2018年12月19日
東京マルイ 電動ハンドガン グロック18C セミしか撃てない病を直す!
前回は電動ハンドガン全機種に共通するトラブルシューティングでしたが、今回は電動ハンドガングロック18C特有のトラブルについてです。
グロック18Cを長いこと使っているとセミしか撃てなくなる症状が発生しますのでそれの解説をします。

メカボックスを間違いなく修理したのにセミオートしか撃てない病になるのは別のところに原因があるからです。
電動ハンドガン グロック18Cの場合、セミオートのポジションにするとセクターギヤに連動した白い棒がメカボックスから飛び出てきて矢印のトリガーバーが跳ね上げられ、スイッチが遮断されてセミオートになる仕組みです。

セレクターをフルオートにするとセレクターバーがトリガーバーを跳ね上げられないように抑える仕組みになっています。
メカボックスから飛び出る白い棒が空振りするようにしてくれて、スイッチが通電し続けるのでフルオートで撃てるわけです。
セレクターをフルオートにするとこの矢印のセレクターバーがこの位置になります。このバーが先ほどのトリガーバーを押さえることでフルになるわけです。

しかし、長いこと使っているとセレクターバーに遊びが出てきます。
そうなるとトリガーバーをしっかりと押さえられなくなり、白い棒にカットオフされてしまうようになります。
つまりセミしか撃てなくなるということです。
今回はそんなG18Cのセミしか撃てない病の対処法を紹介します。
やり方は簡単!このバーの先端に2mm幅くらいに切ったセロテープを5周くらい巻くだけ!

セロテープの厚みがトリガーバーの遊びの分を補完してくれるというわけです。
トリガーバーにプラ板を貼ったりするのもひとつの手ではありますが、剥がれてしまうとメカボックスの中に入ってクラッシュしてしまう恐れがあるのでセロハンテープを巻くのが確実です。
この対処を施した場合、スライドカバーを本体に取り付ける際は必ずセレクターをセミオートの位置にしてからにして下さい。フルの位置にしたままカバーを取り付けるとセロテープが取れてしまうことがあります。
剥がれ落ちないよう、セロテープとバーの隙間に瞬間接着剤を流し込むと良いかもしれません。
あと、セミにならない症状の一因としてクリック感を出す為のパーツの摩耗もあります。
セレクターを動かさなければ大して摩耗はしませんが、頻繁にセミフルの切り替えをするとどんどん摩耗していきます。素材はプラですので。

これが摩耗するとセレクターに遊びが生じ、それがセミしか撃てなくなる一因になります。
回転方向の角が摩耗して丸くなっているので遊びが生まれてしまうわけで・・・・

なので、このパーツを90度回転させて元に戻してやればクリック感は新品同様に復活します。

実際のところ、トリガーバーにセロテープを5周くらい巻くだけでセミしか撃てない病は直ります。
カッチリしたクリック感を取り戻したいということでもなければこの作業はやらなくても大丈夫です。
セミしか撃てない病の原因はスライドやフレームの歪み、スライド後部のロックパーツのツメの摩耗、フレーム側のロックパーツを固定するネジ受けの緩みなど要因は多岐にわたるので、根治は不可能です。

完全に解決したいなら本体ごと買い替えるしかありません。
ですので長く使っている方はセレクターバーにセロテープを巻くのが一番確実ですよ。
ということでまた次回!
グロック18Cを長いこと使っているとセミしか撃てなくなる症状が発生しますのでそれの解説をします。

メカボックスを間違いなく修理したのにセミオートしか撃てない病になるのは別のところに原因があるからです。
電動ハンドガン グロック18Cの場合、セミオートのポジションにするとセクターギヤに連動した白い棒がメカボックスから飛び出てきて矢印のトリガーバーが跳ね上げられ、スイッチが遮断されてセミオートになる仕組みです。

セレクターをフルオートにするとセレクターバーがトリガーバーを跳ね上げられないように抑える仕組みになっています。
メカボックスから飛び出る白い棒が空振りするようにしてくれて、スイッチが通電し続けるのでフルオートで撃てるわけです。
セレクターをフルオートにするとこの矢印のセレクターバーがこの位置になります。このバーが先ほどのトリガーバーを押さえることでフルになるわけです。

しかし、長いこと使っているとセレクターバーに遊びが出てきます。
そうなるとトリガーバーをしっかりと押さえられなくなり、白い棒にカットオフされてしまうようになります。
つまりセミしか撃てなくなるということです。
今回はそんなG18Cのセミしか撃てない病の対処法を紹介します。
やり方は簡単!このバーの先端に2mm幅くらいに切ったセロテープを5周くらい巻くだけ!

セロテープの厚みがトリガーバーの遊びの分を補完してくれるというわけです。
トリガーバーにプラ板を貼ったりするのもひとつの手ではありますが、剥がれてしまうとメカボックスの中に入ってクラッシュしてしまう恐れがあるのでセロハンテープを巻くのが確実です。
この対処を施した場合、スライドカバーを本体に取り付ける際は必ずセレクターをセミオートの位置にしてからにして下さい。フルの位置にしたままカバーを取り付けるとセロテープが取れてしまうことがあります。

剥がれ落ちないよう、セロテープとバーの隙間に瞬間接着剤を流し込むと良いかもしれません。
あと、セミにならない症状の一因としてクリック感を出す為のパーツの摩耗もあります。
セレクターを動かさなければ大して摩耗はしませんが、頻繁にセミフルの切り替えをするとどんどん摩耗していきます。素材はプラですので。

これが摩耗するとセレクターに遊びが生じ、それがセミしか撃てなくなる一因になります。
回転方向の角が摩耗して丸くなっているので遊びが生まれてしまうわけで・・・・

なので、このパーツを90度回転させて元に戻してやればクリック感は新品同様に復活します。

実際のところ、トリガーバーにセロテープを5周くらい巻くだけでセミしか撃てない病は直ります。
カッチリしたクリック感を取り戻したいということでもなければこの作業はやらなくても大丈夫です。
セミしか撃てない病の原因はスライドやフレームの歪み、スライド後部のロックパーツのツメの摩耗、フレーム側のロックパーツを固定するネジ受けの緩みなど要因は多岐にわたるので、根治は不可能です。

完全に解決したいなら本体ごと買い替えるしかありません。
ですので長く使っている方はセレクターバーにセロテープを巻くのが一番確実ですよ。
ということでまた次回!