2018年09月17日

VFC アヴァロン レオパルド ♯4 レスポンスアップカスタム 後編

前回の続きです。




とりあえずサイクルアップとレスポンス向上を狙ってVFC純正メカボの配線とコネクタを高効率化してZC LEOPARDのハイトルクモーターを11.1vで回したらセミで2バーストしてしまいました。







なぜバーストしたかと言うと、モーターが盛大にオーバーランしているからです。

基本的にどんなモーターでも電気を遮断したからといってすぐにピタっと止まるわけではなく、ある程度惰性で回転し続けます。



今回の構成だと、高トルクのモーターを高電圧で勢いよく回しているので、勢いがついっちゃったモンは電気を遮断してもすぐに止まることができません。
惰性で回転し続けることでピストンを余計に引いてしまい、2バーストになるということです。

スプリングで負荷かけられてるのにそんなに惰性で回るのか?と思われる方もいるかもしれませんが、回っちゃうんですね~。








なので電気を遮断した後にモーターの回転をすぐに止めてやる必要があります。

選択肢としては

1.スプリングを強くする
私のVFC Avalon Leopard CQBのスプリングは結構ヘタってきているのでM80程度まで柔らかくなっていますので割と簡単に惰性で回せてしまうということです。
ですからこのスプリングを強いものにしてモーターに負荷をかけて惰性を止めるという考え方です。

デメリットとしては燃費が悪くなることです。
モーターへの負荷を増やすわけですから当然ですね。
もう一つのデメリットはインナーバレルを切ったりシリンダーを交換しなきゃいけなくなることですね。

惰性を止めるにはM100~M130などの強いスプリングを入れないといけなくなります。
そうなると初速が大幅に上がってしまうので、法定初速以内に収める為にインナーバレルを切ったり、シリンダーを交換して初速を抑える調整までしなければいけなくなります。



2.モーターを少し遅いもの、トルクの低いものに交換する
ZCのハイトルクモーターは一瞬でマックススピードまで上がる強さなので電気を遮断してもモーターが回り続けるわけです。
ですから、ZCよりもトルクの低いEG-1000などに変えると惰性で回る回数が少なくなるのでバーストが解消されるという考え方です。

デメリットはレスポンスと秒間サイクルが下がることですね。



3.バッテリーの電圧や容量を下げる
モーターの考え方に近いです。強い電圧で勢いよく回すからオーバランするので7.4vにすれば良いという考え方です。
こちらもデメリットはモーターと同じです。



4.ギヤ比を遅くする
現在は18:1のギヤ比になっています。
つまり、モーターが18回転すれば1回ピストンが落ちるということです。
18:1で2バーストするということは通電を遮断した後も18回転までいかないまでも、それに近いくらい惰性で回っていることになります。
ですからギヤ比を32:1などの遅いギヤに変えてるとやればいいのです。
モーターの惰性自体はとまりませんが、18:1よりも多く回転しないとピストンが落ちない為、2バーストを防げるという考え方です。
これもデメリットはモーターと同じく、サイクルとレスポンスが遅くなります。



5.アクティブブレーキ付きFETを付ける
アクティブブレーキというのは電気遮断後のモーターのオーバーランを止める為に一瞬だけ逆電流を流す機能です。
モーターはプラスとマイナスが決まっていて、電気を流すと正回転するのですが、プラスとマイナスを逆にして電流を流すと逆回転する性質を持っています。
ですので、通電を遮断した瞬間に少しだけ逆電流を流してモーターに逆回転させる力を加えることで素早く惰性を止めるということです。

飛行機が着陸した時の逆噴射みたいな感じです。

一応、ロックタイムも早くなるのでセミ連射がしやすくなるという謳い文句がありますが、普通の電動ガンはアクティブブレーキが無くても人間の指がトリガーを戻す間にギヤは止まっているので実質的な効果を感じることはまずないでしょう。
ギヤノイズが止まるのがノーマルよりも早いので、音で実感は得られるかもしれませんけどね。

デメリットはモーターの寿命が短くなってしまうことですね。











で!今回は色々考慮した結果、スプリングを強くしてオーバーランを止めてみたいと思います。

現時点では初速が0.2gで82m/s程度なのである程度スプリングを強くしても規制値までに余裕があります。
加速シリンダーですし、インナーバレルも17cmしかないですので。

フルサイズシリンダーでインナーバレルが30センチとかだと無理な選択肢ですね。





さて、今回用意したのはアングスのハイサイクル用0.9Jスプリング。



SS.S.M.Lとありますが、これはスプリングの長さではなくインナーバレルの長さに対応しているという意味です。
ただ、シリンダーによっても初速は大きく変わるのであくまでも目安ですね。


今回はその中でも一番硬いSSを入れました!














組んでみたらバーストは解消!やったぜ!


かなりプリコックされた状態で止まっている(笑)
Sサイズだったらギリギリセーフかバーストしちゃってた気がしますね。



初速は0.2gで96m/sになってしまいました。



満充電の11.1vでコレなんですが、撃っているとバッテリーが温まって電圧が上がるとバーストになりますし、スプリングが少し弱まってきたらまたバーストが始まる可能性もありますので保険でセクターギヤの歯をカットしたいと思います。

いわゆるセクカというやつですね。


セクカすることで初速も少し下げられるので一石三鳥!









タペットプレートのタイミングなどを考慮して前を2枚、後ろを1枚カットすることにしました。

















サクっとカット!



セクターカットの方法は過去のカスタム記事で紹介しています。





セクターカットしたら初速が93m/s程度まで落ちました。
丁度良いですね。

スプリングがヘタったら91m/sくらいでしょうか。



動画を撮ってみたので是非ご覧ください。



秒間サイクルは24.5発です。





7.4vだと秒間19発くらいでした。







ということでカスタムしたらバーストしてしまった!という方は参考までに。

因みにマルイのハイサイクルも機種によりますがコネクタとバッテリー端子を高効率にしてFETを入れて容量の大きい7.4vのリポ、又は11.1vで回すとバーストしてしまう場合がありますのでお気をつけを。





あと、バーストと言えばショートストロークスイッチを入れた際にトリガーをゆっくり引くとバーストになるけど素早く引けば大丈夫っていう症状になる個体もありますが、これの原因は別にあります。

こういった症状の場合はスイッチの通電ポイントが近すぎてカットオフレバーが空回りしてしまうことで起こるので端子のメス側を少しグイっと広げて接触するタイミングを遅らせると治りますよ。

今回のカスタムではそれを恐れてトリガーストロークに余裕を持たせてあります。冒険すればあと1ミリくらいは詰められる余地はありますね。



前回説明した通り、ショートストロークトリガーで引きしろを詰めたことでのレスポンス向上&エアガンそのものの動作を早めたことでかなりキレの良い仕上がりになりました。


そしてカスタムの理解を深めれば深めるほどマルイの箱出しがいかにバランスがとれているかわかるという・・・。

サバゲーにおいて最強なのはリコイルを抜いた次世代M4シリーズ or SCAR説が更に濃厚になってきました(笑)








ということでまた次回!










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