2017年02月15日
OPTION NO.1のブラシレスモーター レビュー&組込み!
話題のブラシレスモーターを買ってみたので組込みしてみたいと思います。
定価はなんと24800円!!!電動ガン用で最も高いモーターなのは間違いない!MP5クルツ買えちゃう!
このモーターは電動ガン用バッテリーでお馴染のOPTION NO.1が発売した商品です。
ブラシレス構造によってトルクが強く、セミのキレがすごいっていう触れ込みで発売されました。
ブラシレスモーターにFCUを取り付けるという構造の特許も取得したとか。
ブラシレスとは?という解説の前にまず、皆さんが使っている通常のモーターの仕組みを理解してもらいます。
通常のモーターは入れ物の側面に磁石が貼り付けられていて、中心にはこのようなコイルを巻いた軸があり、電気を流すと磁界が発生してコイルが回転する仕組みになっています。
また、通常のモーターはこのようにブラシと回転軸が接しているので回転摩擦と電気の流れによってモーター自体の温度が上昇していきます。
当然長く使っていくとこのブラシ自体も摩耗していくのでそのうち交換しなければなりませんし、ブラシと接するコミュテーターもクリーニングする必要があるのが通常のモーターです。
して、ブラシレスの場合は構造が普通のモーターとは逆になっています。
外側にコイルがあって回転軸側が磁石になります。
普通のモーターの内側と外側が入れ替わったってことですね。
この写真はちょっと特殊なモーターですが、コイルが外側にあり、中で回るのは磁石ですので回転軸に電気を流す必要がない構造になっています。
回転軸に電気を流す必要は無いのでブラシが必要ないってことになります。ブラシとコミュテーターの電気的接点はありません。
軸を固定しているベアリング以外の場所に摩擦は発生しないということです。
ですのでメンテナンスフリーで長寿命というわけです。
また、低回転時のトルク性、負荷が増えた時の回転数の安定性もあり、通常のモーターよりも省エネだと言われております。
で!OPTION NO.1のブラシレスモーターは更にプログラミングを施したチップと制御回路をモーターに取り付けてあり、以下の機能が使えるようになっています。
・バッテリーの残量警告アラーム
分りやすい商品名で言うなら「リポアラーム」ですね。それが内蔵されています。
どのくらいの残量でアラームを鳴らすかは選択が可能となっています。
・バーストモード
モーターの回転を制御して2点バーストから5点バーストまで設定できます。
・発射弾数の設定
付属のプログラミングボックスでモーターの回転数を制御して発射する弾数を299発まで設定ができます。
要はモーター側でリアカン設定できるってことですね。
モーターにFCUを組み付けたって感じですね。
FCUっていうのはファイアコントロールユニットの略で、電動ガンのスイッチ制御する商品群の総称になります。
Big-OutのDTMもGATEのTITANもBTCのキメラも全部FCUです。
こんな風に基盤が側面に貼り付けられています、エンドベルの内側にも基盤やチップが貼り付けられています。
元々製造コストの高いブラシレスモーターにFCUの機能を付けたから24800円になったのでしょうか。
これがプログラミングボックスです。
設定を変えるにはグリップエンドのカバーを外す必要があります。
このブラシレスモーターはただグリップ内に入れればいいという話ではなく、FCUが付いているのでメカボックスも空けてスイッチとの接続も行わなければなりません。だから上級者向けというわけなんですね。
メカボあけました。
青い線が信号線です。
FETと同じ配線接続にします。
プラス同士をスイッチ上で直接繋げて1本にしてしまい、空いたほうの端子に青い信号線をハンダ付けします。
ついでに中身をすこし追加でカスタムしました。
ピストンのレールの溝に薄いプラ板を貼って左右のガタつきを最小限に抑えました。
あと、セクターチップはプラ板で自作しました。
私のは素人なりにタペットの形状、発射サイクルと給弾タイミングなんかを考えてこんな形にしてみました。
とりあえずお試しで作ったのでその辺にあったタミヤの1mm厚プラ板を2枚重ねた物を加工して作りましたが、耐久性が気になるので次はABS板で作ろうかと思います。
おっと、話がずれてしまった。
あと、モーターの端子は通常の差込タイプです。
私は以前、丸型の端子をモーターのエンドベルのネジに留めていたので元に戻したのでした。
因みに説明書によると次世代M4の純正グリップにこのブラシレスモーターを入れる際はこの赤い部分を削る必要があるっていうことです。
説明書の写真が見づらかったので私の方で画像を作りました(笑)
金属削らないといけないってところも上級者向けです。
コレを削るならリューターかウェーブのヤスリスティックの120番かな。
因みに私が使っているMAGPUL PTSのEPGグリップには次世代のような突起が無かったのでそのまま使えそうです。
EPGグリップのレビュー記事はコチラ
ちょっと配線の色が変わっていますが気にしないで下さい。
シリコンコードを実験で使ってみただけなのでこの後、テフロン銀コードに変えてます。
で、肝心なレスポンスですがやっぱりすごいですね!
パスパスパスパスと軽い感じです。
EG-30000モーターからの変化は余裕で体感できます。
ゲームで使うのが楽しみです!
で、手元にはなにやらマルイのモーターが・・・・。
次回は他のモーターとのレスポンスを比較してみますよ~。
しかもちゃんと動作音をマイクで録音してレスポンスを数値化します。
お楽しみに!
ということでまた次回!
定価はなんと24800円!!!電動ガン用で最も高いモーターなのは間違いない!MP5クルツ買えちゃう!
このモーターは電動ガン用バッテリーでお馴染のOPTION NO.1が発売した商品です。
ブラシレス構造によってトルクが強く、セミのキレがすごいっていう触れ込みで発売されました。
ブラシレスモーターにFCUを取り付けるという構造の特許も取得したとか。
ブラシレスとは?という解説の前にまず、皆さんが使っている通常のモーターの仕組みを理解してもらいます。
通常のモーターは入れ物の側面に磁石が貼り付けられていて、中心にはこのようなコイルを巻いた軸があり、電気を流すと磁界が発生してコイルが回転する仕組みになっています。
また、通常のモーターはこのようにブラシと回転軸が接しているので回転摩擦と電気の流れによってモーター自体の温度が上昇していきます。
当然長く使っていくとこのブラシ自体も摩耗していくのでそのうち交換しなければなりませんし、ブラシと接するコミュテーターもクリーニングする必要があるのが通常のモーターです。
して、ブラシレスの場合は構造が普通のモーターとは逆になっています。
外側にコイルがあって回転軸側が磁石になります。
普通のモーターの内側と外側が入れ替わったってことですね。
この写真はちょっと特殊なモーターですが、コイルが外側にあり、中で回るのは磁石ですので回転軸に電気を流す必要がない構造になっています。
回転軸に電気を流す必要は無いのでブラシが必要ないってことになります。ブラシとコミュテーターの電気的接点はありません。
軸を固定しているベアリング以外の場所に摩擦は発生しないということです。
ですのでメンテナンスフリーで長寿命というわけです。
また、低回転時のトルク性、負荷が増えた時の回転数の安定性もあり、通常のモーターよりも省エネだと言われております。
で!OPTION NO.1のブラシレスモーターは更にプログラミングを施したチップと制御回路をモーターに取り付けてあり、以下の機能が使えるようになっています。
・バッテリーの残量警告アラーム
分りやすい商品名で言うなら「リポアラーム」ですね。それが内蔵されています。
どのくらいの残量でアラームを鳴らすかは選択が可能となっています。
・バーストモード
モーターの回転を制御して2点バーストから5点バーストまで設定できます。
・発射弾数の設定
付属のプログラミングボックスでモーターの回転数を制御して発射する弾数を299発まで設定ができます。
要はモーター側でリアカン設定できるってことですね。
モーターにFCUを組み付けたって感じですね。
FCUっていうのはファイアコントロールユニットの略で、電動ガンのスイッチ制御する商品群の総称になります。
Big-OutのDTMもGATEのTITANもBTCのキメラも全部FCUです。
こんな風に基盤が側面に貼り付けられています、エンドベルの内側にも基盤やチップが貼り付けられています。
元々製造コストの高いブラシレスモーターにFCUの機能を付けたから24800円になったのでしょうか。
これがプログラミングボックスです。
設定を変えるにはグリップエンドのカバーを外す必要があります。
このブラシレスモーターはただグリップ内に入れればいいという話ではなく、FCUが付いているのでメカボックスも空けてスイッチとの接続も行わなければなりません。だから上級者向けというわけなんですね。
メカボあけました。
青い線が信号線です。
FETと同じ配線接続にします。
プラス同士をスイッチ上で直接繋げて1本にしてしまい、空いたほうの端子に青い信号線をハンダ付けします。
ついでに中身をすこし追加でカスタムしました。
ピストンのレールの溝に薄いプラ板を貼って左右のガタつきを最小限に抑えました。
あと、セクターチップはプラ板で自作しました。
私のは素人なりにタペットの形状、発射サイクルと給弾タイミングなんかを考えてこんな形にしてみました。
とりあえずお試しで作ったのでその辺にあったタミヤの1mm厚プラ板を2枚重ねた物を加工して作りましたが、耐久性が気になるので次はABS板で作ろうかと思います。
おっと、話がずれてしまった。
あと、モーターの端子は通常の差込タイプです。
私は以前、丸型の端子をモーターのエンドベルのネジに留めていたので元に戻したのでした。
因みに説明書によると次世代M4の純正グリップにこのブラシレスモーターを入れる際はこの赤い部分を削る必要があるっていうことです。
説明書の写真が見づらかったので私の方で画像を作りました(笑)
金属削らないといけないってところも上級者向けです。
コレを削るならリューターかウェーブのヤスリスティックの120番かな。
因みに私が使っているMAGPUL PTSのEPGグリップには次世代のような突起が無かったのでそのまま使えそうです。
EPGグリップのレビュー記事はコチラ
ちょっと配線の色が変わっていますが気にしないで下さい。
シリコンコードを実験で使ってみただけなのでこの後、テフロン銀コードに変えてます。
で、肝心なレスポンスですがやっぱりすごいですね!
パスパスパスパスと軽い感じです。
EG-30000モーターからの変化は余裕で体感できます。
ゲームで使うのが楽しみです!
で、手元にはなにやらマルイのモーターが・・・・。
次回は他のモーターとのレスポンスを比較してみますよ~。
しかもちゃんと動作音をマイクで録音してレスポンスを数値化します。
お楽しみに!
ということでまた次回!
Posted by 大門団長 at 22:41│Comments(1)
│電動ガン VFC M4 スティンガー
この記事へのコメント
うおおおまさか大門さんが買うとは、しかもレビューまで出してくれるとは思わず驚きました!w
モーターのエンドベル付近にあたるESCも気になりますし、EG30000と比べてフルオートでのサイクルもどう変化するのか等々
次の更新で1サイクルの聴き比べがどれほどなのかを予定しているようで、何が公開されるかも含めて楽しみにしています!
モーターのエンドベル付近にあたるESCも気になりますし、EG30000と比べてフルオートでのサイクルもどう変化するのか等々
次の更新で1サイクルの聴き比べがどれほどなのかを予定しているようで、何が公開されるかも含めて楽しみにしています!
Posted by G at 2017年02月15日 23:25
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