2013年02月15日
マルイ電動 MP7A1 ⑦ 給弾不良解消
今週日曜はようやくサバゲができそうです!
その為にも給弾不良が続いていた電動MP7を修理しました。


MP7は給弾不良が多いという記事をよく見ます。それは初期のノズル形状が現在と異なる事や190連射マガジンの弾上がりが悪い等が理由です。
私のMP7は最新ロットの改善されたノズル、ハイサイクルMP5用ドラムマガジンやMAG製のスプリング式100連マガジンを装備しているのでずっと給弾不良とは全くの無縁でした。
が、去年の10月あたりにいきなり給弾不良が起こり始めたのだ!
症状として、フルオートで撃つと時々発射され、弾が出ない時は空撃ちの音になります。つまりはチャンバーまで弾が上っていないのです。
バレルの詰まりであれば発射音は普通に撃ってる時と同じ音がでます。
買ってから一度も給弾不良無く快適に使えていたのになぜ急に?
となるとやはりタペットプレートの消耗しか考えられません。なんでタペットプレートが給弾不良の原因なのよ?って方は以前書いたM4 CQB-Rの給弾不良についてをご覧下さい。
タペットが消耗すると連動するノズルが後退しなくなる→チャンバーの給弾口を軽く塞いでしまう=給弾不良
消耗したタペットと新品のタペットでどのくらい後退位置がズレるのかレッツ!検証!
上のメカボには消耗したタペットと消耗したセクターをセット。下のメカボには新品のタペットと新品のセクターをセット。

消耗タペットとセクターは約2万発ほど撃ったものです。
因みにメカボが2個あるのは以前こんなことが起こったので丸ごと1個注文していた為だ。
構造的にこの山が削れているとタペットプレートと接続されてるノズルが後退しなくなり、給弾不良が起こるのだ。
セクターギアとタペットプレートだけをセットしてネジを1箇所止めました。
ドライバーでセクターギヤを回してタペットが止まった場所が最大後退位置ということになるのだ!
新品タペット 新品セクター

消耗タペット 消耗セクター

ぬお!全然違う!
目測で大体0.5~0.6の差がありますね。こりゃー弾詰まるわけですわ!
というか給弾不良の原因はセクターにもありそうです。
左が新品、右が消耗

赤枠中の手前側の大きい歯でタペットを後退させています。写真では殆ど判りませんが右のギアの歯が若干ですが丸みを帯びて磨り減ってます。タペットプレートのプラと触れるところだから削れるハズないのですが、メカボ内の色んなギアの削れた粉がグリスと混ざって研磨剤の役割を果たしてるのではないかと思います。ハッキリとした原因はわかりませんが・・・。
試しに新品のセクターギアと消耗したタペットの組み合わせで実験してみると後退距離が少しマシになりましたし。
この大きな歯はタペットを最大まで後退させると同時にその位置でタペットをコンマ数秒停止させる役割も担っています。
タペットを一時停止させておいてBB弾がチャンバーに上がる時間を稼いでいるのだ!
なのでこの歯と触れてるタペットの山が削れると一時停止してる時間も短くなるということがわかります。
ってことは!タペットが消耗するとマガジンがBB弾をチャンバーに送り込む時間も稼げないし、BB弾がなんとか上がろうにも後退しないノズルが邪魔になるってこった!
判りづらいので画像で

セクターギアの特に青い線の部分とタペットの黄色で囲った山が削れると後退時間が短くなる。
すんごく判り辛い説明で申し訳ないです!要はセクターとタペット両方消耗するとすぐ給弾不良ということですわ!
私の運用方法だと大体2万発が限界点のようです。バッテリーはリポを使っていますから通常のニッ水ならばもう少し寿命が延びるかもしれません。
スプリング式マガジンでマルイ製のBB弾を使っていてチャンバー掃除してノズルも改善されたものを使って、それでも給弾不良起こるようなら一度セクターギアとタペットプレートの交換をしてみるとよいかもです。
組み込んでみたらバリバリ撃てるようになりました!

ぬいぐるみを抱えて眠そうなぺろ
その為にも給弾不良が続いていた電動MP7を修理しました。


MP7は給弾不良が多いという記事をよく見ます。それは初期のノズル形状が現在と異なる事や190連射マガジンの弾上がりが悪い等が理由です。
私のMP7は最新ロットの改善されたノズル、ハイサイクルMP5用ドラムマガジンやMAG製のスプリング式100連マガジンを装備しているのでずっと給弾不良とは全くの無縁でした。
が、去年の10月あたりにいきなり給弾不良が起こり始めたのだ!
症状として、フルオートで撃つと時々発射され、弾が出ない時は空撃ちの音になります。つまりはチャンバーまで弾が上っていないのです。
バレルの詰まりであれば発射音は普通に撃ってる時と同じ音がでます。
買ってから一度も給弾不良無く快適に使えていたのになぜ急に?
となるとやはりタペットプレートの消耗しか考えられません。なんでタペットプレートが給弾不良の原因なのよ?って方は以前書いたM4 CQB-Rの給弾不良についてをご覧下さい。
タペットが消耗すると連動するノズルが後退しなくなる→チャンバーの給弾口を軽く塞いでしまう=給弾不良
消耗したタペットと新品のタペットでどのくらい後退位置がズレるのかレッツ!検証!
上のメカボには消耗したタペットと消耗したセクターをセット。下のメカボには新品のタペットと新品のセクターをセット。

消耗タペットとセクターは約2万発ほど撃ったものです。
因みにメカボが2個あるのは以前こんなことが起こったので丸ごと1個注文していた為だ。
構造的にこの山が削れているとタペットプレートと接続されてるノズルが後退しなくなり、給弾不良が起こるのだ。

セクターギアとタペットプレートだけをセットしてネジを1箇所止めました。
ドライバーでセクターギヤを回してタペットが止まった場所が最大後退位置ということになるのだ!

新品タペット 新品セクター

消耗タペット 消耗セクター

ぬお!全然違う!
目測で大体0.5~0.6の差がありますね。こりゃー弾詰まるわけですわ!
というか給弾不良の原因はセクターにもありそうです。
左が新品、右が消耗

赤枠中の手前側の大きい歯でタペットを後退させています。写真では殆ど判りませんが右のギアの歯が若干ですが丸みを帯びて磨り減ってます。タペットプレートのプラと触れるところだから削れるハズないのですが、メカボ内の色んなギアの削れた粉がグリスと混ざって研磨剤の役割を果たしてるのではないかと思います。ハッキリとした原因はわかりませんが・・・。
試しに新品のセクターギアと消耗したタペットの組み合わせで実験してみると後退距離が少しマシになりましたし。
この大きな歯はタペットを最大まで後退させると同時にその位置でタペットをコンマ数秒停止させる役割も担っています。
タペットを一時停止させておいてBB弾がチャンバーに上がる時間を稼いでいるのだ!
なのでこの歯と触れてるタペットの山が削れると一時停止してる時間も短くなるということがわかります。
ってことは!タペットが消耗するとマガジンがBB弾をチャンバーに送り込む時間も稼げないし、BB弾がなんとか上がろうにも後退しないノズルが邪魔になるってこった!
判りづらいので画像で

セクターギアの特に青い線の部分とタペットの黄色で囲った山が削れると後退時間が短くなる。
すんごく判り辛い説明で申し訳ないです!要はセクターとタペット両方消耗するとすぐ給弾不良ということですわ!
私の運用方法だと大体2万発が限界点のようです。バッテリーはリポを使っていますから通常のニッ水ならばもう少し寿命が延びるかもしれません。
スプリング式マガジンでマルイ製のBB弾を使っていてチャンバー掃除してノズルも改善されたものを使って、それでも給弾不良起こるようなら一度セクターギアとタペットプレートの交換をしてみるとよいかもです。
組み込んでみたらバリバリ撃てるようになりました!

ぬいぐるみを抱えて眠そうなぺろ

Posted by 大門団長 at 21:40│Comments(0)
│電動ガン MP7A1
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