2019年01月30日
東京マルイ 次世代 MK18 mod.1発売記念ミリフォト!
ついに東京マルイから次世代電動ガンシリーズでMK18 mod.1が発売されることとなりましたね!
ここ数年はMK18 mod.1に飽きてたので大して気にも留めてなかったのですが東京マルイさんから発売となると流石にソワソワしますね(笑)
私がMK18 mod.1を次世代M4 CQB-Rから作ったのは、えーと・・・・約7年前!?
海外のフォーラムを熱心に翻訳しながらコツコツとMK18 mod.1を作り続けていたのが懐かしい。
ようやくですよ~ようやく!
個人的には6年前には発売してほしかったですね~!
まぁ当時は映画「ゼロダークサーティ」でHK416が活躍して人気絶頂だったので仕方ないのです。マルイさんは映画に合わせてj次世代電動ガンの新製品にHK416をチョイス。すぐに発売して話題になりました。
この時はゼロダークサーティの地熱が冷める前に発売したのでマルイさんにしては初動が早かったイメージですね。
そしてせっかく作ったHK416の鋳造型ですから、怒涛のバリエーション祭りが始まります。
ここで2012年以降の次世代電動ガンの発売年表を見てみましょう
2012年HK416D
2013年HK416EVGRUカスタム
2014年HK416アーリーバリアント
2015年 -
2016年HK416C
2017年HK416デルタカスタム・AK47
2018年HK416デルタカスタムブラック
何と2017年のAK47以外は全部HK416系という!!※AK74MNは再販品なので除外。
その頃は特殊部隊のアサルトライフル=HK416みたいなイメージがサバゲーマーの間で蔓延していたのでMK18 mod.1が発売にならなかったのもしょうがないかなと。
映画のイメージ植え付けは強力ですからね。
実際のところHK416を使っていたのはごく一部の部隊だけで、ほとんどの部隊がMK18 mod.1を使っていたんですけどね。
に、しても発売年表振り返ってみると改めて6年間ずっとHKって凄いですね。
やたらと露出の多い米海兵隊特殊部隊MARSOCがようやくここ数年サバゲーマーの間で認知度が上がってきて、それに伴いMK18 mod.1の名もかなり広がってきた感がありますね。映画でもちょいちょい見かけますし。
そういった情勢も鑑みて、ようやく東京マルイさんも発売に踏み切ってくれたのだと思われます。
が!しかし!
もうすでに米軍はSOPMOD Block3に移行が始まっているのではないかと海外のフォーラムで話題になっています。
MK18 mod.0、東京マルイでいう次世代 M4 CQB-RがSOPMOD Block1。
MK18 mod.1はSOPMOD Block2でした。
簡単に言うと特殊部隊の主要銃器を改良・更新する時期ということです。
更新は大体10年前後で行われています。
最新のSOPMOD Block3ではガイズリー社のMK16 UGR-Iというハンドガードが採用されることがほぼ決定しており、海外のミリタリーニュースサイトでもリーク記事がアップされています。
ミリブロニュースでも13.5インチのハンドガードを搭載したM4を持った隊員の写真が出回ったという記事がありましたね。
https://news.militaryblog.jp/web/Geissele-SMR-Mk16-may-be-adopted/as-SOPMOD-Block-III.html
上のURLのミリブロニュース記事では写真のライフルのハンドガードをMK16と記述していますが、実際に写真の隊員が使っているのは下の写真のMK14 M-LOK 13.5inchですね。
別の個体ですがこれもMK14ですね。
海外のフォーラムでもこの2枚の写真が話題になり、なんでMK16じゃなくてMK14なんだ?ハンドガードは隊員が自分で買って取り付けたものではないか?事前のテストで形状が近いMK14を使ったのでは?という議論がされていました。
因みにこれが本来採用予定のMK16 UGR-I 13.5inchです。45度のところもM-LOKになっています。
SOPMOD Block3への移行が滞りなく進めば2019年内にもMARSOCかどこかの部隊の隊員がMK16 URG-I 9.3inchを装着したMK18 mod.2(仮称)を持ったミリフォトが流出するでしょう。
海外メーカーはその辺のアンテナが鋭いので既にMK16のレプリカをこぞって発売しています。
私も早速買いましたのでミリフォトでMK18 mod.2(仮称)の存在が確認でき次第このハンドガードに交換したいと思っています。
下手すると年内中にVFCからURG-Iを搭載したモデルが発表になるかも!?
しかし、少なくとも2018年の10月時点ではまだDD RIS2を搭載したMK18 mod.1の写真が流出しているので、おそらくこの記事の更新時点でもまだ現役であることは間違いないです。
9.3インチのMK16 URG-Iが既に特殊部隊に支給されているのではないか?というのは海外のフォーラムでもまだ予想している段階です。
海外のニュースサイトでも識者がリーク情報からの推察しているだけで、確定的な情報はまだ出ていません。
しかし、移行が始まっていたとしても自衛隊の特殊作戦群が詳細な使用銃器を大っぴらに明かさないように、米軍の特殊部隊のM4に関しても基本的に公文書での発表などはありませんので流出写真が無ければ存在を確認することはできません。
まぁ時期的にも何かしらの形で移行はされるはずなのでハンドガードはDD RIS2から変更になると思いますが。
ひとまず東京マルイからMK18 mod.1が発売されることを素直に喜びましょう!
ということで久々にMK18 mod.1のミリフォトを紹介!
ドットはT1、ライトはINSIGHT WMX200ですね。定番セットアップですが、アンダーレールに見慣れない機器が取り付けられています。なんだこれ?ミサイルとかの誘導装置とか?
サプレッサーがナイツなので少し前ですかね。ライトはSurefireのM600。
恐らく2015年頃の写真。結束バンドの雑な切り口に注目!メリケンクオリティ(笑)
それにしてもMAGPUL AFG2を装着している隊員はなぜこの握り方なんだろう。まぁ先端にPEQとかライトが付いているからコスタ握りはできないからなのだと思うけど、謎。
どの写真見ても握るというかAFG2をつまんでる感じ。
CARストックですね!そして比較的珍しいグリップポットを装着しているパターン。
そしてなんと言ってもグローブがメカニクスのM-PACTですよ!!米特殊部隊お墨付きです!
写真のはまさにコレ↓です。
皆さんも買いましょうM-PACT。
なんの変哲もない一番よくみるパターンのセットアップです。
最近のMK18 mod.1を再現したければライトはINSIGHT WMX200かSurefire M600 スカウトのダークアースカラーを載せとけば間違いないです。ここ3年くらいでM3Xを使っている隊員はほぼ居なくなりました。あくまでミリフォトの観測範囲内での話ですが。
写真が分かり辛いですがスコープはVortex Razor HD Gen II 1-6x24です。2018年初め頃に米軍が新たに調達したとニュースになったスコープですので新しめのミリフォトですね。今後はエルカンスペクターからこれに変わっていくようです。
それにしても右の人のタイガーストライプの緑がめっちゃ濃くて良い感じなので欲しい・・・
今回はこんな感じです。
またちょこちょことミリフォトアップしていきますのでよろしくお願いします。
秋のホビーショーで次世代 MK18 mod.2が発表されたら神。
ということでまた次回!
ここ数年はMK18 mod.1に飽きてたので大して気にも留めてなかったのですが東京マルイさんから発売となると流石にソワソワしますね(笑)
私がMK18 mod.1を次世代M4 CQB-Rから作ったのは、えーと・・・・約7年前!?
海外のフォーラムを熱心に翻訳しながらコツコツとMK18 mod.1を作り続けていたのが懐かしい。
ようやくですよ~ようやく!
個人的には6年前には発売してほしかったですね~!
まぁ当時は映画「ゼロダークサーティ」でHK416が活躍して人気絶頂だったので仕方ないのです。マルイさんは映画に合わせてj次世代電動ガンの新製品にHK416をチョイス。すぐに発売して話題になりました。
この時はゼロダークサーティの地熱が冷める前に発売したのでマルイさんにしては初動が早かったイメージですね。
そしてせっかく作ったHK416の鋳造型ですから、怒涛のバリエーション祭りが始まります。
ここで2012年以降の次世代電動ガンの発売年表を見てみましょう
2012年HK416D
2013年HK416EVGRUカスタム
2014年HK416アーリーバリアント
2015年 -
2016年HK416C
2017年HK416デルタカスタム・AK47
2018年HK416デルタカスタムブラック
何と2017年のAK47以外は全部HK416系という!!※AK74MNは再販品なので除外。
その頃は特殊部隊のアサルトライフル=HK416みたいなイメージがサバゲーマーの間で蔓延していたのでMK18 mod.1が発売にならなかったのもしょうがないかなと。
映画のイメージ植え付けは強力ですからね。
実際のところHK416を使っていたのはごく一部の部隊だけで、ほとんどの部隊がMK18 mod.1を使っていたんですけどね。
に、しても発売年表振り返ってみると改めて6年間ずっとHKって凄いですね。
やたらと露出の多い米海兵隊特殊部隊MARSOCがようやくここ数年サバゲーマーの間で認知度が上がってきて、それに伴いMK18 mod.1の名もかなり広がってきた感がありますね。映画でもちょいちょい見かけますし。
そういった情勢も鑑みて、ようやく東京マルイさんも発売に踏み切ってくれたのだと思われます。
が!しかし!
もうすでに米軍はSOPMOD Block3に移行が始まっているのではないかと海外のフォーラムで話題になっています。
MK18 mod.0、東京マルイでいう次世代 M4 CQB-RがSOPMOD Block1。
MK18 mod.1はSOPMOD Block2でした。
簡単に言うと特殊部隊の主要銃器を改良・更新する時期ということです。
更新は大体10年前後で行われています。
最新のSOPMOD Block3ではガイズリー社のMK16 UGR-Iというハンドガードが採用されることがほぼ決定しており、海外のミリタリーニュースサイトでもリーク記事がアップされています。
ミリブロニュースでも13.5インチのハンドガードを搭載したM4を持った隊員の写真が出回ったという記事がありましたね。
https://news.militaryblog.jp/web/Geissele-SMR-Mk16-may-be-adopted/as-SOPMOD-Block-III.html
上のURLのミリブロニュース記事では写真のライフルのハンドガードをMK16と記述していますが、実際に写真の隊員が使っているのは下の写真のMK14 M-LOK 13.5inchですね。
別の個体ですがこれもMK14ですね。
海外のフォーラムでもこの2枚の写真が話題になり、なんでMK16じゃなくてMK14なんだ?ハンドガードは隊員が自分で買って取り付けたものではないか?事前のテストで形状が近いMK14を使ったのでは?という議論がされていました。
因みにこれが本来採用予定のMK16 UGR-I 13.5inchです。45度のところもM-LOKになっています。
SOPMOD Block3への移行が滞りなく進めば2019年内にもMARSOCかどこかの部隊の隊員がMK16 URG-I 9.3inchを装着したMK18 mod.2(仮称)を持ったミリフォトが流出するでしょう。
海外メーカーはその辺のアンテナが鋭いので既にMK16のレプリカをこぞって発売しています。
私も早速買いましたのでミリフォトでMK18 mod.2(仮称)の存在が確認でき次第このハンドガードに交換したいと思っています。
下手すると年内中にVFCからURG-Iを搭載したモデルが発表になるかも!?
しかし、少なくとも2018年の10月時点ではまだDD RIS2を搭載したMK18 mod.1の写真が流出しているので、おそらくこの記事の更新時点でもまだ現役であることは間違いないです。
9.3インチのMK16 URG-Iが既に特殊部隊に支給されているのではないか?というのは海外のフォーラムでもまだ予想している段階です。
海外のニュースサイトでも識者がリーク情報からの推察しているだけで、確定的な情報はまだ出ていません。
しかし、移行が始まっていたとしても自衛隊の特殊作戦群が詳細な使用銃器を大っぴらに明かさないように、米軍の特殊部隊のM4に関しても基本的に公文書での発表などはありませんので流出写真が無ければ存在を確認することはできません。
まぁ時期的にも何かしらの形で移行はされるはずなのでハンドガードはDD RIS2から変更になると思いますが。
ひとまず東京マルイからMK18 mod.1が発売されることを素直に喜びましょう!
ということで久々にMK18 mod.1のミリフォトを紹介!
ドットはT1、ライトはINSIGHT WMX200ですね。定番セットアップですが、アンダーレールに見慣れない機器が取り付けられています。なんだこれ?ミサイルとかの誘導装置とか?
サプレッサーがナイツなので少し前ですかね。ライトはSurefireのM600。
恐らく2015年頃の写真。結束バンドの雑な切り口に注目!メリケンクオリティ(笑)
それにしてもMAGPUL AFG2を装着している隊員はなぜこの握り方なんだろう。まぁ先端にPEQとかライトが付いているからコスタ握りはできないからなのだと思うけど、謎。
どの写真見ても握るというかAFG2をつまんでる感じ。
CARストックですね!そして比較的珍しいグリップポットを装着しているパターン。
そしてなんと言ってもグローブがメカニクスのM-PACTですよ!!米特殊部隊お墨付きです!
写真のはまさにコレ↓です。
皆さんも買いましょうM-PACT。
なんの変哲もない一番よくみるパターンのセットアップです。
最近のMK18 mod.1を再現したければライトはINSIGHT WMX200かSurefire M600 スカウトのダークアースカラーを載せとけば間違いないです。ここ3年くらいでM3Xを使っている隊員はほぼ居なくなりました。あくまでミリフォトの観測範囲内での話ですが。
写真が分かり辛いですがスコープはVortex Razor HD Gen II 1-6x24です。2018年初め頃に米軍が新たに調達したとニュースになったスコープですので新しめのミリフォトですね。今後はエルカンスペクターからこれに変わっていくようです。
それにしても右の人のタイガーストライプの緑がめっちゃ濃くて良い感じなので欲しい・・・
今回はこんな感じです。
またちょこちょことミリフォトアップしていきますのでよろしくお願いします。
秋のホビーショーで次世代 MK18 mod.2が発表されたら神。
ということでまた次回!
2019年01月24日
【最新】 サイトロン SD-33XX ドットサイト 徹底レビュー!【実銃用サイト】
サイトロンジャパンのSD-33XXを購入したのでレビューしたいと思います。
2018年末に先行で100個限定で発売されたものを購入しました。定価は39800円(税抜)です。2割引の税込34000円前後なら買いでしょうか。
SD系統と言えば自衛隊に納入されている実銃用ドットサイトとして有名ですよね。
SATマガジン誌などでは89式にMD-33などが装着されている写真を度々見かけます。
ということでこのドットサイトの種類についておさらいです。
以下が現行品
SD-30X
MD-30X
SD-33X BLUE EYE
MD-33X
SD-33XX←NEW
2016年に全てのモデルがリニューアルされました。
レンズがBB弾が直撃しても割れない強化レンズになり、それを示す為、末尾に「X」が付与されました。
私が5年前くらいに買ったのは強化ガラスになる前のSD-30ですね。
レビューはコチラ
種類の解説です。
頭文字がMDになっているモデルはインバーターやナイトビジョンモードや自動調光モードが付いています。まさに軍用といったところです。
インバーターは端的に言うと電池を長持ちさせる機能のことです。
頭文字がSDになっているモデルはそれらの機能を省いた廉価版です。
いわゆる普通のドットサイトですね。
BLUE EYEは屋内などの暗いところでの視認性を向上させる為にレンズを黄色、ドットを青にしたモデルです。
数字の30と33はサイトの太さ(外径)が30mmと33mmという意味。
今回発売されたSD-33XXは従来品とはマウント方式が異なり、サイト形状も違うということで購入してみました。
早速レビューしていきたいと思います。
外箱はXシリーズの流用ですね。
付属品などが綺麗に収まっています。SD-30の時と変わりません。
取り出してみました。
いつも通り、サンシェードやらキルフラッシュやらが付属しています。
対物レンズが強化ガラスになっていてBB弾の直撃にも耐えるという仕様。
で、従来のシリーズと大きく変わったのがこのマウント方式。
組み立てるとこんな感じ。
中身は従来のSD-33と同様と思われますがガワのデザインを変え、T-1規格のマウントを採用したことでシルエットもどことなくT-1っぽさが出ています。
30系統のサイトはゼロインする際にマイナスドライバーが必要でしたが、33系ではゼロイン調整用ダイアルが手で回せるようになっています。
フィールドのレンジでゼロインする際にいちいちドライバーを持っていかなくて良くなったのは有難いですが、このダイヤル結構硬くて回すのが大変。
輝度調整ダイアルはSD-30よりも回しやすくなっていました。かといってすぐズレることもなさそうな丁度良い具合です。
輝度は11段階
電池はお馴染みのCR2032です。多分CR2020も使えます。
で!
本製品の最大の特徴はマウントがAimpoint社のT1ドットサイトと同様の規格になっていることです。
サイトロン SD-30やAimpoint COMP M2などに代表されるチューブタイプのドットサイトは基本的に外径が30mm規格になっており、下の画像のような30mm対応マウントという器具を介して銃にとりつける方式になっています。
実銃用やらレプリカやらで30mm径用マウントは実に様々なラインナップから選ぶことができました。
ですが、SD-33X、MD-33Xは33mm径という特殊な外径なので汎用の30mmマウントが使えない為、サイトロン純正の33mm径用マウントしか選択肢がなかったのです。
今回のXXではチューブの底部をT1規格とすることでマウントの種類もある程度選べるようになり、高さも調節できるようになったのが一番の特徴と言えます。
T1ドットサイト用マウントは実銃用、レプリカ共にそこそこの種類が発売されているのでマウントで個性を出せるというのはユーザーにとっては有難いことです。
ということでレプリカのT1ドットサイトのマウントが使えるかどうかを試してみたいと思います。
このT1はエアガン市場さんで購入したKNIGHT'SタイプQDマウント付きのやつですね。
すんなり付きました!
が、あんまり代わり映えしませんね(笑)
このKNIGHT'SタイプQDマウントはスペーサーを抜くことで高さを変更できるのでこの様にミドルマウントも可能。
ブースターを使いたい方はこれなら高さを調節できて良いかもしれません。
SD-33XXに付属していた長さ6mmのネジを使う事になりますが、このネジが少し長すぎたのでレプリカマウントを取り付けの際は長さが4mmのを使いました。
SD-33XXのネジ規格はM3です。
ホームセンターに行けば黒染めしたヘックスネジがバラ売りしています。
本体側にはしっかりとズレ防止の溝が掘ってありますので突起のあるタイプのマウントでも大丈夫なハズです。ただし、レプリカのマウントは突起の位置がズレていることもあるので保証はできませんが。
レンズは相変わらず透明度が高くて視認しやすいですね!
ドットの大きさは一般的な5MOAです。
5MOAは50m先では約7cmの点になっています。30m先では約4センチです。相手が人間であるサバゲーにおいては十分過ぎますね。
レベルアップサバゲーでも解説しましたが、ゼロインする際は基本的に30mで合わせておき、視差を鑑みて相手が30m以内ならドットの少し下に相手を捉えて狙い、相手が30m以遠ならドットよりほんの少しだけ上に相手を捉えて狙います。
と、言ってもエアソフトガンの性能とフィールドの構造的に交戦距離は長くても50mが限界ですので30mにゼロインしておけば相手がどの距離に居ても上下の視差は数センチ以内なのでそんなに神経質にならなくても大丈夫です。
シューティングマッチなどで10m以内の小さな3cmの的を狙うなら話は別ですが。
SD-33XXとSD-30の比較。
こう並べてみるとレンズ径の違いが顕著に出ていますね。また、青みもわずかですがSD-33XXの方が薄いです。
外径は30mmと33mmという数字をみるだけでは大した差が無いように感じますが、実際チューブ内に入っているレンズは両者とも大きく違います。
SD-30の対物レンズ径は22mm
SD-33XXのレンズ径は27mm
外径チューブの差は3mmですが、実際のレンズ径は5mmもの差があります。
レンズの直径だけだとよくわからないので・・・
実際のレンズ面積を求めてみると
SD-30は379.94m㎡
SD-33XXは572.265m㎡になりました。
100分率で両者の差を計算してみるとレンズの面積は実に1.44倍もの差になりました!
外径30mmと33mmって外径の数字だけ見ると大した差では無いなと思っていましたが、実際のレンズの面積はかなりの差になりましたね。
構えた時も見やすさが全然違いました。
こちらは前から見た写真
SD-30はドット光源が下、SD-33XXはドット光源が上になっています。
上下が逆になっていますね。
サバゲーにおいてこの光源の位置が何を意味するか?
それは夜戦時にあります。
銃を水平に構えた際、光源が下だと立っている相手から見えてしまいますが、光源が上にあると相手は下から覗き込まない限り光源が見えないので夜戦時に暗闇のゲームにおいて光源でバレ難くなる効果があります。
まぁ夜戦をあまりやらない人には関係ないかもしれませんね。
キルフラッシュ付ければある程度防げますし。
外観の比較
全長は両者とも同じですがSD-33XXの方が太くなっていることがわかります。
重さの比較、マウントと電池込みです。
SD-33XX
SD-30
ホロサイトEXPS レプリカ
SD-33XXは大ぶりな筐体にもかかわらずかなり軽いですね。ホロサイトの方が重いという結果に。
ということでメインウェポンに装着してみました。
取り付けるとSD-30よりも大ぶりな感じがしますね。
バランス的にはこちらの方が好みです。
面構えが良くなりました。
総評
従来機種が自衛隊に納入され、実際に89式に搭載され使用されている事実があれば性能は語るべくもないでしょう。
レプリカとは違い、調整したドットは絶対にズレませんし、振動で消えることもありません。
炎天下でドットが見難くなることもありませんし被弾でレンズが割れたり、ぶつけて壊れることもありません。
レプリカしか使ったこと無い方は実銃用ドットサイトの信頼性、使用感をしっかりと味わうことができるかと思います。
予めシューティングレンジでしっかりとゼロインしておけばゲーム中、ドットを完全に信じて射撃できます。そして当たります。
私的にはレプリカ系ドットサイトと大きく違うと感じるのは信頼性ですね。
既に野外の定例会で2回使用しましたが使用感はバツグンです。
SD-30と比べると大きく変わったという実感は正直言ってそこまでないかなという印象。
ただ、レンズ径によるサイティングのしやすさは感じました。
特にブッシュ内などの暗い場所ではかなり見やすさの違いを感じましたが、位置取りが最重要なサバゲーにおいてドットサイトのレンズが大きくなったところでさほど変わりはありません。
それほどにSD-30も優秀ということです。
既に従来のSD、MD、又はその他の実銃用ドットサイトを持っている方は無理して買い替える必要もない気はしますね。高いですし。
また、最近はVector OpticsやHOLOSUNなど中国で生産された実銃対応の民間向けドットサイトも安価で出回っているので色々見てもらえればいいかと思います。
ただ、このSD-33XXの大きなレンズ径は唯一無二なのでこれから初めてちゃんとしたドットサイトを買いたいという方にはSD-33XXはオススメです。
サイトロンは生産も日本ですし、メーカー所在地も日本なのですぐにアフターサービスを受けられるのも良いです。
何度も主張していますが、レプリカを何個も買って失敗するよりは実銃対応のを1つ買う方が絶対に幸せになれますよ。
私も今までに10個以上レプリカサイト買いましたけどね(笑)
レプリカでも比較的マシなのはいくつかありますが、はやり実銃用を一度使うとレプリカには戻れません。
これからガッツリサバゲーやる方は1つ持ってていいと思います。
実銃用なら手放す時も必ず値が付きますからね。
ということでまた次回!
2018年末に先行で100個限定で発売されたものを購入しました。定価は39800円(税抜)です。2割引の税込34000円前後なら買いでしょうか。
SD系統と言えば自衛隊に納入されている実銃用ドットサイトとして有名ですよね。
SATマガジン誌などでは89式にMD-33などが装着されている写真を度々見かけます。
ということでこのドットサイトの種類についておさらいです。
以下が現行品
SD-30X
MD-30X
SD-33X BLUE EYE
MD-33X
SD-33XX←NEW
2016年に全てのモデルがリニューアルされました。
レンズがBB弾が直撃しても割れない強化レンズになり、それを示す為、末尾に「X」が付与されました。
私が5年前くらいに買ったのは強化ガラスになる前のSD-30ですね。
レビューはコチラ
種類の解説です。
頭文字がMDになっているモデルはインバーターやナイトビジョンモードや自動調光モードが付いています。まさに軍用といったところです。
インバーターは端的に言うと電池を長持ちさせる機能のことです。
頭文字がSDになっているモデルはそれらの機能を省いた廉価版です。
いわゆる普通のドットサイトですね。
BLUE EYEは屋内などの暗いところでの視認性を向上させる為にレンズを黄色、ドットを青にしたモデルです。
数字の30と33はサイトの太さ(外径)が30mmと33mmという意味。
今回発売されたSD-33XXは従来品とはマウント方式が異なり、サイト形状も違うということで購入してみました。
早速レビューしていきたいと思います。
外箱はXシリーズの流用ですね。
付属品などが綺麗に収まっています。SD-30の時と変わりません。
取り出してみました。
いつも通り、サンシェードやらキルフラッシュやらが付属しています。
対物レンズが強化ガラスになっていてBB弾の直撃にも耐えるという仕様。
で、従来のシリーズと大きく変わったのがこのマウント方式。
組み立てるとこんな感じ。
中身は従来のSD-33と同様と思われますがガワのデザインを変え、T-1規格のマウントを採用したことでシルエットもどことなくT-1っぽさが出ています。
30系統のサイトはゼロインする際にマイナスドライバーが必要でしたが、33系ではゼロイン調整用ダイアルが手で回せるようになっています。
フィールドのレンジでゼロインする際にいちいちドライバーを持っていかなくて良くなったのは有難いですが、このダイヤル結構硬くて回すのが大変。
輝度調整ダイアルはSD-30よりも回しやすくなっていました。かといってすぐズレることもなさそうな丁度良い具合です。
輝度は11段階
電池はお馴染みのCR2032です。多分CR2020も使えます。
で!
本製品の最大の特徴はマウントがAimpoint社のT1ドットサイトと同様の規格になっていることです。
サイトロン SD-30やAimpoint COMP M2などに代表されるチューブタイプのドットサイトは基本的に外径が30mm規格になっており、下の画像のような30mm対応マウントという器具を介して銃にとりつける方式になっています。
実銃用やらレプリカやらで30mm径用マウントは実に様々なラインナップから選ぶことができました。
ですが、SD-33X、MD-33Xは33mm径という特殊な外径なので汎用の30mmマウントが使えない為、サイトロン純正の33mm径用マウントしか選択肢がなかったのです。
今回のXXではチューブの底部をT1規格とすることでマウントの種類もある程度選べるようになり、高さも調節できるようになったのが一番の特徴と言えます。
T1ドットサイト用マウントは実銃用、レプリカ共にそこそこの種類が発売されているのでマウントで個性を出せるというのはユーザーにとっては有難いことです。
ということでレプリカのT1ドットサイトのマウントが使えるかどうかを試してみたいと思います。
このT1はエアガン市場さんで購入したKNIGHT'SタイプQDマウント付きのやつですね。
すんなり付きました!
が、あんまり代わり映えしませんね(笑)
このKNIGHT'SタイプQDマウントはスペーサーを抜くことで高さを変更できるのでこの様にミドルマウントも可能。
ブースターを使いたい方はこれなら高さを調節できて良いかもしれません。
SD-33XXに付属していた長さ6mmのネジを使う事になりますが、このネジが少し長すぎたのでレプリカマウントを取り付けの際は長さが4mmのを使いました。
SD-33XXのネジ規格はM3です。
ホームセンターに行けば黒染めしたヘックスネジがバラ売りしています。
本体側にはしっかりとズレ防止の溝が掘ってありますので突起のあるタイプのマウントでも大丈夫なハズです。ただし、レプリカのマウントは突起の位置がズレていることもあるので保証はできませんが。
レンズは相変わらず透明度が高くて視認しやすいですね!
ドットの大きさは一般的な5MOAです。
5MOAは50m先では約7cmの点になっています。30m先では約4センチです。相手が人間であるサバゲーにおいては十分過ぎますね。
レベルアップサバゲーでも解説しましたが、ゼロインする際は基本的に30mで合わせておき、視差を鑑みて相手が30m以内ならドットの少し下に相手を捉えて狙い、相手が30m以遠ならドットよりほんの少しだけ上に相手を捉えて狙います。
と、言ってもエアソフトガンの性能とフィールドの構造的に交戦距離は長くても50mが限界ですので30mにゼロインしておけば相手がどの距離に居ても上下の視差は数センチ以内なのでそんなに神経質にならなくても大丈夫です。
シューティングマッチなどで10m以内の小さな3cmの的を狙うなら話は別ですが。
SD-33XXとSD-30の比較。
こう並べてみるとレンズ径の違いが顕著に出ていますね。また、青みもわずかですがSD-33XXの方が薄いです。
外径は30mmと33mmという数字をみるだけでは大した差が無いように感じますが、実際チューブ内に入っているレンズは両者とも大きく違います。
SD-30の対物レンズ径は22mm
SD-33XXのレンズ径は27mm
外径チューブの差は3mmですが、実際のレンズ径は5mmもの差があります。
レンズの直径だけだとよくわからないので・・・
実際のレンズ面積を求めてみると
SD-30は379.94m㎡
SD-33XXは572.265m㎡になりました。
100分率で両者の差を計算してみるとレンズの面積は実に1.44倍もの差になりました!
外径30mmと33mmって外径の数字だけ見ると大した差では無いなと思っていましたが、実際のレンズの面積はかなりの差になりましたね。
構えた時も見やすさが全然違いました。
こちらは前から見た写真
SD-30はドット光源が下、SD-33XXはドット光源が上になっています。
上下が逆になっていますね。
サバゲーにおいてこの光源の位置が何を意味するか?
それは夜戦時にあります。
銃を水平に構えた際、光源が下だと立っている相手から見えてしまいますが、光源が上にあると相手は下から覗き込まない限り光源が見えないので夜戦時に暗闇のゲームにおいて光源でバレ難くなる効果があります。
まぁ夜戦をあまりやらない人には関係ないかもしれませんね。
キルフラッシュ付ければある程度防げますし。
外観の比較
全長は両者とも同じですがSD-33XXの方が太くなっていることがわかります。
重さの比較、マウントと電池込みです。
SD-33XX
SD-30
ホロサイトEXPS レプリカ
SD-33XXは大ぶりな筐体にもかかわらずかなり軽いですね。ホロサイトの方が重いという結果に。
ということでメインウェポンに装着してみました。
取り付けるとSD-30よりも大ぶりな感じがしますね。
バランス的にはこちらの方が好みです。
面構えが良くなりました。
総評
従来機種が自衛隊に納入され、実際に89式に搭載され使用されている事実があれば性能は語るべくもないでしょう。
レプリカとは違い、調整したドットは絶対にズレませんし、振動で消えることもありません。
炎天下でドットが見難くなることもありませんし被弾でレンズが割れたり、ぶつけて壊れることもありません。
レプリカしか使ったこと無い方は実銃用ドットサイトの信頼性、使用感をしっかりと味わうことができるかと思います。
予めシューティングレンジでしっかりとゼロインしておけばゲーム中、ドットを完全に信じて射撃できます。そして当たります。
私的にはレプリカ系ドットサイトと大きく違うと感じるのは信頼性ですね。
既に野外の定例会で2回使用しましたが使用感はバツグンです。
SD-30と比べると大きく変わったという実感は正直言ってそこまでないかなという印象。
ただ、レンズ径によるサイティングのしやすさは感じました。
特にブッシュ内などの暗い場所ではかなり見やすさの違いを感じましたが、位置取りが最重要なサバゲーにおいてドットサイトのレンズが大きくなったところでさほど変わりはありません。
それほどにSD-30も優秀ということです。
既に従来のSD、MD、又はその他の実銃用ドットサイトを持っている方は無理して買い替える必要もない気はしますね。高いですし。
また、最近はVector OpticsやHOLOSUNなど中国で生産された実銃対応の民間向けドットサイトも安価で出回っているので色々見てもらえればいいかと思います。
ただ、このSD-33XXの大きなレンズ径は唯一無二なのでこれから初めてちゃんとしたドットサイトを買いたいという方にはSD-33XXはオススメです。
サイトロンは生産も日本ですし、メーカー所在地も日本なのですぐにアフターサービスを受けられるのも良いです。
何度も主張していますが、レプリカを何個も買って失敗するよりは実銃対応のを1つ買う方が絶対に幸せになれますよ。
私も今までに10個以上レプリカサイト買いましたけどね(笑)
レプリカでも比較的マシなのはいくつかありますが、はやり実銃用を一度使うとレプリカには戻れません。
これからガッツリサバゲーやる方は1つ持ってていいと思います。
実銃用なら手放す時も必ず値が付きますからね。
ということでまた次回!