2019年05月10日
超軽量なM4をフルメタルで自作する! その①
いやはや、この計画を思い立ってから約2年経ちます(笑)
まぁ計画実行まで2年もの歳月を要したのは私のモチベーションが主な原因ではありますが、それとは別に金銭的な問題もありました。
なにせ電動ガン用の軽いパーツはとにかく高い!もう完全に軽さ=価値なんですよ。
軽い金属を使ったパーツは高い!
1つ高いパーツを買うたびに思いました。「マルイさんの電動ガン買った方が早いやんけ・・・」と。
そのたびにモチベーションが下がっていくという(笑)
というのがあって時間がかかったわけですが、少しづつ軽いパーツを買い集め、最近になってようやく目途が立ちました。
準備編はコチラの記事を参照してください。
余談ですが、私個人のYouTubeチャンネルの登録もお願い致します。
大門団長チャンネル
私は実はレベルアップサバゲーチャンネルへのログイン権限はないので、家で1人でカスタムしたりする配信が出来ません。
個人チャンネルなら気軽にちょっとしたカスタム生配信なども出来るようになりますので是非とも登録をお願い致します。
Youtubeはチャンネル登録者1000人以上いないと生配信できない仕様になっているのでご協力をお願い致します。
さて、やっていきます。

レシーバー:G&G マグネシウムレシーバー
ストック:VFC QRSストック
ハンドガード:DYTAC SLR Ultra Lite 6.7inch
メカボックス:レトロアームズ Ver2
グリップ:ライラクス アクシズグリップ
メカボの中身や仕様はこれから決めていきます。
改めてこの計画の概要を。
私がサバゲーで求めるのは軽くて丈夫で信頼性の高い電動ガン。
一応ミリオタなので実銃と同じ重さ!とか、リアル刻印!とか好きですが、サバゲーに使う電動ガンに限ってはそういったこだわりはありません。
耐久戦にも参加することが多いので、長時間戦う場合は軽い鉄砲の方が疲れないし、匍匐時も軽い方が楽です。いざという時に撃てないと困るので耐久性、信頼性も大事です。
で、ただ軽いだけの電動ガンを作るなら樹脂製のレシーバーにハンドガード無しで細いアウターバレル付けてハイダー無しでも撃てるので電動ガンとしては成立します。
ただ、そうじゃないんですよね。
あまりこだわりは無いと書きましたが、パっと見の外見は普通のM4であることが条件です。私の場合何故かそこにミリオタ的プライドがあるのです。
割り切っていると言いつつもほとんどの人が「これはM4だ」と、認識する外見であることが私の中で譲れない条件なのです。
やっぱりある程度ちゃんとした普通のM4の形をしたものを使いたいのです。
そう言いつつ架空のQRSストックを使うんですけどね。そういった矛盾はだれしも持っていると思います。
QRSは架空だけど、実銃の仕組み的には問題無い形になっているから私的にはOKなのです(笑)
架空だけど実際にあってもおかしくない形で、それが違和感なく、カッコ良ければOKという私の価値観は結構多数派だと思うのですがどうでしょうか。
そしてフルメタルなのに軽い!というところもキモです。
フルメタル電動ガンの定義は明確に決まっていないと思いますが、一般的にはレシーバーがメタルであることが条件かと思います。
また、人によってはハンドガードもメタルじゃないとフルメタルとはいえないという人もいるかと思います。
今回はグリップ以外は全て金属なのでフルメタルと言い切って差し支えないと思います。
ちゃんとM4の外見(私の主観)、フルメタル、それでいていかに軽く作れるかにチャレンジするのが今回の計画です。
さて、組んでいく前に電動ガンを組む上で絶対に気を付けなければならない点を抑えておきます。
それは下記の図のようにバレル、チャンバー、ノズル、メカボックスが一寸のズレもなく同軸線上に配置されていなければならない点。
あとはベベルギヤの中心から伸びた線上にモーターのシャフトが重なっていなければならない点です。

チャンバーの給弾口とマガジンの位置関係はそこまでシビアじゃないのでさほど気にしなくても大丈夫です。
もちろん、マルイの電動ガンはバレル、チャンバー、ノズル、メカボックスの位置関係が全てパーフェクトで、当たり前のようにそれが出来ていますが、中華メーカーは箱出しでもそれらが微妙にかみ合ってなかったり、マルイの電動ガンの場合でも自分でサードパーティ製のパーツに交換した場合はそれらがズレてしまうことが往々にしてあります。
よくあるのがマルイに社外製のアウターバレルやチャンバーを加工せずに組み込んだ時のズレですね。
ノズルとインナーバレルが同軸線上にあるのに、その間にあるチャンバーだけ少しズレていたりとかが社外製チャンバーによくあります。
設計段階でズレが生じている場合が往々にしてあるわけですが、それらに気付かず組み込んでしまうと初速が下がったり、給弾不良になったりします。
マルイ準拠のカスタムパーツであっても0.1mm以下の精度で寸法がズレていたりすることもあります。なかなか目視では気づきにくい差ですが、たった0.1mm程度のズレでも6mmの弾を撃ち出すエアガンにとっては大きなズレとなります。
チャンバーは上下左右のズレに加え、前後のズレでも初速が大きく変わるので実は社外品を入れる際に一番難しいパーツだったりします。
もちろん、ライラクスのチャンバーなどはマルイの寸法を正確にトレースしているので何も考えずに組むだけで大丈夫だったりします(厳密に言えば前後位置がズレることがあるのでノズルの長さは個体によって調整が必要)が、PROWINチャンバーなどは全ての寸法がめちゃくちゃだったりするので修正して前後左右上下位置を調整する「中真出し」が必要になります。
ベベルとモーターの位置関係で言えば、MAGPUL PTSのグリップを普通に組んでしまうとベベルギヤとモーターの軸の角度がズレた状態になるのでギヤノイズが消えなかったり、ピニオンが変な削れ方をしてしまうことがあります。まぁそれでも動きはするので普通に撃てますが。
して、今回はメカボ、フレーム、チャンバー、etc...何から何まで全てがバラバラのメーカーのパーツでの組み合わせになります。
基本的にどのメーカーもマルイ準拠で設計しておりますが、素材による反り、収縮、メーカーごとの設計の差異などからパーツ同士の"合い"がチグハグな可能性が非常に高いです。メーカーによってピカティニーレールの寸法が違うのなんかが良い例ですよね。
先ほどの画像の通り、電動ガンが電動ガンであるための基本的に守られなければならない条件をしっかりと満たすように作らなければダメな電動ガンになってしまいます。
1つパーツを組み付けるごとに致命的なズレが無いかを逐一チェックして進めていかなければならないので結構時間のかかる計画になりますが気長にお付き合いいただければと思います。
さて、まずはフレームとストックが取り付けられるようにしていきたいと思います。
今回の計画に必須なG&Gのマグネシウムレシーバーです。

フルメタルなのに軽い!というのが目的なのでこれは外せないですね。
一般的なメタルフレームの半分以下の軽さです。プラフレームよりちょっとだけ重たいくらい。
レトロアームズのアルミレシーバー、A7075という、いわゆる超々ジュラルミンのレシーバーよりも全然軽いです。しかし、マグネシウムは軽い代わりに比較的強度が弱いので割れないかが心配なところ。
ストックはVFCのQRSストック。私のサバゲーでの戦闘スタイルではこのストックが欠かせません。コンパクトでありながら1750mAhのリポが収納できるスグレモノ。

ではまずこのレシーバーとQRSストックを組み付けて状態を見ていきたいと思います。
はい。いきなり付きません。


ということでアルミのベースを外して塩ビパイプをズドーン!

レシーバーのメスネジがM21ネジだったのでわざわざM21で0.75ピッチという特殊なダイスを通販で購入してネジ切りしました。

割とガッチリ。

塩ビパイプを突っ込むに至るまでに色々な遠回りがあったわけですが、それらを書いていると終わらないので今回はその失敗を割愛します。
塩ビパイプは適正な長さにカットしてデザインナイフでC面を付けました。ストックと合わさる面は湾曲していたので金ヤスリで面出ししました。マグネシウムレシーバーは精度ダメですね~。

そこエンビパイプで強度大丈夫かよ!?と心配されている方も多いかと思いますが大丈夫です。
そもそもこの部分はあくまでもストックのガイドとしての役割で、ストックの仕組み的にも固定はメカボックスのスプリングガイドになるので。
ガイドと言いつつもギュッと入れる感じでかなりタイトになっているのでこのようにハメるだけでそれなりのテンションで保持できています。

面出しの効果が出ていますね。ピッタリです。
ストックと合わさる面が湾曲したままスプリングガイドにネジ止めすると、使用時にストックを肩付けしたりするとスプリングガイドに変な負荷がかかってトラブルの元になってしまいます。メーカーの違うパーツ同士で組む場合はこういう部分もいちいち気を配らないといけないですね。
まぁこのレシーバーの精度が微妙なだけで他のメーカーのはもう少しマシなんですけどね。
さて、メカボックスをフレームに取り付けてみてストックのネジ穴がピストンの中心を捉えているかの確認です。
カメラの撮る角度で分かり辛いですが、ストックのネジ穴が若干ピストンの真よりも0.3mmほど下にズレた位置になってしまっています。これに気付かずネジ止めしてしまうとマズイことになりますね。

なのでこの場合はストックのネジ穴を広げてある程度融通が利くようにすれば問題ないかと思います。
さて、今度はレトロアームズのメカボックスとG&Gのマグネシウムレシーバーをピンで固定して"合い"を見ていきます。

アンチローテンションピンはFMAの物です。

んむ?むむ?

傾いているっ・・・!


シリンダーの後側と前側を比べただけでも0.4mmくらいの傾きがありますね。
レトロアームズとマグネシウムレシーバーのピン位置が0.3mmほどズレていることで平行にならないようです。
念のためグリップとストックを固定しても傾きが生じます。
このまま組むとノズルが下方向に傾くことになるのでチャンバーでトラブルが起こります。ノズルのところまでいくと0.7mmくらいの差になっているかもしれません。
それだけズレが生じるとノズルが前進できなくなりますし、給弾不良も起ります。撃てたとしても弾道が乱れるとか色んなトラブルになります。
このズレは面倒だぞ~ということでこの修正は次回にやりたいと思います。
というかもう修正は済んでいますが今後の記事で書きます。完成まで長くなりそうだ・・・
また次回!
その②へ
まぁ計画実行まで2年もの歳月を要したのは私のモチベーションが主な原因ではありますが、それとは別に金銭的な問題もありました。
なにせ電動ガン用の軽いパーツはとにかく高い!もう完全に軽さ=価値なんですよ。
軽い金属を使ったパーツは高い!
1つ高いパーツを買うたびに思いました。「マルイさんの電動ガン買った方が早いやんけ・・・」と。
そのたびにモチベーションが下がっていくという(笑)
というのがあって時間がかかったわけですが、少しづつ軽いパーツを買い集め、最近になってようやく目途が立ちました。
準備編はコチラの記事を参照してください。
余談ですが、私個人のYouTubeチャンネルの登録もお願い致します。
大門団長チャンネル
私は実はレベルアップサバゲーチャンネルへのログイン権限はないので、家で1人でカスタムしたりする配信が出来ません。
個人チャンネルなら気軽にちょっとしたカスタム生配信なども出来るようになりますので是非とも登録をお願い致します。
Youtubeはチャンネル登録者1000人以上いないと生配信できない仕様になっているのでご協力をお願い致します。
さて、やっていきます。

レシーバー:G&G マグネシウムレシーバー
ストック:VFC QRSストック
ハンドガード:DYTAC SLR Ultra Lite 6.7inch
メカボックス:レトロアームズ Ver2
グリップ:ライラクス アクシズグリップ
メカボの中身や仕様はこれから決めていきます。
改めてこの計画の概要を。
私がサバゲーで求めるのは軽くて丈夫で信頼性の高い電動ガン。
一応ミリオタなので実銃と同じ重さ!とか、リアル刻印!とか好きですが、サバゲーに使う電動ガンに限ってはそういったこだわりはありません。
耐久戦にも参加することが多いので、長時間戦う場合は軽い鉄砲の方が疲れないし、匍匐時も軽い方が楽です。いざという時に撃てないと困るので耐久性、信頼性も大事です。
で、ただ軽いだけの電動ガンを作るなら樹脂製のレシーバーにハンドガード無しで細いアウターバレル付けてハイダー無しでも撃てるので電動ガンとしては成立します。
ただ、そうじゃないんですよね。
あまりこだわりは無いと書きましたが、パっと見の外見は普通のM4であることが条件です。私の場合何故かそこにミリオタ的プライドがあるのです。
割り切っていると言いつつもほとんどの人が「これはM4だ」と、認識する外見であることが私の中で譲れない条件なのです。
やっぱりある程度ちゃんとした普通のM4の形をしたものを使いたいのです。
そう言いつつ架空のQRSストックを使うんですけどね。そういった矛盾はだれしも持っていると思います。
QRSは架空だけど、実銃の仕組み的には問題無い形になっているから私的にはOKなのです(笑)
架空だけど実際にあってもおかしくない形で、それが違和感なく、カッコ良ければOKという私の価値観は結構多数派だと思うのですがどうでしょうか。
そしてフルメタルなのに軽い!というところもキモです。
フルメタル電動ガンの定義は明確に決まっていないと思いますが、一般的にはレシーバーがメタルであることが条件かと思います。
また、人によってはハンドガードもメタルじゃないとフルメタルとはいえないという人もいるかと思います。
今回はグリップ以外は全て金属なのでフルメタルと言い切って差し支えないと思います。
ちゃんとM4の外見(私の主観)、フルメタル、それでいていかに軽く作れるかにチャレンジするのが今回の計画です。
さて、組んでいく前に電動ガンを組む上で絶対に気を付けなければならない点を抑えておきます。
それは下記の図のようにバレル、チャンバー、ノズル、メカボックスが一寸のズレもなく同軸線上に配置されていなければならない点。
あとはベベルギヤの中心から伸びた線上にモーターのシャフトが重なっていなければならない点です。

チャンバーの給弾口とマガジンの位置関係はそこまでシビアじゃないのでさほど気にしなくても大丈夫です。
もちろん、マルイの電動ガンはバレル、チャンバー、ノズル、メカボックスの位置関係が全てパーフェクトで、当たり前のようにそれが出来ていますが、中華メーカーは箱出しでもそれらが微妙にかみ合ってなかったり、マルイの電動ガンの場合でも自分でサードパーティ製のパーツに交換した場合はそれらがズレてしまうことが往々にしてあります。
よくあるのがマルイに社外製のアウターバレルやチャンバーを加工せずに組み込んだ時のズレですね。
ノズルとインナーバレルが同軸線上にあるのに、その間にあるチャンバーだけ少しズレていたりとかが社外製チャンバーによくあります。
設計段階でズレが生じている場合が往々にしてあるわけですが、それらに気付かず組み込んでしまうと初速が下がったり、給弾不良になったりします。
マルイ準拠のカスタムパーツであっても0.1mm以下の精度で寸法がズレていたりすることもあります。なかなか目視では気づきにくい差ですが、たった0.1mm程度のズレでも6mmの弾を撃ち出すエアガンにとっては大きなズレとなります。
チャンバーは上下左右のズレに加え、前後のズレでも初速が大きく変わるので実は社外品を入れる際に一番難しいパーツだったりします。
もちろん、ライラクスのチャンバーなどはマルイの寸法を正確にトレースしているので何も考えずに組むだけで大丈夫だったりします(厳密に言えば前後位置がズレることがあるのでノズルの長さは個体によって調整が必要)が、PROWINチャンバーなどは全ての寸法がめちゃくちゃだったりするので修正して前後左右上下位置を調整する「中真出し」が必要になります。
ベベルとモーターの位置関係で言えば、MAGPUL PTSのグリップを普通に組んでしまうとベベルギヤとモーターの軸の角度がズレた状態になるのでギヤノイズが消えなかったり、ピニオンが変な削れ方をしてしまうことがあります。まぁそれでも動きはするので普通に撃てますが。
して、今回はメカボ、フレーム、チャンバー、etc...何から何まで全てがバラバラのメーカーのパーツでの組み合わせになります。
基本的にどのメーカーもマルイ準拠で設計しておりますが、素材による反り、収縮、メーカーごとの設計の差異などからパーツ同士の"合い"がチグハグな可能性が非常に高いです。メーカーによってピカティニーレールの寸法が違うのなんかが良い例ですよね。
先ほどの画像の通り、電動ガンが電動ガンであるための基本的に守られなければならない条件をしっかりと満たすように作らなければダメな電動ガンになってしまいます。
1つパーツを組み付けるごとに致命的なズレが無いかを逐一チェックして進めていかなければならないので結構時間のかかる計画になりますが気長にお付き合いいただければと思います。
さて、まずはフレームとストックが取り付けられるようにしていきたいと思います。
今回の計画に必須なG&Gのマグネシウムレシーバーです。

フルメタルなのに軽い!というのが目的なのでこれは外せないですね。
一般的なメタルフレームの半分以下の軽さです。プラフレームよりちょっとだけ重たいくらい。
レトロアームズのアルミレシーバー、A7075という、いわゆる超々ジュラルミンのレシーバーよりも全然軽いです。しかし、マグネシウムは軽い代わりに比較的強度が弱いので割れないかが心配なところ。
ストックはVFCのQRSストック。私のサバゲーでの戦闘スタイルではこのストックが欠かせません。コンパクトでありながら1750mAhのリポが収納できるスグレモノ。

ではまずこのレシーバーとQRSストックを組み付けて状態を見ていきたいと思います。
はい。いきなり付きません。


ということでアルミのベースを外して塩ビパイプをズドーン!

レシーバーのメスネジがM21ネジだったのでわざわざM21で0.75ピッチという特殊なダイスを通販で購入してネジ切りしました。

割とガッチリ。

塩ビパイプを突っ込むに至るまでに色々な遠回りがあったわけですが、それらを書いていると終わらないので今回はその失敗を割愛します。
塩ビパイプは適正な長さにカットしてデザインナイフでC面を付けました。ストックと合わさる面は湾曲していたので金ヤスリで面出ししました。マグネシウムレシーバーは精度ダメですね~。

そこエンビパイプで強度大丈夫かよ!?と心配されている方も多いかと思いますが大丈夫です。
そもそもこの部分はあくまでもストックのガイドとしての役割で、ストックの仕組み的にも固定はメカボックスのスプリングガイドになるので。
ガイドと言いつつもギュッと入れる感じでかなりタイトになっているのでこのようにハメるだけでそれなりのテンションで保持できています。

面出しの効果が出ていますね。ピッタリです。
ストックと合わさる面が湾曲したままスプリングガイドにネジ止めすると、使用時にストックを肩付けしたりするとスプリングガイドに変な負荷がかかってトラブルの元になってしまいます。メーカーの違うパーツ同士で組む場合はこういう部分もいちいち気を配らないといけないですね。
まぁこのレシーバーの精度が微妙なだけで他のメーカーのはもう少しマシなんですけどね。
さて、メカボックスをフレームに取り付けてみてストックのネジ穴がピストンの中心を捉えているかの確認です。
カメラの撮る角度で分かり辛いですが、ストックのネジ穴が若干ピストンの真よりも0.3mmほど下にズレた位置になってしまっています。これに気付かずネジ止めしてしまうとマズイことになりますね。

なのでこの場合はストックのネジ穴を広げてある程度融通が利くようにすれば問題ないかと思います。
さて、今度はレトロアームズのメカボックスとG&Gのマグネシウムレシーバーをピンで固定して"合い"を見ていきます。

アンチローテンションピンはFMAの物です。

んむ?むむ?

傾いているっ・・・!


シリンダーの後側と前側を比べただけでも0.4mmくらいの傾きがありますね。
レトロアームズとマグネシウムレシーバーのピン位置が0.3mmほどズレていることで平行にならないようです。
念のためグリップとストックを固定しても傾きが生じます。
このまま組むとノズルが下方向に傾くことになるのでチャンバーでトラブルが起こります。ノズルのところまでいくと0.7mmくらいの差になっているかもしれません。
それだけズレが生じるとノズルが前進できなくなりますし、給弾不良も起ります。撃てたとしても弾道が乱れるとか色んなトラブルになります。
このズレは面倒だぞ~ということでこの修正は次回にやりたいと思います。
というかもう修正は済んでいますが今後の記事で書きます。完成まで長くなりそうだ・・・
また次回!
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タグ :軽量自作M4