2012年08月20日
EXPS型ホロサイト 自作レンズカバー


ホロサイトのレンズはBB弾が当たると割れてしまいます。
前線が大好きな私は以前からいつホロサイトのレンズが割れるかビクビクしていました。
ホロサイトシールドは普通に市販品が売られていますがあんなものに1200円出さなきゃならんのか・・・・と考えていると、ものづくり大国に生ける日本人として魂がブルブル震えてきたので自作することにしました。つまり貧乏なんです。
というわけで中華製 EXPS&XPS型ホロサイト対応のレンズカバーを作っていきます。
使う道具はこんな感じです。

左から定規(金属製が望ましい)、ラジオペンチ、ライター、Pカッター、ニッパー、ペン。どれもホームセンターで手に入れることができます。
予め断っておきますが、道具をそろえるだけで1000円を越えるので自作で3個くらい作らないと元取れないです。
意味わかりませんがやっていきたい思います。

素材はアクリル板のA4サイズ1ミリ厚。ホームセンター等で300円くらいで売っています。「強化透明」「透明度抜群」の文字がなんとも頼もしい!!

とりあえず、横3.7センチ、縦8センチに切り出します。
まずは横幅が3.7センチのところに印をつけます。

印のとこを基点に垂直方向に8センチ、Pカッターで切り込みを入れていきます。
ちなみにPカッターとはプラ板を切る為の道具で先端のカギ爪でプラを引っかいて溝を彫ります。んで折ります。
チョコレート的な感じです。ワラシナ君は甘いもの嫌いなクセにスゲー太ってます。
コツとしては最初は軽く傷をつけるくらいの力でスーっと定規に沿って引いていきます。
刃が走りやすくなってきたら力を入れてギィィィーっと引きます。溝が大体半分くらいの深さまで彫れたら手でポキっと折ります。
切り出したらこんな感じ。

画像のように切り込みを入れておきます。ここは折らないでください。

オレンジ色のラインをニッパーで切ります。

大体こんな感じになればOK。次は切り込みを入れたところの端から4ミリの地点に印をつけて、そっから垂直方向に切り込みを入れていきます。オレンジのラインですね。

ニッパーでこのように切ります。

そのあとにラジオペンチでポキっと折ってしまいます。手だと難しいです。

次は切り込みを入れたところを曲げる作業になります。
切り込みにあわせて大きめの目玉クリップで挟み、ライターであぶっていきます。あぶりすぎるとアクリル板に火が付くのでほどほどに。

5秒くらいあぶって、アクリル板が自重で折れはじめたら机に押し付けます。やけどに注意!
折る角度は90度くらいならそんなに気にしなくていいです。折ったら息を吹きかけて冷やして固めます。

あぶったところが焦げてますが取り付けると見えなくなるので気にしません。変な曲がり方になったりしたらもう一度あぶってから再度押し付けてください。
できればアンビルバイスなどあれば理想的です。こんなやつ

ここの角をニッパーでテキトーに切り落とします。ここは重要ではないので写真のようにテキトーで構わないです。

ホロサイトのガワと本体の間に差し込みます。後ろからはみ出るはずなので余分なところをテキトーな位置でカットします。
私は画像の赤いラインくらいでカットしてます。あまり前方で切ると保持力が落ちます。

保持力が弱いようならテープを張るなりして厚みを持たせてください。

左が最初に作ったやつ。右がレクチャー用に作ったやつ。
最初に作ったやつの方はアンビルバイスを使ったので折れ目がキレイになってます。
慣れてくれば1個5分くらいで作れるようになります。装着しても変な映り込みは一切ありません!
一見難しい作業に見えますが、案ずるよりも産むが易しってやつです。手を動かせば意外なほど簡単にできてしまいますので気になる方は是非チャレンジしてみてください!

MP7をタンカラーに塗装できたので次回はその記事を書きたいと思います!
Posted by 大門団長 at 22:00│Comments(0)
│次世代M4
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