2019年06月13日
東京マルイ ガスブローバック FNX-45 レビュー!
結構心待ちにしていたFNX-45をレビューしてみたいと思います。
かなりタクティカル感の強いデザインで好きです。

まずは実銃の解説になります。
2005年に米軍がJoint Combat Pistolという正式サイドアームの更新を計画しました。
その際にメーカー各社に出した条件が45ACP弾を使うこと、大容量マガジン、ピカティニレールを搭載していること、バレルにサプレッサーを付けられること、フレームがダークアースカラーであることが条件でした。
その際にFNハースタル社のアメリカ支社が提示したのがFNP-45でした。
しかし、いろいろあってJoint Combat Pistol自体が無期延期になってしまい、そこでFN社がFNP-45を改良して市場向けに発売したのがFNX-45 Tacticalというわけです。
因みにJoint Combat Pistolにはお馴染みのHK45やPx4も参加していました。
ガスブロでは5年前くらいにフランスのCybergunというメーカーからFN社正式ライセンスのFNX-45が発売されました。
日本国内では30000円前後の価格で販売されています。
それがトイガンで唯一のFNX-45でしたがこの度、マルイからようやく発売という流れですね。
マルイのFNX-45は定価が17800円、実勢価格が14500円前後。ありがとうマルイ。
ということでレビューしていきたいと思います。
HK45と同じ箱の大きさでした。45口径弾のオートマチックピストルはこの箱なのかな?

相変わらず高級感のある箱に収められています。
レビューには毎回書きますがこういう化粧箱は大事なのですよ。
ユーザーに対して上等なオモチャを買ったのだという充足感を与えるのに一役買っています。
さて、取り出してみた。

広告などで見てた時はグリップなんかは細身な印象だったのですが、実際に持ってみると太い!デカイ!がファーストインプレッション。
やはり45口径ということで存在感は抜群!
写真だとバレルとグリップの比率の問題でそんなに大きく見えないのかもしれません。
ハイキャパとグロック19と比較するとこのくらいの大きさ。

スライドもFNX-45のが分厚いですね。

グリップはかなり強めのチェッカリングが施されています。素手でギュッっと握るとなかなか来ます(笑)

表面はメタルスライド感を出す為に塗装が施されています。

スライドリリースレバー、マガジンリリースボタン、セーフティレバー、全てがアンビ(左右対称)になっています。

完全にアンビになっているというのは左利きの人には良いかもしれませんね。
もちろんスライドリリースレバーのツメが掛かる部分にはスライドの内側に亜鉛合金の補強が入っているのでスライドの切り欠きが削れる心配はありません。
上から見るとこんな感じ。
実際はハイキャパと同じくらいの長さです。
実銃同様にドットサイトが付けられるようになっています。

実銃にはRMRなどの小型ドットサイトが取り付けられますがこのFNX-45にはマルイのマイクロプロサイトが取付可能となっています。
サイレンサーを付けた時にも照準ができるようにハイサイトが最初から搭載されています。


ハイサイトってタクティカル感あっていいですよね~!!
ただ、リアサイトの横にゲート跡が残っているのがちょっとアレかな~パーティングラインは大目に見てもゲート跡は見えないところにして欲しかったかも・・・。
サイトビュー

マガジンは29発入ります。
実銃は45ACPが15発も入るようです。
ホールドオープン。

なかなかカッコイイぞ!
ちょっと弄ってて気になったのがデコッキングがやりにくいことですね。

普通に押し下げただけでは何も起こらず、レバーを弾くように下げて離すとデコックされます。
う~んここはちょっと微妙。
最近のポリマーフレームオートでは当たり前のバックストラップがもちろんFNX-45にもついています。しかも今回は4パターンも!

チェッカリングタイプのM・LとリブタイプのM・Lが付属しています。
因みに最初に付いているのはチャッカリングのLです。
LとMの差はこんな感じ。結構違いますね。

バックストラップは硬質ゴムで出来ていて、下からスライドして取り付けます。

横縞模様のリブタイプよりもチェッカリングの方が尖っている分太さがあるので今回はリブタイプのMにしてみました。

グリップの印象が変わりましたね。細くなって握り易くなりました。

グリップとバックストラップとの隙間がちょっと気になるかな??
せっかくなのでマイクロプロサイトを装着してみました。カッコイイ!

カッコいいけどマイクロプロサイトはデザインがシンプル過ぎるのでRMRの方が似合いそうではある。

結構深い位置までマイクロプロサイトが食い込んでいますね。
因みにトリジコンのRMRはこんなやつ

フル装備!タクティカル臭がプンプンでたまらないですね!

サイレンサーはガスブロのHK45に付属していたやつです。
ガスブロ HK45のレビューはコチラ
FNX-45用にFDEカラーの同型サイレンサーも発売されましたが流石に色違いで2つも要らんなと思って買いませんでした(笑)
ライトはド定番のX300Uです。
SOCOM MK23のサイレンサーも付きます。

さて、スライドを外して軽く中身を見ていきたいと思います。

いちいちスライドを外さないとホップを調整できないタイプです。

ガスルートが従来のモデルよりも大口径になっていますね。

ブリーチを外してみました。

ガバメント系と同じでスライドをグイっと広げてやるとブリーチが取れますがスライドが分厚くて広げるのが結構大変。
かなり気合を入れないと取れません。
よほどの用事がない限りは取らないようにしましょう。
シリンダーが薄い!!!

説明書によるとドットを載せられるようにするにはかなり制約が多く、このようにシリンダーをつぶした形にすることで決着がついたようです。

ということで初速をチェック!マガジンにはガスを半分入れて25度に温めた状態です。

弾はマルイの0.2gのプラ弾でホップちょいかけ状態で、1秒おきに8発撃った時の変化です。
このサイズのガスブロにしては若干低いかな?という印象。
でもまぁこんなものでしょう。
で、ブローバックですが、躯体に似合わずかなりのスピード!!
マガジンのガスと温度を同じ条件にしたハイキャパよりもブローバックは俊敏で衝撃も強めです。
この質量でこのブローバックのスピードはなかなかではないでしょうか。
マルイのガスブロの中でもブローバックの迫力はかなり上の方だと思います。
衝撃が手首にまでくる感じです。
ということで総評です。
今まではCybergunの高いやつを買わないといけなかったところ、マルイさんから手の伸ばしやすい価格で発売されたというところでまずは歓喜すべきところでしょう。
デコックができなかったりするところが微妙でしたがそれ以外はなかなか良かったかと思います。

あと、スライドの色は塗装ですから剥げてしまわないように注意ですね。


剥げたら↑のようなプラ地が出てきてしまいますので。
それ以外は特段気になるところはなく、非常に良い機種だと感じました。
まずこの銃の生い立ちがタクティカルだし各部の機能もミリタリーユースを意識して作られているのでミリオタ的要素のある人にはかなりウケが良いかと思います。
レールはもちろん、ドットやサイレンサーが簡単に付けられるのも良いですね。
装弾数も29発ということでガスブロの中では多いほうですし、ドットを付ければかなり戦いやすいのでサバゲーでガスブロをガンガン使いたいという方に向いている機種かと思います。
ダークアースカラーもいいけどブラックも欲しいな~!
過去のマルイさんのパターンを見る限りではFNX-45のカラーバリエーションは2年以内に100%出すと思いますのでそれを待ちたいと思います。
かなりタクティカル感の強いデザインで好きです。

まずは実銃の解説になります。
2005年に米軍がJoint Combat Pistolという正式サイドアームの更新を計画しました。
その際にメーカー各社に出した条件が45ACP弾を使うこと、大容量マガジン、ピカティニレールを搭載していること、バレルにサプレッサーを付けられること、フレームがダークアースカラーであることが条件でした。
その際にFNハースタル社のアメリカ支社が提示したのがFNP-45でした。
しかし、いろいろあってJoint Combat Pistol自体が無期延期になってしまい、そこでFN社がFNP-45を改良して市場向けに発売したのがFNX-45 Tacticalというわけです。
因みにJoint Combat Pistolにはお馴染みのHK45やPx4も参加していました。
ガスブロでは5年前くらいにフランスのCybergunというメーカーからFN社正式ライセンスのFNX-45が発売されました。
日本国内では30000円前後の価格で販売されています。
それがトイガンで唯一のFNX-45でしたがこの度、マルイからようやく発売という流れですね。
マルイのFNX-45は定価が17800円、実勢価格が14500円前後。ありがとうマルイ。
ということでレビューしていきたいと思います。
HK45と同じ箱の大きさでした。45口径弾のオートマチックピストルはこの箱なのかな?

相変わらず高級感のある箱に収められています。
レビューには毎回書きますがこういう化粧箱は大事なのですよ。
ユーザーに対して上等なオモチャを買ったのだという充足感を与えるのに一役買っています。
さて、取り出してみた。

広告などで見てた時はグリップなんかは細身な印象だったのですが、実際に持ってみると太い!デカイ!がファーストインプレッション。
やはり45口径ということで存在感は抜群!
写真だとバレルとグリップの比率の問題でそんなに大きく見えないのかもしれません。
ハイキャパとグロック19と比較するとこのくらいの大きさ。

スライドもFNX-45のが分厚いですね。

グリップはかなり強めのチェッカリングが施されています。素手でギュッっと握るとなかなか来ます(笑)

表面はメタルスライド感を出す為に塗装が施されています。

スライドリリースレバー、マガジンリリースボタン、セーフティレバー、全てがアンビ(左右対称)になっています。

完全にアンビになっているというのは左利きの人には良いかもしれませんね。
もちろんスライドリリースレバーのツメが掛かる部分にはスライドの内側に亜鉛合金の補強が入っているのでスライドの切り欠きが削れる心配はありません。
上から見るとこんな感じ。

実際はハイキャパと同じくらいの長さです。
実銃同様にドットサイトが付けられるようになっています。

実銃にはRMRなどの小型ドットサイトが取り付けられますがこのFNX-45にはマルイのマイクロプロサイトが取付可能となっています。
サイレンサーを付けた時にも照準ができるようにハイサイトが最初から搭載されています。


ハイサイトってタクティカル感あっていいですよね~!!
ただ、リアサイトの横にゲート跡が残っているのがちょっとアレかな~パーティングラインは大目に見てもゲート跡は見えないところにして欲しかったかも・・・。
サイトビュー

マガジンは29発入ります。

実銃は45ACPが15発も入るようです。
ホールドオープン。

なかなかカッコイイぞ!
ちょっと弄ってて気になったのがデコッキングがやりにくいことですね。

普通に押し下げただけでは何も起こらず、レバーを弾くように下げて離すとデコックされます。
う~んここはちょっと微妙。
最近のポリマーフレームオートでは当たり前のバックストラップがもちろんFNX-45にもついています。しかも今回は4パターンも!

チェッカリングタイプのM・LとリブタイプのM・Lが付属しています。
因みに最初に付いているのはチャッカリングのLです。
LとMの差はこんな感じ。結構違いますね。

バックストラップは硬質ゴムで出来ていて、下からスライドして取り付けます。

横縞模様のリブタイプよりもチェッカリングの方が尖っている分太さがあるので今回はリブタイプのMにしてみました。

グリップの印象が変わりましたね。細くなって握り易くなりました。

グリップとバックストラップとの隙間がちょっと気になるかな??
せっかくなのでマイクロプロサイトを装着してみました。カッコイイ!

カッコいいけどマイクロプロサイトはデザインがシンプル過ぎるのでRMRの方が似合いそうではある。

結構深い位置までマイクロプロサイトが食い込んでいますね。
因みにトリジコンのRMRはこんなやつ
フル装備!タクティカル臭がプンプンでたまらないですね!

サイレンサーはガスブロのHK45に付属していたやつです。
ガスブロ HK45のレビューはコチラ
FNX-45用にFDEカラーの同型サイレンサーも発売されましたが流石に色違いで2つも要らんなと思って買いませんでした(笑)
ライトはド定番のX300Uです。
SOCOM MK23のサイレンサーも付きます。

さて、スライドを外して軽く中身を見ていきたいと思います。

いちいちスライドを外さないとホップを調整できないタイプです。

ガスルートが従来のモデルよりも大口径になっていますね。

ブリーチを外してみました。

ガバメント系と同じでスライドをグイっと広げてやるとブリーチが取れますがスライドが分厚くて広げるのが結構大変。
かなり気合を入れないと取れません。
よほどの用事がない限りは取らないようにしましょう。
シリンダーが薄い!!!

説明書によるとドットを載せられるようにするにはかなり制約が多く、このようにシリンダーをつぶした形にすることで決着がついたようです。

ということで初速をチェック!マガジンにはガスを半分入れて25度に温めた状態です。

弾はマルイの0.2gのプラ弾でホップちょいかけ状態で、1秒おきに8発撃った時の変化です。
このサイズのガスブロにしては若干低いかな?という印象。
でもまぁこんなものでしょう。
で、ブローバックですが、躯体に似合わずかなりのスピード!!
マガジンのガスと温度を同じ条件にしたハイキャパよりもブローバックは俊敏で衝撃も強めです。
この質量でこのブローバックのスピードはなかなかではないでしょうか。
FNX-45のレビュー記事は書き終えたけど遅い時間になったのでブログの更新は明日の夜になります。
— 大門団長@STINGERオーナー (@daimondanchou) 2019年6月12日
大柄なのにも関わらずブローバックがかなり強め&鋭いので今までの機種の中ではかなり迫力がある方だと思います。
レベサバでのレビュー動画のアップももう少し先になります。 pic.twitter.com/OJyy0umDkd
マルイのガスブロの中でもブローバックの迫力はかなり上の方だと思います。
衝撃が手首にまでくる感じです。
ということで総評です。
今まではCybergunの高いやつを買わないといけなかったところ、マルイさんから手の伸ばしやすい価格で発売されたというところでまずは歓喜すべきところでしょう。
デコックができなかったりするところが微妙でしたがそれ以外はなかなか良かったかと思います。

あと、スライドの色は塗装ですから剥げてしまわないように注意ですね。


剥げたら↑のようなプラ地が出てきてしまいますので。
それ以外は特段気になるところはなく、非常に良い機種だと感じました。
まずこの銃の生い立ちがタクティカルだし各部の機能もミリタリーユースを意識して作られているのでミリオタ的要素のある人にはかなりウケが良いかと思います。
レールはもちろん、ドットやサイレンサーが簡単に付けられるのも良いですね。
装弾数も29発ということでガスブロの中では多いほうですし、ドットを付ければかなり戦いやすいのでサバゲーでガスブロをガンガン使いたいという方に向いている機種かと思います。
ダークアースカラーもいいけどブラックも欲しいな~!
過去のマルイさんのパターンを見る限りではFNX-45のカラーバリエーションは2年以内に100%出すと思いますのでそれを待ちたいと思います。
Posted by 大門団長 at 20:45│Comments(0)
│FNX-45 Tactical
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