2018年12月19日

東京マルイ 電動ハンドガン グロック18C セミしか撃てない病を直す!

前回は電動ハンドガン全機種に共通するトラブルシューティングでしたが、今回は電動ハンドガングロック18C特有のトラブルについてです。







グロック18Cを長いこと使っているとセミしか撃てなくなる症状が発生しますのでそれの解説をします。


メカボックスを間違いなく修理したのにセミオートしか撃てない病になるのは別のところに原因があるからです。







電動ハンドガン グロック18Cの場合、セミオートのポジションにするとセクターギヤに連動した白い棒がメカボックスから飛び出てきて矢印のトリガーバーが跳ね上げられ、スイッチが遮断されてセミオートになる仕組みです。


セレクターをフルオートにするとセレクターバーがトリガーバーを跳ね上げられないように抑える仕組みになっています。

メカボックスから飛び出る白い棒が空振りするようにしてくれて、スイッチが通電し続けるのでフルオートで撃てるわけです。










セレクターをフルオートにするとこの矢印のセレクターバーがこの位置になります。このバーが先ほどのトリガーバーを押さえることでフルになるわけです。

しかし、長いこと使っているとセレクターバーに遊びが出てきます。

そうなるとトリガーバーをしっかりと押さえられなくなり、白い棒にカットオフされてしまうようになります。

つまりセミしか撃てなくなるということです。










今回はそんなG18Cのセミしか撃てない病の対処法を紹介します。

やり方は簡単!このバーの先端に2mm幅くらいに切ったセロテープを5周くらい巻くだけ!


セロテープの厚みがトリガーバーの遊びの分を補完してくれるというわけです。

トリガーバーにプラ板を貼ったりするのもひとつの手ではありますが、剥がれてしまうとメカボックスの中に入ってクラッシュしてしまう恐れがあるのでセロハンテープを巻くのが確実です。








この対処を施した場合、スライドカバーを本体に取り付ける際は必ずセレクターをセミオートの位置にしてからにして下さい。フルの位置にしたままカバーを取り付けるとセロテープが取れてしまうことがあります。


剥がれ落ちないよう、セロテープとバーの隙間に瞬間接着剤を流し込むと良いかもしれません。











あと、セミにならない症状の一因としてクリック感を出す為のパーツの摩耗もあります。

セレクターを動かさなければ大して摩耗はしませんが、頻繁にセミフルの切り替えをするとどんどん摩耗していきます。素材はプラですので。


これが摩耗するとセレクターに遊びが生じ、それがセミしか撃てなくなる一因になります。












回転方向の角が摩耗して丸くなっているので遊びが生まれてしまうわけで・・・・














なので、このパーツを90度回転させて元に戻してやればクリック感は新品同様に復活します。


実際のところ、トリガーバーにセロテープを5周くらい巻くだけでセミしか撃てない病は直ります。

カッチリしたクリック感を取り戻したいということでもなければこの作業はやらなくても大丈夫です。








セミしか撃てない病の原因はスライドやフレームの歪み、スライド後部のロックパーツのツメの摩耗、フレーム側のロックパーツを固定するネジ受けの緩みなど要因は多岐にわたるので、根治は不可能です。


完全に解決したいなら本体ごと買い替えるしかありません。

ですので長く使っている方はセレクターバーにセロテープを巻くのが一番確実ですよ。











ということでまた次回!





  

Posted by 大門団長 at 20:45Comments(0)電動G18C

2018年12月17日

【故障】 電動ハンドガン トラブルシューティング 【修理】

冬本番の寒さが到来し、ガスブロから電動ハンドガンに衣替えした方も多いのではないでしょうか。


ということで今回は電動ハンドガンのトラブルシューティング的な内容でお送りいたします。



余談ですが、私個人のYouTubeチャンネルの登録もお願い致します。

大門団長チャンネル
私は実はレベルアップサバゲーチャンネルへのログイン権限はないので、家で1人でカスタムしたりする配信が出来ません。

個人チャンネルなら気軽にちょっとしたカスタム生配信なども出来るようになりますので是非とも登録をお願い致します。
Youtubeはチャンネル登録者1000人以上いないと生配信できない仕様になっているのでご協力をお願い致します。






さて、私はサバイバルゲームフィールドSTINGERでレンタル用にG18Cを30丁運用しています。

個人ではG18Cを3丁、USPを1丁、M9A1を1丁、M93Rを2丁、ハイキャパEを3丁持っていて何度も自分で修理やカスタムをしているので電動ハンドガンに関してはそこそこのノウハウを蓄積しています。



サバイバルゲームフィールドSTINGERのレンタル用G18Cなんかは3年10ヵ月運用しており、お客さんに貸してどのくらい撃てば寿命が来るのか、何をしたら壊れるかを間近に見ており、またそれを修理をするということを何度もしています。

STINGERに遊びに来る実に様々な人間に使用された20丁の電ハンの最初から最後まで全てを見ています。それはある意味世の中の電動ハンドガンの平均寿命を見ていると言っても過言ではありません。


使用される様を全て見届けた上で自分で修理していることを鑑みると寿命や症例に関してのノウハウは下手したらショップさんよりもあるかもしれません。



ということでやっていきますが、ひとくちにトラブルといってもいろいろな症状があります。

全てのトラブルの原因と対処法を説明するには本が一冊出来てしまうくらいの量になるので今回は電動ハンドガン全機種に共通する"よくある"症例を対象とし、直すときはこうした方がいいですよ的な解説になります。




先によくあるトラブルを挙げると・・・

①トリガーを引くと 「ガー!」と音が鳴って撃てない




②トリガーを引いても「カッ・・・」というだけで一切撃てない




③給弾したりしなかったりする









といった感じでしょうか。
定例会に来るお客さんの電ハントラブルを見てても大体はこんな症状です。



①トリガーを引くと 「ガー!」と音が鳴って撃てない
②トリガーを引いても「カッ・・・」というだけで一切撃てない
③給弾したりしなかったりする


この3つの症状はどの電動ハンドガンでも、いずれ必ず発症します。

セミをメインで撃つか、フルをメインにしているか、リポバッテリーを使っているかどうかなどの条件により、発症する順番が異なってきますが遅かれ早かれ皆さんが使っている電動ハンドガンは必ずこの3つのトラブルに見舞われます。100%です。


これらのトラブルはメカボックス内部の部品の摩耗により発症するので壊れたというよりかは寿命と言う方が正しいですね。





ちょうど壊れた電動ハンドガン G18Cがあるのでこれを直しつつ解説します。







分解方法などは電動拳銃工房さんの分解組立ページを参照してください。

↓のリンク先に作業に必要な道具の解説もあります。
電動拳銃工房



















まずは、①トリガーを引いても 「ガー!」と音が鳴って撃てなくなるという症状の解説からです。



電動ハンドガンのメカボックスを開けるとこのようになっています。


この症状の場合はほぼ100%がセクターギヤの摩耗が原因で起こります。

セクターギヤとはピストンを後退させるための一番負荷のかかるギヤです。


どのような運用をしていても大体の電動ハンドガンはまずセクターがダメになる傾向にあります。





取り出したセクターギヤ。一応まだ使えますが歯がすり減っているので交換してしまいます。



STINGERのレンタル銃を見ている限りではセミオートで撃ち続けた場合、15000~25000発程度で壊れるようです。結構ムラがありますね。
リポバッテリーだともう少し早く寿命が来るかもしれません。



余談ですが、電動ハンドガンはセクターギヤが壊れることで他の部品に被害が及ばないように設計されています。

各ギヤを見てみるとセクターギヤだけ柔らかい素材になっています。よく考えられていますね。

ですから壊れるという表現は語弊があるかもしれませんね。





セクターギヤの隣のスパーギヤは必ず中性洗剤&歯ブラシでしっかり掃除しましょう!台所用洗剤のジョイがオススメ。



セクターギヤの削れた歯の粉がグリスと混ざって研磨剤の役割を果たしてしまいます。特に8枚ギヤの谷に汚れや削れたセクターの歯がガッツリ埋まってるので入念に掃除しましょう。

ギヤの谷底に詰まったセクターギヤの破片は歯ブラシでも取れないことがありますので爪楊枝などで掻き出しましょう。


このスパーギヤをしっかりクリーニングしないとセクターギヤを新品に交換したとしてもまたすぐに壊れてしまいます。

因みに、セクターギヤを交換する際にわざとスパーギヤをクリーニングしなかった個体はクリーニングした個体よりも7000発ほど早く壊れました。

修理する際は他のギヤもしっかりとクリーニングしてからグリスを塗り直しましょう。











次のトラブル、②トリガーを引いても「カッ・・・」というだけで一切撃てないの解説です。









さて、この症状が発症した電動ハンドガンを直していきますが、この症状は電気系統に問題があります。

スイッチを見るとカーボンが外側にまでこびりついていますね。茶色のスス汚れがカーボンで、こいつがこの症状の原因である場合が多いです。












カバーを外してみると尋常じゃないカーボンが!!


スイッチに電気が流れるとスパークが発生するのですが、その際にカーボンが生成されます。

物質はなんでも高温に熱したりすると炭化するわけですが、スイッチも同じです。


皆さんもコンセントにプラグを挿す瞬間に青白い光を見たことがあるかと思いますが、電動ガンのスイッチではトリガーを引く度にあれが発生していると思って下さい。あのスパークのおかげでスイッチの端子がどんどん炭化してスイッチが摩耗していきます。

そしてそのカーボン(炭化物)がスイッチ周りに蓄積されていきます。




カーボンが蓄積されていくと接点不良が起こります。何故ならカーボンは電気を通さないからです。

要は電気の流れる入口が狭くなるということです。初期症状としてはセミのキレが低下したり、サイクルが低下したりします。


水道で例えると家の蛇口がサビで詰まって水の出が悪くなっているのを想像してもらえると分かりやすいかと思います。


リポの場合はハイパワーなので入口が狭くなってようが無理やり電気を押し込んで流すので初期症状が分かり辛いですが純正のニッケル水素バッテリーだと症状が顕著に表れてきます。

先ほどの写真のレベルまで汚れてしまうとカーボンがスイッチに流れる電気をせき止めてしまうため、撃てなくなるという訳です。

厳密には微量な電気は流れてモーターは動こうとはするのですが、電流が微量すぎてギヤを動かすまでの力は出せないという状態になります。

だから「カッ・・・」とモーターが動いてピニオンギヤがベベルギヤに当たる音だけ聞こえてくるわけです。







「カッ・・・」と鳴って動かない状態になったら無理にトリガーを引いて通電させようとするとバッテリーに大きな負荷がかかってしまいます。

あれ?おっかしいな~なんて調子でトリガーを何度も引いて「カッカッカッ」とやってると純正バッテリーは過負荷で死んでしまいますのでやめましょう。

そのままトリガーを引き続けるとリポの場合は最悪発火することも考えられますのでこのような症状の場合はすぐに使用を中止しましょう。







この症状の原因のほとんどがスイッチに付着したカーボンによるものですが、スイッチ端子の受け側が摩耗で折れていることが原因の場合もあります。

他にも、バッテリーが寿命を迎えてしまい、必要な電流量を流す能力を失っていることも考えられます。

また純正ニッケル水素バッテリーの場合は新品だとしてもキンキンに冷えると出力が落ちてこうなります。

因みにSTINGERで使っている純正バッテリーはデルタピーク式充電器で小まめに充電して過放電にならないよう運用していますが、それでも約2年で寿命を迎えてしまいます。


あとは何らかの破片がギアに挟まった時も同じような症状になりますがそれは超レアケースです。



実際のところ「カッ・・・」の8割くらいがスイッチの摩耗やカーボンによる接点不良が原因です。






さて、スイッチのオス側を取り出してカーボンを拭き取ってみると接触面がおもいっきり摩耗しています。


これだけ摩耗しているとスイッチのメス端子と接触出来ていないかもしれませんね。








オス側の対処は簡単です。
スイッチをこのように抜き取って・・・








向きを入れ替えて入れるだけ!これで新品同様です。スパークが起こるのは片側だけなので、裏返すと使えます。









スイッチは矢印の方向へ動いてメスと接触するので、摩耗している面は端子と接触しない方にすればOK。














メス側のカーボンをふき取ってみると・・・スパークが起こる方のメス端子が摩耗して途中から折れてました。こりゃ通電しないわけだ。












新品と比べると一目瞭然ですね。この端子はモーター側に繋がっていて、スパークが起こるのでこのようになります。


因みにこの個体は純正ニッケル水素で運用して約3年の間に25000発ほど撃った個体です。

リポバッテリーで運用した場合はスパークが更に強いのでもっと早めにスイッチが焼き切れているはずです。








こちらはバッテリー側に繋がっている端子ですが無傷ですね。こちらは先にオスと触れる方の端子ですのでスパークが起こらず摩耗しないということですね。















メス側は東京マルイから取り寄せた新品に取り替えて接点グリスで保護。


接点グリスは必須ですよ!必ず塗って下さい。






東京マルイのアフターサービスではメス側の銅板だけを注文可能です。

基本的には現金書留で注文になりますが、ショップなどでも取り寄せてくれるところがあります。
ホビーショップタムタムさんは全店で取り寄せ可能です。

個人ショップなどでは断られるところもあるので事前に電話などで確認しましょう。





パーツごとの価格は電動拳銃工房さんの掲示板でまとめられています。

このメス側の銅板は324円です。価格は機種により異なります。









電動ハンドガンに限らず、長物電動ガンもそうなのですがトリガーを引く際は素早く最後までしっかりと引ききって下さい。

初心者の方に多いのですが、ゆっくり引き絞ったり、トリガーを引くのを途中で止めるのは絶対にNGです。

トリガーをゆっくり引けばその分スパークの起こる時間が長くなりますのでスイッチの摩耗が早まります。


トリガーは素早く引ききる!鉄則です。










忘れがちですがバッテリー端子も綿棒などで掃除しておきましょう。









②トリガーを引いても「カッ・・・」というだけで一切撃てない
この症状の原因は

・スイッチに蓄積されたカーボン
・スイッチのメス端子の摩耗
・バッテリーの寿命

です。

なので、スイッチとバッテリーを新品に交換すれば直ります。






最後に
③給弾したりしなかったりする
の解説になります。




この症状は複数のパーツの摩耗が原因で起こります。


中でも一番の要因がタペットプレートです。これはセクターギヤと連動し、ノズルを後退させ、BB弾の給弾をする為のパーツです。







矢印の面が摩耗するとノズルの後退距離が短くなって給弾不良を起こします。


このタペットプレートはセクターギアのカムとも連動するのでセクターギヤの摩耗も給弾不良の一因と言えます。








これはタペットプレートと連動するノズルカムという部品ですが、ノズルカムの矢印の部分の摩耗も給弾不良の一因になりますので交換した方が良いパーツです。


因みに金色のパイプはノズルの後退量を稼ぐ為に取り付けたものです。給弾不良の症状の発生を先送りにする対症療法的なパーツです。






ということで給弾不良は主にタペットプレート、セクターギヤ、ノズルカムという3つのパーツの摩耗が重なって起こります。

各パーツを1個づつ新品と見比べて摩耗をチェックしても目視ではほとんど違いが分かりませんが、3つのパーツの摩耗を合計すると結構なものになります。



ですので、タペットプレート、セクターギヤ、ノズルカムを取り替えてしまえば大体の給弾不良は治ります。

G&Gの弾はマルイより少し大きいので給弾不良が比較的起こりやすいです。その場合、マルイの弾に切り替えたら給弾できる場合もあります。

いずれにせよ、内部パーツの摩耗が原因ですのでマルイの弾を使っても近いうちに完全な給弾不良になります。



100連マガジンの場合はマガジンキャッチの掛る溝が摩耗すると本体に挿しても上下にガタつきが発生します。そうなるとマガジンのフォロワーが十分に開放されなくなり、給弾不良を起こすことがあります。

その場合は修理するよりも買い替えた方が早いです。


STINGERのレンタル用100連マガジンも摩耗で給弾不良になったので一度全て新品に取り替えています。














他の症例として

セミで撃ったあとに「ウニュ」と音が鳴ることが稀にあります。

これは逆転防止ラッチのキックスプリングが折れたことで起こる症状になりますのでキックスプリングさえ取り替えたら大丈夫です。











修理したらこの段階でバッテリーを繋いで動作確認しましょう。








いかがだったでしょうか。
電動ハンドガンで起こるトラブルは大体がこれです。


①トリガーを引いても 「ガー!」と音が鳴って撃てなくなる

②トリガーを引いても「カッ・・・」というだけで一切撃てない

③給弾したりしなかったりする


箱出しノーマルに純正バッテリーを使い、主にセミオート運用している場合は大体がこの順番で症状が現れるかと思います。

リポバッテリーを使っていたり、セミオートとフルオートの使用頻度によって発生する順番が異なることがあります。





しかし、どのような運用方法をとっているかに関わらず3つの症状は間を空けず、たて続けに発生します。

ですから、もし自分で直す場合は

・セクターギア
・タペットプレート
・ノズルカム
・スイッチのメス側の銅板


この4点はまだ使える程度の摩耗だとしても全て一気に交換してしまいましょう。

そうすることでまた箱出しに近いくらいの状態に戻ります。





セクターギヤが寿命を迎えて壊れたらスイッチも寿命間近と考えて良いです。

給弾不良が起こり始めたらセクターもスイッチも寿命間近ということです。




給弾不良だからといってタペットだけ取り替えても、ちょっと使うと今度はセクターギヤが寿命になったり、スイッチが寿命になったりしますので修理の二度手間、三度手間になります。

修理で一度メカボックスを開けたなら、上記の4点のパーツは必ず全て交換しましょう。







自分で修理できない方も症例と原因だけ知識として覚えておけば、いざフィールドでトラブルになったときにうろたえずに済むと思います。

いずれ壊れることが知ってた上で壊れるのと何も知らずに壊れるのではその時が来た時の精神衛生面で全然違いますよ。









あと、電ハンはスイッチが弱いのでFETやSBDで保護する方も多いかと思いますが、SBDを入れる場合は出来れば矢印の壁面に両面テープで貼り付けるなどしてモーターから離してください。


セミで連射しているとモーターは結構熱くなりますのでSBDが熱で壊れてしまうことがあります。ですからなるべく離れた位置に置いて下さい。


一応SBDはスペック的に高温に耐えうるものもありますが、大量生産されているものは少なからず個体差があり、全てがスペックシートに記載してある要件を満たしているとは限りませんので熱対策は必須です。


SBDはガンジニアさんやダーティワークスさんのが手軽で安価に手にはいります。








電ハンに入れるFETはジェフトロンやXCORTECのがオススメです。



ジェフトロン↓
Micro mosfet2 with wiring






かなり長くなってしまいましたが、電動ハンドガンユーザーはよくあるトラブルの症例と原因は覚えておいて損は無いかと思います。








ということでまた次回!










  

2018年04月18日

グロック用サプレッサー対応サイト!

新しいサイトを発売しましたので紹介させていただきます。


今回は太めのサプレッサーを装着していてもサイティングできるハイサイトを作りました!



電動グロック18CにACETECHのトレーサーを付けてサバゲーしていると、サイトがサイレンサーに隠れて対象物が見えなくなるのが気になったので作ってみました。













価格は税抜3200円


購入は以下からお願いします。

サバイバルゲームフィールドSTINGER通販部

ヤフオク


今回のは畜光が無い代わりに少し価格がリーズナブルになっています。


















サイトピクチャー


フロントは2.4mm径のレッド集光アクリルなので素早いサイティングが可能です。

















取り付けたところ。





ポン付け可能です。削ったりなどの加工は一切必要ありません。

ドライバーがあれば簡単に取り付け可能です。
















ACETECHやマルイのトレーサーを取り付けてもサイティングが可能です。



外径38mm以内のサイレンサーならドットが隠れることはありません。




ぜひよろしくお願いいたします!

サバイバルゲームフィールドSTINGER通販部

ヤフオク










  

2017年07月18日

ハイブリッドサイト&ゴーストハイブリッドサイト進捗状況

いや~ちょっと更新が遅れてしまいました!


というわけで先月くらいからカスタムサイト製作に注力している大門団長です。




現在、電動ハンドガン ハイキャパ・USP・グロックのハイブリッドサイト、ゴーストリングサイトが微調整終わったところです。
















そういや、今回のレベルアップサバゲー15発目は匍匐の回です!外なのでテンション高めです(笑)

いつもどういう姿勢で匍匐しているかってのを説明しています。サバゲーは射撃技術よりも洞察力と身のこなしが肝要。

いつもインドアに居るので、私の押さえつけられていたリビドーが開放されて喋りまくってしまいました。そのせいで生田さんがほとんど喋れずに終わるという・・・生田ファンに申し訳ない。

今度からはもうちょっと掛け合い出来るように頑張ります。









あと、私が運営するインドアサバイバルゲームフィールドSTINGERのTシャツを販売開始しました!


税込 3000円になります。

フィールドロゴをデザインしてくれた友人に依頼して製作してもらいました。
広告代理店でデザイナーをやっていた人間なので結構かっこよくできていると思います。普段着でも全然イケるデザインなので普通に出歩く際も着用してます(笑)




先日のSTINGER定例会では沢山の方が買ってその場で着てくれました!ありがとうございます!




シャツはSTINGERのホームページからも購入できますので宜しくお願い致します。

http://www.stinger-survivalgame.com/















そんで、カスタムサイトの進捗状況の説明に戻ります。

とりあえずは来週中に電動ハンドガン ハイキャパE用のハイブリッドサイトとハイブリッドゴーストリングサイトが販売開始できそうな感じです。





イイ感じに仕上がりました。


他社の3Dプリンタ製カスタムサイトみたく「ご自身で調整できる方にオススメ」とかは書きたくないので0.05mm単位で微調整しています。

ドライバーだけで誰でも取り付けできるようにしてありますので作業が苦手な方でも問題ないですよ。

取り付けは元のサイトに使われているタップネジをそのまま使用可能です。








今回はドラムマガジンジョイントと違って、取り付けの寸法がシビアなので素材のクセを掴むのと、取り付けのし易さを追求するのに何度も微調整ました。なので予定が少し遅れてしまいましたよ。

そのおかげでナイフで削ったりしなきゃいけないとかは一切ありませんので安心して購入してください。

3Dデータ上ではバッチリ寸法が合っていても3Dプリンタで出力すると最大で0.4mmもズレが生じたりするので、今度はそのズレを考慮してのデータ修正するのに時間が掛かりました。



あとは、ドットやゴーストリングの穴がしっかりとした円になるように造形方向を指定したりと、かなりこだわりました。



写真でいう上方向に造形してしまうとゴーストリングの円が微妙に楕円になってしまうのだ。ほとんど気にならないレベルなんだけどね。










取り付けるとこんな感じ。










近くで見るとザラザラしててナイロン感が出てますが、プラを溶かして積層するFDM方式よりは100倍マシかと。











こっちはハイブリッドサイト。











肉眼でパッと見た感じでは許せるレベルなのではないかなーという印象。ホントはスライドと同じ質感にしたいけども。













元のサイトとの比較。

形状もそんなに違和感はないかと思います。



重さは2.5g程度しかありません。


取り付けの際もキツすぎずユルすぎずといった具合に仕上がりました。


量産品が届いたらフィールドのHPとフィールドの受付にて販売しますので宜しくお願い致します!











ということでまた次回!







  

Posted by 大門団長 at 23:51Comments(0)電動G18C電動USP電動ハイキャパ

2017年04月04日

最強の電動ハンドガンを作る⑦ 気密取り&ショートストローク化

あのね、すっかり忘れてましたよ。最強の電動ハンドガンの記事を書くのを(笑)







つーことでいよいよ完結編!


実際にはもう1月の時点で完成してサバゲーで何回も使っていたんだけどね!



これまでのまとめ

最強の電動ハンドガンを作る⑥ MOSFET組込み
最強の電動ハンドガンを作る⑤ ほぼ完成!
最強の電動ハンドガンを作る④ ピストンヘッド自作!
最強の電動ハンドガンを作る③ インナーバレル交換
最強の電動ハンドガンを作る② 1100mAhバッテリー
最強の電動ハンドガンを作る① 準備編







では最後の仕上げの気密とショートストロークトリガーをやっていきますよ!


電動ハンドガンのエアルート周りはゴムパッキンが多用されているのでエア漏れが多いと言われがちなんですが、実際にそこまで漏れてるわけでもないです。

ノズルに関しては赤く塗ってある部分にギヤ用の高粘度グリスを塗るだけで十分な気密効果が得られました。





Oリングをカサ増しして気密を取る方法もありますが、ノズルの摩擦抵抗が増えるとメカボックスのギヤに負担が掛かります。

まぁそんな致命的な負担にはならんのですが、抵抗が増えてフルオート時のサイクルが少し遅くなるから高粘度グリス程度にとどめておくのが一番良いと思います。

















そんなところより漏れてるのはコッチだぜ!




高粘度グリスをモリモリに塗っておいても10発程度撃つとここからエアが漏れてグリスを吹き飛ばしてしまうという!



再度ここをグリスで塞ぐと初速が1.5m/s程度上がることが判明。











なので細切りにしたセロハンテープを1週ほど巻いて対策を講じました。




エポキシ接着剤やネジロック剤で気密を取ってもいいですが整備する際に面倒なのでテープが最適と判断。













チャンバーで挟むとテープでカサを増した分パッキンとバレルが密着してエア漏れを防ぐという具合です。




ホップレバーが掛かるところまでテープを巻いてしまうと弾道に悪影響を及ぼす恐れがあるのでテープの幅は2mm程度が最適です。


















さて、今度はトリガーのショートストローク化です。

電動ハンドガン グロック18Cはトリガーユニットとチャンバーが一体化してますね。

半分に割るとトリガーにアクセスできる。





まぁ電動ハンドガンでセミ連射ってあんまりやらないからショートストローク化の恩恵なんてたかが知れてるんだけどネタ的に面白いのでやりますよ(笑)


ガスブロみたいにシアをきる感覚なんて元々無いんだから、だったら徹底的にトリガーをスイッチっぽくしてやろうという感じかな?








ショートストローク化には色んな方法があると思いますが私の場合はここにプラ板を貼ってトリガーの引きしろを短くしてみました。











トリガーの引きしろを短くしたということはスイッチの方もカサ増ししないと通電しなくなるのでスイッチユニットもイジっていきますよ。















スイッチには1mmのプラ板を斜めに貼ってみました。


















収めるとこんな感じ。




初めからスイッチが少し押されている状態になっています。
















かなり攻めてみました(笑)



ん~あと0.5mmくらいはいけたかな?





















トリガー側の引きしろを絞るとカットオフレバーが利かなくなってフルオートしか撃てなくなりますからこのようにカムに1mmのプラ板を貼ります。ただ貼るだけだとすぐに剥がれるので0.8mmの真鍮線も通してあります。




この白い突起がセクターギアに押されて上に飛び出てトリガーバーを跳ね上げで通電を遮断する仕組みになっているんです。









これでトリガーストロークが半分になりました。

ホントにスイッチ感が増しましたね(笑)

この工作に関しては自己満足みたいなもんです。




















で、クソ長いインナーバレルが出たままだとダサすぎるのでサイレンサーを取り付けていきますよ。




グロックって「コレ!」みたいなサイレンサー付ける決定的な方法が無いんですよね。
ほら、ハイキャパEとかはスマートに取り付けられるじゃん?そういうスマートな方法が無いっていうね。


いくら電動ハンドガンがリアル志向じゃないからとは言え、この純正のアタッチメントレイル付けるには抵抗あるし・・・




ライラクスのSASキットはカッコいいけどCQCホルスターに収まらなくなるから嫌なのよね。重くなるし。





これは専用のインナーバレルが必要だし・・・そのインナーバレルじゃ初速90m/s無理だし・・・













そういうわけで今回はPDIのサイレンサーアダプターにしました。




っていうかもうコレしか選択肢なかったし!


3ヶ所のイモネジを締めこんでインナーバレルに固定する方式ですな!

一応マズルにもすこし被さる感じなのでブレ止めの効果もあります。








サイレンサーは安定のKM企画!





30mm径で長さが110mmのやつです。前回の記事でUSPコンパクトに装着してたやつです。ハンドガンに似合うサイズ!
















つーことでこれで全ての項目をクリア!

初速UP関連
・気密UP&エアフロー改善
・強化スプリング交換
・フルシリンダー搭載
・コン電用セクターギア移植
・コン電用フルストロークピストン移植
・フルストローク対応の薄型ピストンヘッド自作
・インナーバレル延長

電源関連
・専用端子のオミット
・高効率配線に引き直し
・大容量バッテリー搭載


レスポンス関連
・MOSFET装着
・トリガーのショートストローク化


ん~やっぱり苦労したのはピストンヘッド自作と大容量バッテリー搭載かな。




特に電ハンに1100mAhのリポを内蔵できたのは私が世界初でしょう(笑)
しかも20AヒューズとMOSFETも入ってますからね。










サバゲーでも使ってますがかなり反則チックな性能です。めちゃ軽くて初速91m/sで400発撃てる上に40mフラットで飛ぶので交戦距離が長くても長モノ所持者に勝てます。その辺のM4となんら変わりありません。寿命が短いことを除けば(笑)

弾速チェック時にフィールドスタッフさんが毎回ビックリしてますね!





間違いなく世界一性能の良い電動ハンドガンに仕上がりました。



現在、3500発程度撃っているのでそろそろセクターが逝きそうな気配がする(笑)

今後のメンテナンスを考えるとスプリングに関してはノーマルにゲタかます程度でいい気もしますね。初速低下しますが。











そんなわけで最強の電動ハンドガン計画でした!!

セクター逝ったらまた記事書きます(笑)






ということでまた次回!





  

Posted by 大門団長 at 22:52Comments(0)電動G18C

2017年02月03日

最強の電動ハンドガンを作る⑥ MOSFET組込み

ちょっと間が空いてしまいましたが続きです!

前回は駆動系が完成したのでスイッチ保護の為のMOSFETを組み込んでいきますよ!





組み込むのはGATE製のPicoSSR3という超小型FETです。



















組込み記事の前にお知らせです。


1月27日発売のPEACE COMBAT に大門団長が載ってます!!!!








インドアフィールドの戦い方を監修させてもらいました。



松嶋えいみさんにレクチャーする内容で、よくあるタクトレとかではなく「勝つ為」のサバゲーに特化したエアガンの撃ち方や考え方を紹介しています。

インドアに限らず、アウトドアフィールドでも有効な技術になっています。




今までのサバゲー雑誌では触れられていない大門式サバゲー術が書いてあるので是非読んでみてください。





あとPEACE COMBBATから最新トイガンカタログも発売されていますのでコチラも是非!





余計な情報はなく、必要な項目だけ記してあってスッキリしてて見やすいので資料として最適かと思います。

ショップさんなんかでもこういった資料は結構使うと思うのでオススメ!
























ではFETの話に戻ります。



MOSFET PicoSSR3は国内ではダーティワークスさんが正規代理店として販売しておりますのでそちらからの購入をオススメします。

ダーティワークス MOSFET PicoSSR3 販売ページ

ヤフオク等で中国のコピー品が流通しているそうで、コピー品は中身のプログラムがちょっと違うようなので注意です!

このシールが貼られているのが正規品です。




貼られていない物はコピー品である可能性大。















いや~小さいですね!















販売ページの写真がものすごくわかりやすい。



( 引用 http://dirtyworksjapan.com/?pid=80827484 )














FETを知らない人の為にもちょっと説明をしますと


FETとは、トランジスタの構造の一つで、ゲート電極から生じる電界によって電流の流れを制御する方式。 小型化が容易なため集積回路(IC)の論理回路やセンサーの素子などに用いられることが多い。 ... 電流を運ぶキャリア(電子または正孔)を一種類しか使わないユニポーラトランジスタに分類される。


Wikiからの引用だけどわからんっつーの!(笑)



要は色んな電子機器に欠かせない素子なんですが、簡単に言うと電動ガンの使用においてはとスイッチの磨耗を防ぐパーツっていうことです。

特に今回の最強カスタムだと1100mAhの大電流で固いスプリングを回すので、電動ハンドガンの小さなスイッチに掛かる負荷はかなり大きくなり、通電する際にスイッチがスパークしてどんどん端子が磨り減っていくのでFETを入れておけば安心というワケです。



FETのもう1つの効用としてはレスポンスの向上が期待できます。

FETが無い場合はスイッチが通電する瞬間にスパークが発生して突入電流がロスしてしまい、モーターの立ち上がりが少し遅くなります。


FETを取り付けた場合、スイッチを介せず配線をバッテリーとモーターをダイレクトに繋ぎ、その間にFETを入れます。

既存のスイッチはあくまで電流を流す"合図"の役割にとどまっており、電流の流れはFETで開閉しているので突入電量がロスなく一気にモーターに流れ込む為、モーターの立ち上がりが良くなるのです。







ちゅーわけで取り付けしていきます。

私の銃は一足先に完成しているのですが、FETを取り付ける際の写真が無いので仲間の銃を見本に取り付けていきたいと思いますよ。


まずはメカボックスを取り出していきます。













配線を組み替える必要があるのでスイッチに繋げてある配線は外してしまいます。







導線コードも通電効率の良いイーグルフォースの「シリコン銀コードセット・18G」に換装していきます。


















先にマイナス線を新たに引き直します。

とりあえず長い状態にしておいて、フレームにメカボックスを組んだ後で調整していきます。





















次は赤いプラス線をやっていきます。
















まずはモーターからスイッチまでを引き直し!




モーターの端子は折れやすいのでハンダ付けの際は注意!
















FETの場合はプラス線も直通にするのでこのように繋ぎます。

ハンダ付けする際に赤丸の部分が厚くなってしまうとコードカバーが閉まらなくなるので注意。




















で、お次は信号線というのを取り付けていきます。

信号線用の導線はPicoSSR3の箱に入っているものを使用。
















反対側の端子に信号線をハンダ付け!



















そんで、配線を通す為の切り欠きが導線1本分のスペースしかないので拡張していきます。信号線も通す為です。













デザインナイフなんかでちょこっと広げればOK!




















横から見るとこのような配線になります。






















次はヒューズを取り付けていきますよ。

PicoSSR3で7.4V 900mAh以上のバッテリーを使用する場合は必ず20Aのヒューズをつけて下さいっていうことです。

この電動ハンドガンでは7.4V 1100mAhのリポを使うのでヒューズ必須ですね!





ヒューズの作業は電動拳銃工房さんのを参考にさせてもらいます。

電拳カスタム・ハンドガン編 ヒューズの取り付け 3/5ページ










まずは長モノ電動ガン等で使われるモーター端子を2つ用意し、このように折ります。




















で、20Aの背低ヒューズにこのようにハメます。




















下から見るとこういうことです。




よくこんなの思いついたな~電動拳銃工房の南木さんリスペクト。












で、ここからは大門団長アレンジです。


8mm径の熱収縮チューブを大体1センチくらいに切ります。














そんでラジオペンチにハメてぐぐぐっっと少し拡張してやります。




10mm径の熱収縮チューブがあればこの作業いらないかも!!

















で、先ほどのヒューズと端子に丸ごと被せてライターで炙って収縮させます。





















収縮させたら一旦チューブは外して・・・・



















端子も一旦外して接着剤を塗布します。




私は高粘度の黒い瞬間接着剤を使いましたがエポキシ接着剤でもいいと思います。

ハイスピード系のサラサラタイプはすぐに取れるのでダメかも。

















で、端子だけ先ほどのチューブに戻して接着!!!



これで背低ヒューズボックスの完成!

マジ南木さんリスペクト。


















で次はヒューズを収める為のスペースを確保します。

バッテリーのスペースに入れてもいいんだけどTコネクタが結構体積あるのでヒューズは別の所に収めます。











チャンバーの横の突起を超硬ビットで削り落とします。













コードカバーもこの部分をニッパーで切り取ります。





















最終的にこのようになりました。



ヒューズボックスの端子に熱収縮チューブ被せるの忘れた・・・まぁ問題ないでしょう(笑)













因みに反対側もマイナス線と信号線を通す為に赤丸の部分を削り落としました。

















ようやくFETの取り付けに入りますよっ!!


FETはモーターのマイナスとバッテリーのマイナスの間に取り付けます。

先にモーター側をハンダ付けしていきます。





両者とも予備ハンダをして・・・・














完了!




上からハンダこてを押し付けるようにするとすぐにハンダ付けできます。

10秒とか長い時間ハンダこてを当ててると熱でFET素子が壊れてしまうので注意ですぞ。

















今度は裏返して信号線をハンダ付け!

















バッテリー側もハンダ付けして完成!!




















上から見るとこのようになりました。

















保護の為、箱に付属していた収縮チューブを被せて完成ですっ!






















Tコネクタをつけて全て納めたらこんな感じです。




1100mAhのセパレートバッテリーと友になんとかすべて納まりました。
















しっかりとスライドカバーも取り付けできました。




バッテリーとアウターバレルは黒いテープ巻けばOKでしょ。








FETを入れたことでスパスパ小気味良いレスポンスになりました。

スイッチも安心だね!










後は気密とショートストロークトリガーをやれば完成なのだ・・・・!



いや、もう完成してサバゲーで実戦投入してるんだけど記事書く時間が無くてね・・・(汗)













ということでまた次回!






続き→ 最強の電動ハンドガンを作る⑦ 気密取り&ショートストローク化




  

Posted by 大門団長 at 21:42Comments(3)電動G18C

2017年01月06日

最強の電動ハンドガンを作る⑤ ほぼ完成!

明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いいたします。

電動ハンドガンは去年中に完成させるつもりでしたがムリでした(笑)








っていうことで続きです。

今回で駆動系は完成し、電動ハンドガンらしからぬ初速になりました!果たしてその結果は・・・!?













では綺麗にしたメカボックスに組み込んでいきますよ~!






綺麗なメカボは見てて気持ちがいいですね!

最近は自分のフィールドでレンタルしているグロック18Cもメンテナンスすることがあるのでブレークリーンというグリス洗浄スプレーを買いました。



レンタル銃は20挺あるのですが寿命の時期が来ているみたいで次々と壊れていってるので修理しまくりです!
最近はグロック整備のプロとなりつつあります(笑)



近々、電ハングロックの完全分解動画をライブ配信してみようかしら。
需要あるかな?























っていうことで組み込もうとした矢先にアクシデント!!!




このPDIのパルソナイトシリンダーなんですが・・・・・




なんと間違えてMP7用の長いやつを買ってしまっていたのだ!!!

なんという凡ミス・・・。これはヤフオクで売るか・・・。

そんで、電動ハンドガン用のパルソナイトシリンダーを買いなおそうと思ったのですが、品切れっていう・・・。

























ってなわけでライラクスのG18C用フルサイズシリンダーを代打で投入することにしました!




電動拳銃工房さんのデータを見るとPDIよりライラクスの方が若干初速が低くなるみたいですが許容範囲なので問題ないかなと。
















左がPDIのMP7用で右がライラクスのG18C用です。

長さが違いますね。



でもライラクスでよかったかな~と思っています。














なぜかと言うと・・・・?













ライラクスのは内側に細かい溝が掘られており、グリスを保持できるようになっています。















PDIはこんな感じ。




(そしてこのマクロ写真を撮ることができるRICOHのGX200はスゴイ!新しいカメラを買いなおそうとしたのですが、2007年に発売されたこのGX200より勝るコンデジが無い!)










小まめにメンテナンスしてグリスアップできる人はPDIやマルイ純正のようなツルツルシリンダーで良いのでしょうが、メンテナンスを怠る人はライラクスの方がグリス保持できて良いのではないでしょうか。



私がそう思うのも、フィールドのレンタル銃を分解するとどの銃もシリンダーの内側はグリスが無くなってカラカラになっており、ピストンの滑りが悪くなっていたから。








じゃあなんでマルイはグリス保持できる溝が掘られたシリンダー使わないの??っていう話になると思いますが、それは生産費の兼ね合いでしょうな!



そりゃメンテナンスフリーを考えたらメカボックス自体もジュラルミンの削り出しでギアやピストンも磨耗が少ない素材にしたほうがマルイさんも良いってことは分っているでしょうが、それだと販売価格が上がるからそもそも商品が売れないってことになりますからね。

なので安い真鍮のシリンダーを使っているのでしょう。


現状のパーツ構成で壊れたら修理に出してもらうっていうのがユーザーの手間とマルイさんの手間、費用のバランスが取れているんだと思いますよ。













では組込みやっていきますよ。




前回はフルストロークピストンを自作したんですが、このピストンは引き切った時に後端がベベルギアに干渉してしまうので、その部分を削らなければなりません。

これも電動拳銃工房さんで説明されています。

電拳カスタム・ハンドガン編 コン電用のピストン移植 5/8ページ




干渉する部分を調べるだけなのでこのパーツ構成だけで確認します。

この状態でメカボを閉じて、セクターギアを指で回してピストンが引き切ったときにベベルに干渉するので干渉する部分だけ削りますよ。















まぁこんな風に当たるわけですわ。




このまま駆動させると一瞬でクラッシュしてしまいます。


















で、削ったのがコチラ。




あのね、削りすぎましたよ(笑)







写真撮るためにメカボを閉じずに干渉する部分を探っていたのですが、そのせいで目測を見誤りました。

やべぇ~なんかボロっと取れそうだな後端のギヤが。




やっちまったもんはしょうがないから壊れたら考えましょ。






















後は組み込むだけ!

シム調整もしっかりとやりました。

純正メカボックスといえど、個体差はありますから出来ればシム調整はしっかりとやりましょう!



レンタル銃を見ていると特に矢印で示したスパーギヤとセクターギヤが干渉している場合が多いですのでここが干渉しないようなシム設定が必要です。他はそこまでシビアじゃないのでメカボックスを閉じた時にギアが動けば問題ありません。

そんで、削れた鉄粉がグリスと混ざって研磨剤となり、セクターがどんどん削れてゴリゴリになって動かなくなります。



レンタル銃は今のとこ8挺が壊れて修理しましたが、全部セクターの磨耗ですね。しかもスパーとセクターが擦れてる個体が多いです。

因みに全ての故障銃のピストンは全く磨り減っていません。

電ハンは負荷をセクターに集めて、セクターだけ壊れるようにしてあるみたいですね。






















閉じて完成!















配線はイーグルフォースのシリコン銀コード18ゲージを使用。




コレも電動拳銃工房さんで紹介されていましたモノです。






銀コートされた芯線が385本も入っており、かなり通電効率に優れた線となっています。













因みにテフロン線ってのがありますよね。

結構使っている人も多いと思います。
「テフロン線=良い線」と誤解している人が結構多いですが、テフロン線の「テフロン」っていうのは芯線を包む皮膜がテフロン素材っていうだけです。



どういうことかと言うと、中身がスズメッキ線であろうが銀メッキ線であろうが銅線であろうが皮膜がテフロンを使っていたらテフロン線という商品名になります。



通電効率の良い順としては銅>銀メッキ>スズメッキとなります。
まぁ電動ガンやラジコン用の配線で銅ってのはほとんど無いですが。

中身が何であれ、テフロン皮膜を使っていたらテフロン線と呼ばれてしまいます。



透明なテフロン皮膜であっても中身が通電効率の劣るスズメッキの場合が非常に多いです!!
しかもスズメッキと銀メッキは見た目がかなり似ているので間違えている人がかなり居ますね。


なので配線を買う時は中身の素材が何であるかを調べてから買いましょう。

通電効率の良いやつは「シルバーコート」とか「銀コート」なんて表記されています。
表記の無いやつは安価なスズメッキの可能性が大です。



芯線の素材も重要ですが、太さも重要です。

配線は水道管と同じですから太い方がより多くの電流を流すことができますからね。

ですから、皮膜がシリコンでもゴムでもテフロンでも中身がシルバーコートの太い芯線であれば良い線なのです。
外からの見た目で判断せぬよう。











で、電動ハンドガンのメカボックスの溝に入れることのできる2mm径の線ではこのイーグルフォースの銀コート18ゲージが最も優れている線ということになるのです。

しかも、このシリコン皮膜の導線はやわらかいので電動ハンドガンのように狭い場所に押し込むような場合は固いテフロン皮膜よりもシリコン皮膜のが取りまわしがしやすいですね。






マルイの純正の線に比べて芯線がかなり多いのが分りますね。




レスポンスとサイクルアップに一役買ってくれればいいな~!まぁ体感できるか微妙なものですが(笑)

























で!!!




















気になる初速ですが・・・











結果は・・・・























90.76m/s


東京マルイの0.2gベアリングBB弾(プラ)で計測



因みに径が少し大きいG&Gの0.2gバイオだと91.80m/s程度出ました。

電ハンでここまで出せるって大したもんだな~!すごいぞ電拳カスタム!!




300発くらい撃ってスプリングがヘタった状態でこのくらいに安定しています。

あとは飛距離がどれだけ伸びるかですね~!完成後に野外フィールドにてノーマル銃と比べてみたいと思います。



















後はトリガー関連をやれば完成です!




次回はダーティーワークスさんのとこで売っている世界最小FET「PICOSSR3」をインストールしていきますよ~!





あとトリガーのショートストローク化もね!



っていうわけでまた次回!




続き→ 最強の電動ハンドガンを作る⑥ MOSFET組込み



  

Posted by 大門団長 at 21:45Comments(3)電動G18C

2016年12月23日

最強の電動ハンドガンを作る④ ピストンヘッド自作!

師走だというのに外は20度超えててバーベキューしたい気分にさせてくれますな!!!






2017年1月千葉県サバゲーフィールド定例会スケジュールを更新しましたので是非ご利用ください!

















では最強の電動ハンドガン計画の続きをやっていきますよ~今回の記事は濃くて長いですよ(笑)

なかなか仕事が忙しくて進まんのですが何とか年内には完成できそうな雰囲気!




いよいよメカボのカスタムに入ります。














今回の計画では電動ハンドガンの欠点である飛距離を伸ばしたいのでフルシリンダーで182mmのロングバレルを使い、ライラクスのパワースプリングを使って飛距離を稼ぎます。

その組み合わせは巷でよく行われているカスタムですが、今回は更に電動拳銃工房さんが考案した薄型ピストンヘッド装着したコンパクト電動ガンのフルストロークピストンを使用することで、エア容量を稼いで飛距離のアップを図ります。



詳しくは電動拳銃工房さんのページを読んでください。

電拳カスタム・ハンドガン編 コン電用のピストン移植














電動ハンドガンのピストンよりもコンパクト電動ガンのピストンの方が長いのでコレを使うことでエア容量が増えて初速が上がるという作戦です。





このカスタムの真髄はエア容量のアップにあります。

スプリングを強くすれば初速は大幅に上がりますが飛距離の伸びはそれほど変わりません。
結局は押し出すエアーの容量は変わらないからです。


この電拳カスタムは初速値で言えばたった3m/sほどの上昇にしかなりませんが、吐き出すエアーの容量がアップするので飛距離が伸びるのです。










しかし、コンパクト電動ガン用ピストンはこのままでは電動ハンドガン用メカボックスに入れることができない為、全長を短くする必要があります。

そこで電動拳銃工房さんで考案されたのがコンパクト電動ガン用ピストンのヘッドを薄くして全長を抑えるというもの。

0.5mmのステンレス板を使いゴム板をサンドイッチした自作ピストンをコンパクト電動ガン用ピストンに装着すれば電ハン用メカボックスにも搭載できるフルストロークピストンの完成というワケ!!



いや~よくこんなこと思いつきますよね。

そしてその思いついたことを実際にやってみて結果を残したってのは本当にすごいことです。



私はモノづくりをしているので分りますが、「あーそれ自分も前から考えてたよ」的な事をたまに言われるんです。



いやいやいや、「こういうの出来たらいいな~」レベルのことを考えるなんて誰でも出来るんすよ。

じゃあそれを形にするには?寸法は?材料は?加工方法は?道具は?技術はあるの?・・・・実際に手を動かして試行錯誤します。材料買うのに金も掛かります膨大な時間も掛かります。それらを犠牲にし、行動して手を動かして作業してちゃんと形にした奴が一番偉いんです。






この電拳カスタムもHPではサラっと紹介されていますが結構な試行錯誤があったと思います。
本当に脱帽です。











で、話は戻りますが電ハン用ピストンが39.66mmに対し・・・








コン電用ピストンは42.47mmと約2.8mm長くなっており、これではメカボックスに収めることができません。


よくよく見るとピストンヘッドが結構な厚みがあるのでココを薄くしちゃえばOKというわけ!
















んで、電動拳銃工房さんで自作ピストンヘッドの寸法が公開されていたのでCADで図面を書いてみました。




















そんで出来上がってきたのがコレ!!!




0.5mmのステンレス板をレーザーカットしたものになります。

なんとチームの仲間のK氏が金属加工会社に勤めていたのでお願いして作ってもらいました!!ありがとうございます。





ネットでもこういう加工をしてくれるサービスを行っている会社がありますのでやってみたい方は探してみるといいでしょう。















それじゃあコイツを組み立ててピストンヘッドの自作にチャレンジしちゃいますぞ!!







まずはコン電用ピストンの分解からです。

普通にドライバーで外せます。













ピストンヘッドを外すとネジ受けの樹脂パーツが飛び出ていますので飛び出ている部分だけカットしてしまいます。

















ニッパーでカットしてからデザインナイフで整えます。



ピストン本体の加工はこれでOK。

















0.5mm厚と1mm厚のゴムシートをコンパスカッターにて直径16.5mmの円形にカットします。

カット後にネジが通る穴を4mmと3mmのポンチで空け、エアの吸気穴を塞がないように外周を6箇所カットします。外周の吸気穴は2mmのポンチでカットしました。
















これで材料が整いました!




ステンレス板とゴム板は全て両面テープで接着します。
















接着するとこんな感じ。一気にピストンヘッドっぽくなった!




ヘッドのエッジでシリンダー内を引っかくと怖いのでエッジはヤスリで丸めました。















で、中心はネジの皿部分が入るように面取りしました。











6mmの面取りカッタービットを使いました。




コレを電動ドリルに装着してゴリゴリ削っていくのです。



















それをピストン本体に装着して完成!!
ネジとピストンヘッドがツライチになっていれば大丈夫です。




電動拳銃工房さんがレシピを公開してくれていたのでなんとかなりました!














































さぁ、まだ終わりませんよ。


あのコン電用ピストンは歯が1枚多いのでセクターギアもコン電用のを使わなければなりません。





ただし、電ハン用とコン電用ではノズルを後退させる突起の位置が異なるのでコン電用のギアを電ハンメカボックスで使用できるように加工しなければなりません。




長モノ電動ガンで言うならばセクターギアのタペットカムの位置が違うから使えないってことです。

なのでカムを新設してノズルを後退できるようにしますよ。















カムの新設には2mm径のスチール棒を使います。


2mmともなるとペンチでのカットがキツイので砥石でカットしていきます。



















そんで、2mmのドリルで棒が入る穴を空けます。




これも電動ドリルで加工しました。

















棒を入れたらこんな感じ!




















高強度瞬間接着剤のシアノンを隙間に流し込んでガッチリ固定!




シアノンは硬化後も粘りがあって衝撃に強いのでオススメ。その分値段も高いけど(笑)




















で、元々あったカムは要らないので切除して完成!





お馴染のビットをリューターにセットしてガリガリいきました。







普通の長モノ電動ガンはほとんどの場合ピストンが寿命で死んでしまうわけだけど、電動ハンドガンの場合はセクターギアが削れて寿命を迎える仕組みになっています。セクターとスパーが噛み合う部分がゴリゴリに削れて終わります。よっぽどのことが無い限りピストンは無傷。


ですから、今後このセクターギアが寿命を迎えた時の為にこれを何個も作らないといけないのです・・・めんどくせっ(笑)














さてピストンですが、長さは40.28mmになりました。




加工前と比べて2.2mm短縮に成功しました。











電ハン用ピストンと短くしたコン電用ピストンを見比べてみましょう。




自作Verは歯が一枚多いにも関わらず電ハン用とほとんど長さが同じになりました。まだ0.5mm程度長いですが、最大後退時にベベルギアと干渉する部分をほんの少し削るだけで使用できるようになります。














ということで何とか山場を越えることができました!





メカボックスも綺麗にしたのでいよいよ組込みです!!






長くなってしまったのでまた次回!!















続き→ 最強の電動ハンドガンを作る⑤ ほぼ完成!











  

Posted by 大門団長 at 21:30Comments(0)電動G18C

2016年12月16日

最強の電動ハンドガンを作る③ インナーバレル交換

では最強の電動ハンドガンG18Cを作るってことで続きです。




前回は大容量の1100mAhリポバッテリーを入れることに成功しましたので今回はインナーバレルの交換とバッテリー端子の交換です。



インナーバレルとチャンバーとトリガーが一体化したパーツを取り出します。
このパーツはピン1本で取り外すことが出来るので楽チンですね!






分解方法は電動拳銃工房さんが一番分りやすいのでわざわざ当ブログでは説明しません。

電動ハンドガン・G18Cの分解


これ以上分りやすく書けないしね(笑)












ネジを1本取ればすぐインナーバレルが外れます。
















そんで、PDI製の01インナーバレル182mmと交換します。




電動ハンドガン グロック18Cはバレルが短いのでスリットが入った容量の少ない加速シリンダーを使っているので初速こそは他機種と変わらないものの、フルシリンダーを使っているM93Rの方がエアーの量が多いので少し飛距離が伸びます。とは言っても2m以下の差ですが。


で、今回の計画ではPDI製のパルソナイトフルシリンダーに同社の182mmインナーバレルという組み合わせで組込みます。

しかもパワースプリングですので初速と飛距離が劇的に上がるということです。

フルシリンダーってのはスリットの入っていないシリンダーです。



電動ハンドガン用のカスタムパーツは沢山発売されていますが、一応電動拳銃工房さんのデータではPDI製パルソナイトシリンダー+PDI製01インナーバレル182mmの組み合わせが一番初速が上がるようです。














ホップの窓がちょっと違いますね。




















ホップパッキンを付け替えてサクっと交換!























マズルからかなり飛び出ますな!




後からライラクスのサイレンサーアタッチメントをつけてKM企画のスリムサイレンサー105mmを装着すればOKでしょう。



















そんで!

前回のバッテリーが中途半端だったのでちゃんとコネクターを付けてやります。



T型コネクタです。




T型コネクタは通電効率が良いとされており、それによってフルオートの際にほんの少しだけサイクルが上がるらしいですので変えてみたいと思います。















ニッパーでリポの導線を切ってしまいます。

前回も書きましたが、バッテリーの危険性を理解していない方は絶対にリポの改造は止めて下さい!




ショートしないように気をつけます!
リポのショートは乾電池のショートとはワケが違いますからね~!


カラシタカナ氏のブログでも同じことをやっておりますので参考にしています。

















Tコネクタに予備ハンダを乗せておきます。

予備ハンダを乗せることで簡単にハンダ付けできるようになります。




















ハンダ付けして・・・・・

















熱収縮チューブで絶縁して完了!






















黒いビニールテープを巻くことでスライドを被せた時に目立たなくなります。





端子部分はセロテープを3重にして絶縁し、バッテリー本体にはビニールテープを巻いて保護しました。

とりあえず試作品なのでセロテープで絶縁しましたが、他のやつはエポキシ樹脂で絶縁してからテープを巻こうと思いますよ。




仲間の分もやらないといけないからこのバッテリーあと5個も作るんだぜ!?

これは作業料+危険手当も貰わないとな・・・。





















で、ようやくメカボックスに着手します!















というところでまた次回!!




続き→  最強の電動ハンドガンを作る④ ピストンヘッド自作!





  

Posted by 大門団長 at 21:50Comments(0)電動G18C

2016年12月05日

最強の電動ハンドガンを作る② 1100mAhバッテリー

仕事の合間を見つけてチマチマ作業している最強電動ハンドガン計画ですが、まずは手始めに大容量バッテリーの搭載に着手しました。


まだメカボ内のパーツが全てそろってないんだよね~!







ちゅーことでいきましょう!

今回搭載するのはOPTION NO.1のPEQインタイプ 1100mAhです。










ドラムマガジンを使うし、メインにもなり得る電動ハンドガンということでバッテリーの大容量化は必須でした。

東京マルイのプロライトはニッケル水素だけど1100mAhあるのでそれをアンダーレールに取り付ければいいかな~とも思ってましたが、プロライトの重さは200gもあるので軽量を生かすハンドガンには不向き!

そしてCQCホルスターにも入らなくなるってことで選定から外れました。

ライトのレンズの反射で目立つのも嫌なんですよね。





で、電動拳銃工房さんを見ているとこんな記事が。

http://den-ken.net/kaizou/jhan507.html




リポの皮をむいてセパレートにしてV字に差し込んで収納していました。

これはナイスアイディア!!


電動拳銃工房さんでは600mAhのリポでやられていましたが、私はOPTION NO.1の1100mAhでチャレンジしちゃいますよ。










1100mAhのリポを本体内に収納できればコンパクトさを失わずに済みますし、信頼性の高いOPTION NO.1のリポを使えるってところもポイントです。

このスペースになんとか入れてみますよ。













まずは皮を剥がしてセパレート化します。


デザインナイフで切り込みを入れていきますがこれが怖い怖い!!







蓄電しているポリマーまでナイフが刺さってしまうとアウト。

空気とバッテリー内のガスが触れてしまうと発火してしまうので、みなさんは絶対に真似しないように!!














ばりっと。



ズワイガニの足を剥いて食べるときみたいな感覚です(笑)



















これが中身。



この黒いテープは剥がします。














この黄色のテープも剥がして、バランス充電端子のまん中の線も切ります。



















で、2つに割ろうとしたら両面テープでガッチリ固定されていました。




バッテリー自体を曲げないように慎重に剥がしていきますよ。
















何とか剥がれてセパレート化完了!

赤丸の部分は端子がむき出しなのでこの2つが接触するとショートしてしまいますのでここからは取り扱い厳重注意です!




バッテリーの取り扱いに心得の無い人は本当にマネしないで下さい。マジで火事になりますよ。


この銀のフィルムで中身を完全に密封していますのでこれが敗れたら終わりです。
























さて、まずは様子見でスポッと差し込んでみました。




さすがにこのままではスライドはハメることができません!ですが、少しバッテリースペースを広げれば入りそうな雰囲気!!

アウターバレルはもちろんオミットです。













本体側はココを削らないとダメですね。









スライド側はリブを削ってスライドの側面も少し削って薄くしないと無理そうな感じなので削っていきますよ。


















ズバーっと削ってみました。








側面は0.8mm程度段落ち加工を施して薄くしました。

ガスブロとかだとここを薄くするのは強度の心配がありますが、電ハンのスライドはただのカバーなので気にしなくても大丈夫でしょう。
















因みにリューターで削りました。




ビットは浦和工業の刀Tools円筒大です。




スチールでもガリガリいけちゃう最強ビットなのでめっちゃオススメ。これがあれば米軍に勝てる。













ついでに電ハンコネクターは外してしまいます。




通電効率を上げる為にTコネクタに変えるので電ハンコネクターは必要なくなるのです。







スライド取りつけできました!




なんとか1100mAhのリポが入りました!


ただしバッテリーがモロ見えなのとアウターバレルが無いのが残念だな~まぁ仲間は気にしないって言ってるからいいか。

バッテリーに黒いフィルムを被せるか黒く塗るかすればいいか。



それか前に作った電ハンようSAIスライドのTier2モデルを製品化して被せればいいかな?










ともあれ、これだけの容量があればメインになり得るでしょう!








しかも!





嬉しいことにこんなに余分にスペースが生まれました!




これならFETも楽々入るし配線も無理なく収めることができそうです。

普通の電ハン用リポだと結構キツキツで断線しそうなレベルですからね~!













とりあえず最初の難関は突破しました。

あとは先達が残してくれた方法を実行するだけなのでそんなには苦じゃないかな?

一番面倒なのは今回みたいにできるかできないかわからないことを試行錯誤しながら作業することなのでこれを越えれば無問題!




残りの工程は

初速UP関連
・気密UP&エアフロー改善
・強化スプリング交換
・フルシリンダー搭載
・コン電用セクターギア移植
・コン電用フルストロークピストン移植
・フルストローク対応の薄型ピストンヘッド自作
・インナーバレル延長


電源関連

・専用端子のオミット
・高効率配線に引き直し

レスポンス関連
・MOSFET装着
・トリガーのショートストローク化


あれ・・・?めっちゃあるやん・・・・。


このペースでブログかいてたらおわんねーから凝縮させるぞ!







ということでまた次回!




続き→ 最強の電動ハンドガンを作る③ インナーバレル交換





  

Posted by 大門団長 at 22:43Comments(1)電動G18C

2016年12月01日

最強の電動ハンドガンを作る① 準備編

電動ハンドガンは季節問わず使える非常に優秀なゲームウェポンである。

サバゲーに行く際は必ず持っていき、メインの銃が故障した時や耐久ゲームで疲れた時には電動ハンドガンを使っています。

なんていうか電動ハンドガンはサバゲー行く時のお守り的存在で、有ると無いとでは精神的な余裕が全然違うのだ。










というか一時期は電動M93Rだけでサバゲーに行ってたくらい(笑)

バリケード戦でも体の露出をコンパクトに出来るし、何より軽いので非常に重宝している。



























が、しかし!
















いかんせん飛ばないんだよね~これが。


箱出しだとせいぜい35m先のマンターゲットにドロップし始めた弾がギリ届くかな??というレベル。

長モノ電動ガンだと40mは普通に超えてくるので、よく他のブログとかで書かれている「撃ち負ける」っていう気持ちは凄くわかる。




軽さを生かして相手に近づくってのは電動ハンドガンの戦い方ではあるのだけど、それでも遠くの敵に当てられればそれに越したことはない。


ってなわけで電動ハンドガンの可能性を限界まで突き詰めた「最強の電動ハンドガン」ってのを作り上げてみたいと思います。



チームメイトからの依頼分も作らないといけないので3挺作るぞ!


めんどくさっ!!

依頼ってか半分くらいは命令ですね。



予め表明しておきますが、このカスタム依頼は内容が面倒くさすぎるので一切受け付けません!












最強の電動ハンドガンのカスタムメニューをまとめてみました。



初速UP関連
・気密UP&エアフロー改善
・強化スプリング交換
・フルシリンダー搭載
・コン電用セクターギア移植
・コン電用フルストロークピストン移植
・フルストローク対応の薄型ピストンヘッド自作
・インナーバレル延長

電源関連
・専用端子のオミット
・高効率配線に引き直し
・大容量バッテリー搭載


レスポンス関連

・MOSFET装着
・トリガーのショートストローク化

恐らくカスタムショップじゃここまでやってくれるところは無いと思います。

技術的には可能でしょうが、割りに合わないのとそこまで需要が無いってのが理由だと思います。

これをショップでやるってなるとドン引きするくらいの金額が提示されますから頼むユーザーも居ないでしょう(笑)

ピーキーな部分もあるので「すぐ壊れた」とクレームになりかねませんからね。








初速UPと電源に関しては電動拳銃工房さんの改造をそのままマネさせていただきます。

電拳カスタムってやつです。


そこまで銃に負荷を掛けずに初速を上げる方法が記載されています。
特にミソなのがコンパクト電動ガンのフルストロークピストン移植&ピストンヘッド自作ですかね。


詳しくは電動拳銃工房さんの改造記事を参照してください。

電拳カスタム・ハンドガン編 コン電用のピストン移植



電動拳銃工房さんは発売されている全てのインナーバレルとシリンダーとスプリングで初速の変化をテストされており、それらを惜しげもなく公開されているのは本当に感謝の極みです。

これだけ大量の素晴らしいデータは普通にお金出して買うレベルのものだと思います。


それを無料で公開してくださっているのはもしかして神様なんじゃないかと思うほど(笑)



で、この電拳カスタムを施すとなんと初速が90m/sを超えるというのだ!!!



やばくね!やばいよね!

ただし、パワースプリングを使うことでそれなりに負荷は掛かるので電拳さん曰く「2万発程度で壊れるのは覚悟」とのこと。寿命は性能とトレードオフですから割り切ります。小まめに整備することが大前提!

仲間にも整備するごとにお金を請求する旨は伝えてあります(笑)



少ないシリンダー容量でタイトバレルを使うので初速が90m/sまで上がったからと言って長モノ電動ガンと同等の飛距離になるとは限りません。電拳さんには飛距離データが無いのでそのあたりは自分で作ってみて確かめるしかないですね。

とは言いつつもノーマルよりは遥かに飛距離は伸びるはずです。



3挺作るので何発ほどで壊れるのかもテストしたいと思います!










で、レスポンス関連はスイッチバリカタでお馴染のダーティワークスさんが販売している電動ハンドガン用FETを搭載します。

因みにミリブロランキングでも上位の「カラシタカナのサバゲ生活」のカラシタカナさんがダーティワークスの社長さんなのです。







仲間がPICOSSR FETを搭載した電動ハンドガンを持っていて撃たせてもらったのですが、レスポンスが全然違いました。


今まで私はFETに対してすごく懐疑的だったのですがその銃を撃たせてもらったことでガラっとイメージが変わり、FETは搭載する方向で進めます。

PICOSSR3はコチラで購入が可能です↓

PicoSSR3 (ピコエスエスアールスリー)





そんで、ショートストローク化もカラシタカナさんがブログで紹介していたのでマネさせていただきます。






と、偉大な2人の先達が記したカスタムを掛け合わせて、私のドラムマガジンジョイントを使用してハイブリッドサイトを搭載すれば最強の電動ハンドガンの完成というワケ!


中身に関しては完全に他人のふんどしを借ります(笑)




いや、でもこれ全部やるって結構大変よ?



結構難しい作業もあるけどなんとかなるっしょ!





ということで年内には完成させたいぜ!



続き→最強の電動ハンドガンを作る② 1100mAhバッテリー





  

Posted by 大門団長 at 20:38Comments(5)電動G18C

2016年11月11日

電動ハンドガングロック用ドラムマガジンジョイント発売!

準備ができましたので発売致します!





第一弾の電動ハンドガングロック18C用ノーマルマガジン対応のドラムマガジンジョイントです。






ノーマルマガジンとMP5用400連ドラムマガジンを接続するジョイントとなります。

販売価格¥2,980-(税込 送料別)


購入はコチラから!


11月14日 月曜日より順次発送致します!!



14日からヤフオクでも購入できるようにします。
クレカ使いたい方は少々お待ちを・・・!






















是非宜しくお願いいたします!!












いや~死ぬほど試行錯誤をしてようやく発売にこぎつけました。




てなわけで組み立て方法を説明したいと思います。



今回は誰でも組み立てられるように100円ショップのダイソーで手に入る道具のみを使用して説明していきますよ!




用意するのはハンマー・6角レンチ(1.5mm)・ラジオペンチの3つと、写真にはありませんが1.5mmのピンポンチです。




ピンポンチは持っていなくても太さが1.5mmの金属棒ならなんでもOKです。





こういう1.5mm以下のハンドドリルや精密ドライバーでも大丈夫です。






全てダイソーで手に入れることができますよ!












MP5用400連ドラムマガジンとグロックのノーマルマガジンとグロック用ドラムマガジンジョイントを用意。














まずはMP5用400連ドラムマガジンを分解する必要があります。

使用するのは1.5mmの6角レンチです。


















この2つのネジを外します。




後から再びMP5用として戻したい場合は外したネジやパーツは大事に保管しておいて下さい。


















外れました。



















後は手で取れるはずです。






なかなか割れない場合は隙間にハサミや定規等を差し込んで徐々にこじって開いてください。

















次にこちら側から2箇所のピンを叩いて押し出します。


















ピンポンチ等をあてがって、ハンマーで叩きます。軽く叩くだけで簡単にピンが抜けるハズです。




写真ではミニ四駆のシャフトを使用しております。













これでMP5用400連ドラムマガジンの下準備は完了です。

接続には抜いた2本のピンを使用します。























次はノーマルマガジン側の作業です。

赤丸の所にある2箇所のピンを抜きます。














写真のように机の端を使用すると抜きやすいでしょう。ピンが床に落ちるので無くさないようにしましょう。

ジョイントパーツと接続するにはこのピンが必要となります。





こちらのピンも1.5mm以下の金属棒をピンポンチとして使用できます。

















ピンを抜いたらマガジンエンドを外し、スプリングとフォロアーをマガジンから取り出します。




取り出した部品は保管しておけば後でまたノーマルマガジンに戻すことができます。




















ではジョイントで接続していきます。




先ほど抜いたピンを使用します。
















まずはジョイントパーツをMP5用400連ドラムマガジンにセットします。




















こちら側から長い方のピンをセットします。




ピンを差し込む際、ギザギザしている方を上にしてツルツルしている方を先に差し込みます。
















ピンを圧入していきます。叩くのではなく、ハンマーを使って押し込む要領です。




机の端を使用すると作業しやすいかと思います。


















2箇所圧入すればドラムマガジン側は完了です。




















次はジョイントパーツとノーマルマガジンを組み付けます。




















ピンをこのようにセットしてください。




間違ってもギザギザの方を先に入れないで下さい。














こちらも圧入していきますが、このようにラジオペンチで挟むと簡単にピンを入れることが可能です。

グッっと挟んでしまえばOK。




ハンマー等で叩いてピン打ちをするとジョイントパーツが破損したりする場合がありますので必ずラジオペンチを使用して圧入してください。



















反対側もラジオペンチで挟み入れます。




この際、ラジオペンチによってノーマルマガジンにキズが付いてしまう場合がありますのでキズが付くのが嫌な方はラジオペンチにセロテープを4重に巻くと良いでしょう。























これで完成!!






初めての方でも10分かからずに組み立てられると思います。










  

Posted by 大門団長 at 22:35Comments(8)■長モノ電動ガン■電動G18C

2016年10月28日

電動ハンドガン用ドラムマガジンジョイント!

6月くらいからずっと水面下で進行していた商品がようやく製品版の形に辿り付きましたのでお披露目です。






水面下とか言いつつもスプラッシュツアーで展示したりしてたんですけどね!

弾上がりとか色々微調整が必要で試作品の数はゆうに40個を超えてて・・・・。




11月初旬の発売予定となっています。

発売しましたらブログにて購入方法なんかを告知しますね!





フィールド運営したり原型製作の仕事したりカスタム依頼の仕事してたらこういう自分で企画して自分で販売する製品って後回しになってしまうんですよね~(笑)






ところでこれはどういう商品なんだ!?って思ってる方も多いと思いますので説明しましょう!
















これは電動ハンドガンのノーマルマガジンとMP5の400連ドラムマガジンを接続するためのパーツです!!







どうすか!夢みたいでしょう!!







電動ハンドガンに圧倒的な火力を付与することが可能になります。



で、この商品のセールスポイントは「誰でも簡単に接続できちゃう!」というところです。


まぁ誰でもはさすがに言いすぎかもしれませんがかなり簡単です。








ドライバーと金鎚とピンポンチさえあれば簡単にくみ上げることが可能です。

他の方のブログを見ていると結構がんばって切った貼ったしていますがこのジョイントですぐに電動ハンドガン用ドラムマガジンが完成できますよ。









接続にはノーマルマガジンとドラムマガジンのピンをそのまま使いますのでネジとかそういうのは一切必要ありません。





特殊素材のポリアミドを使用しているので強度もバツグンです。




















これでマガジンチェンジせずに400発撃てるわけですから電動ハンドガンの可能性がかなり広がりますよね!

100連マガジン4本持たずにこれ1つで済むわけですから。




このように元々あったピンを使うので割と誰でも簡単にノーマルマガジンをドラムマガジン化できちゃいます。






















正面から見たらこんな感じ










因みに実銃グロックのドラムマガジンはこんなです。

















実はテストを兼ねて何度もサバゲーで使いましたが文句なしの出来です。

一見、ノーマルマガジン側の接続が弱そうに見えますが全く問題なし!

BBジャングルの6耐でも実戦投入していますが何人もこれでヒットとれましたね。




電ハンは今までは100発しか撃てないっていう制限がある為にバリバリ連射できませんでしたが、400発っていう余裕があるので残弾数を気にせず撃てるってのは結構大きいですね。

メインウェポンになり得る可能性を秘めています。





予価¥2980-


となります。





別途MP5用ドラムマガジンとノーマルマガジンを用意する必要があります。

まぁノーマルマガジンは普通に全員持っていると思いますのでドラムマガジンだけ別途お買い求め下さい。



発売の際は数量限定で組み立てた状態のコンプリートモデルも販売したいと思いますよ。多分10個くらい?









とりあえずグロックを先行して発売しますがM93R、M9A1、ハイキャパE、USP用も既に試作品が出来ているので順次発売できるかと思います。現在は接続しやすいようにピン打ちの際の渋みなんかを調整している段階です。

他の機種も2980円を予定しております。



あ、USPはちょっと改造が必要になっちゃうんですよね・・・その辺はまた今度説明します。

今までUSPのドラムマガジンを自作して弾上がりが悪かった方、答え教えますよ!あなたの技術の問題じゃないんですよ。












ということでまた次回!






















  

Posted by 大門団長 at 21:31Comments(11)電動G18C

2016年04月29日

電動グロック用 SAIスライド製作記

ゴーストリングサイトも発売していないのにこんな物も作ってしまいました。










電動グロック18C用のSALIENT ARMSスライドです。

ゴーストリングサイトを待ってくれている方、ホント申し訳ありません。もう少し待ってください・・・!






やらなきゃいけない事が沢山あるのですが、息抜きにチマチマと作ってみました!

作業時間は12時間くらいかな?

何度か書いてますが、私は原型製作の仕事もやっているのです。



技術的な問題も存在するので製品化するかは分りませんが、需要があるようでしたら前向きに取り組んでみようかと思っている案件です。
























と、ここで告知を!

5月8日にSPLASH-TOUR 第二戦がBB-JUNGLEにて行われます!

関東インドアフィールドミーティング 一撃祭






公式サイトはコチラ



っていうわけで日本初?となる電動ガン禁止の耐久ゲームになります。


なかなか面白そうです。

私は5月から戦陣のオーナーになるので戦陣代表として出撃します!誰か一緒に戦陣チームとして戦ってくれる人はおらんか!?(笑)


イベントの詳細はBB-JUNGLEブログにて確認して下さいね。






使用する銃は必然的にエアコキかガスガンになりますね。電動の連射にものを言わせてガツガツ進むのではなく、敵をどうやったら一撃で仕留められるのか等を考えて立ち回らないといけないので電動よりも頭を使う戦いになりそうです。

私はガスコキとソーコムでアサシンしてみたいと思います!


ガスコキの記事はコチラ




定員は130名で、まだ若干のエントリー枠が残っているみたいですので興味ある方は是非参加してみて下さい。


一緒に戦おうぞ!























話はSAIスライドへ戻って・・・




SAIスライドは持ってないから色んなサイトで紹介されている写真をを参考にしてモデリングしてみましたよ!





写真見ただけでここまでやったんだから十分でしょう!(笑)























2年前くらいからこのSAIカスタムってのをよく他の人のブログとかで紹介されていて視界には入っていたのですが、なにせその頃はグロックに微塵も興味がなかったのでスルーしていましたが、ガスブログロック17を買ってから少し気になっていたのでした(笑)






アメリカのSALIENT ARMS(セイリエントアームズ)ってカスタムメーカーが作った部品をコスタ氏が使用したことで有名になり、日本でも人気が出たって感じですかね!

M4のKeymodレールをコスタが使って人気出たのと同じようなことかな?































このスライドは以下のように種類があります。

・SAI Tier1
・SAI Tier1 RMR
・SAI Tier2
・SAI Tier2 RMR

以上かな?

Tier1が横と上に穴が空いててTier2が空いてないのかな?

ぶっちゃけそんなに詳しくないので違ってたら教えて下さい(笑)




で、写真でコスタ氏が使っているのがTier2 RMRってやつ?だと思います。


RMRってのはリアに載っているドットサイトのことで、スライド後部がドット載せられるようにカットしてあります。






ガスブロ用では発売されてますよね~!












で、私がモデリングしたのはTier1のRMR無しのタイプ。



























RMR用も別でモデリングしていますが、電ハンでは強度面で無理がありそうな感じ。

なにせ、RMRが乗る部分のところはメカボックスのピストンがスライドギリギリまで張り出しているのでスライドの肉厚が薄すぎるんですよ。


スライド天面の肉厚をすこし盛り上げて誤魔化してやればなんとかならないでもないかな~?まぁそれは追々やっていこう。























ちなみに今回紹介したモデルはG17 SAI Tier1ってことでG18のセミフル切替スイッチは取り付けできませんのでこのスライドを取り付けると、お持ちの電グロがセミオンリーになります(笑)



と言ってもフルで撃ちたい人も居るでしょうから、セレクター用の穴を空けて普通に使えるモデルも用意してあります。






チャンバーの部分は刻印を控えめにしました。SAIの文字とかロゴがあってもいいんだけど煩過ぎるかな~と思ってシンプルに。




























このえぐったようなディティールは個人的に好きじゃないんですが、実銃の画像を見てみるとこうなっていたので仕方なく再現しましたよ(笑)



なんでここだけこんなデザインなんだ!どうせSAIのエンジニアが「RMR乗せないモデルだとココどうしようかな~テキトーにモールド入れて軽量しとけばいっか~」みたいな感じで設計したに違いない。明らかにココだけデザインが洗練されてない感じがするぞ。




















サイドはバッチリ決めましたよ。
















そんで、外側のディティールとかは写真見ながら大体な感じですぐにモデリングできたのですが、面倒だったのが内側ですよ内側!




電動ハンドガンはスライド内部までギッシリと機構が詰まっているのでスライドがメカボックスやバッテリーに干渉しない様、かなり細かく設計されています。

採寸していると、スライドの強度を保持しつつ頑張ってタイトに設計したエンジニアの涙と汗と鼻水のニオイが漂ってきます。

普通の人はスルーしてしまう場所だが、俺にはわかる。



それらをノギスや直尺で細かく採寸しながら3DCADに落とし込んでいくのですが、まー!メンドクサイ(笑)











スライドの厚みが微妙に違うでしょ?メカボックスと干渉しないように0.1mm単位で細かく設計されているのが分りました。マルイさん、リスペクト!













せっかく作ったのでとりあえずDMMに発注してちゃんとフレームにハメられるか確認してみたいと思いますよ。

見積もりを出したらDMMの出力金額が結構とんでもないことになっているので発売する!ってなったら売価は軽く1万円超えそうです(笑)恐らく12000円~15000円の間かな~?わからないけど!

欲しいって方はそれなりの覚悟を・・・!











  

Posted by 大門団長 at 21:30Comments(6)電動G18C

2016年01月19日

電動ハンドガン G18C ① レビュー

いきなりですが、電動ハンドガンのグロック18を買ってしまいました。









アマゾンで30%オフだったし。











電動ハンドガン G18Cのレビューとか今さらもいいとこですが、気にせずやっていきますよ。




フレームとスライドで質感の違いを再現していますね。










グロック18Cの実銃はオーストリア国家憲兵隊の要請でグロック17をベースにフルオート連射機能を持たせたものらしいです。
外観はスライド後部にセミ・フル切り替えのレバーが追加されたのとスライド上部が開口され、アウターバレルにガスポートが備わった以外は殆ど同じ。







マルイから発売されている電動ハンドガンはM93RとUSPとG18CとM9とハイキャパの5種類だけど、実銃でフルオートが可能なのはG18Cだけだからある意味では一番リアリティのあるモデルですね。

実銃ではUSPとM9はセミオンリーだし、M93Rは3連射のバースト射撃のみだし。
















グリップの底にはグロックのロゴのシールが貼られていた!てかシールて!




マガジンは俗に言う”割ばし”タイプだけど、サバゲーするにはこのコンパクトなマガジンって携行するのに便利なのよね。

1本1000円程度だし。
















反対側はこんな感じ。





なんというか、ガスブローバックのグロック17を手にした後だとオモチャ感が強い感じは否めませんね。


といっても電動ハンドガンはサバゲー用のツールとして割り切られたものなのでリアル感は一切求めていませんので私的には問題ありません。


サバゲー行ったときは普段、メインのM4 スティンガーを使うのだけど、気分を変えて電動ハンドガンM93Rとか使うといつもよりヒットできる時とかあるんだよなぁ。

そんな不思議な武器、電動ハンドガン。




















サイトピクチャーはガスブログロック17と全く同じですね。























ところで、我が家にはとうとうグロックが3個になってしまった・・・P99フリークの私がグロックを3つも・・・クソッ!!











折角なので巷で騒がれている「電動グロックのスライドは太い!」を検証してみたいと思います。






まずはエアーコッキングガンのグロック17




こんな感じ。

エアコキグロックは実銃と同じサイズなのでブラックホークのCQCホルスターにピッタリ収まるそうです。














次はガスブローバックのグロック17




エアコキよりも約0.4mmも太くなっています。


そりゃーCQCホルスターに入らないわけだ!













最後に電動ハンドガン グロック18C





ガスブロよりも更に0.09mm太くなりました。


エアコキと比べると0.46mm増です。







因みにマルイのガスブログロック17と電ハンG18Cはブラックホークのグロック20/21用のホルスターならピッタリ入るそうです。















電動G18Cはグリップも太いっぽくて計測するとガスブログロック17よりも0.2mmも太かったですね。

前後も少し太くなってるみたいです。

ガスブロを握り慣れていると若干の違和感は感じます。

まぁ違和感と言っても全然気になりませんけどね。

















ガスブロと見比べていて一番気になったのがフィンガーレストの形状。





上が電動グロックで下がガスブロ






グリップ内にメカボックスが収まるからガスブロのようにフィンガーレストの窪みを大きくつけることができなかったんでしょうか。



でもうまいこと雰囲気は残しているので設計した人は頑張ったと思います。

こういう工業デザインって実用と見た目の境界線をどの辺りで折り合いをつけるかってのが一番センスの問われるところなんですよね。



フィギュアの原型を作るときもイラストレーターの書いたデザイン画を元に造形していくのですが、前から見た画と後姿で辻褄が合ってないやんけ!ってのが日常茶飯事なのでそこをうまいこと立体で誤魔化すのが原型師の腕の見せ所だったりします。

2次元の画って、ある1方向から見たときに一番良く見える姿を書いているだけなので、3次元にしたときに必ずひずみが現れるのです。


先生、肘に付いているマルイチモールドが後ろから見た画には付いていないんですけどどうすればいいですか・・・っていうね(笑)










話が反れてしまった!







で、定番のX300ウェポンライトを装着してみた。




似合う、似合いすぎる。


やっぱりグロックに合わせて設計されているだけあるな。





X300のレビュー記事はコチラ









このX300はレプリカなのだけどピッタリで取り外しも丁度良いテンションでイイ感じ!


















最近のシュアファイアはXC1っていうウェポンライトを発売したけど、これは完全にグロック19用ですね。




銃口とツライチだし。

なんと電源は単4電池1本らしい!レプリカも発売されてるから買ってみようかな・・・。




※XC1買いました!レビュー記事はコチラ↓


ウェポンライト XC1 レプリカ レビュー











ということでまた次回!



















  

Posted by 大門団長 at 22:19Comments(4)電動G18C