2018年05月16日

Ver2用ショートストロークスイッチ組み込み例の紹介

Ver2メカボックス用ショートストロークスイッチを発売して2ヵ月になりました。

おかげ様で好評いただいており、買っていただいたユーザーさんがトリガーのキレを動画でアップしてくださっているので紹介したいと思います。


Ver2用ショートストロークスイッチ組み込み例の紹介



































こちらの方はブログで詳細にレビューして下さっています。





こちらはカラシタカナ氏にレビューしていただきました。いつもありがとうございます。

動画がすごく分かりやすいです。


http://karashi.militaryblog.jp/e918424.html


組み込み方法の詳細はコチラ






改めてこのスイッチの紹介になります。

ショートストロークスイッチはVer2メカボックスを搭載した電動ガンのトリガーの引きしろを詰めるパーツでして、これを入れるだけで煩わしい調整をしなくとも電動ガンのトリガーをショートストローク化することができます。

Ver2用ショートストロークスイッチ組み込み例の紹介




ショートストローク化というと、今までは純正のPOM素材のスイッチにプラ板を貼ったり、カットオフレバーのカムを切って調整したりという作業が必要でした。

POM素材は基本的に接着剤を受け付けないのでメカボ内部の熱で軟性になり、プラがそのうち剥がれるという危険性があります。ほとんどのカスタムショップではこのリスクがある為にショートストロークカスタムはメニュー化されませんでした。

それに、カットオフのカムの調整は何度も組んで分解して調整しなければなりませんし、カムを短く切り過ぎてしまうともう新しいのを用意してやり直すしかなくなります。


このVer2用ショートストロークスイッチは最初からプラ板を足した長さで成型してあるので物理的な破損の心配もありませんし、カットオフカムの長さも調整済みなので端子を移植するだけでショートストローク化が可能になります。

後は、スイッチのメス側を任意で狭め、それに合わせてトリガー自体の引きしろを短くすればショートストローク化できるようになります。




実際にAIRSOFT97さんのカスタムメニューにショートストローク化が加わり、私のショートストロークスイッチがカスタムに採用されています。( ありがとうございます。 )
Ver2用ショートストロークスイッチ組み込み例の紹介




スタンダード電動ガン Ver.2メカボックス用 ショートストロークトリガー加工







といった感じでかなりオススメなパーツですので是非とも組み込んでみてください。

高価な電子トリガーでなくとも構造的にショートストローク化は可能です。

ただし、スイッチの接点が近くなることでスパークが起こりやすくなるのでSBDやFETなどでスイッチ保護は必ず行って下さい。



MOSFETはこちらがオススメです。

SFAの社長さんが120スプリングを積んだ超負荷の電動ガンで10分間に連続でセミを600発撃ってもFET素子の温度が40度ほどに抑えられたそうです。海外のパワー系カスタムに対応する為に作られたMOSFETなので1J未満の日本のエアガンにはオーバースペックなくらいだそうで。

FET素子自体はデータシート上では150度まで耐えられるのだとか。

ACETECHのMOSFET Plusは2000円程度と安価ですし配線の方法も簡単なのでめちゃくちゃオススメです。

私はエアガンのFETは基本的に全部これにしています。


手軽にショートストローク化をしてみたいのならVer2メカボックス用ショートストロークスイッチとMOSFET Plusの組み合わせはオススメですよ。





SBDはダーティワークスさんのハリガネやガンジニアさんのSBDなどがオススメです。











レベルアップサバゲーの動画内でも言っていますが、電動ガンのセミオートというのはトリガーを引いたら元の場所までトリガーを戻さなければ次弾を撃つことができません。



セミで連射する際に物理的にトリガーのストロークを短くすることで人間の指の動きを最小限にすることがこのスイッチの目的です。




ちなみにG&GのETUはスイッチの形が特殊なので凄そうに思えますがプリコック機能のないFCUの実質的なセミのレスポンスはノーマルと変わりません。ETUはスイッチが小型の物になっていていかにも"電子トリガー"感が出ていますが、あの赤いユニットはFETの信号を通電させるだけなのでやっていることはFETを後から入れたノーマルの電動ガンと変わりません。

セミのキレ自体はショートストロークスイッチとFETを入れた電動ガンでもETUと同じレベルのものが再現できますよ。

まぁもっともETUはバースト機能という付加価値が備わっていますが。

DTMや陽炎やTITANなどの高価なFCUはプリコック機能を使ってレスポンスを上げているので話は別です。



ですから、安く手軽にレスポンスを求める方はショートストロークスイッチとFETを入れ、配線をシルバーコードにしてバッテリーコネクタをTコネクタにして11.1Vのリポで回せばかなりいい感じになります。モーターもLONEXやAIPなどにすればなお良し。

この構成なら電子的な故障がほぼ無いのでゲームでも安心して使えると思います。





取扱い希望の小売店様、問屋様は下記ページの最下部にあるフォームよりお問い合わせください。

https://wp.me/P7wMX1-me


ということでまた次回!










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