2018年12月28日
【ガスブロ】 マルゼン PPK/S レビュー! 【007の銃!?】
ついにマルゼン PPK/Sを購入しましたのでレビューします!

PPKと言えば私的にはニンテンドー64の007ゴールデンアイというゲームですね~!

小学生~中学生の頃にめちゃくちゃハマって放課後は友達と盛り上がってました。
このゲームの初期武装がPPKでして敵が落としたAKを拾うまではコイツに頼ることになります。
私、このゲームがかなり得意で1対3でも勝ててしまうのでよくハンデを課せられ、PPK縛りでプレイしたものです。キャラはトレヴェルヤンを愛用してました。
因みにゲーム内では権利関係でPPKがPP7という名称になっています。
PPKったら映画の方だろ!ってツッコミが入りそうですが、私にとって映画の007は世代的にピアース・ブロスナンであり、P99なんですよ。ええ。
小説は読んでませんが、映画は1作目から全部見てます。
ピアーズ作品は全て友達と映画館に見に行きました。
ダニエルクレイグのボンドはワイルド過ぎて何年も食わず嫌いしていましたが、見ると結構面白かったので今は受け入れています。

実銃の解説を少し。
PPシリーズは元のモデルの販売から90年経とうとしていますが、いまだに生産が続けられているベストセラー銃です。
ダブルアクション、デコッキング機能、コンパクト、という今現在ハンドガンに求められる基本的な機能が備わっていることや一般的な口径が使えるというところで市場のニーズとマッチしており、一定の人気があるようです。
PPシリーズは派生も含めると結構ありますがとりあえず下記の3つをおさえておけばいいでしょう。
・PP
PPシリーズの始祖。
1930年販売開始。ポリスピストルとして開発され、各国の警察に採用されました。大戦中はドイツ軍にも採用されてます。

・PPK
1931年にPPのグリップと銃身長を切り詰めて短縮したモデルとして販売され、シークレットサービスなどのコンシールドウェポンとして採用されました。
これが所謂「ジェームズボンドの銃」です。

・PPK/S
これが今回購入したマルゼンのガスブロ PPK/Sですね。
ケネディ暗殺事件を受けてアメリカが小型拳銃の輸入規制を設け、PPKがそれに引っかかったのでPPのフレームにPPKのバレルとスライドを組み合わせて規制に適合させたのがこのPPK/Sです。

007シリーズではカジノロワイヤルでP99からPPKに持ち替えています。
スカイフォールでダニエルグレイグはQから渡されたPPK/Sの指紋認証機能付きグリップの9mmショートに持ち替えます。
マルゼンのPPK/Sは9mmショート弾をモデルアップしていますのでボンドがスカイフォールでPPK/Sの9mmショートを握ったことでマルゼンのPPK/Sも晴れて「ボンドの銃」となったわけですね。
定価も9800円とめちゃ安なので007ファンは絶対に買いですよ。
ただ映画ではPPK/Sにオリジナルの認証付きグリップが付いているので厳密に言えば違うのですが・・・。


こう見るともはや別の銃に見えますな。
このグリップ、チェッカリング以外はパテで普通に作れそう。作るか!?
というわけでこっからはレビューになります。
サイトは正直いうと狙いにくいですね。フロントサイトだけでもホワイトを入れた方がいいかもしれません。

スライド上面には光の反射防止のモールディングがあります。
あれ?むかし友達が持っていたやつは単純な波型だった気がしたんだけどな・・・
マズルはこんな感じ。

フレームにはパーティングラインがありません。素晴らしい。
マガジンはめちゃくちゃ小さいです。

ハイキャパのマガジンと比べるとこんなにも差が!!


こんなに細くて小さいのに22発も入ります。

空撃ち用の切り欠きがあるのは便利で良いですね!ただ、このフォロワーの突起が短いので爪で押し下げるのが若干難しいです。あと0.5mmでも高さがあれば良いのだけど。

マグウェルにテーパーが無いのでマガジンチェンジする時は少し引っ掛かりやすいかもしれません。

ま、この辺は慣れですね。
もちろん正式ライセンスを取得しているのでスライド側面にはワルサーバナーが刻印されています。

マガジンの側面には「Cal.6mm BB」の刻印があります。ここがCal.380じゃなくて6mm BBとなっているところが「これはPPK/Sの6mmモデルなんだよ」とワルサー社に認められているような感じがして逆に興奮します。粋ですよ粋。

実際にマルゼンのP99はワルサー社ではP99の6mm仕様、日本市場向けモデルという位置づけになっていますからね。
ありがとうワルサー。
ガスブロなのに重量はたったのこれだけ!!とにかく軽くてコンパクトです。

ARMOAR WORKSのハイキャパハイスピードと比べるとこんなにも違います。

初速はマガジン温度24度でこんな感じ。

このマガジンのサイズで短いバレルなら大健闘している方だと思います。
マガジンの小ささ故、撃っているとみるみる初速が落ちていきます。
しかし小さいことが有利にも働きます。
それは温めし直しがしやすいことです。コンパクトなので完全に手で握り込むことができ、温め直しが容易です。
握り込んで10秒もするとすぐに体温に近いくらいになるので初速を元に戻せます。
スライドオープンしたらこんな感じ。

スライドストップは無いので弾の入ったマガジンをロードしてスライドを引けばOK。
フィールドストリッピングはトリガーガードをこのように外してスライドを取れば簡単にできます。


PPKはストレートブローバック方式なのでバレルとチャンバーがフレームに結合されています。
バレルにガタつきが一切ないので理論的にはショートリコイル式よりも命中精度は良いかと思います。
ホップは固定です。
STINGERで使いましたがコンパクトな割にはガツガツと強いリコイルが来て楽しい銃ですね。
初速もそんなに高くないのでお客さんと撃ち合うときもそんなに背徳感が無いのもGood(笑)
ただ、外だと25mがいいとこなのでアウトドアフィールドのサバゲーでメインに使うのはちと厳しいかなと。
インドアなら全然イケるどころか軽いのでかなりオススメできますね。
マガジンもコンパクトで軽いので携行にも悩みません。
予備マグはわざわざポーチなんて買わずにポッケに入れときゃいいんですよこんなのは!元がコンシールドキャリー用の銃なんだし。
PPK/Sとマガジン3本だけ持ってジーパンとパーカーでインドアサバゲー行くってのも気軽でいいですね。
実はこんなのも買ってますのでこれの組み込みはまた今度・・・

ということでまた次回!

PPKと言えば私的にはニンテンドー64の007ゴールデンアイというゲームですね~!

小学生~中学生の頃にめちゃくちゃハマって放課後は友達と盛り上がってました。
このゲームの初期武装がPPKでして敵が落としたAKを拾うまではコイツに頼ることになります。
私、このゲームがかなり得意で1対3でも勝ててしまうのでよくハンデを課せられ、PPK縛りでプレイしたものです。キャラはトレヴェルヤンを愛用してました。
因みにゲーム内では権利関係でPPKがPP7という名称になっています。
PPKったら映画の方だろ!ってツッコミが入りそうですが、私にとって映画の007は世代的にピアース・ブロスナンであり、P99なんですよ。ええ。
小説は読んでませんが、映画は1作目から全部見てます。
ピアーズ作品は全て友達と映画館に見に行きました。
ダニエルクレイグのボンドはワイルド過ぎて何年も食わず嫌いしていましたが、見ると結構面白かったので今は受け入れています。

実銃の解説を少し。
PPシリーズは元のモデルの販売から90年経とうとしていますが、いまだに生産が続けられているベストセラー銃です。
ダブルアクション、デコッキング機能、コンパクト、という今現在ハンドガンに求められる基本的な機能が備わっていることや一般的な口径が使えるというところで市場のニーズとマッチしており、一定の人気があるようです。
PPシリーズは派生も含めると結構ありますがとりあえず下記の3つをおさえておけばいいでしょう。
・PP
PPシリーズの始祖。
1930年販売開始。ポリスピストルとして開発され、各国の警察に採用されました。大戦中はドイツ軍にも採用されてます。

・PPK
1931年にPPのグリップと銃身長を切り詰めて短縮したモデルとして販売され、シークレットサービスなどのコンシールドウェポンとして採用されました。
これが所謂「ジェームズボンドの銃」です。

・PPK/S
これが今回購入したマルゼンのガスブロ PPK/Sですね。
ケネディ暗殺事件を受けてアメリカが小型拳銃の輸入規制を設け、PPKがそれに引っかかったのでPPのフレームにPPKのバレルとスライドを組み合わせて規制に適合させたのがこのPPK/Sです。

007シリーズではカジノロワイヤルでP99からPPKに持ち替えています。
スカイフォールでダニエルグレイグはQから渡されたPPK/Sの指紋認証機能付きグリップの9mmショートに持ち替えます。
マルゼンのPPK/Sは9mmショート弾をモデルアップしていますのでボンドがスカイフォールでPPK/Sの9mmショートを握ったことでマルゼンのPPK/Sも晴れて「ボンドの銃」となったわけですね。
定価も9800円とめちゃ安なので007ファンは絶対に買いですよ。
ただ映画ではPPK/Sにオリジナルの認証付きグリップが付いているので厳密に言えば違うのですが・・・。
こう見るともはや別の銃に見えますな。
このグリップ、チェッカリング以外はパテで普通に作れそう。作るか!?
というわけでこっからはレビューになります。
サイトは正直いうと狙いにくいですね。フロントサイトだけでもホワイトを入れた方がいいかもしれません。

スライド上面には光の反射防止のモールディングがあります。

あれ?むかし友達が持っていたやつは単純な波型だった気がしたんだけどな・・・
マズルはこんな感じ。

フレームにはパーティングラインがありません。素晴らしい。
マガジンはめちゃくちゃ小さいです。

ハイキャパのマガジンと比べるとこんなにも差が!!


こんなに細くて小さいのに22発も入ります。

空撃ち用の切り欠きがあるのは便利で良いですね!ただ、このフォロワーの突起が短いので爪で押し下げるのが若干難しいです。あと0.5mmでも高さがあれば良いのだけど。


マグウェルにテーパーが無いのでマガジンチェンジする時は少し引っ掛かりやすいかもしれません。

ま、この辺は慣れですね。
もちろん正式ライセンスを取得しているのでスライド側面にはワルサーバナーが刻印されています。

マガジンの側面には「Cal.6mm BB」の刻印があります。ここがCal.380じゃなくて6mm BBとなっているところが「これはPPK/Sの6mmモデルなんだよ」とワルサー社に認められているような感じがして逆に興奮します。粋ですよ粋。

実際にマルゼンのP99はワルサー社ではP99の6mm仕様、日本市場向けモデルという位置づけになっていますからね。
ありがとうワルサー。
ガスブロなのに重量はたったのこれだけ!!とにかく軽くてコンパクトです。

ARMOAR WORKSのハイキャパハイスピードと比べるとこんなにも違います。

初速はマガジン温度24度でこんな感じ。

このマガジンのサイズで短いバレルなら大健闘している方だと思います。
マガジンの小ささ故、撃っているとみるみる初速が落ちていきます。
しかし小さいことが有利にも働きます。
それは温めし直しがしやすいことです。コンパクトなので完全に手で握り込むことができ、温め直しが容易です。
握り込んで10秒もするとすぐに体温に近いくらいになるので初速を元に戻せます。
スライドオープンしたらこんな感じ。

スライドストップは無いので弾の入ったマガジンをロードしてスライドを引けばOK。
フィールドストリッピングはトリガーガードをこのように外してスライドを取れば簡単にできます。


PPKはストレートブローバック方式なのでバレルとチャンバーがフレームに結合されています。
バレルにガタつきが一切ないので理論的にはショートリコイル式よりも命中精度は良いかと思います。
ホップは固定です。

STINGERで使いましたがコンパクトな割にはガツガツと強いリコイルが来て楽しい銃ですね。
初速もそんなに高くないのでお客さんと撃ち合うときもそんなに背徳感が無いのもGood(笑)
ただ、外だと25mがいいとこなのでアウトドアフィールドのサバゲーでメインに使うのはちと厳しいかなと。
インドアなら全然イケるどころか軽いのでかなりオススメできますね。
マガジンもコンパクトで軽いので携行にも悩みません。
予備マグはわざわざポーチなんて買わずにポッケに入れときゃいいんですよこんなのは!元がコンシールドキャリー用の銃なんだし。
PPK/Sとマガジン3本だけ持ってジーパンとパーカーでインドアサバゲー行くってのも気軽でいいですね。
実はこんなのも買ってますのでこれの組み込みはまた今度・・・

ということでまた次回!