2017年04月04日
最強の電動ハンドガンを作る⑦ 気密取り&ショートストローク化
あのね、すっかり忘れてましたよ。最強の電動ハンドガンの記事を書くのを(笑)
つーことでいよいよ完結編!
実際にはもう1月の時点で完成してサバゲーで何回も使っていたんだけどね!
これまでのまとめ
最強の電動ハンドガンを作る⑥ MOSFET組込み
最強の電動ハンドガンを作る⑤ ほぼ完成!
最強の電動ハンドガンを作る④ ピストンヘッド自作!
最強の電動ハンドガンを作る③ インナーバレル交換
最強の電動ハンドガンを作る② 1100mAhバッテリー
最強の電動ハンドガンを作る① 準備編
では最後の仕上げの気密とショートストロークトリガーをやっていきますよ!
電動ハンドガンのエアルート周りはゴムパッキンが多用されているのでエア漏れが多いと言われがちなんですが、実際にそこまで漏れてるわけでもないです。
ノズルに関しては赤く塗ってある部分にギヤ用の高粘度グリスを塗るだけで十分な気密効果が得られました。


Oリングをカサ増しして気密を取る方法もありますが、ノズルの摩擦抵抗が増えるとメカボックスのギヤに負担が掛かります。
まぁそんな致命的な負担にはならんのですが、抵抗が増えてフルオート時のサイクルが少し遅くなるから高粘度グリス程度にとどめておくのが一番良いと思います。
そんなところより漏れてるのはコッチだぜ!

高粘度グリスをモリモリに塗っておいても10発程度撃つとここからエアが漏れてグリスを吹き飛ばしてしまうという!
再度ここをグリスで塞ぐと初速が1.5m/s程度上がることが判明。
なので細切りにしたセロハンテープを1週ほど巻いて対策を講じました。

エポキシ接着剤やネジロック剤で気密を取ってもいいですが整備する際に面倒なのでテープが最適と判断。
チャンバーで挟むとテープでカサを増した分パッキンとバレルが密着してエア漏れを防ぐという具合です。

ホップレバーが掛かるところまでテープを巻いてしまうと弾道に悪影響を及ぼす恐れがあるのでテープの幅は2mm程度が最適です。
さて、今度はトリガーのショートストローク化です。
電動ハンドガン グロック18Cはトリガーユニットとチャンバーが一体化してますね。
半分に割るとトリガーにアクセスできる。

まぁ電動ハンドガンでセミ連射ってあんまりやらないからショートストローク化の恩恵なんてたかが知れてるんだけどネタ的に面白いのでやりますよ(笑)
ガスブロみたいにシアをきる感覚なんて元々無いんだから、だったら徹底的にトリガーをスイッチっぽくしてやろうという感じかな?
ショートストローク化には色んな方法があると思いますが私の場合はここにプラ板を貼ってトリガーの引きしろを短くしてみました。

トリガーの引きしろを短くしたということはスイッチの方もカサ増ししないと通電しなくなるのでスイッチユニットもイジっていきますよ。
スイッチには1mmのプラ板を斜めに貼ってみました。


収めるとこんな感じ。

初めからスイッチが少し押されている状態になっています。
かなり攻めてみました(笑)

ん~あと0.5mmくらいはいけたかな?
トリガー側の引きしろを絞るとカットオフレバーが利かなくなってフルオートしか撃てなくなりますからこのようにカムに1mmのプラ板を貼ります。ただ貼るだけだとすぐに剥がれるので0.8mmの真鍮線も通してあります。

この白い突起がセクターギアに押されて上に飛び出てトリガーバーを跳ね上げで通電を遮断する仕組みになっているんです。
これでトリガーストロークが半分になりました。
ホントにスイッチ感が増しましたね(笑)
この工作に関しては自己満足みたいなもんです。
で、クソ長いインナーバレルが出たままだとダサすぎるのでサイレンサーを取り付けていきますよ。

グロックって「コレ!」みたいなサイレンサー付ける決定的な方法が無いんですよね。
ほら、ハイキャパEとかはスマートに取り付けられるじゃん?そういうスマートな方法が無いっていうね。
いくら電動ハンドガンがリアル志向じゃないからとは言え、この純正のアタッチメントレイル付けるには抵抗あるし・・・
ライラクスのSASキットはカッコいいけどCQCホルスターに収まらなくなるから嫌なのよね。重くなるし。
これは専用のインナーバレルが必要だし・・・そのインナーバレルじゃ初速90m/s無理だし・・・
そういうわけで今回はPDIのサイレンサーアダプターにしました。

っていうかもうコレしか選択肢なかったし!
3ヶ所のイモネジを締めこんでインナーバレルに固定する方式ですな!
一応マズルにもすこし被さる感じなのでブレ止めの効果もあります。
サイレンサーは安定のKM企画!

30mm径で長さが110mmのやつです。前回の記事でUSPコンパクトに装着してたやつです。ハンドガンに似合うサイズ!
つーことでこれで全ての項目をクリア!
初速UP関連
・気密UP&エアフロー改善
・強化スプリング交換
・フルシリンダー搭載
・コン電用セクターギア移植
・コン電用フルストロークピストン移植
・フルストローク対応の薄型ピストンヘッド自作
・インナーバレル延長
電源関連
・専用端子のオミット
・高効率配線に引き直し
・大容量バッテリー搭載
レスポンス関連
・MOSFET装着
・トリガーのショートストローク化
ん~やっぱり苦労したのはピストンヘッド自作と大容量バッテリー搭載かな。
特に電ハンに1100mAhのリポを内蔵できたのは私が世界初でしょう(笑)
しかも20AヒューズとMOSFETも入ってますからね。
サバゲーでも使ってますがかなり反則チックな性能です。めちゃ軽くて初速91m/sで400発撃てる上に40mフラットで飛ぶので交戦距離が長くても長モノ所持者に勝てます。その辺のM4となんら変わりありません。寿命が短いことを除けば(笑)
弾速チェック時にフィールドスタッフさんが毎回ビックリしてますね!

間違いなく世界一性能の良い電動ハンドガンに仕上がりました。
現在、3500発程度撃っているのでそろそろセクターが逝きそうな気配がする(笑)
今後のメンテナンスを考えるとスプリングに関してはノーマルにゲタかます程度でいい気もしますね。初速低下しますが。
そんなわけで最強の電動ハンドガン計画でした!!
セクター逝ったらまた記事書きます(笑)
ということでまた次回!
つーことでいよいよ完結編!
実際にはもう1月の時点で完成してサバゲーで何回も使っていたんだけどね!
これまでのまとめ
最強の電動ハンドガンを作る⑥ MOSFET組込み
最強の電動ハンドガンを作る⑤ ほぼ完成!
最強の電動ハンドガンを作る④ ピストンヘッド自作!
最強の電動ハンドガンを作る③ インナーバレル交換
最強の電動ハンドガンを作る② 1100mAhバッテリー
最強の電動ハンドガンを作る① 準備編
では最後の仕上げの気密とショートストロークトリガーをやっていきますよ!
電動ハンドガンのエアルート周りはゴムパッキンが多用されているのでエア漏れが多いと言われがちなんですが、実際にそこまで漏れてるわけでもないです。
ノズルに関しては赤く塗ってある部分にギヤ用の高粘度グリスを塗るだけで十分な気密効果が得られました。


Oリングをカサ増しして気密を取る方法もありますが、ノズルの摩擦抵抗が増えるとメカボックスのギヤに負担が掛かります。
まぁそんな致命的な負担にはならんのですが、抵抗が増えてフルオート時のサイクルが少し遅くなるから高粘度グリス程度にとどめておくのが一番良いと思います。
そんなところより漏れてるのはコッチだぜ!

高粘度グリスをモリモリに塗っておいても10発程度撃つとここからエアが漏れてグリスを吹き飛ばしてしまうという!
再度ここをグリスで塞ぐと初速が1.5m/s程度上がることが判明。
なので細切りにしたセロハンテープを1週ほど巻いて対策を講じました。

エポキシ接着剤やネジロック剤で気密を取ってもいいですが整備する際に面倒なのでテープが最適と判断。
チャンバーで挟むとテープでカサを増した分パッキンとバレルが密着してエア漏れを防ぐという具合です。

ホップレバーが掛かるところまでテープを巻いてしまうと弾道に悪影響を及ぼす恐れがあるのでテープの幅は2mm程度が最適です。
さて、今度はトリガーのショートストローク化です。
電動ハンドガン グロック18Cはトリガーユニットとチャンバーが一体化してますね。
半分に割るとトリガーにアクセスできる。

まぁ電動ハンドガンでセミ連射ってあんまりやらないからショートストローク化の恩恵なんてたかが知れてるんだけどネタ的に面白いのでやりますよ(笑)
ガスブロみたいにシアをきる感覚なんて元々無いんだから、だったら徹底的にトリガーをスイッチっぽくしてやろうという感じかな?
ショートストローク化には色んな方法があると思いますが私の場合はここにプラ板を貼ってトリガーの引きしろを短くしてみました。

トリガーの引きしろを短くしたということはスイッチの方もカサ増ししないと通電しなくなるのでスイッチユニットもイジっていきますよ。
スイッチには1mmのプラ板を斜めに貼ってみました。


収めるとこんな感じ。

初めからスイッチが少し押されている状態になっています。
かなり攻めてみました(笑)

ん~あと0.5mmくらいはいけたかな?
トリガー側の引きしろを絞るとカットオフレバーが利かなくなってフルオートしか撃てなくなりますからこのようにカムに1mmのプラ板を貼ります。ただ貼るだけだとすぐに剥がれるので0.8mmの真鍮線も通してあります。

この白い突起がセクターギアに押されて上に飛び出てトリガーバーを跳ね上げで通電を遮断する仕組みになっているんです。
これでトリガーストロークが半分になりました。
ホントにスイッチ感が増しましたね(笑)
この工作に関しては自己満足みたいなもんです。
で、クソ長いインナーバレルが出たままだとダサすぎるのでサイレンサーを取り付けていきますよ。

グロックって「コレ!」みたいなサイレンサー付ける決定的な方法が無いんですよね。
ほら、ハイキャパEとかはスマートに取り付けられるじゃん?そういうスマートな方法が無いっていうね。
いくら電動ハンドガンがリアル志向じゃないからとは言え、この純正のアタッチメントレイル付けるには抵抗あるし・・・
ライラクスのSASキットはカッコいいけどCQCホルスターに収まらなくなるから嫌なのよね。重くなるし。
これは専用のインナーバレルが必要だし・・・そのインナーバレルじゃ初速90m/s無理だし・・・
そういうわけで今回はPDIのサイレンサーアダプターにしました。

っていうかもうコレしか選択肢なかったし!
3ヶ所のイモネジを締めこんでインナーバレルに固定する方式ですな!
一応マズルにもすこし被さる感じなのでブレ止めの効果もあります。
サイレンサーは安定のKM企画!

30mm径で長さが110mmのやつです。前回の記事でUSPコンパクトに装着してたやつです。ハンドガンに似合うサイズ!
つーことでこれで全ての項目をクリア!
初速UP関連
・気密UP&エアフロー改善
・強化スプリング交換
・フルシリンダー搭載
・コン電用セクターギア移植
・コン電用フルストロークピストン移植
・フルストローク対応の薄型ピストンヘッド自作
・インナーバレル延長
電源関連
・専用端子のオミット
・高効率配線に引き直し
・大容量バッテリー搭載
レスポンス関連
・MOSFET装着
・トリガーのショートストローク化
ん~やっぱり苦労したのはピストンヘッド自作と大容量バッテリー搭載かな。
特に電ハンに1100mAhのリポを内蔵できたのは私が世界初でしょう(笑)
しかも20AヒューズとMOSFETも入ってますからね。
サバゲーでも使ってますがかなり反則チックな性能です。めちゃ軽くて初速91m/sで400発撃てる上に40mフラットで飛ぶので交戦距離が長くても長モノ所持者に勝てます。その辺のM4となんら変わりありません。寿命が短いことを除けば(笑)
弾速チェック時にフィールドスタッフさんが毎回ビックリしてますね!

間違いなく世界一性能の良い電動ハンドガンに仕上がりました。
現在、3500発程度撃っているのでそろそろセクターが逝きそうな気配がする(笑)
今後のメンテナンスを考えるとスプリングに関してはノーマルにゲタかます程度でいい気もしますね。初速低下しますが。
そんなわけで最強の電動ハンドガン計画でした!!
セクター逝ったらまた記事書きます(笑)
ということでまた次回!
Posted by 大門団長 at 22:52│Comments(0)
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