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Posted by ミリタリーブログ at

2019年05月16日

次世代電動ガン オーバーホール&カスタム!

チームの仲間が外装カスタムとオーバーホールをやって欲しいということでやっていきたいと思います。

いつもは仲間の銃のカスタムは記事にはしませんが今回は次世代用ショートストロークスイッチを組み込むので宣伝ついでに書いてみようかと!

私のチームのメンバー同士で売買を行った次世代M4を私がチューニングします。所有者は3年くらい放置していたらしく、中身も適当なパーツ入ってて構成覚えてないからスイッチ入れ替えるならついでに大門君のほうで調整してやって~と。



※メッセージなどでカスタム依頼のメールを頂くことがありますが、カスタムは受け付けておりませんので悪しからずご了承下さいませ。










外装はこれらのパーツを付けて欲しいとのこと。
中身を弄る前に外見を完成させていきます。


マッドブルの短いハンドガード。





ARMSのフリップアップサイト。




こんな感じで折りたたみ出来ます。









あとはT1ドットサイトとマグプルタイプのフリップアップリアサイト。











余談ですが、私個人のYouTubeチャンネルの登録もお願い致します!

大門団長チャンネル
私は実はレベルアップサバゲーチャンネルへのログイン権限はないので、家で1人でカスタムしたりする配信が出来ません。

個人チャンネルなら気軽にちょっとしたカスタム生配信なども出来るようになりますので是非とも登録をお願い致します。
Youtubeはチャンネル登録者1000人以上いないと生配信できない仕様になっているのでご協力をお願い致します。


1000人以上になったらブログでやっているようなカスタムも生配信したいと思いますのでぜひ!!








さて、まずはアッパーを使用者の希望通りに仕上げていきます。コンパクトにしたいそうです。











どんどん外していきます。

















MADBULLのハンドガードを付けていきます。










極太のバレルナット!











このハンドガードは取り付け簡単で良いですね~。











ハイダーとサイトを付けて・・・














AFGとサイト類を付けてアッパーは完成!ハンドガードが極太ですね!
















アッパーを組んだらインナーバレルがこのように出てしまいますのでカットしていきます。











グラインダーでスパっと。カット後は面取りカッターで整えます。


なんとインナーバレルはたったの16cmに。








では中身も使用者の要望通りにカスタムしていきます。


電動ガンのカスタムはバランスが重要です。何かを取れば何かを失うので私の場合は使用者にいろいろ質問して何を絶対条件にしたいかを聞いてから始めます。


今回の要望は・・・

初速はなるべく高めで、バレルを短くしたい。サイクルとレスポンスは普通でいい。
これでハイサイクルハイレスポンスとか言ってきたらビンタしてやろうかと思いましたが、要求がそこまでハードではないので許します(笑)

ということで、先ほどのアッパーの外観を見てもらったように、コンパクトな銃にしたいということで、インナーバレル長は16cmと決まってしまっています。
ですから、今回はインナーバレルの長さを基準にカスタムしていきます。

例えば、インナーバレルがもっと長ければシリンダー容量を増やしてスプリングは少し弱いものにしても初速は十分に稼げますし、スプリングが弱いことでモーターの負荷も減りますから燃費も向上でき、耐久性も向上します。

トータルバランス的にはCQB-RやSOPMODの箱出しくらいがベストなのですが、今回はインナーバレルが16cmとかなり短いので加速シリンダーにして強めのスプリングでなければ初速は稼げません。

短いバレルの中を弾が通り過ぎる前にピストン内のエアを一気に押し出さないといけないので一気に押し切る為、強めのスプリングは必須。
そして加速シリンダーにしてピストンの突入スピードを高めることで初速を稼ぐ方向でカスタムしていきます。











さて、今回はショートストロークスイッチを入れるにあたり、FETを取り付けるので配線関係は総とっかえですね。














リコイルオミットしてあるのでSHSのベアリング付きスプリングガイドVer2用が取り付けられていました。根本の羽は削って付けたっぽいですね。
これはこのまま使用します。














なんとSBD付きのサマリウムコバルトが入っていました!贅沢~!


ピニオンはさほど摩耗していないのでこのまま。FETを付けるのでSBDは外します。














チャンバーは真鍮がインサートされていない旧タイプでした。長い間放置してたらしいのでパッキンと押しゴムをマルイの新品に交換します。















メカボを開けていきます。他の人が弄ったメカボは自分が使わないようなパーツが入っているので面白いですよね。








WiiTechのピストンが入っておりました!

これはライラクスのEシリンダーですね。インナーバレルは切る前だと19cmくらいだったのでEシリンダーで正解でしたね。

ただ、今回は外見に合わせてインナーバレルをカットして16cmになったのでライラクスのFシリンダーあたりのが良い気がします。が!なるべく安く済ませるという要望もあるのでとりあえずありものでやっていこうかと思います。


ピストンヘッドのOリングが収縮していたのか、気密が微妙な感じだったのでG.A.WのOリングを装着しました。











セクターはSHSの強化ギアが入っておりましたのでこのまま使います。














スイッチはそこそこ摩耗してますが、この後FETを入れてて接点調整するのでこのまま使おうかと。













パーツは全てクリーニング&グリスアップして組み直しました!タペットプレートとノズルも新品に交換。もちろんシム調整もバッチリ!



Eタイプのシリンダーということでなるべくピストンの突入スピードを稼ぐ必要があるのでKM企画の0.98Jスプリング Sをチョイス。
かなり硬いスプリングです。







配線は潤工社の1.25sqのシリコン被膜の銀コードを引きなおし。


STINGERの通販ページで銀コードを切り売りしていますので是非↓
カスタム用 銀メッキ 高効率テフロンコード 1.25sq 1m 700円











もちろんショートストロークスイッチに交換!FETの信号線もスイッチにハンダ付けしました。
ショートストロークスイッチを入れることで体感レスポンスが向上します。指の動きを最小限に抑えることができるのでセミ連射がしやすくなりました。


今回の個体はトリガーの軸が斜めのタイプだったのでかさ上げ用プラ板は貼りませんでした。



次世代ショートストロークスイッチの組み込み解説はコチラ












今回もXCORTECHのMOSFETにします。まだ8個くらいあります(笑)


私のMK18 mod.1のファインチューンと同じ加工でFETを収めたいと思います。









このパーツをスパッと切ってしまいます。











ストックパイプの後端もガッツリえぐりました!これで結構なスペースが生まれました。


エッジが立っていると配線の被膜を傷つけてしまうのでヤスリでアールを付けました。
アルミ地がむき出しなので本来は絶縁処理した方が良いですがまぁ大丈夫でしょう。













良い感じです。




















バッテリーはG-FORCEのNOIRシリーズのリポバッテリーを使います。このリポ、他メーカーのタイプよりも薄くて取り回しがしやすいです。


コンパクトな900mAhだとストックパイプをえぐったりしなくても入りますが、使用者は私同様に耐久戦も出るのでバッテリー容量はなるべく多いものを使いたいところ。

また、駆動系のセッティングにもよりますが、900mAhと1300mAhではサイクルが秒間1~2発変わってきますからね。

今回はかなり強めのスプリングを更にスラストベアリング付きのスプリングガイドでカサ増しされている状態です。かなり負荷がかかっていて、サイクルやレスポンスが落ちてしまうのでそこはバッテリー容量と電気の流れを効率化して補いたいところ。

もちろん通電効率に優れたTコネクタに交換です。

リポ使うなら純正コネクタを変えるのはマストですね。















バッテリーを収めるとこんな感じ。流石にストックの中にコードを全部収めるのは厳しかったですがFETと1300mAhをこのスペースに収めただけでも御の字か。














ということでアッパーを結合して完成!!





トリガーストロークと動作はこんな感じ。



強いスプリングにした割にはショートストロークスイッチとサマコバの効果でスパスパとキレの良い撃ち味になりました。




初速はマルイ0.2gプラ弾の適正ホップにて93.7m/sになりました。ちょうどいいです。





サイクルは秒間16.5発でした。



まぁ悪くない仕上がりかと。

16cmのインナーバレルで初速を出そうとするとどうしても負荷が増えるのでサイクルはこの程度になってしまいます。
バッテリーが2200mAhを使えるのならサイクルは秒間18発まで行けたかもしれませんね。

0.98Jスプリングをベアリング付きのスプリングガイドでかさ上げしてかなりスプリングテンションが高い状態なのでメカボが割れないかちょっと心配。本来ならレトロアームズの次世代M4用ジュラルミンメカボを入れて耐久性を上げたいところだけどあれは単体で25000円もするので今回は見送り・・・。

セクターもスチールの強化ギヤなので今回の構成でどこが最初に壊れるかを考えるとメカボの前側が割れることな気がしますね。
あとシリンダーヘッドの割れかな?




今回のバレル長なら、加速穴がもう少し前側に位置しているライラクスのFタイプシリンダーにして、ピストン重量も今の物よりも少し軽くして突入スピードを更に上げることができれば初速も少し上がるはず。

その分スプリングも少し弱いものに変えても大丈夫なはずですからサイクルと耐久性と燃費をもう少し上げられたかもしれませんね。

ただありものでチューンするという前提なのと、その辺まで考えると面倒なので今回はこれでいいかなと(笑)

割れたら次はシリンダーとピストンとスプリングのバランスを変えて負荷を減らす方向で調整になりますね。あ、あとは最新の真鍮パイプがインサートされたチャンバー入れても初速上がるかもですし。






レシピ

モーター:サマリウムコバルト
バッテリー:NOIR リポ 7.4V 1300mAh
配線関係:1.25sqシルバーコード・XCORTEC MOSFET・Tコネクタ
インナーバレル:16cm(純正をカット)
チャンバー:純正の旧タイプ
ギヤ:SHS次世代用強化ギヤ 18:1 (純正ギヤでもOK)
スプリング:KM企画0.98Jスプリング S
ピストン:WiiTECH 次世代M4用 強化ピストン(OリングのみG.A.W)
シリンダー:ライラクス ステンレスシリンダーEタイプ
スプリングガイド:SHS Ver2用 ベアリング スプリングガイド(ネジ切りしてあればどこのでも大体同じかと)

その他:リコイルオミット、ショートストロークスイッチ

記載したもの以外は全て純正になります。



同じパーツを入れ、同じ構成にしてもスプリングの個体差があったり、気密の問題もあるので必ずしも同じになるわけではありません。
また、現行のM4だとチャンバーが更新されている為、初速が大幅に上がってしまうことも考えられます。

レシピはあくまで参考までとし、カスタムする場合は絶対に法定初速を超えないようにしてください。






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聞けばこのM4、いままでに何人もの手を渡ってきたとのことで、いたるところが剥げてたり傷だらけなので塗装し直そうかと思いました。
しかし、使用者はこの銃が戦ってきた歴史を感じたらしく、傷だらけなのが良いということなのでそのままです。






う~ん、私のメインもこのくらい短くしても良いかもな・・・。





ということでまた次回!





  

Posted by 大門団長 at 20:17Comments(0)次世代M4