2012年07月27日
次世代 M4 CQB-R ③ ホロサイト分解・改造
CIMAXでの定例会でホロサイトの不具合が発生したのでそれを改善したいと思いまする。
レティクルをどんだけ調整しても着弾点より上になってしまうという問題です。
全く、すぐ壊れるぜメイドインチャイナ。
我々日本人はものづくり大国に生ける者としてこんな大陸製レプリカに振り回されては先進国としての沽券に関わるのだ。
マウントと本体の間に隙間が開いちゃってるぜ!マリアナ海溝の如し
コレが日本の技術です。本体とカバーの間に0.7ミリのプラ版を切って挟みました。
本体をマウントに押さえ付けることで直りました。
と、寒気がするほどすぐ終わってしまったので更に日本の高度な技術力を誇示する為にも大陸製品に魔改造を施します。
レティクルをサークルからドットに変更してみたいと思います。誰に需要があるカスタムなんだよって感じですがこれまたホロサイトの分解記事ってなかなか見かけないのでやっていきたいと思います。
EO-TECH EXPS-3 ホロサイト ドットサイト(QDマウント付き) 新型ホロサイト
コレはこれでリアルっぽくて良いのだけど30メートル以上離れた敵を狙う時に円がすごく邪魔なのだ!ずっと使っていたCOMP M4のドットに慣れてたせいかも!
ということでレッツ破壊!尖閣諸島は渡さねぇ!
3ミリレンチでレバー部分を取り外します。
両サイドにある計4個のネジもレンチで外していきます。
カバーを後ろ側に引っ張ると取れます。途中、マウントレバーの切り欠きで引っかかりますが指で外側に広げてスライドさせます。ボタンのゴムは千切れそうになりますが千切れないので思い切って引っ張り出します。
なお、部品等は無くさぬ様に100均のバットに置いておくと良いです。切った貼ったはどうにでもなるけど、無くなられると戦えなくなります。
このホロサイトは取り付けると傾いてしまうのでこのようにプラ板とプラテープでゲタをかませて調整します。これは古くより日本に存在した「高床式」からヒントを得、現在の技術に転用したものになります
後ろ側の4箇所のプラスネジを外します。上は外さなくても大丈夫です。下は本体とマウントを接続しているネジになります。
次にマウントの下についている4つのプラスネジを外します。ココは出荷時から緩い個体が多いのでいつの間にか脱落している可能性が大です。
本体の受け側のプラが非常にモロくて少し締め込んだだけで割れます。割れると本体が浮いてしまい、レティクルが下に行かなくなるというこの記事の最初の症状になってしまいます。
というか最初から割れているものもあります。
コレでマウントと本体が分離します。
バネが2本ありますので引っ張って取ります。
LEDユニットを引っ張り出します。「貧弱なハンダ付け」という大陸の地雷が仕掛けてあるので慎重に。万が一の為にハンダこてを用意しておくことで危機を回避できます。
その次は基盤の下に入っているベースを取り出しますこの際も地雷に注意!てかこれっぽっちの中身で1万円近くするとかハンパないぜ大陸製!絶対中身よりマウントとカバーの方が高いぜコレ。
基盤のベースの突起をプラテープで盛り上げています。こうすることで上下の調整可能領域が広がります。
以前、上下調整幅の狭さに疑問を感じて行った工作です。
コレが心臓部。
ピンセットでペリっと剥がしてしまいます。大陸の技術なんてピンセットで一撃。
厚紙を4ミリ×3.5ミリの大きさに切ってからテキトーな位置に針でツンと穴を開けます。今回は写真用紙を使ってみました。光を通さない物なら何でも良いです。アルミホイルとか空き缶のアルミなんかやりやすいかも!
ハメ込んで瞬間接着剤で固定します。てか剥がれいようにできれば普通にのりでも大丈夫です。
おっ!イイ感じに光っておるぞ!
じゃあ元に戻していきます。
基盤のベースを元の場所へ。
LEDユニットを元の場所に入れてから基盤ベースを被せます。
基盤ベースは奥のヒンジっぽいダボにはめます。
後はバラした手順と逆を行えば元に戻るはずです。
今回はEXPS型を分解しましたが大陸製レプリカなら553、557タイプも同じ構造をしています。
因みに後ろのカバーを外すとこんなん。
元に戻してレティクルを見てみると・・・・・
おっ!なかなかええやんけ!これならイケるぜ!
MP7に取り付けていたホロサイトも同じ処理をしました。
こっちは厚紙ではなく、最初から付いていたやつに遮光剤を塗る方法を行ってみました。
コレが遮光剤に使った模型用塗料。GSIクレオスというメーカーの塗料で、塗ってから布で擦ると本物の鉄の様に輝く優れた塗料だ。この塗料の顔料が光を遮るのだ。
クレオス・Mrメタルカラー・MC-212 アイアン
どっちが楽かっつったら厚紙でした。塗るほうがドットが小さくなるけど塗るのムズイから厚紙の方がラクちん。
以上ホロサイトの分解記事でした。皆さんも不具合があったら日本人として大陸製に立ち向かっていって欲しいと思う所存でございます。
もちろん元に戻せなくなっても責任は負いませんのでご了承下さいませ。
そんで先週日曜にてっちゃんとてっちゃんの会社の同僚の方と3人でサバゲーフィールドbeamに行って使ってきました!
beamのワンコがかわいいので50枚くらい写真撮らせてもらいました。ゲーム中の写真なぞありません。
初対面なのに日頃鍛えている私のマッサージテクにメロメロのbeam犬。
ホロサイトは非常に調子が良く快適にゲームができた。
最後のフラッグ争奪戦で奪取のチャンスがあったので、カッコつけてダイビングフラッグ奪取をしてチームを勝利に導いた。もちろん仲間の力添えあっての奪取だ。
beamは平坦だが微妙な起伏、ブッシュや人口物が混在していてなかなか楽しいフィールドだったのでまた遊びに行きたい。
2013/09/19 追記
ホロサイト分解記事の続きをアップしました。
次世代M4 MK18 mod.1 ⑲ ホロサイト分解その2
完膚なきまでにバラしましたので是非こちらの記事もどうぞ!
レティクルをどんだけ調整しても着弾点より上になってしまうという問題です。
全く、すぐ壊れるぜメイドインチャイナ。
我々日本人はものづくり大国に生ける者としてこんな大陸製レプリカに振り回されては先進国としての沽券に関わるのだ。
マウントと本体の間に隙間が開いちゃってるぜ!マリアナ海溝の如し
コレが日本の技術です。本体とカバーの間に0.7ミリのプラ版を切って挟みました。
本体をマウントに押さえ付けることで直りました。
と、寒気がするほどすぐ終わってしまったので更に日本の高度な技術力を誇示する為にも大陸製品に魔改造を施します。
レティクルをサークルからドットに変更してみたいと思います。誰に需要があるカスタムなんだよって感じですがこれまたホロサイトの分解記事ってなかなか見かけないのでやっていきたいと思います。
EO-TECH EXPS-3 ホロサイト ドットサイト(QDマウント付き) 新型ホロサイト
コレはこれでリアルっぽくて良いのだけど30メートル以上離れた敵を狙う時に円がすごく邪魔なのだ!ずっと使っていたCOMP M4のドットに慣れてたせいかも!
ということでレッツ破壊!尖閣諸島は渡さねぇ!
3ミリレンチでレバー部分を取り外します。
両サイドにある計4個のネジもレンチで外していきます。
カバーを後ろ側に引っ張ると取れます。途中、マウントレバーの切り欠きで引っかかりますが指で外側に広げてスライドさせます。ボタンのゴムは千切れそうになりますが千切れないので思い切って引っ張り出します。
なお、部品等は無くさぬ様に100均のバットに置いておくと良いです。切った貼ったはどうにでもなるけど、無くなられると戦えなくなります。
このホロサイトは取り付けると傾いてしまうのでこのようにプラ板とプラテープでゲタをかませて調整します。これは古くより日本に存在した「高床式」からヒントを得、現在の技術に転用したものになります
後ろ側の4箇所のプラスネジを外します。上は外さなくても大丈夫です。下は本体とマウントを接続しているネジになります。
次にマウントの下についている4つのプラスネジを外します。ココは出荷時から緩い個体が多いのでいつの間にか脱落している可能性が大です。
本体の受け側のプラが非常にモロくて少し締め込んだだけで割れます。割れると本体が浮いてしまい、レティクルが下に行かなくなるというこの記事の最初の症状になってしまいます。
というか最初から割れているものもあります。
コレでマウントと本体が分離します。
バネが2本ありますので引っ張って取ります。
LEDユニットを引っ張り出します。「貧弱なハンダ付け」という大陸の地雷が仕掛けてあるので慎重に。万が一の為にハンダこてを用意しておくことで危機を回避できます。
その次は基盤の下に入っているベースを取り出しますこの際も地雷に注意!てかこれっぽっちの中身で1万円近くするとかハンパないぜ大陸製!絶対中身よりマウントとカバーの方が高いぜコレ。
基盤のベースの突起をプラテープで盛り上げています。こうすることで上下の調整可能領域が広がります。
以前、上下調整幅の狭さに疑問を感じて行った工作です。
コレが心臓部。
ピンセットでペリっと剥がしてしまいます。大陸の技術なんてピンセットで一撃。
厚紙を4ミリ×3.5ミリの大きさに切ってからテキトーな位置に針でツンと穴を開けます。今回は写真用紙を使ってみました。光を通さない物なら何でも良いです。アルミホイルとか空き缶のアルミなんかやりやすいかも!
ハメ込んで瞬間接着剤で固定します。てか剥がれいようにできれば普通にのりでも大丈夫です。
おっ!イイ感じに光っておるぞ!
じゃあ元に戻していきます。
基盤のベースを元の場所へ。
LEDユニットを元の場所に入れてから基盤ベースを被せます。
基盤ベースは奥のヒンジっぽいダボにはめます。
後はバラした手順と逆を行えば元に戻るはずです。
今回はEXPS型を分解しましたが大陸製レプリカなら553、557タイプも同じ構造をしています。
因みに後ろのカバーを外すとこんなん。
元に戻してレティクルを見てみると・・・・・
おっ!なかなかええやんけ!これならイケるぜ!
MP7に取り付けていたホロサイトも同じ処理をしました。
こっちは厚紙ではなく、最初から付いていたやつに遮光剤を塗る方法を行ってみました。
コレが遮光剤に使った模型用塗料。GSIクレオスというメーカーの塗料で、塗ってから布で擦ると本物の鉄の様に輝く優れた塗料だ。この塗料の顔料が光を遮るのだ。
クレオス・Mrメタルカラー・MC-212 アイアン
どっちが楽かっつったら厚紙でした。塗るほうがドットが小さくなるけど塗るのムズイから厚紙の方がラクちん。
以上ホロサイトの分解記事でした。皆さんも不具合があったら日本人として大陸製に立ち向かっていって欲しいと思う所存でございます。
もちろん元に戻せなくなっても責任は負いませんのでご了承下さいませ。
そんで先週日曜にてっちゃんとてっちゃんの会社の同僚の方と3人でサバゲーフィールドbeamに行って使ってきました!
beamのワンコがかわいいので50枚くらい写真撮らせてもらいました。ゲーム中の写真なぞありません。
初対面なのに日頃鍛えている私のマッサージテクにメロメロのbeam犬。
ホロサイトは非常に調子が良く快適にゲームができた。
最後のフラッグ争奪戦で奪取のチャンスがあったので、カッコつけてダイビングフラッグ奪取をしてチームを勝利に導いた。もちろん仲間の力添えあっての奪取だ。
beamは平坦だが微妙な起伏、ブッシュや人口物が混在していてなかなか楽しいフィールドだったのでまた遊びに行きたい。
2013/09/19 追記
ホロサイト分解記事の続きをアップしました。
次世代M4 MK18 mod.1 ⑲ ホロサイト分解その2
完膚なきまでにバラしましたので是非こちらの記事もどうぞ!
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