが、DORはダークグレーといった色合い。
私的にスライドのデザインはDORの方が断然好きです。
トリガーはストレートタイプの新デザインになっています。5.1と同様にトリガーの遊びが皆無です。シャーシはマニュアルセーフティの部分が少し削られていて親指の付け根に当たらないようになっています。

グリップスクリューは黒になっています。因みに5.1はシルバーです。
あと、地味に嬉しいのがスライドストップですね。微妙に延長されて指が掛けやすくなっています。DOR専用デザインですね。

ハイキャパゴールドマッチもスライドストップが延長されていましたが、DORはおとなしめの延長ですね。
スライド上部は溝が掘ってあったりして印象が5.1とは全然違いますね!タクティカル感あって良いです。

フロントサイトもDORのオリジナルデザイン。頭が尖っていますね。

リアサイトもオリジナル。面構成が複雑になっているのでメカニカルな感じがしてカッコイイですね。因みにサイトは樹脂製です。

ハンマーもDORのオリジナルデザイン。

すごく指が掛かり難くいデザインになっていますが、そもそも初弾装填するにはスライドを引かなければならないのでハイキャパでハンマーだけコックする動作ってあまりやらないからこれはこれでいいのかも。
その代わりと言ってはなんですが、スライドの後端にリブが設けられていて、ドットサイトを装着していてもスライドが引きやすいようになっています。
マガジンは5.1と同じでした。

早速サイトを乗せていきます。

ノーマルサイトの上部の6角ネジを1本外すだけでこの状態になります。
付属のアダプターです。

2種類あり、上の方は予備サイトが付いているタイプ。
下が、予備サイト無しのローマウントタイプです。
今回はローマウントタイプを使ってみたいと思います。
このようにノーマルのマイクロプロサイトの電池蓋をDORの付属品のものに取り替えます。

蓋のツメを引っ掛けてネジを2本で固定します。ネジはマイクロプロサイトのものを使います。

ネジはスライド内の金属製ブリーチにネジ込まれているので強度は全く問題なさそうです。
うむ、カッコイイですね。

ドットサイトを乗せるとシルエットが全然変わりますね。ただグリップがハイキャパでキャパキャパしているので新鮮味が半減してしまうのは私だけだろうか。
ステッピングでもすれば全く別の銃に見えるかもしれません。
今度やってみようかな。
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さて、スライドを外して内部のパーツを見ていきます。

あ、因みにグリップは5.1と全く同じ。
ブリーチは内側から6角ネジで固定する方式になっています。

アウターバレルはDORのがシボ加工っぽく表面がボコボコしていますが、肉眼だと見比べないと分からないですね。

バレルはM45A1と同じショートリコイルになっています。
チャンバーはシルバーになっていました。
可能ならグロック19のようにスライドを外さなくてもホップ調整できるようになってたら嬉しかったな~。この方式って地味に面倒なんですよね。

リコイルスプリングガイドの根本にはゴムリングが装着されおり、5.1よりも3mmほどショートストロークになっています。
また、ゴムリングによりブローバック時の衝撃が緩和されるため、ブリーチやシリンダーが破損し難くなっています。
チャンバーにはリコイルスプリングガイドがズレないようにダボが設けられてられています。これは5.1には無かったものです。

これによりスプリングの直進性が向上したのでブローバックがスムーズになります。
スライドの内側にはスライドストップ用の金属パーツが取り付けられていて耐久性が向上しています。これも5.1には無いパーツです。

ブリーチの形状は5.1と基本的に同じですが、シリンダーリターンスプリングにスプリングガイドが付いていました。私が2年前に買ったハイキャパ5.1にはありませんでした。現行はあるのかな?

このリターンスプリングはマガジンを温めて強いブローバックを長く続けていると潰れちゃったりするのですが、このガイドが8mmくらいあるのでスプリングが完全につぶれるのを防いでくれます。良いパーツですね。
あと、5.1と違って、後端にプロサイト用のネジ穴があります。
シリンダーは5.1と全く同じでした。

東京マルイの公式ツイッターが内部構造を改良して動作性を向上させた書いていたのはこの部分ですね。

M45A1のものが流用されているようです。
ヘッドの形状とシリンダーパーツが違いますね。ローラーでシリンダーの動作がスムーズになっているようです。

さて、初速を測っていきます。

ガスはマガジンの半分だけ入れ、25度の状態で計測します。
使用する弾はマルイ プラ弾 0.2gです。
8発を2秒間隔で撃ったのがこちら。

平均が74.4m/s
安定していますね。
初速自体は5.1と変わらない数値です。
ブローバックのスピードも同じ感じです。
まとめ
今までのハイキャパシリーズはスポーツシューティングガンの性格が強いものが多かったですが、このDORは各部パーツの形状的にもタクティカル系に趣向を振っていて個人的には見た目が結構好みです。

ハイキャパ系最新モデルなだけあって、スプリングガイドやブリーチ内部が改修されいます。
これによって動作の確実性が向上しているので、これから初めてハイキャパ系を買おうかと考えている人はオススメできます。
ただ、ピストンカップが大型化したわけでもマガジンが新型になったわけでもないので5.1と比べるとブローバックのスピードと初速は変わりません。ですから既に5.1やゴールドマッチを持っている方は無理して買い替える必要性は無いかな?というのが私の感想です。
動作性に関してはグロック17からグロック19ほどの進化は感じられません。

このDORはその名の通り、純正でドットサイトを直乗せできるという部分が大きいメリットです。5.1に社外製のアダプターを介してドットサイトを乗せようとすると重さでブローバックスピードが著しく低下したり、構造的にスライドのガワに負荷がかかってスライドの後ろ部分が割れて吹っ飛んで顔に当たるという報告があります。
DORはスライド内の金属部品に直接ネジ止めする構造なのでスライドのガワに負荷がかかりません。ですから、5.1でドットサイト運用している方は買い替える価値はあるかと思います。
インドアでの撃ち合いの際、バリケードから少しだけはみ出た相手に当てたい場合はドットサイトはものすごく有利で、こと左右に関しては3点式よりもはるかに高い精度で射撃が可能なのでインドアゲームで有利に戦いたい方には使いやすいガスガンだと言えます。
ドットが載せられるというところ以外も細かく進化はしていますが、その部分は普通に使っていて実感はしにくいかと思います。逆に考えると5.1の時点で完成されていたと言うべきかもしれません。
「良い」が当たり前の機種です。
現時点で私がこれから初めてガスブロを買うという人にオススメするならこのDORかグロック19ですね。
ということでまた次回!