2018年07月06日
生田さんのスコーピオン Mod.mにFETを入れる!!
表題の通りです。
以前、自分のスコーピオンにもFETを入れたのですが生田さんのスコピーには別の方法で入れたいと思います。

余談ですが、私個人のYouTubeチャンネルの登録もお願い致します。
大門団長チャンネル
私は実はレベルアップサバゲーチャンネルへのログイン権限はないので、家で1人でカスタムしたりする配信が出来ません。
個人チャンネルなら気軽にちょっとしたカスタム生配信なども出来るようになりますので是非とも登録をお願い致します。
Youtubeはチャンネル登録者1000人以上いないと生配信できない仕様になっているのでご協力をお願い致します。
ある日のレベルアップサバゲーの撮影後の話・・・
生田 「団長、やっぱりスコピーにFET入れて欲しいんだけど」
私 「いや、生田さん自分でやればいいじゃないすか」
生田 「いや難しいからやって?」
私 「自分でやった方がカスタムとか覚えられるから自分でやりなさいよ」
生田 「・・・おい」
私 「はい?」
生田 「やれよ」
私 「はい」
ということでやっていきたいと思います。
今回はXCORTECHのMOSFETを入れてみたいと思います。

私の中での決定版はACETECHのMOSFETなのですが、どうやらXCORTECHの方が小さいみたいで。
"凄い銃"でお馴染みの世界のあらた博士にACETECHとXCORTECのMOSFETの違いを聞いてみたところ、構成は同じで使っている部品が小さいものを選んでいるだけとのこと。
抵抗やFET素子が小さいだけで回路図的には同じということなので信頼性はあると。
ACETECHのは海外のハイパワーな電動ガンに対応する為に大きなFETを載せているので国内の電動ガンにはオーバースペック気味になっているからコンパクト電動のノーマルスプリングを7.4vのリポで回すくらいならXCORTECHの小さい方で全く問題ないそうだ。
しかも取り付け方法はACETECHのと同じなので簡単ときてる。
前に自分のにACETECHのを入れた時は大変だったから生田さんのにはXCORTECHを入れることにしたのだ。
しかも販売価格が1100円ときてる!めちゃくちゃ安い・・・。
とりあえず3つくらい買っておきました。
で、どれくらい小さいかと言うと
こんなに違います。
左がXCORTECH、右がACETECHです。

縦横の比率が同じなのでネットショップの写真などを見た時にACETECHと同じ大きさのMOSFETかと思っていたのですが実際は全然小さかったです。
厚みもだいぶ違います。

ACETECHのコンパクト版と捉えていいでしょう。
博士は自分の電動ハンドガン ハイキャパEのバッテリースペースにこのXCORTECHのFETを入れていました。
電動ハンドガンの純正バッテリー端子をオミットしてスペースを確保すれば入るみたい。
ACETECHのMOSFET同様にこのXCORTECHのMOSFETも接続方法がわかりやすいです。基盤にV+、V-とかM+、M-と書いてあります。要はV+ならバッテリーのプラス側に接続しなさい、M-ならモーターのマイナス側に接続しなさいということです。

細い線はスイッチの+と-に繋げます。この+と-が通電すればバッテリーからモーターに電気を流しますという合図するだけの線なのでスイッチにハンダ付けする時はプラスとマイナス気にしなくていいです。
自分のスコーピオンの配線はライラクスのEGエレメントコードを入れたのですが、線がすごく硬くて取り回しが大変だったので、その反省を生かして今回はイーグルフォースの銀コードを選定。
シリコン被膜なので柔らかくて取り回しが良く、通電効率もEGエレメントコードと同等です。
特にスコーピオンは配線が窮屈になりますからこのコードはベストマッチです。
因みに自分のスコーピオンにACETECHのFETを入れた記事はコチラ↓
東京マルイ スコーピオンmodM #1 大容量バッテリー搭載&高効率配線化
FETはグリップ内に収まりました!

FETはグリップの後ろ側の壁にスポンジ両面テープで固定しました。
グリップ付近のスイッチとモーターはミニTコネクタで取り外しできるようにしました。ミニTなら接点抵抗になることはありませんし、次に分解する際もメンテナンスが簡単になります。自分のはここを直通にしたのですが分解した時に少々面倒なんですよね。

グリップを本体に取り付けるとミニTはこのようになります。

メカボックスを取り付けたらこの端子はグリップ側に押し込んでしまいます。

モーターからT端子までの配線の長さとFETからT端子までの長さはよく考えないと余り過ぎて納められなくなります。
参考にされる方は注意してください。
バッテリーは配線側を上にして入れて・・・

コネクター類は前側のスペースに押し込めばOK!因みに写真のはOPTION NO.1の電ハン用560mAhのリポです。

電ハンバッテリーだと結構余裕ありますね。
これならライラクスのコンパクト電動用の750mAhもいけそうですね。
完成!FETでスイッチを完全に保護できました!

セミもスパスパとイイ感じですが、連射しているとやはり電ハンコネクターで熱を持ってしまいます。つまり電ハンの赤いBECコネクターがボトルネックになっているということ。
ここで電流がロスされているのでバッテリー端子もミニTにすればレスポンスもサイクルも上がると思います。
接点抵抗によるサイクルの違いなどの話は↓の記事をご覧ください。
VFC M4 ES スティンガー #23 通電効率UPでサイクル向上を目指す
うむ。XCORTECHのFETはコンパクトでいいな!自分のもXCORTECHにして同じ構成にしよう。
長物でスペースに余裕があるならACETECHをという感じですかね。
参考までにどうぞ!
ということでまた次回!
以前、自分のスコーピオンにもFETを入れたのですが生田さんのスコピーには別の方法で入れたいと思います。

余談ですが、私個人のYouTubeチャンネルの登録もお願い致します。
大門団長チャンネル
私は実はレベルアップサバゲーチャンネルへのログイン権限はないので、家で1人でカスタムしたりする配信が出来ません。
個人チャンネルなら気軽にちょっとしたカスタム生配信なども出来るようになりますので是非とも登録をお願い致します。
Youtubeはチャンネル登録者1000人以上いないと生配信できない仕様になっているのでご協力をお願い致します。
ある日のレベルアップサバゲーの撮影後の話・・・
生田 「団長、やっぱりスコピーにFET入れて欲しいんだけど」
私 「いや、生田さん自分でやればいいじゃないすか」
生田 「いや難しいからやって?」
私 「自分でやった方がカスタムとか覚えられるから自分でやりなさいよ」
生田 「・・・おい」
私 「はい?」
生田 「やれよ」
私 「はい」
ということでやっていきたいと思います。
今回はXCORTECHのMOSFETを入れてみたいと思います。

私の中での決定版はACETECHのMOSFETなのですが、どうやらXCORTECHの方が小さいみたいで。
"凄い銃"でお馴染みの世界のあらた博士にACETECHとXCORTECのMOSFETの違いを聞いてみたところ、構成は同じで使っている部品が小さいものを選んでいるだけとのこと。
抵抗やFET素子が小さいだけで回路図的には同じということなので信頼性はあると。
ACETECHのは海外のハイパワーな電動ガンに対応する為に大きなFETを載せているので国内の電動ガンにはオーバースペック気味になっているからコンパクト電動のノーマルスプリングを7.4vのリポで回すくらいならXCORTECHの小さい方で全く問題ないそうだ。
しかも取り付け方法はACETECHのと同じなので簡単ときてる。
前に自分のにACETECHのを入れた時は大変だったから生田さんのにはXCORTECHを入れることにしたのだ。
しかも販売価格が1100円ときてる!めちゃくちゃ安い・・・。
とりあえず3つくらい買っておきました。
で、どれくらい小さいかと言うと
こんなに違います。
左がXCORTECH、右がACETECHです。

縦横の比率が同じなのでネットショップの写真などを見た時にACETECHと同じ大きさのMOSFETかと思っていたのですが実際は全然小さかったです。
厚みもだいぶ違います。

ACETECHのコンパクト版と捉えていいでしょう。
博士は自分の電動ハンドガン ハイキャパEのバッテリースペースにこのXCORTECHのFETを入れていました。
電動ハンドガンの純正バッテリー端子をオミットしてスペースを確保すれば入るみたい。
ACETECHのMOSFET同様にこのXCORTECHのMOSFETも接続方法がわかりやすいです。基盤にV+、V-とかM+、M-と書いてあります。要はV+ならバッテリーのプラス側に接続しなさい、M-ならモーターのマイナス側に接続しなさいということです。

細い線はスイッチの+と-に繋げます。この+と-が通電すればバッテリーからモーターに電気を流しますという合図するだけの線なのでスイッチにハンダ付けする時はプラスとマイナス気にしなくていいです。
自分のスコーピオンの配線はライラクスのEGエレメントコードを入れたのですが、線がすごく硬くて取り回しが大変だったので、その反省を生かして今回はイーグルフォースの銀コードを選定。
シリコン被膜なので柔らかくて取り回しが良く、通電効率もEGエレメントコードと同等です。
特にスコーピオンは配線が窮屈になりますからこのコードはベストマッチです。
因みに自分のスコーピオンにACETECHのFETを入れた記事はコチラ↓
東京マルイ スコーピオンmodM #1 大容量バッテリー搭載&高効率配線化
FETはグリップ内に収まりました!

FETはグリップの後ろ側の壁にスポンジ両面テープで固定しました。
グリップ付近のスイッチとモーターはミニTコネクタで取り外しできるようにしました。ミニTなら接点抵抗になることはありませんし、次に分解する際もメンテナンスが簡単になります。自分のはここを直通にしたのですが分解した時に少々面倒なんですよね。

グリップを本体に取り付けるとミニTはこのようになります。

メカボックスを取り付けたらこの端子はグリップ側に押し込んでしまいます。

モーターからT端子までの配線の長さとFETからT端子までの長さはよく考えないと余り過ぎて納められなくなります。
参考にされる方は注意してください。
バッテリーは配線側を上にして入れて・・・

コネクター類は前側のスペースに押し込めばOK!因みに写真のはOPTION NO.1の電ハン用560mAhのリポです。

電ハンバッテリーだと結構余裕ありますね。
これならライラクスのコンパクト電動用の750mAhもいけそうですね。
完成!FETでスイッチを完全に保護できました!

セミもスパスパとイイ感じですが、連射しているとやはり電ハンコネクターで熱を持ってしまいます。つまり電ハンの赤いBECコネクターがボトルネックになっているということ。
ここで電流がロスされているのでバッテリー端子もミニTにすればレスポンスもサイクルも上がると思います。
接点抵抗によるサイクルの違いなどの話は↓の記事をご覧ください。
VFC M4 ES スティンガー #23 通電効率UPでサイクル向上を目指す
うむ。XCORTECHのFETはコンパクトでいいな!自分のもXCORTECHにして同じ構成にしよう。
長物でスペースに余裕があるならACETECHをという感じですかね。
参考までにどうぞ!
ということでまた次回!
2018年04月27日
東京マルイ スコーピオンmodM #1 大容量バッテリー搭載&高効率配線化
発売して間もないスコーピオン mod Mを早速カスタムしていきたいと思います。
余談ですが、私個人のYouTubeチャンネルの登録もお願い致します。
大門団長チャンネル
私は実はレベルアップサバゲーチャンネルへのログイン権限はないので、家で1人でカスタムしたりする配信が出来ません。
個人チャンネルなら気軽にちょっとしたカスタム生配信なども出来るようになりますので是非とも登録をお願い致します。
Youtubeはチャンネル登録者1000人以上いないと生配信できない仕様になっているのでご協力をお願い致します。
今回は1100mAhのリポを搭載、配線をシルバーコードに交換、バッテリーコネクタをミニTに交換して接点抵抗をなるべく無くしてサイクル&レスポンスアップを図りたいと思います。

更に、スペースに余裕があればスイッチ保護用のMOSFETも搭載します。
電動コンパクトマシンガンのメカボックスはスプリングを強くすると割れやすいので初速を上げていくというカスタムより、まずは動脈である電気系統を効率化するのが先かなと。
1100mAhのバッテリーが搭載できればゲームでも長持ちしますし、通電効率を上げればサイクルアップも見込めます。

同じ7.4Vでも容量の多いバッテリーの方が多くの電流を流すことができるのでサイクルアップとレスポンスアップに繋がります。
特にスプリングが強めにしてある電動ガンほどその恩恵は大きいです。
ノーマルの電動コンパクトマシンガンに関してはそこまで変わらないかもですが。
さて早速分解していきましょう!

分解に関しては電動拳銃工房さんを参考にして下さい。
電動コンパクトマシンガンのメカボックスは前方が薄くてピストンの打撃によって割れやすいですが、スコーピオンに関してはこの黒い押さえパーツが衝撃を受け止めるのに一役買ってくれそうなのでMP7とMAC10に比べたら少しはマシかもしれませんね。

私のMP7はドノーマルでも割れてしまったことがあります。
割れても普通に撃てたりする場合もあるので故障したことが分かり辛いんですよね。割れると給弾不良を起こしたり、ノズルスプリングのテンションが弱くなるのでチャンバーに弾が押し込めなくてションベン弾になったりします。
メカボックスを取り外しました!メカボックスにたどり着くまでの道のりはMP7よりは楽ですね。

グリップ内にスイッチ関係が全て収まっていますが見るからにややこしそう・・・

スイッチユニットを抜き取りました。ニッケル水素のマイクロバッテリーに対応した形状になっているのでリポを収められるようにこのスイッチを改造していきます。

とりあえずリポバッテリーを入れるために必要なさそうなところはこのように切り取りました。


次にグリップ内に残っているヒューズボックスも取り外しました。

細いマイナスドライバーでこじってたらパキっと取れましたがネジダボが折れたことで取れたようです。
工場で生産する際、まず最初にヒューズホルダーをネジ留めしてから左右のグリップを接着剤で貼り合わせたということですね。要はハメ殺しってやつです。
接着剤をはがしてグリップを左右に割ることができればドライバーでネジを外して・・・って出来たんでしょうがね。
グリップ内にも邪魔な部分が残っているのでこれはリューターで削り落とします。

これで1100mAhのリポバッテリーが入るようになりました!


で、今回はどうやらスペースに多少の余裕があるのでACETECHのMOSFETも入れてみたいと思います。

なんでコレを入れるかと言うと電子部品に精通している業界人が口々にオススメするからです(笑)
スペース的にGATEのPICO AABとかの方が良いんですけど予算の関係もあるのでACETECHにしました。
このFETは2000円前後で買えます。めちゃめちゃ安価ですよね!
で!
スイッチ周辺の通電ルートはヒューズを介する為にこのように複雑かつ接点だらけになっています。

( 電動拳銃工房 http://den-ken.net/bunkai/jmodmbunkai4.html 画像引用 )
ですが、今回はFETを入れるので大胆にも接点を全て廃してこのようにしてみました。

赤〇の端子の先はスイッチのオスと接触するメス端子になっております。
この2か所にFETの信号線を接続するわけです。
端子を押さえるパーツもこの様にカットしました。

グリップ内でこの様な配置になります。結構ギリギリです。

FETに配線を接続!

レベルアップサバゲーの生配信ではこれを逆接してしまいましたので皆さんは間違えないように(笑)
信号線をスイッチにハンダ付けしてFETを収縮チューブ収縮チューブで保護します。

グリップを本体に接続しました。FETが結構ギリギリです(笑)

FET素子を単体で接続したりする場合やコンパクトなFETならもっと余裕あると思います。
モーターに配線を接続!

写真を撮った後に気づいたのですが、タペットプレートが動作する場所にテフロン被膜のゴミが入ってしまってました!
危なかった~!
バッテリーコードを短くしてミニTに交換。BECコネクタよりも高効率です。


結構ギリギリになってしまいました。

EGエレメントコードは硬いので狭いスペースでの取り回しが大変ですね(汗)
FETとバッテリーの間はイーグルフォースから発売されているシリコン被膜のコードにすれば良かったです。
さて、組み直して完成です!
レスポンスとサイクルはこんな感じです。
なんと秒間サイクルは20発になりました。プチハイサイクルですね。

厳密に言えば20.8発といったところでしょうか。
余分な接点を廃し、電流の流れをスムーズにした結果かと思います。
このスコーピオン、動作させるのにコン電用コネクターを介して電ハン用リポバッテリーを接続した場合、バッテリーからモーターに電気がたどり着くまで実に14か所も接点がありました。スコーピオンは電動コンパクトマシンガンの中でも接点が一番多いです。
特にヒューズホルダーの前後に配線を2本挟んでいたり、グリップ内部の薄い銅板の接点などが異様に多いのでそれらが抵抗となって電流をロスしていた感じです。
毎度のことですが、そもそもニッケル水素の電流を前提としての設計ですからリポの大電流は許容できないだけで、そりゃマルイさんだってリポバッテリーの使用を前提としてたら設計は変わっていたと思います。
今回のカスタムではバッテリーからモーターに行くまでの接点は4か所まで減らしています。
具体的にはバッテリーT端子→FETのバッテリー側接点→FETのモーター側接点→モーター端子接点のみです。
なかなかいい感じの性能になったのでゲームで使ってみたいと思います。

今回は頑張って1100mAhを入れてみましたが、ライラクスから750mAhのリポが発売されていますからそれでも良かったかなと思います。
これであればスペースに余裕ができますのでスイッチ付近をあそこまで削らなくてもFETと同居できたかもしれません。
で、レビュー時の初速は最大83m/sまで出ていましたが、1000発ほど撃ったので79~80m/sまで下がりました。
今後は電動拳銃工房の南木氏が開発した電拳ピストンを使い、スプリングとバレルを変えずに初速の向上を図ってみたいと思います。
電拳ピストンは電動グロックを最終的に91m/sまでもってったスゴイピストンなのです!
それの組み込み記事はコチラ
ということでまた次回!
余談ですが、私個人のYouTubeチャンネルの登録もお願い致します。
大門団長チャンネル
私は実はレベルアップサバゲーチャンネルへのログイン権限はないので、家で1人でカスタムしたりする配信が出来ません。
個人チャンネルなら気軽にちょっとしたカスタム生配信なども出来るようになりますので是非とも登録をお願い致します。
Youtubeはチャンネル登録者1000人以上いないと生配信できない仕様になっているのでご協力をお願い致します。
今回は1100mAhのリポを搭載、配線をシルバーコードに交換、バッテリーコネクタをミニTに交換して接点抵抗をなるべく無くしてサイクル&レスポンスアップを図りたいと思います。

更に、スペースに余裕があればスイッチ保護用のMOSFETも搭載します。
東京マルイ No.8 スコーピオンモッド M 18歳以上電動コンパクトマシンガン
posted with カエレバ
東京マルイ(TOKYO MARUI) 2018-04-21
電動コンパクトマシンガンのメカボックスはスプリングを強くすると割れやすいので初速を上げていくというカスタムより、まずは動脈である電気系統を効率化するのが先かなと。
1100mAhのバッテリーが搭載できればゲームでも長持ちしますし、通電効率を上げればサイクルアップも見込めます。

同じ7.4Vでも容量の多いバッテリーの方が多くの電流を流すことができるのでサイクルアップとレスポンスアップに繋がります。
特にスプリングが強めにしてある電動ガンほどその恩恵は大きいです。
ノーマルの電動コンパクトマシンガンに関してはそこまで変わらないかもですが。
さて早速分解していきましょう!

分解に関しては電動拳銃工房さんを参考にして下さい。
電動コンパクトマシンガンのメカボックスは前方が薄くてピストンの打撃によって割れやすいですが、スコーピオンに関してはこの黒い押さえパーツが衝撃を受け止めるのに一役買ってくれそうなのでMP7とMAC10に比べたら少しはマシかもしれませんね。

私のMP7はドノーマルでも割れてしまったことがあります。
割れても普通に撃てたりする場合もあるので故障したことが分かり辛いんですよね。割れると給弾不良を起こしたり、ノズルスプリングのテンションが弱くなるのでチャンバーに弾が押し込めなくてションベン弾になったりします。
メカボックスを取り外しました!メカボックスにたどり着くまでの道のりはMP7よりは楽ですね。

グリップ内にスイッチ関係が全て収まっていますが見るからにややこしそう・・・

スイッチユニットを抜き取りました。ニッケル水素のマイクロバッテリーに対応した形状になっているのでリポを収められるようにこのスイッチを改造していきます。

とりあえずリポバッテリーを入れるために必要なさそうなところはこのように切り取りました。


次にグリップ内に残っているヒューズボックスも取り外しました。

細いマイナスドライバーでこじってたらパキっと取れましたがネジダボが折れたことで取れたようです。
工場で生産する際、まず最初にヒューズホルダーをネジ留めしてから左右のグリップを接着剤で貼り合わせたということですね。要はハメ殺しってやつです。
接着剤をはがしてグリップを左右に割ることができればドライバーでネジを外して・・・って出来たんでしょうがね。
グリップ内にも邪魔な部分が残っているのでこれはリューターで削り落とします。

これで1100mAhのリポバッテリーが入るようになりました!


で、今回はどうやらスペースに多少の余裕があるのでACETECHのMOSFETも入れてみたいと思います。

なんでコレを入れるかと言うと電子部品に精通している業界人が口々にオススメするからです(笑)
スペース的にGATEのPICO AABとかの方が良いんですけど予算の関係もあるのでACETECHにしました。
このFETは2000円前後で買えます。めちゃめちゃ安価ですよね!
で!
スイッチ周辺の通電ルートはヒューズを介する為にこのように複雑かつ接点だらけになっています。

( 電動拳銃工房 http://den-ken.net/bunkai/jmodmbunkai4.html 画像引用 )
ですが、今回はFETを入れるので大胆にも接点を全て廃してこのようにしてみました。

赤〇の端子の先はスイッチのオスと接触するメス端子になっております。
この2か所にFETの信号線を接続するわけです。
端子を押さえるパーツもこの様にカットしました。

グリップ内でこの様な配置になります。結構ギリギリです。

FETに配線を接続!

レベルアップサバゲーの生配信ではこれを逆接してしまいましたので皆さんは間違えないように(笑)
信号線をスイッチにハンダ付けしてFETを収縮チューブ収縮チューブで保護します。

グリップを本体に接続しました。FETが結構ギリギリです(笑)

FET素子を単体で接続したりする場合やコンパクトなFETならもっと余裕あると思います。
モーターに配線を接続!

写真を撮った後に気づいたのですが、タペットプレートが動作する場所にテフロン被膜のゴミが入ってしまってました!
危なかった~!
バッテリーコードを短くしてミニTに交換。BECコネクタよりも高効率です。


結構ギリギリになってしまいました。

EGエレメントコードは硬いので狭いスペースでの取り回しが大変ですね(汗)
FETとバッテリーの間はイーグルフォースから発売されているシリコン被膜のコードにすれば良かったです。
さて、組み直して完成です!

レスポンスとサイクルはこんな感じです。
レスポンスとサイクルはこんな感じです。 pic.twitter.com/oPB6TAZOTc
— 大門団長@STINGERオーナー (@daimondanchou) 2018年4月27日
なんと秒間サイクルは20発になりました。プチハイサイクルですね。

厳密に言えば20.8発といったところでしょうか。
余分な接点を廃し、電流の流れをスムーズにした結果かと思います。
このスコーピオン、動作させるのにコン電用コネクターを介して電ハン用リポバッテリーを接続した場合、バッテリーからモーターに電気がたどり着くまで実に14か所も接点がありました。スコーピオンは電動コンパクトマシンガンの中でも接点が一番多いです。
特にヒューズホルダーの前後に配線を2本挟んでいたり、グリップ内部の薄い銅板の接点などが異様に多いのでそれらが抵抗となって電流をロスしていた感じです。
毎度のことですが、そもそもニッケル水素の電流を前提としての設計ですからリポの大電流は許容できないだけで、そりゃマルイさんだってリポバッテリーの使用を前提としてたら設計は変わっていたと思います。
今回のカスタムではバッテリーからモーターに行くまでの接点は4か所まで減らしています。
具体的にはバッテリーT端子→FETのバッテリー側接点→FETのモーター側接点→モーター端子接点のみです。
なかなかいい感じの性能になったのでゲームで使ってみたいと思います。

今回は頑張って1100mAhを入れてみましたが、ライラクスから750mAhのリポが発売されていますからそれでも良かったかなと思います。
これであればスペースに余裕ができますのでスイッチ付近をあそこまで削らなくてもFETと同居できたかもしれません。
で、レビュー時の初速は最大83m/sまで出ていましたが、1000発ほど撃ったので79~80m/sまで下がりました。
今後は電動拳銃工房の南木氏が開発した電拳ピストンを使い、スプリングとバレルを変えずに初速の向上を図ってみたいと思います。
電拳ピストンは電動グロックを最終的に91m/sまでもってったスゴイピストンなのです!
それの組み込み記事はコチラ
ということでまた次回!
東京マルイ No.8 スコーピオンモッド M 18歳以上電動コンパクトマシンガン
posted with カエレバ
東京マルイ(TOKYO MARUI) 2018-04-21
2018年04月20日
東京マルイ スコーピオン mod M レビュー&分解
いや~まってました!スコーピオン mod M!
早速ですがレビューしていきたいと思います。

電動コンパクトマシンガンのカテゴリでは4つ目のモデルですね。厳密に言えばMP7のTANカラーを含めて5つ目ですが。
余談ですが、私個人のYouTubeチャンネルの登録もお願い致します。
大門団長チャンネル
私は実はレベルアップサバゲーチャンネルへのログイン権限はないので、家で1人でカスタムしたりする配信が出来ません。
個人チャンネルなら気軽にちょっとしたカスタム生配信なども出来るようになりますので是非とも登録をお願い致します。
Youtubeはチャンネル登録者1000人以上いないと生配信できない仕様になっているのでご協力をお願い致します。
こちらのエアガンのカスタム記事はコチラ↓
東京マルイ スコーピオンmodM #1 大容量バッテリー搭載&高効率配線化
まず特徴的なのが追加されたハンドガードと長いマガジンですね!非常にメカニカルで、パっと見でカッコイイと思える比率になっています。ゴールドの挿し色もイカしてる。

このスコーピオン mod Mは東京マルイのオリジナルデザインなのですが東欧の小さい銃器メーカーがSHOT SHOWで展示しててもおかしくないような「ありそう」なデザインですね。
実銃の世界でも昔からある銃のアップグレードモデルやアップグレードパーツをいまだに作り続けていますからこういうのはアリですね。
調べるとM1ガーランドやスターム・ルガー10/22をブルパップ化するキットとか沢山出てきますよ。
というか実際に東欧の中小実銃メーカーに「スコーピオンのモダナイズドモデルを作ってくれ」と発注したらこういう形に行きつくかもしれませんね。
マガジンは260連のゼンマイ式多弾マガジンが標準で付属。

ストック基部はこうなっていて、ストック自体を上側にズラすとロックが解除されて折りたたみが可能になります。

ハンドガード側には金属の受けがあり、ここにストックがロックされます。

この状態ではストックがフォアグリップの役割を果たします。

ストックはハンドガードのツメをラッチで挟み込むような構造になっており、スプリングでテンションがかけられているのでガタつきは皆無です。
赤丸のボタンを押し込むとロックが解除されるので再度ストックを展開することができるようになります。
友人のワラシナから借りた普通のスコーピオンと比べるとこんな感じ。

なんだろう、比べて思ったのですが、無理やりピカティニーレールとかMロックとか搭載されて西側の大きな潮流に飲まれつつも微妙に東側のアイデンティティを残している感じがして好きです。
マルイさんがそれを狙ったかどうかは分かりませんが(笑)
バッテリーと弾無しの状態でこの重さです。メチャクチャ軽いです。

「これくらいの長さの銃ならこのくらいの重さだろう」という共通の感覚を人は誰でも持っていますが、実際の重さがその感覚を下回っているのでかなり軽く感じます。
ですから、逆にノーマルのスコーピオンの方が重く感じるかもしれません。
ワラシナに借りたスコーピオンはドットサイトとか載っちゃってるのでこのくらいの重さ。

MP7A1はこのくらい。

MP7A1との比較。mod Mの方が短いです。ハイダーを裏返すと5cmくらいの差になります。

ストック基部はノーマルとmod Mも互換性があります。

まぁ、ノーマルスコーピオンのフォールディングストックをmod Mに取り付けても畳むことはできませんが。
チャージングハンドルを引くと上から同軸タイプのホップが現れます。この辺りはノーマルスコーピオンと同じですね

因みにチャージングハンドルはフルストロークではありませんので真ん中あたりまでしか引けません。
ハイダーを取ろうとしたらアウターバレルが根本から取れてしまいました。

この王冠のようなハイダーの先端は怪我防止?の為に一応面取りされています。
それでもまぁまぁ鋭利なので、これで思い切り突かれると血が出そうです。
ですから、このようにハイダーを裏返しに付けられるようになっています。流石マルイさん。

サバゲーで使用する場合はインドア・アウトドア問わずこのスタイルの方が良いかも。
アウターバレルとインナーバレルに微妙な隙間ができていたので、インナーバレルにセロハンテープなんかを貼ってガタつきを取ってやると集弾性が良くなりそうです。
最大初速はなんと83m/sも出てました!

東京マルイのベアリングバイオ0.2gを使い、ホップをほんの少しだけ掛けた状態で最大初速になります。
適正ホップだと80m/sになりました。
電動コンパクトマシンガンにしては初速高いですね!
やたら初速高いのでもしかしてMP7も?と思い、2017年の夏に生産されたMP7を計測してみたら最大初速85m/sも出ました。
これは商品の撮影用に買ったもので、ゲームで使ってなかったのでこんなに初速高いって初めて知りました。
あれ?箱出しでこんなに初速高かったっけ・・・?
いつもゲームで使っている方の2012年2月生産のMP7は箱出しの最大初速が78m/sとかだったと思うのだけど・・・最近のコン電は初速高くなってるんですね!
今度分解して分析してみよう。
さて、軽くですが分解していきたいと思いますよ~!
天面のネジとレシーバーのイモネジを最初に外します。


次にこのピンをこちら側から押すと抜けます。叩かなくても棒などで押すだけで抜けますよ。

取れました。

インナーバレルの長さはMP7A1と全く同じでした。
ハンドガードを普通のスコーピオンに移植可能でした。

因みにハンドガード一式をアフター注文すると5400円です。
さて、アッパーを外して2011年のメカボと並べて見比べてみます。


うん、変わってません。
2011年のメカボと今回のmod Mのメカボのガワは一緒ですね。
このメカボックスは前方がピストンの衝撃でヒビ割れしやすいので改良されてたりしないかなと期待していたのですが変わりはありませんでした。
初速上げたい方は強化スプリングはオススメしませんよ!すぐに割れますからね!(経験済み)
ノーマルスプリングでも割れたことがありますのでこのメカボで初速を上げたいならバレルやエアー関係で頑張ってみてください。
スプリングを変えなくてもこのピストンを入れたら3m/sくらい初速上がるハズなので今度やってみよう。
チャンバーも同じです。

面白いのがワラシナが自分で取り付けたネジと同じところにmod Mのネジがついていました(笑)

そりゃレール取り付けるってなったら誰が考えてもこうなりますよね。
以上のことからmod Mは単純にスコーピオンにパーツを追加したという感じでした。
さて、オプションパーツの着せ替えコーナーです!
持ってるオプションのパターンを全部試すと写真の量が尋常じゃなくなるので手の届く範囲に転がってたものを軽ーく。
まずはマイクロプロサイトから。うん似合うな!

マルイのイベント展示の時はマイクロプロサイトがこの位置に載っていましたね!
mod Mは軽いですから、個人的にはドットサイトも軽量なマイクロプロサイトがマストな選択かなと思います。
マイクロプロサイト関連の記事
私的にはハンドガード上に載せたスタイルの方が好きです。

先日購入した新ロットのC-MOREレプリカを載せてみました・・・・うーん、これはどうだろう(笑)
アンチグレアの板がイジェクションポートを軽く塞いでるから実銃だとあり得ないですね。

スコーピオンにはコンパクトなオープン系かT1とかが似合いますね。
ノーマルスコーピオンのマガジンを挿してみました。当たり前ですが親和性がありますね。

ドラムマガジン!
これは匍匐時に良い!耐久戦で疲れた時とかこの構成で戦ったらいいかも?

ショートサイレンサーはかなり似合う!いいですね~!

発射音もかなり小さくなるのでコン電にサイレンサーはオススメですよ。
ということでレビュー&軽く分解でした。
税込み定価は28944円ですので割引されて23155円~20260円辺りなら「買い」っていう感じですね。
何度も書いてますが、どこのショップでも市場在庫が少なくなってくると値引き率が悪くなっていくので買うなら早めがオススメですよ。
最後の1個とかになると定価で売り始めるところも出てきますので。
そして市場在庫がなくなると次の生産まで手に入らなくなります。
とはいえ、最近の生産頻度は昔ほど悪くないですかから気持ちに余裕のある人はそこまで気にしなくてもいいかもですが。
全然関係ないですが3年前くらいにスコーピオンのドラムマガジンが1年近く生産されなかった時期があって、その時にヤフオクで8000円のプレ値が付いてましたね(笑)
あれは狂気を感じましたね・・・!
話が逸れましたが、このmod Mは軽い・コンパクト・初速高め・多弾マガジン標準装備・レール標準装備と、かなりナイスな商品になっています。
初速がスタンダード電動並みになっているのは良いですね。
あと、今までは電動コンパクトマシンガンの中でピカティニーレールが標準装備されていたのはMP7A1だけでしたから選択肢が狭まってしまっていた感はありますが、今回mod Mが発売されたことでマストと言える選択肢が増えたのは良いことですね。
最初から多弾マガジンが付属している点ではMP7よりいいかもしれません。
インドアやアウトドアのバリケ系フィールドを好んで行く人ならもうこれでいいんじゃないかと。
ただ、バッテリーが電ハン用のしか使えないのがネックかなと。MP7みたいにバッテリーを外付けするには配線を弄らないといけないし。
まぁバッテリー3本くらい用意すれば解決できる問題ですけどね。
なんかグリップ内を何とかすればもう少し容量の大きいバッテリーが入りそうな気がするので今後はこのmod Mを弄っていきたいと思います
ということでまた次回!
こちらのエアガンのカスタム記事はコチラ↓
東京マルイ スコーピオンmodM #1 大容量バッテリー搭載&高効率配線化
早速ですがレビューしていきたいと思います。

電動コンパクトマシンガンのカテゴリでは4つ目のモデルですね。厳密に言えばMP7のTANカラーを含めて5つ目ですが。
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こちらのエアガンのカスタム記事はコチラ↓
東京マルイ スコーピオンmodM #1 大容量バッテリー搭載&高効率配線化
まず特徴的なのが追加されたハンドガードと長いマガジンですね!非常にメカニカルで、パっと見でカッコイイと思える比率になっています。ゴールドの挿し色もイカしてる。

このスコーピオン mod Mは東京マルイのオリジナルデザインなのですが東欧の小さい銃器メーカーがSHOT SHOWで展示しててもおかしくないような「ありそう」なデザインですね。
実銃の世界でも昔からある銃のアップグレードモデルやアップグレードパーツをいまだに作り続けていますからこういうのはアリですね。
調べるとM1ガーランドやスターム・ルガー10/22をブルパップ化するキットとか沢山出てきますよ。
というか実際に東欧の中小実銃メーカーに「スコーピオンのモダナイズドモデルを作ってくれ」と発注したらこういう形に行きつくかもしれませんね。
東京マルイ No.8 スコーピオンモッド M 18歳以上電動コンパクトマシンガン
posted with カエレバ
東京マルイ(TOKYO MARUI) 2018-04-21
マガジンは260連のゼンマイ式多弾マガジンが標準で付属。

ストック基部はこうなっていて、ストック自体を上側にズラすとロックが解除されて折りたたみが可能になります。

ハンドガード側には金属の受けがあり、ここにストックがロックされます。

この状態ではストックがフォアグリップの役割を果たします。

ストックはハンドガードのツメをラッチで挟み込むような構造になっており、スプリングでテンションがかけられているのでガタつきは皆無です。
赤丸のボタンを押し込むとロックが解除されるので再度ストックを展開することができるようになります。
友人のワラシナから借りた普通のスコーピオンと比べるとこんな感じ。

なんだろう、比べて思ったのですが、無理やりピカティニーレールとかMロックとか搭載されて西側の大きな潮流に飲まれつつも微妙に東側のアイデンティティを残している感じがして好きです。
マルイさんがそれを狙ったかどうかは分かりませんが(笑)
バッテリーと弾無しの状態でこの重さです。メチャクチャ軽いです。

「これくらいの長さの銃ならこのくらいの重さだろう」という共通の感覚を人は誰でも持っていますが、実際の重さがその感覚を下回っているのでかなり軽く感じます。
ですから、逆にノーマルのスコーピオンの方が重く感じるかもしれません。
ワラシナに借りたスコーピオンはドットサイトとか載っちゃってるのでこのくらいの重さ。

MP7A1はこのくらい。

MP7A1との比較。mod Mの方が短いです。ハイダーを裏返すと5cmくらいの差になります。

ストック基部はノーマルとmod Mも互換性があります。

まぁ、ノーマルスコーピオンのフォールディングストックをmod Mに取り付けても畳むことはできませんが。
チャージングハンドルを引くと上から同軸タイプのホップが現れます。この辺りはノーマルスコーピオンと同じですね

因みにチャージングハンドルはフルストロークではありませんので真ん中あたりまでしか引けません。
ハイダーを取ろうとしたらアウターバレルが根本から取れてしまいました。

この王冠のようなハイダーの先端は怪我防止?の為に一応面取りされています。
それでもまぁまぁ鋭利なので、これで思い切り突かれると血が出そうです。
ですから、このようにハイダーを裏返しに付けられるようになっています。流石マルイさん。

サバゲーで使用する場合はインドア・アウトドア問わずこのスタイルの方が良いかも。
アウターバレルとインナーバレルに微妙な隙間ができていたので、インナーバレルにセロハンテープなんかを貼ってガタつきを取ってやると集弾性が良くなりそうです。

最大初速はなんと83m/sも出てました!

東京マルイのベアリングバイオ0.2gを使い、ホップをほんの少しだけ掛けた状態で最大初速になります。
適正ホップだと80m/sになりました。
電動コンパクトマシンガンにしては初速高いですね!
やたら初速高いのでもしかしてMP7も?と思い、2017年の夏に生産されたMP7を計測してみたら最大初速85m/sも出ました。
これは商品の撮影用に買ったもので、ゲームで使ってなかったのでこんなに初速高いって初めて知りました。
あれ?箱出しでこんなに初速高かったっけ・・・?
いつもゲームで使っている方の2012年2月生産のMP7は箱出しの最大初速が78m/sとかだったと思うのだけど・・・最近のコン電は初速高くなってるんですね!
今度分解して分析してみよう。
さて、軽くですが分解していきたいと思いますよ~!
天面のネジとレシーバーのイモネジを最初に外します。


次にこのピンをこちら側から押すと抜けます。叩かなくても棒などで押すだけで抜けますよ。

取れました。

インナーバレルの長さはMP7A1と全く同じでした。
ハンドガードを普通のスコーピオンに移植可能でした。

因みにハンドガード一式をアフター注文すると5400円です。
さて、アッパーを外して2011年のメカボと並べて見比べてみます。


うん、変わってません。
2011年のメカボと今回のmod Mのメカボのガワは一緒ですね。
このメカボックスは前方がピストンの衝撃でヒビ割れしやすいので改良されてたりしないかなと期待していたのですが変わりはありませんでした。
初速上げたい方は強化スプリングはオススメしませんよ!すぐに割れますからね!(経験済み)
ノーマルスプリングでも割れたことがありますのでこのメカボで初速を上げたいならバレルやエアー関係で頑張ってみてください。
スプリングを変えなくてもこのピストンを入れたら3m/sくらい初速上がるハズなので今度やってみよう。
チャンバーも同じです。

面白いのがワラシナが自分で取り付けたネジと同じところにmod Mのネジがついていました(笑)

そりゃレール取り付けるってなったら誰が考えてもこうなりますよね。
以上のことからmod Mは単純にスコーピオンにパーツを追加したという感じでした。
さて、オプションパーツの着せ替えコーナーです!
持ってるオプションのパターンを全部試すと写真の量が尋常じゃなくなるので手の届く範囲に転がってたものを軽ーく。
まずはマイクロプロサイトから。うん似合うな!

マルイのイベント展示の時はマイクロプロサイトがこの位置に載っていましたね!
mod Mは軽いですから、個人的にはドットサイトも軽量なマイクロプロサイトがマストな選択かなと思います。
マイクロプロサイト関連の記事
私的にはハンドガード上に載せたスタイルの方が好きです。

先日購入した新ロットのC-MOREレプリカを載せてみました・・・・うーん、これはどうだろう(笑)
アンチグレアの板がイジェクションポートを軽く塞いでるから実銃だとあり得ないですね。

スコーピオンにはコンパクトなオープン系かT1とかが似合いますね。
ノーマルスコーピオンのマガジンを挿してみました。当たり前ですが親和性がありますね。

ドラムマガジン!
これは匍匐時に良い!耐久戦で疲れた時とかこの構成で戦ったらいいかも?

ショートサイレンサーはかなり似合う!いいですね~!

発射音もかなり小さくなるのでコン電にサイレンサーはオススメですよ。
ということでレビュー&軽く分解でした。
税込み定価は28944円ですので割引されて23155円~20260円辺りなら「買い」っていう感じですね。
何度も書いてますが、どこのショップでも市場在庫が少なくなってくると値引き率が悪くなっていくので買うなら早めがオススメですよ。
最後の1個とかになると定価で売り始めるところも出てきますので。
そして市場在庫がなくなると次の生産まで手に入らなくなります。
とはいえ、最近の生産頻度は昔ほど悪くないですかから気持ちに余裕のある人はそこまで気にしなくてもいいかもですが。
全然関係ないですが3年前くらいにスコーピオンのドラムマガジンが1年近く生産されなかった時期があって、その時にヤフオクで8000円のプレ値が付いてましたね(笑)
あれは狂気を感じましたね・・・!
話が逸れましたが、このmod Mは軽い・コンパクト・初速高め・多弾マガジン標準装備・レール標準装備と、かなりナイスな商品になっています。
初速がスタンダード電動並みになっているのは良いですね。
あと、今までは電動コンパクトマシンガンの中でピカティニーレールが標準装備されていたのはMP7A1だけでしたから選択肢が狭まってしまっていた感はありますが、今回mod Mが発売されたことでマストと言える選択肢が増えたのは良いことですね。
最初から多弾マガジンが付属している点ではMP7よりいいかもしれません。
インドアやアウトドアのバリケ系フィールドを好んで行く人ならもうこれでいいんじゃないかと。
ただ、バッテリーが電ハン用のしか使えないのがネックかなと。MP7みたいにバッテリーを外付けするには配線を弄らないといけないし。
まぁバッテリー3本くらい用意すれば解決できる問題ですけどね。
なんかグリップ内を何とかすればもう少し容量の大きいバッテリーが入りそうな気がするので今後はこのmod Mを弄っていきたいと思います
ということでまた次回!
東京マルイ No.8 スコーピオンモッド M 18歳以上電動コンパクトマシンガン
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東京マルイ(TOKYO MARUI) 2018-04-21
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東京マルイ スコーピオンmodM #1 大容量バッテリー搭載&高効率配線化
タグ :スコーピオンmod Mレビュー