2019年03月18日
【AK47】 CYMA Century Arms RAS-47 レビュー!
CYMAの電動ガンが通販で安かったのでつい買ってしまいました・・・!
2018年末あたりに発売されたものですね。
ということでレビューしてみたいと思います!
中華電動ガンというと箱も無地にシール貼ってあるだけみたいなイメージでしたが、いざ届いてダンボールを開けてみたらちゃんとしててビックリしました。
CYMAと言えば電動AKシリーズに力を入れている印象ですね。
東京マルイの構造を丸パクリしたものになりますが、中華のフットワークの軽さを生かして実銃界のトレンドをいち早く取り入れて商品化していますよね。
最近はDYTACからSLR仕様のAKが発売されたのでそちらの方が人気だと思いますが、こっちの方が安かったのでついポチってしまいました。
普段はM4にしか興味がない諸兄もこの外見ならアリだなと思いませんか?
そもそもRAS-47とはなんぞや?といいますと、端的に表現するなら純アメリカ産のAKです。
アメリカにAK47やAKMのクローンを作っているセンチュリーアームズというメーカーがあるのですが、それにMagpulのパーツでカスタマイズしたのがこのRAS-47です。
RASはRed Army Standardの略で、Red Armyはそのまんま赤軍です。つまり東側で使われているAKだということを遠回しに表現しています。
ドイツのHKがM4のクローンであるHK416を作ったのに近いですね、もっとも西側同士でコピーしたのと西側が東側の銃をコピーしたのでは意味が違いますが。
また、同社がRed Army Standard Ammoというブランド名で7.62mmや9mmマカロフ弾を生産しております。
今回購入したCYMA のRAS47はセンチュリーアームズのRAS47 - SBR 10"をモデルにしています。
実物はズーコフストックなのに電動RAS47にM4用のCTRストックが付いているのはCYMAのオリジナルだからです。
RAS47 - SBR 10"は外観はAKながらもパーツの製造、組み立てまで全てがアメリカ製というややこしい銃です。
東側のソビエトで開発されたAKを西側のアメリカのメーカーがコピーし、それを東側の中国のエアソフトガンメーカーが電動ガンで勝手に商品化。それがまた西側である日本に輸出されて私の手元に来たという。
なんだか感慨深いですね。考えすぎ?(笑)
因みにCYMAの人気商品のAK ZhukovもセンチュリーアームズのRAS47SFという純アメリカ産AKがモデルです。
見た目は普通にカッコイイのに発売から3ヶ月経ってもいまいち知名度の無いRAS47ですが、実銃の名称がRAS47SFだったものをAK Zhukovという商品名に変えてそこそこ売れたのだから、この電動ガンもRAS47とか馴染みのない名称よりもAK Century Arms Customという風に商品名にAKの冠を被せてあげた方が日本のサバゲーマーには人気出たんじゃないかなと思いました2019年春。
商品名は大事。消費者に馴染みのあるフレーズじゃないとそもそも見向きもされないし検索にも引っかからないですからね。
さて、各部を見ていきます。
プレス成型のメタルレシーバーですね。サイドマウントが取り付けられています。
重いですが剛性感は抜群です。一切のガタがありません。
ハンドガードはMagpul MOEタイプですが刻印はありません。
マガジンは以前もレビューした600連P-MAGタイプですね。
左右にまぁまぁのガタつきがありますが給弾は問題ありません。プレス成型のメタルレシーバーだから隙間ができてしまってるんでしょうね。
東京マルイのスタンダード電動ガン ベータスペツナズに挿した際にはガタつきはありません。
グリップもMagpulのAK MOE gripですね。
そしてストックだけは何故かM4用のMagpul CTRストックです。MOEじゃないんかーい(笑)
ストックパイプは通常のM4と同じです。
試しに東京マルイ製のCARストックを取り付けてみました。寸法がマルイ基準なのですんなり取り付け出来ました。
元々M4系のストックが付いていただけに違和感はありませんね。
HK416Cタイプのワイヤーストックはどうかな?と押し入れから引っ張り出してきましたがワイヤーとワイヤーの間隔がレシーバーの横幅よりも狭かったので取り付けは無理そうですね。
スイベルはアルミ。回転するので右利き左利き問わず対応可能。
セレクターはグリップを握ったままでも右手で操作できるようにリブが設けられているタイプ。
セレクターを2回操作しただけで表面が剥がれて素地が出てしまいました。
メタルチャンバーです。
AKなのでホップ調整はスライド式。ただしちょっとユルユルなので調整は必要かもしれません。
ナイツタイプのフラッシュハイダー。とことんアメリカンなAKですね。
クリーニングロッドはありません。
ハイダーは通常のM4同様に下部のイモネジを緩めると取れます。M14逆ネジです。
マズルを別の物に変えて見た目をチェックしてみます。
スペツナズハイダー
ショートサイレンサー
ビゾンハイダー
うん。全部似合いますね!
バッテリーは普通のAKと同じでカバーを外して中にAKタイプのリポが入ります。
ET1の1400mAhをチョイスしました。
このサイズのリポは1100mAhが多く、メインウェポンで1100mAhはちょっと足りない感じがするので1400mAhを選ぶべきかと思います。その方がセミのレスポンスも良くなりますしね。
後方スリットの加速シリンダーが入っており、インナーバレルは約320mmです。
さて、気になる初速はというと・・・
0.2g弾で92m/sとういう理想的な初速!ホップちょい掛けです。
そして初速がめちゃくちゃ安定しててビックリなんですが・・・!中華なのに8発撃って上限と下限の差が0.5m/sしかないって凄くないですか!?
マジかよCYMA・・・!
サイクルはこんな感じ。
ET1の1400mAhで秒間13.9発といったところですね。
リポ使っていて秒間13.9発はちょっと物足りないですね。
モーターが遅すぎるのはやっぱり中華かなといったところ。
中華電動ガンはモーターを交換するのはマストですね~!
メカボックス内のグリスが結構ヤバメな感じで抵抗が強い気がするのでモーターを東京マルイのEG1000に変えてメカボをグリスアップして組み直せば16発~17発位にはなるんじゃないかと。
以前にカスタムしたたっちゃんのP90のレシピが結構よかったのでその構成にしようかな。
まだ外で撃ってないので飛距離などはなんとも言えませんがファーストインプレッションとしては非常に好感触です。
外観もキレイで剛性感もバッチリ、手触りも良くてズッシリ来るので所有感も満たされます。
お座敷シューターの方はかなり満足度は高い商品だと思います。
サバゲーで使うにはちょっと重いですが、その辺は好みの問題ですね。
安定した初速が出ていますし、30mでA4サイズの的に当てられるという情報もありますので箱出しのままでもある程度は使えそうですね。
パッキンをマルイに変えてやるだけで更に飛ぶ電動ガンになるのではないかと思います。
ただ、やはり中華は中華なので箱出しでそのまま使うよりは出来ればメカボを一度分解して各部の動作をチェックして調整をしてやったほうが寿命は伸びるのは確実かと思います。
とりあえず素性は悪くないかと。
いや~CYMAってかなり粗悪なイメージだったのですが案外良いですね!
最近の海外メーカーは侮れませんね~。
CYMAはちょっと自分で手を加えて遊びたい人にはもってこいですね。
ミリタリーシーンで人気のモデルを早くラインナップしてきますし。
近いうちに分解して調整してみたいと思います。
ということでまた次回!
2018年末あたりに発売されたものですね。
ということでレビューしてみたいと思います!
中華電動ガンというと箱も無地にシール貼ってあるだけみたいなイメージでしたが、いざ届いてダンボールを開けてみたらちゃんとしててビックリしました。
CYMAと言えば電動AKシリーズに力を入れている印象ですね。
東京マルイの構造を丸パクリしたものになりますが、中華のフットワークの軽さを生かして実銃界のトレンドをいち早く取り入れて商品化していますよね。
最近はDYTACからSLR仕様のAKが発売されたのでそちらの方が人気だと思いますが、こっちの方が安かったのでついポチってしまいました。
普段はM4にしか興味がない諸兄もこの外見ならアリだなと思いませんか?
そもそもRAS-47とはなんぞや?といいますと、端的に表現するなら純アメリカ産のAKです。
アメリカにAK47やAKMのクローンを作っているセンチュリーアームズというメーカーがあるのですが、それにMagpulのパーツでカスタマイズしたのがこのRAS-47です。
RASはRed Army Standardの略で、Red Armyはそのまんま赤軍です。つまり東側で使われているAKだということを遠回しに表現しています。
ドイツのHKがM4のクローンであるHK416を作ったのに近いですね、もっとも西側同士でコピーしたのと西側が東側の銃をコピーしたのでは意味が違いますが。
また、同社がRed Army Standard Ammoというブランド名で7.62mmや9mmマカロフ弾を生産しております。
今回購入したCYMA のRAS47はセンチュリーアームズのRAS47 - SBR 10"をモデルにしています。
実物はズーコフストックなのに電動RAS47にM4用のCTRストックが付いているのはCYMAのオリジナルだからです。
RAS47 - SBR 10"は外観はAKながらもパーツの製造、組み立てまで全てがアメリカ製というややこしい銃です。
東側のソビエトで開発されたAKを西側のアメリカのメーカーがコピーし、それを東側の中国のエアソフトガンメーカーが電動ガンで勝手に商品化。それがまた西側である日本に輸出されて私の手元に来たという。
なんだか感慨深いですね。考えすぎ?(笑)
因みにCYMAの人気商品のAK ZhukovもセンチュリーアームズのRAS47SFという純アメリカ産AKがモデルです。
見た目は普通にカッコイイのに発売から3ヶ月経ってもいまいち知名度の無いRAS47ですが、実銃の名称がRAS47SFだったものをAK Zhukovという商品名に変えてそこそこ売れたのだから、この電動ガンもRAS47とか馴染みのない名称よりもAK Century Arms Customという風に商品名にAKの冠を被せてあげた方が日本のサバゲーマーには人気出たんじゃないかなと思いました2019年春。
商品名は大事。消費者に馴染みのあるフレーズじゃないとそもそも見向きもされないし検索にも引っかからないですからね。
さて、各部を見ていきます。
プレス成型のメタルレシーバーですね。サイドマウントが取り付けられています。
重いですが剛性感は抜群です。一切のガタがありません。
ハンドガードはMagpul MOEタイプですが刻印はありません。
マガジンは以前もレビューした600連P-MAGタイプですね。
左右にまぁまぁのガタつきがありますが給弾は問題ありません。プレス成型のメタルレシーバーだから隙間ができてしまってるんでしょうね。
東京マルイのスタンダード電動ガン ベータスペツナズに挿した際にはガタつきはありません。
グリップもMagpulのAK MOE gripですね。
そしてストックだけは何故かM4用のMagpul CTRストックです。MOEじゃないんかーい(笑)
ストックパイプは通常のM4と同じです。
試しに東京マルイ製のCARストックを取り付けてみました。寸法がマルイ基準なのですんなり取り付け出来ました。
元々M4系のストックが付いていただけに違和感はありませんね。
HK416Cタイプのワイヤーストックはどうかな?と押し入れから引っ張り出してきましたがワイヤーとワイヤーの間隔がレシーバーの横幅よりも狭かったので取り付けは無理そうですね。
スイベルはアルミ。回転するので右利き左利き問わず対応可能。
セレクターはグリップを握ったままでも右手で操作できるようにリブが設けられているタイプ。
セレクターを2回操作しただけで表面が剥がれて素地が出てしまいました。
メタルチャンバーです。
AKなのでホップ調整はスライド式。ただしちょっとユルユルなので調整は必要かもしれません。
ナイツタイプのフラッシュハイダー。とことんアメリカンなAKですね。
クリーニングロッドはありません。
ハイダーは通常のM4同様に下部のイモネジを緩めると取れます。M14逆ネジです。
マズルを別の物に変えて見た目をチェックしてみます。
スペツナズハイダー
ショートサイレンサー
ビゾンハイダー
うん。全部似合いますね!
バッテリーは普通のAKと同じでカバーを外して中にAKタイプのリポが入ります。
ET1の1400mAhをチョイスしました。
このサイズのリポは1100mAhが多く、メインウェポンで1100mAhはちょっと足りない感じがするので1400mAhを選ぶべきかと思います。その方がセミのレスポンスも良くなりますしね。
後方スリットの加速シリンダーが入っており、インナーバレルは約320mmです。
さて、気になる初速はというと・・・
0.2g弾で92m/sとういう理想的な初速!ホップちょい掛けです。
そして初速がめちゃくちゃ安定しててビックリなんですが・・・!中華なのに8発撃って上限と下限の差が0.5m/sしかないって凄くないですか!?
マジかよCYMA・・・!
サイクルはこんな感じ。
ET1の1400mAhで秒間13.9発といったところですね。
リポ使っていて秒間13.9発はちょっと物足りないですね。
モーターが遅すぎるのはやっぱり中華かなといったところ。
中華電動ガンはモーターを交換するのはマストですね~!
メカボックス内のグリスが結構ヤバメな感じで抵抗が強い気がするのでモーターを東京マルイのEG1000に変えてメカボをグリスアップして組み直せば16発~17発位にはなるんじゃないかと。
以前にカスタムしたたっちゃんのP90のレシピが結構よかったのでその構成にしようかな。
まだ外で撃ってないので飛距離などはなんとも言えませんがファーストインプレッションとしては非常に好感触です。
外観もキレイで剛性感もバッチリ、手触りも良くてズッシリ来るので所有感も満たされます。
お座敷シューターの方はかなり満足度は高い商品だと思います。
サバゲーで使うにはちょっと重いですが、その辺は好みの問題ですね。
安定した初速が出ていますし、30mでA4サイズの的に当てられるという情報もありますので箱出しのままでもある程度は使えそうですね。
パッキンをマルイに変えてやるだけで更に飛ぶ電動ガンになるのではないかと思います。
ただ、やはり中華は中華なので箱出しでそのまま使うよりは出来ればメカボを一度分解して各部の動作をチェックして調整をしてやったほうが寿命は伸びるのは確実かと思います。
とりあえず素性は悪くないかと。
いや~CYMAってかなり粗悪なイメージだったのですが案外良いですね!
最近の海外メーカーは侮れませんね~。
CYMAはちょっと自分で手を加えて遊びたい人にはもってこいですね。
ミリタリーシーンで人気のモデルを早くラインナップしてきますし。
近いうちに分解して調整してみたいと思います。
ということでまた次回!
Posted by 大門団長 at 20:45│Comments(0)
│電動ガン CYMA RAS-47
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