2014年03月05日

マルイ SOCOM MK23 ② マガジンウォーマー自作

スネェェェェク!まだだ、まだ終わってない!!・・・ということで、購入してから2回しかゲームで使用していないMK23です。










アイキャッチ画像はお馴染スネーク。メタルギア5楽しみー早くプレイしたい!


マルイ SOCOM MK23 ② マガジンウォーマー自作

マルイ SOCOM MK23 ② マガジンウォーマー自作
















ガスガンは4つ持っていますが、基本的にサイドアームは夏も冬も電動ハンドガンなのでガスガンは殆ど出番無いんです。





ガスガンは撃ってて楽しいですが、ゲームウェポンとして考えると電動ハンドガンより優れている点はありません。強いて挙げるならトリガーレスポンスくらい?















しかし、先日のBBジャングルのブッシュで消音性の大切さを実感した場面が何回かあったのでこれからはMK23も使用していきたいと思います。

マルイ SOCOM MK23 ② マガジンウォーマー自作





「おい、SⅡSの固定ガスガンはどうした!?」とツッコミが聞こえてきそうですが、まぁ待ってください(笑)

両方ともゲームで酷使してから優劣つけますよ・・・!
























マルイのMK23は固定スライドということもあり、ガスブローバックに比べるとマガジンが冷え難いので冬のサイドアームとして使用する方も結構いらっしゃるようです。



しかし、幾ら固定スライドとは言えどパワーソースがガスである以上、完全に不安は拭い切れません。
まして、私のように電動ハンドガンという信頼性の高いウェポンから乗り換えるとなれば、余計に不安に感じてしまうんです。



ということで、少しでもMK23を効率よく運用してみたいのでマガジンウォーマーを自作してみることにしました!
















使用するのはこのフィルムヒーターです!!単三電池と比較するとこのくらいの大きさ。一枚472円なり。
マルイ SOCOM MK23 ② マガジンウォーマー自作






フィルムヒーターは共立エレショップで通信販売されております。

( 共立エレショップ通販商品ページへ→ http://eleshop.jp/shop/g/gX4C131/ )





サイズは85mm×49mm

薄さは印刷用紙2枚分くらい?かな?








非常に薄くてどこにでも入りそうな感じ。

東京マルイのガスショットガン M870のガスタンクを温めるにもいいかもしれません。



元の用途としてはバイクのグリップウォーマーに使われるものですね。






オーム値が5,10,20,40,80とラインナップされておりますが、5Ωが一番発熱量が高いらしいので5Ωを2枚と10Ωを1枚購入!

そんで、どれくらいの電圧をかければよいのか分らなかったので色々テストした結果、6V~8Vが適正と判断!10Ωの方は5Ωの半分くらいの発熱量でしたので使えませんでした。











スイッチONにした途端発熱します。

5Ωに6V~8Vの電圧だとギリギリ手に持ってられないくらいの熱さになります。








それじゃマガジン熱くなりすぎるんじゃ?とお思いかもしれませんが、このフィルムヒーターはすごく薄いので冷えた金属にあてがうとアッという間に熱が奪われてしまいます。


ですのでこれ以上弱い電圧だと冷たい外気温に負けてしまうので熱いくらいじゃないと温められません。



















電源ですが、普通にマルイのニッケル水素充電池8.4Vなんか丁度良いんじゃないでしょうか。

リポバッテリーの7.4Vで実験してもほぼ同じ発熱量でしたが、過放電が怖いのでやめときました。リポアラームを回路にかませばイケますが、リポアラーム高いですからね。















で、ニッケル水素電池を持っていないので14500リチウムイオン充電池を選定!
マルイ SOCOM MK23 ② マガジンウォーマー自作


2本で1050円でした。

【14500電池2本付】 TrustFire製 電池ケース + 【 TrustFire 14500 900mAh 2本付】 《TrustFire直輸入・正規品》
















単三電池と同じサイズですが、全く性能が異なる電池です。普通に生活していたら出会うことのない電池だと思います。

通常のニッケル水素単三充電池の電圧は1.2Vですがこの14500は一本で3.7Vの出力を誇ります。




高ルーメンのタクティカルライトなんかに使われる電池ですね。CR123Aの兄貴分みたいな感じでしょうか。

これならコンパクトですし、保護回路も付いているので過放電の心配もありません。






因みに14500とは太さが1.4cmで長さが5cmという意味。

更に大きいサイズで18650がありますが、この辺はスマホ用のポータブルバッテリーの中に入ってるやつですね。








以前購入したリチウムイオン電池用充電器で充電可能!中華製品なので購入した当初は不安でしたが、今の所まだ壊れずに使えてます。
マルイ SOCOM MK23 ② マガジンウォーマー自作



















ちょっと話が逸れてしまいました、では続きを。




サイズは単三電池と同じなのでスイッチ付単三電池ボックスに入れます。


保護回路付きなのでちょっとキツイですがなんとか入りました。こんな超単純回路でOK!

マルイ SOCOM MK23 ② マガジンウォーマー自作



3.7V×2なので7.4Vの電圧をかけることができます。





電池ボックスはお馴染の秋月電子通商で購入。1個80円なり!

( 秋月電子通商通販商品ページへ→ http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-00310/ )













ハンダ付けして・・・・
マルイ SOCOM MK23 ② マガジンウォーマー自作

















熱収縮チューブで保護!!
マルイ SOCOM MK23 ② マガジンウォーマー自作




むき出しの端子部分はショート防止の為、エポキシ接着剤で絶縁しておきました。




















コスタリグにこんな感じで収めてみました。
マルイ SOCOM MK23 ② マガジンウォーマー自作

とりあえずテキトーに入れてみましたが、フィルムは薄くて90度くらいなら曲げても問題ないですし、電池ボックスもコンパクトなので工夫すれば何処にでも仕込めます。


電池ボックスは別の所に入れて導線を伸ばす等、各々の装備に応じて色々できます。


ただしフィルムヒーターは直角に90度に曲げるのはNGです。Rを3ミリくらいつければ大丈夫です。






この状態だと1個のマガジンしか温められませんが、フィルムヒーターを並列でつなげて増やすこともできます。
直列だと発熱量が半分以下になりました。















で、ちゃんと温められるんか!?と思ってらっしゃる方も多いと思いますので実験をしてみます!!

サバイバルゲームは野外で行われますから、野外を想定して外で温められるか確かめるぞい・・・。

















外にマガジンを20分放置してキンキンに冷えた状態から人肌くらいになるまでの時間を計測!人肌とかアバウトですが・・・とりあえず良い感じになるまでということです(笑)







実験場は自宅のベランダの室外機の上!!雨ふってます・・・気温6度、湿度89%!!かなり過酷な状況です。ウキウキウォッチン。


外に放置してから1分ごとに取り出して確かめてみることにします。

マルイ SOCOM MK23 ② マガジンウォーマー自作











結果!!    7分で人肌くらいになりました!









若干時間かかった印象ですが、人肌なのでほっぺたに当てるとあったか~いと思う状態です。
ですので撃てる温かさですと5分くらいでイケる感じですね。


オープンポーチで実験して7分ですのでフタが付いてるポーチだと熱が逃げないのでもう少し早く温まるんじゃないでしょうか。

しかも真冬の6度スタートですから、春先の10度~15度くらいならもっと早く温まるはずです。



で、連続して温められる時間ですが、大体45分くらいですね。そのくらいで14500の保護回路が働いて発熱しなくなりました。

ちょっとランタイム短いですね~まぁずっとスイッチを入れっぱなしというわけじゃないですからそんなに問題ないかと思います。その辺の使い勝手は次のサバゲーで使ってみて判断ですね。



これから自作を考えてる方は普通に電動ガン用8.4Vニッケル水素電池の方がランタイムが長くていいんじゃないでしょうか。














では何故私はバッテリーを14500にしたのかと言いますと、ソーコムMK23自体にマガジンウォーマーを仕込んでしまおうと画策していたからなんです(笑)

それはまた今度。


今回はフィルムヒーターの性能実証ということでした。

















因みに既製品でマガジンウォーマーを買うと2500円します。バッテリーは別売でこの価格です。

自作ですと・・・

フィルムヒーター 472円
ニッケル水素を電源にするとしたら、バッテリーを繋げる為のコード付きミニコネクタ 140円(イーグルフォース製)

計612円

ハンダとハンダこてを一緒に買ったとしても既製品買うより安いですね。











既製品は使用するポーチを選びますが、このフィルムヒーターなら今使用しているポーチに簡単に仕込めますのでかなりオススメです!














とりあえず週末のサバゲーで実戦投入して使用感などを改めて記事にしたいと思いますよ!!良い点ばかりではないはずなので


マルイ SOCOM MK23 ② マガジンウォーマー自作













ではまた次回!



























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この記事へのコメント
いつも楽しく見ております
私からは想像つかない改造工作いつも参考にさせてもらっています
今回の電池ですが二本を直列につなぐと7.4Vの電圧になると思いますが、ひよっとして電動ガンの電源としても使用可能なのでしょうか?
以前からレイルに付けるグリップに電源を内蔵できないか考えております。もしかしたら流用できるような気がするのですが
Posted by 隠れ読者 at 2014年03月09日 15:59
隠れ読者様

コメントありがとうございます。

これを電源にするのは厳しいのではないかと思います。

私の購入したセルは中華製で、この手のリチウムイオン電池は電流公称値の1/3というのが通説らしいです。
900mAhですが、それよりも大分早く底をつく感じです。

特性的にもモーターのように瞬間的に大電流を必要とする用途には向かないようです。放電特性が高い訳ではないので3本直列の11.1vじゃないと駆動は厳しい気がします。

ですので、これを電動ガンにとなると、実質300mah電圧11.1vというヘンテコリンなバッテリーを使用することになります。

ですので、14500や18650が今日の電動ガンやラジコンの電源に使用されていないんだと思います。
Posted by 大門団長大門団長 at 2014年03月10日 23:43
これはLAMに電池収納してグリップにヒーター設置してもいいですよね
Posted by 3333 at 2015年06月04日 18:32
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