2019年05月03日
東京マルイ ガスブロ ハイキャパ DORレビュー!
DORが発売されましたのでレビューしてみたいと思います。
DORとはDirect Optics Readyの略で光学機器を直接載せられますよという意味です。東京マルイのマイクロプロサイトがスライドにポン付けできるようになっています。

日本で最も売れているであろうガスブロ ハイキャパ5.1の新バリエーションモデルになります。
パッケージデザインはカッコイイですね!

いつも書いてますが、それなりに高いオモチャなのでパッケージもカッコいい方が充足感を満たしてくれます。
いつも通りの配置ですね。プロサイトを乗せる為のベースが付属しています。

パっと見で目を引くのがスライドですね。ノーマルのハイキャパと全然違うので新鮮ですが、グリップが死ぬほど見慣れたハイキャパのまんまなのでそこまでテンションは上がらないかな?(笑)

スライドにはD.O.Rの刻印があります。

ノーマルのハイキャパはスライドは完全なブラックでしたが、DORはダークグレーといった色合い。
私的にスライドのデザインはDORの方が断然好きです。
トリガーはストレートタイプの新デザインになっています。5.1と同様にトリガーの遊びが皆無です。シャーシはマニュアルセーフティの部分が少し削られていて親指の付け根に当たらないようになっています。

グリップスクリューは黒になっています。因みに5.1はシルバーです。
あと、地味に嬉しいのがスライドストップですね。微妙に延長されて指が掛けやすくなっています。DOR専用デザインですね。

ハイキャパゴールドマッチもスライドストップが延長されていましたが、DORはおとなしめの延長ですね。
スライド上部は溝が掘ってあったりして印象が5.1とは全然違いますね!タクティカル感あって良いです。

フロントサイトもDORのオリジナルデザイン。頭が尖っていますね。

リアサイトもオリジナル。面構成が複雑になっているのでメカニカルな感じがしてカッコイイですね。因みにサイトは樹脂製です。

ハンマーもDORのオリジナルデザイン。

すごく指が掛かり難くいデザインになっていますが、そもそも初弾装填するにはスライドを引かなければならないのでハイキャパでハンマーだけコックする動作ってあまりやらないからこれはこれでいいのかも。
その代わりと言ってはなんですが、スライドの後端にリブが設けられていて、ドットサイトを装着していてもスライドが引きやすいようになっています。
マガジンは5.1と同じでした。

早速サイトを乗せていきます。

ノーマルサイトの上部の6角ネジを1本外すだけでこの状態になります。
付属のアダプターです。

2種類あり、上の方は予備サイトが付いているタイプ。
下が、予備サイト無しのローマウントタイプです。
今回はローマウントタイプを使ってみたいと思います。
このようにノーマルのマイクロプロサイトの電池蓋をDORの付属品のものに取り替えます。

蓋のツメを引っ掛けてネジを2本で固定します。ネジはマイクロプロサイトのものを使います。

ネジはスライド内の金属製ブリーチにネジ込まれているので強度は全く問題なさそうです。
うむ、カッコイイですね。

ドットサイトを乗せるとシルエットが全然変わりますね。ただグリップがハイキャパでキャパキャパしているので新鮮味が半減してしまうのは私だけだろうか。
ステッピングでもすれば全く別の銃に見えるかもしれません。
今度やってみようかな。
あ、私のYoutube個人チャンネルも登録をお願い致します。
この前1人で生配信しようとしたらチャンネル登録者数が1000人居ないと配信できないとエラー表示になったので。。。
登録よろしくお願い致します↓
https://www.youtube.com/channel/UCddmXOkynNPD6nC1udphvdA?view_as=subscriber
さて、スライドを外して内部のパーツを見ていきます。

あ、因みにグリップは5.1と全く同じ。
ブリーチは内側から6角ネジで固定する方式になっています。

アウターバレルはDORのがシボ加工っぽく表面がボコボコしていますが、肉眼だと見比べないと分からないですね。

バレルはM45A1と同じショートリコイルになっています。
チャンバーはシルバーになっていました。
可能ならグロック19のようにスライドを外さなくてもホップ調整できるようになってたら嬉しかったな~。この方式って地味に面倒なんですよね。

リコイルスプリングガイドの根本にはゴムリングが装着されおり、5.1よりも3mmほどショートストロークになっています。
また、ゴムリングによりブローバック時の衝撃が緩和されるため、ブリーチやシリンダーが破損し難くなっています。
チャンバーにはリコイルスプリングガイドがズレないようにダボが設けられてられています。これは5.1には無かったものです。

これによりスプリングの直進性が向上したのでブローバックがスムーズになります。
スライドの内側にはスライドストップ用の金属パーツが取り付けられていて耐久性が向上しています。これも5.1には無いパーツです。

ブリーチの形状は5.1と基本的に同じですが、シリンダーリターンスプリングにスプリングガイドが付いていました。私が2年前に買ったハイキャパ5.1にはありませんでした。現行はあるのかな?

このリターンスプリングはマガジンを温めて強いブローバックを長く続けていると潰れちゃったりするのですが、このガイドが8mmくらいあるのでスプリングが完全につぶれるのを防いでくれます。良いパーツですね。
あと、5.1と違って、後端にプロサイト用のネジ穴があります。
シリンダーは5.1と全く同じでした。

東京マルイの公式ツイッターが内部構造を改良して動作性を向上させた書いていたのはこの部分ですね。

M45A1のものが流用されているようです。
ヘッドの形状とシリンダーパーツが違いますね。ローラーでシリンダーの動作がスムーズになっているようです。

さて、初速を測っていきます。

ガスはマガジンの半分だけ入れ、25度の状態で計測します。
使用する弾はマルイ プラ弾 0.2gです。
8発を2秒間隔で撃ったのがこちら。

平均が74.4m/s
安定していますね。
初速自体は5.1と変わらない数値です。
ブローバックのスピードも同じ感じです。
まとめ
今までのハイキャパシリーズはスポーツシューティングガンの性格が強いものが多かったですが、このDORは各部パーツの形状的にもタクティカル系に趣向を振っていて個人的には見た目が結構好みです。

ハイキャパ系最新モデルなだけあって、スプリングガイドやブリーチ内部が改修されいます。
これによって動作の確実性が向上しているので、これから初めてハイキャパ系を買おうかと考えている人はオススメできます。
ただ、ピストンカップが大型化したわけでもマガジンが新型になったわけでもないので5.1と比べるとブローバックのスピードと初速は変わりません。ですから既に5.1やゴールドマッチを持っている方は無理して買い替える必要性は無いかな?というのが私の感想です。
動作性に関してはグロック17からグロック19ほどの進化は感じられません。

このDORはその名の通り、純正でドットサイトを直乗せできるという部分が大きいメリットです。5.1に社外製のアダプターを介してドットサイトを乗せようとすると重さでブローバックスピードが著しく低下したり、構造的にスライドのガワに負荷がかかってスライドの後ろ部分が割れて吹っ飛んで顔に当たるという報告があります。
DORはスライド内の金属部品に直接ネジ止めする構造なのでスライドのガワに負荷がかかりません。ですから、5.1でドットサイト運用している方は買い替える価値はあるかと思います。
インドアでの撃ち合いの際、バリケードから少しだけはみ出た相手に当てたい場合はドットサイトはものすごく有利で、こと左右に関しては3点式よりもはるかに高い精度で射撃が可能なのでインドアゲームで有利に戦いたい方には使いやすいガスガンだと言えます。
ドットが載せられるというところ以外も細かく進化はしていますが、その部分は普通に使っていて実感はしにくいかと思います。逆に考えると5.1の時点で完成されていたと言うべきかもしれません。
「良い」が当たり前の機種です。
現時点で私がこれから初めてガスブロを買うという人にオススメするならこのDORかグロック19ですね。
ということでまた次回!
DORとはDirect Optics Readyの略で光学機器を直接載せられますよという意味です。東京マルイのマイクロプロサイトがスライドにポン付けできるようになっています。

日本で最も売れているであろうガスブロ ハイキャパ5.1の新バリエーションモデルになります。
パッケージデザインはカッコイイですね!

いつも書いてますが、それなりに高いオモチャなのでパッケージもカッコいい方が充足感を満たしてくれます。
いつも通りの配置ですね。プロサイトを乗せる為のベースが付属しています。

パっと見で目を引くのがスライドですね。ノーマルのハイキャパと全然違うので新鮮ですが、グリップが死ぬほど見慣れたハイキャパのまんまなのでそこまでテンションは上がらないかな?(笑)

スライドにはD.O.Rの刻印があります。

ノーマルのハイキャパはスライドは完全なブラックでしたが、DORはダークグレーといった色合い。
私的にスライドのデザインはDORの方が断然好きです。
トリガーはストレートタイプの新デザインになっています。5.1と同様にトリガーの遊びが皆無です。シャーシはマニュアルセーフティの部分が少し削られていて親指の付け根に当たらないようになっています。

グリップスクリューは黒になっています。因みに5.1はシルバーです。
あと、地味に嬉しいのがスライドストップですね。微妙に延長されて指が掛けやすくなっています。DOR専用デザインですね。

ハイキャパゴールドマッチもスライドストップが延長されていましたが、DORはおとなしめの延長ですね。
スライド上部は溝が掘ってあったりして印象が5.1とは全然違いますね!タクティカル感あって良いです。

フロントサイトもDORのオリジナルデザイン。頭が尖っていますね。

リアサイトもオリジナル。面構成が複雑になっているのでメカニカルな感じがしてカッコイイですね。因みにサイトは樹脂製です。

ハンマーもDORのオリジナルデザイン。

すごく指が掛かり難くいデザインになっていますが、そもそも初弾装填するにはスライドを引かなければならないのでハイキャパでハンマーだけコックする動作ってあまりやらないからこれはこれでいいのかも。
その代わりと言ってはなんですが、スライドの後端にリブが設けられていて、ドットサイトを装着していてもスライドが引きやすいようになっています。
マガジンは5.1と同じでした。

早速サイトを乗せていきます。

ノーマルサイトの上部の6角ネジを1本外すだけでこの状態になります。
付属のアダプターです。

2種類あり、上の方は予備サイトが付いているタイプ。
下が、予備サイト無しのローマウントタイプです。
今回はローマウントタイプを使ってみたいと思います。
このようにノーマルのマイクロプロサイトの電池蓋をDORの付属品のものに取り替えます。

蓋のツメを引っ掛けてネジを2本で固定します。ネジはマイクロプロサイトのものを使います。

ネジはスライド内の金属製ブリーチにネジ込まれているので強度は全く問題なさそうです。
うむ、カッコイイですね。

ドットサイトを乗せるとシルエットが全然変わりますね。ただグリップがハイキャパでキャパキャパしているので新鮮味が半減してしまうのは私だけだろうか。
ステッピングでもすれば全く別の銃に見えるかもしれません。
今度やってみようかな。
あ、私のYoutube個人チャンネルも登録をお願い致します。
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登録よろしくお願い致します↓
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さて、スライドを外して内部のパーツを見ていきます。

あ、因みにグリップは5.1と全く同じ。
ブリーチは内側から6角ネジで固定する方式になっています。

アウターバレルはDORのがシボ加工っぽく表面がボコボコしていますが、肉眼だと見比べないと分からないですね。

バレルはM45A1と同じショートリコイルになっています。
チャンバーはシルバーになっていました。
可能ならグロック19のようにスライドを外さなくてもホップ調整できるようになってたら嬉しかったな~。この方式って地味に面倒なんですよね。

リコイルスプリングガイドの根本にはゴムリングが装着されおり、5.1よりも3mmほどショートストロークになっています。
また、ゴムリングによりブローバック時の衝撃が緩和されるため、ブリーチやシリンダーが破損し難くなっています。
チャンバーにはリコイルスプリングガイドがズレないようにダボが設けられてられています。これは5.1には無かったものです。

これによりスプリングの直進性が向上したのでブローバックがスムーズになります。
スライドの内側にはスライドストップ用の金属パーツが取り付けられていて耐久性が向上しています。これも5.1には無いパーツです。

ブリーチの形状は5.1と基本的に同じですが、シリンダーリターンスプリングにスプリングガイドが付いていました。私が2年前に買ったハイキャパ5.1にはありませんでした。現行はあるのかな?

このリターンスプリングはマガジンを温めて強いブローバックを長く続けていると潰れちゃったりするのですが、このガイドが8mmくらいあるのでスプリングが完全につぶれるのを防いでくれます。良いパーツですね。
あと、5.1と違って、後端にプロサイト用のネジ穴があります。
シリンダーは5.1と全く同じでした。

東京マルイの公式ツイッターが内部構造を改良して動作性を向上させた書いていたのはこの部分ですね。

M45A1のものが流用されているようです。
ヘッドの形状とシリンダーパーツが違いますね。ローラーでシリンダーの動作がスムーズになっているようです。

さて、初速を測っていきます。

ガスはマガジンの半分だけ入れ、25度の状態で計測します。
使用する弾はマルイ プラ弾 0.2gです。
8発を2秒間隔で撃ったのがこちら。

平均が74.4m/s
安定していますね。
初速自体は5.1と変わらない数値です。
ブローバックのスピードも同じ感じです。
まとめ
今までのハイキャパシリーズはスポーツシューティングガンの性格が強いものが多かったですが、このDORは各部パーツの形状的にもタクティカル系に趣向を振っていて個人的には見た目が結構好みです。

ハイキャパ系最新モデルなだけあって、スプリングガイドやブリーチ内部が改修されいます。
これによって動作の確実性が向上しているので、これから初めてハイキャパ系を買おうかと考えている人はオススメできます。
ただ、ピストンカップが大型化したわけでもマガジンが新型になったわけでもないので5.1と比べるとブローバックのスピードと初速は変わりません。ですから既に5.1やゴールドマッチを持っている方は無理して買い替える必要性は無いかな?というのが私の感想です。
動作性に関してはグロック17からグロック19ほどの進化は感じられません。

このDORはその名の通り、純正でドットサイトを直乗せできるという部分が大きいメリットです。5.1に社外製のアダプターを介してドットサイトを乗せようとすると重さでブローバックスピードが著しく低下したり、構造的にスライドのガワに負荷がかかってスライドの後ろ部分が割れて吹っ飛んで顔に当たるという報告があります。
DORはスライド内の金属部品に直接ネジ止めする構造なのでスライドのガワに負荷がかかりません。ですから、5.1でドットサイト運用している方は買い替える価値はあるかと思います。
インドアでの撃ち合いの際、バリケードから少しだけはみ出た相手に当てたい場合はドットサイトはものすごく有利で、こと左右に関しては3点式よりもはるかに高い精度で射撃が可能なのでインドアゲームで有利に戦いたい方には使いやすいガスガンだと言えます。
ドットが載せられるというところ以外も細かく進化はしていますが、その部分は普通に使っていて実感はしにくいかと思います。逆に考えると5.1の時点で完成されていたと言うべきかもしれません。
「良い」が当たり前の機種です。
現時点で私がこれから初めてガスブロを買うという人にオススメするならこのDORかグロック19ですね。
ということでまた次回!
Posted by 大門団長 at 21:02│Comments(0)
│ハイキャパ D.O.R
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