2018年05月18日
超小型LiPoチャージャー!
新しい充電器を導入しましたのでレビューしたいと思います。
今回買ったのはG FORCE製 「G2 S2 LiPo Charger」です。あと、放電器の「G2SD Discharger」も買いました。

STINGERでお世話になっている問屋さんでG FORCEを取り扱い始めたのでこのG2 S2 LiPo Chargerをフィールドで販売させていただこうかと。
サバゲーマーの間ではG FORCEというと聞きなれないメーカー名かもしれませんが、RC界ではそこそこ名の知れたメーカーです。
バッテリーや充電器は常にRC界が先を進んでいて、少し経ったらミリタリー界に持ち込まれるという流れですよね。
リポバッテリーもそんな感じでしたし。
ではまずG2 S2 LiPo Chargerから。

まず、なんといってもこの充電器の特徴はUSB電源から充電できるところですね!
モバイルバッテリーからも充電可能なのです!
しかも定価が1800円という安さ。
ご丁寧にマイクロUSB端子も付属しておりました。

そしてめちゃくちゃコンパクトなのです。単4電池2本分の大きさしかありません。

こちら側がマイクロUSBポートです。

こちらがバッテリーを接続するポートです。

充電時の出力は800mA固定らしいので電ハン用600mAh前後のバッテリーだと基本の1C以上の充電になりますがまぁそこまで問題無いでしょう。

因みに1Cとは何かを説明しますと、例えば500mAの容量のバッテリーを500mA(0.5A)の出力で充電すると1時間で満タンになるのですがこれを1C充電といいます。
500mAhのバッテリーに1000mA(1A)で充電すると2C充電になります。
リポバッテリーは1Cで充電することが推奨されていますから600mAhのリポに800mAhで充電することは1Cを超えているのですが実際は全くと言っていいほど問題ありません。
1C以上の充電を繰り返すとバッテリーの寿命が短くなると言われていますが、そもそもバッテリーの寿命は最初から個体差もありますし、使用する電動ガンの負荷のかかり具合や撃ち方で変わってくるので1C以上で充電することでの寿命なんて気にしなくて良いかと思います。
現にこの充電器の説明書にも500mAを0.8Aで充電すると40分と記述してあるっていうことはまぁそこまで気にしなくていいのかなと。
2Cを超える充電はさすがにやめた方がいいですが、1.5C以下なら大丈夫でしょう。
因みに2000mAを0.5Aなどで充電する1C以下に関しては全く問題ありません。むしろバッテリーをリフレッシュする際は一度放電しきってから低アンペアで充電することがあります。
何Cで充電するかも大事ですが、満充電で保管しておくことの方が危ないですからサバゲー後には必ず60%程度までは放電するようにしましょう。
満充電のまま高い気温に晒すと危険です。バッテリーは種類を問わず、温めると出力が上がるので常温で満タンに充電したバッテリーを暖かい場所に持っていくと、外気温に温められれてそこから更に出力が上がるので蓄えているエネルギーが限界突破してしまうのです。
そうなるとバッテリーはパンパンに膨らんでしまいます。万が一パッケージが破けるとリポバッテリーに封入されているガスが空気と触れて化学反応で発熱し、発火する危険性があります。
パッケージが膨らんだバッテリーは使用を中止して塩水に2日程度付けこんで放電しきってから自治体の廃棄方法に従って廃棄してください。
ですから、夏場のサバゲーなんかの場合は充電を90%程度にしておくことをオススメします。電動ガンに入れるとバッテリーが暖かくなって出力が上がりますので。
そのまま使い続けて容量減らせばいいですが、サバゲーの場合は少し使って休憩しての繰り返しなので100%充電だと特に暑い日の定例会の1ゲーム目の後の休憩時間は100%超えている可能性が高いです(笑)
では早速充電してみますよ!今回はAndroidスマホに付属していた充電器を使用しています。

充電器はほんのり温かくなっています。
因みに、USB電源は2A以上の出力が必要ですのでモバイルバッテリーで充電する際は2A出力のポートじゃないと充電不可です。
小さいモバイルバッテリーは出力が0.5Aだったり1Aだったりするので要確認ですね。
あと、我が家のテレビに備わっているUSBポートでは充電不可でした。これは機器によるかと。
ノートPCのUSB端子は充電可能でした。
まぁどこの家庭にも2A出力の充電器はあるでしょうから、普通にiPhoneなどの充電器にマイクロUSBケーブル挿すだけでOKです。
無い場合でも最近はダイソーにも300円で2AのUSB充電器売ってますしね。
緑ランプが点灯しましたので充電完了です。

ET1の充電器で容量を見てみると2セルとも100になっていました。

おー普通に充電できるね!
これで1800円なら全然いいですね。
安いので初期投資を抑えたいライトユーザーや初心者にオススメできます。
さて、別に明日サバゲー行くわけでもないのに充電してしまったのでG2SD Dischargerで放電していきたいと思います(笑)

こちらも1800円ほどで買えます。
もうこれは簡単です。端子を繋ぐだけで放電が始まります。

HOT♨と書いてあるので触ってみるとそこそこ熱かったです。サーマルカメラで計測したら45度程度まで温度が上昇していました。
ですのでサバゲー終わった後にこれにバッテリー繋いだままリポバッグとかに入れないように!!
説明書を見ると勝手に適正容量まで放電してくれるらしいです。点滅する回数で残量が分かるのでリポチェッカーの役割も果たしますね。

この1400mAhは1時間10分ほどで放電完了しました。
電圧を見てみると1セルが28で2セルが29でした。ちゃんとストレージ電圧まで下がってますね。よいよい。

ということでG2 S2 LiPo ChargerとG2SD Dischargerは普通にオススメできます。
3600円で充電器と放電器が揃えられるとは良い時代になりましたね。
たまーにしかサバゲー行かないけど自分の銃とかでサバゲーしたいって方はこの組み合わせは安く済むのでオススメできますね!
コンパクトで最低限の機能は備わっています。
特にインドアメインの方は電車移動の人が多いですからこのコンパクトな充電器は良いかと思いますよ。現地でコンセント無くてもモバイルバッテリーで充電できますし。"とりあえず"の性能は有しています。
耐久性はこれから使ってみて確かめてみます。
まぁでも壊れても1800円なら「まぁいいか、買い直そう」と思える値段ですので精神的ダメージはそこまで大きくはないかと。
これからガッツリサバゲー始めるぜ!って方は5000円~10000円クラスの2セルと3セル対応で出力も可変式の充電器を買えば良いと思います。
みなさん、バッテリーをしばらく使わない場合は必ず放電してストレージ電圧で保管しましょうね。
ということでまた次回!
今回買ったのはG FORCE製 「G2 S2 LiPo Charger」です。あと、放電器の「G2SD Discharger」も買いました。

STINGERでお世話になっている問屋さんでG FORCEを取り扱い始めたのでこのG2 S2 LiPo Chargerをフィールドで販売させていただこうかと。
サバゲーマーの間ではG FORCEというと聞きなれないメーカー名かもしれませんが、RC界ではそこそこ名の知れたメーカーです。
バッテリーや充電器は常にRC界が先を進んでいて、少し経ったらミリタリー界に持ち込まれるという流れですよね。
リポバッテリーもそんな感じでしたし。
ではまずG2 S2 LiPo Chargerから。

まず、なんといってもこの充電器の特徴はUSB電源から充電できるところですね!
モバイルバッテリーからも充電可能なのです!
しかも定価が1800円という安さ。
ご丁寧にマイクロUSB端子も付属しておりました。

そしてめちゃくちゃコンパクトなのです。単4電池2本分の大きさしかありません。

こちら側がマイクロUSBポートです。

こちらがバッテリーを接続するポートです。

充電時の出力は800mA固定らしいので電ハン用600mAh前後のバッテリーだと基本の1C以上の充電になりますがまぁそこまで問題無いでしょう。

因みに1Cとは何かを説明しますと、例えば500mAの容量のバッテリーを500mA(0.5A)の出力で充電すると1時間で満タンになるのですがこれを1C充電といいます。
500mAhのバッテリーに1000mA(1A)で充電すると2C充電になります。
リポバッテリーは1Cで充電することが推奨されていますから600mAhのリポに800mAhで充電することは1Cを超えているのですが実際は全くと言っていいほど問題ありません。
1C以上の充電を繰り返すとバッテリーの寿命が短くなると言われていますが、そもそもバッテリーの寿命は最初から個体差もありますし、使用する電動ガンの負荷のかかり具合や撃ち方で変わってくるので1C以上で充電することでの寿命なんて気にしなくて良いかと思います。
現にこの充電器の説明書にも500mAを0.8Aで充電すると40分と記述してあるっていうことはまぁそこまで気にしなくていいのかなと。
2Cを超える充電はさすがにやめた方がいいですが、1.5C以下なら大丈夫でしょう。
因みに2000mAを0.5Aなどで充電する1C以下に関しては全く問題ありません。むしろバッテリーをリフレッシュする際は一度放電しきってから低アンペアで充電することがあります。
何Cで充電するかも大事ですが、満充電で保管しておくことの方が危ないですからサバゲー後には必ず60%程度までは放電するようにしましょう。
満充電のまま高い気温に晒すと危険です。バッテリーは種類を問わず、温めると出力が上がるので常温で満タンに充電したバッテリーを暖かい場所に持っていくと、外気温に温められれてそこから更に出力が上がるので蓄えているエネルギーが限界突破してしまうのです。
そうなるとバッテリーはパンパンに膨らんでしまいます。万が一パッケージが破けるとリポバッテリーに封入されているガスが空気と触れて化学反応で発熱し、発火する危険性があります。
パッケージが膨らんだバッテリーは使用を中止して塩水に2日程度付けこんで放電しきってから自治体の廃棄方法に従って廃棄してください。
ですから、夏場のサバゲーなんかの場合は充電を90%程度にしておくことをオススメします。電動ガンに入れるとバッテリーが暖かくなって出力が上がりますので。
そのまま使い続けて容量減らせばいいですが、サバゲーの場合は少し使って休憩しての繰り返しなので100%充電だと特に暑い日の定例会の1ゲーム目の後の休憩時間は100%超えている可能性が高いです(笑)
では早速充電してみますよ!今回はAndroidスマホに付属していた充電器を使用しています。

充電器はほんのり温かくなっています。
因みに、USB電源は2A以上の出力が必要ですのでモバイルバッテリーで充電する際は2A出力のポートじゃないと充電不可です。
小さいモバイルバッテリーは出力が0.5Aだったり1Aだったりするので要確認ですね。
あと、我が家のテレビに備わっているUSBポートでは充電不可でした。これは機器によるかと。
ノートPCのUSB端子は充電可能でした。
まぁどこの家庭にも2A出力の充電器はあるでしょうから、普通にiPhoneなどの充電器にマイクロUSBケーブル挿すだけでOKです。
無い場合でも最近はダイソーにも300円で2AのUSB充電器売ってますしね。
緑ランプが点灯しましたので充電完了です。

ET1の充電器で容量を見てみると2セルとも100になっていました。

おー普通に充電できるね!
これで1800円なら全然いいですね。
安いので初期投資を抑えたいライトユーザーや初心者にオススメできます。
さて、別に明日サバゲー行くわけでもないのに充電してしまったのでG2SD Dischargerで放電していきたいと思います(笑)

こちらも1800円ほどで買えます。
もうこれは簡単です。端子を繋ぐだけで放電が始まります。

HOT♨と書いてあるので触ってみるとそこそこ熱かったです。サーマルカメラで計測したら45度程度まで温度が上昇していました。
ですのでサバゲー終わった後にこれにバッテリー繋いだままリポバッグとかに入れないように!!
説明書を見ると勝手に適正容量まで放電してくれるらしいです。点滅する回数で残量が分かるのでリポチェッカーの役割も果たしますね。

この1400mAhは1時間10分ほどで放電完了しました。
電圧を見てみると1セルが28で2セルが29でした。ちゃんとストレージ電圧まで下がってますね。よいよい。

ということでG2 S2 LiPo ChargerとG2SD Dischargerは普通にオススメできます。
3600円で充電器と放電器が揃えられるとは良い時代になりましたね。
たまーにしかサバゲー行かないけど自分の銃とかでサバゲーしたいって方はこの組み合わせは安く済むのでオススメできますね!
コンパクトで最低限の機能は備わっています。
特にインドアメインの方は電車移動の人が多いですからこのコンパクトな充電器は良いかと思いますよ。現地でコンセント無くてもモバイルバッテリーで充電できますし。"とりあえず"の性能は有しています。
耐久性はこれから使ってみて確かめてみます。
まぁでも壊れても1800円なら「まぁいいか、買い直そう」と思える値段ですので精神的ダメージはそこまで大きくはないかと。
これからガッツリサバゲー始めるぜ!って方は5000円~10000円クラスの2セルと3セル対応で出力も可変式の充電器を買えば良いと思います。
みなさん、バッテリーをしばらく使わない場合は必ず放電してストレージ電圧で保管しましょうね。
ということでまた次回!
Posted by 大門団長 at 21:00│Comments(0)
│バッテリー関連
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