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Posted by ミリタリーブログ at

2018年07月03日

ACETECH 弾速器 AC6000 レビュー

弾速器を新調しましたのでレビューしたいと思います。



弾速器はXCORTECHのX3200を持っていますが、最近の機種の方が優れている部分があるので機種変更です。




家でもSTINGERでもX3200を使っているのですが、撃ってから画面に結果が表示されるまでタイムラグがあります。

初弾を撃って結果が表示されるまで1秒ちょいかかります。表示されてからじゃないと次弾を認識してくれません。


家で計測するだけなら別にこのくらいのタイムラグは構わないんですが、STINGER定例会の弾速チェック時は2~3発撃ってもらって計測しており、沢山のエアガンをチェックしなければならないのでこのタイムラグが気になるんですよね。

しかも結構な確率でエラーになる。






YouTubeでこのAC6000の動画を見たら連続でスパスパ撃っても全部ちゃんと計測して一瞬で表示できていたので、これは良いなと。











では各部を見ていきましょう。

まずは正面から。なんとなくカッコイイ(笑)


このAC6000を選定した理由の一つが計測穴が大きいことです。

フィールドで弾速チェックするとき、X3200だと弾速計に対して少しでも斜めに撃ってしまうと計測エラーになる率が高いのでこれは良いです。
多少の斜め撃ちは許容してくれます。


同時期にXCORTECHのX3200 MK3というのも発売されたのですが、穴の大きさはAC6000の方が大きかったのでこちらにしました。










後ろにはmicroUSB端子が付いていて、外部電源から電力供給が可能!長時間使うフィールドではめちゃくちゃありがたいです。


X3200はバッテリー駆動のみで、弾速チェック待ちの行列が出来てる時に電池切れとかしたことが何度かあるので(笑)


因みにX3200を外部電源化する改造方法が香港マニアさんのブログで紹介されています。
■X3200にACアダプターを使用できる様にしてみる■


自分でコネクタとかアダプター探すのが面倒という方はダーティワークスさんで専用の外部電源化キットが売っています。
XCOATECH X3200 AC電源化キット














AC6000は電池での動作も可能です。



ここはX3200 MK3みたいに単3を2本で駆動できるようにしてほしかった・・・。
単4が4本って地味にハードル高いんですよね(笑)

ちなみにmicroUSBから充電池へ充電する機能はありません。















X3200とAC6000の計測穴の大きさの違い。





穴の面積は3倍くらいありそうです。















説明書は日本語のものが付いています。
















計測画面はこんな感じ。


この画面上で使用する弾の重さを変更することが可能です。


X3200ではRPM(1分間の発射回数)しか計測できませんでしたが、AC6000はRPS(1秒間の発射回数)が計測出来ます。
電動ガンの発射サイクルを語る時は基本的に秒間に何発かで表現しますから、RPS機能はありがたいです。しかも数発撃つだけですぐに分かります。



と、いってもX3200の改良版ではRPSに切り替えする機能は付与されたみたいですが。

私のX3200は古い方なのでRPMだけです。









メニューでは

・弾の重さ
・秒間サイクル/分間サイクル
・自動OFF時間
・液晶コトラスト
・初期化

が設定可能です。












ARMORER WORKSのハイキャパハイスピードの初速を計測してみました。


ARMORER WORKS ハイキャパハイスピードのレビューはコチラ





右ボタンを押すと直近25件の最大初速・最小初速、そして25回の平均初速を見ることができます。

画面画像では1発目~8発目しか表示されておりませんが、上ボタンを押すと9発目以降を表示することが可能。ボタン1回につき1行のスクロールです。

このリザルトは十字キーの↑を長押しすると消去できます。

















X3200とAC6000で初速の違いがあるかを調べてみたいと思います。初速が安定しているエアコキハンドガンで計測します。使うのはM1911ガバメント!

以前にレビューしたやつです。


1発づつ撃ちましたがほぼ同じですね。











2回目もほぼ同じ













何故か4回目以降から連続でX3200の方が1m/s程度高く出ました。


といっても誤差の範囲内かなと。


発売時期とメーカーが違うこの2機種でほぼ差が出なかったので両者ともかなり真実に近い数値を出しているのではないかと。














今度は8発連続で撃ってみましたが1度もエラーなく計測してくれました!この画面上でも計測可能なので連続して撃って平均を見たいときなんかは便利です。そしてこの画面は初速の最大、最小、平均が一発で見てわかるからいちいち説明しなくてもいいのが楽(笑)


というか、さすがエアコキ!めちゃくちゃ初速が安定してますね(笑)

そして68m/sって!
エアコキハンドガンってそこそこの数値でてるなーと改めて認識。









うむ。このAC6000はフィールドでも活躍してくれそう!




別にAC6000でなくてもいいので弾速計はカスタムしない人でも持っていた方が良いと思います。

最近では海外製の初速が安定しないエアガンを買う人も多いですから自分のエアガンの威力を知っておくのは何よりも大事です。初速云々は法律が絡んできますからね。





「俺はマルイの箱出しでカスタムしてないから大丈夫!」って人も持っておくと良いですよ。

頻度にもよりますが、電動ガンをサバゲーで1年も使うと初速が下がってきたり、サイクルが変わってきたりします。

買ってすぐの箱出し状態の初速とサイクルを最初にメモっておけば愛銃の性能がどう変化したのかを確認するのにも使えます。


新品時より初速が落ちてきたらスプリングがヘタってきたのかな~そろそろオーバーホールに出すか~とか、異常な初速低下だとタペットプレートとかノズルがおかしいのかな?とか判断できます。タペットとかが原因による異常な初速低下って発射音は普通だったりするから弾速器で測らないと分からなかったりするんですよね。

サイクルが落ちてきたらバッテリーがヘタってきたのかな?とかも分かりますし。




あと、インドアは0.2g弾で88m/s~90m/s以下のところが多いですから、自分の銃の初速が家で計測できれば、「明日のサバゲーはインドアだから92m/sの次世代M4は持っていく必要ないな」とか判断できますね。

STINGER定例会でもサバゲー始めて間もない方が「自分の銃の初速がわからないからとりあえず全部持ってきました」と、大荷物を背負って電車で来る方もちらほらいらっしゃいますが、一番重たくて荷物になる次世代電動ガンが初速制限にひっかかって使えなかったりします。
前日に自分で計測して使えないと分かっていれば大変な思いして持ってくる必要もないわけで。


ですからサバゲーする上で色んな場面で弾速器は役に立つので全サバゲーマーに持っててほしいと思っています。





弾速器は海外製ばかりでなので国内メーカーからASGK公認のデジタル弾速計を発売してほしいですね。

単純な機能だけで良いので安価で発売して普及させてほしいです。








  

Posted by 大門団長 at 20:56Comments(0)その他(サバゲグッズ等)