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Posted by ミリタリーブログ at

2018年06月08日

インドア用装備の構築 その③ マガジンの携行について

今回はインドアでのマガジンの携行についてです。


基本的にはインドアでは電動ハンドガンを使い、マガジンはノーマルマガジンを使います。
ノーマルマガジンを使う理由としては、インドアでも匍匐に近い姿勢になるので100連マガジンは長くて邪魔になるのと、ノーマルマガジンはかさばらないからです。


ということでノーマルマガジンはモールベルトのパルスウェビングに挿して携行することにしましたが、ただ入れただけだと取り出しにくいのでライラクスのマガジンキーパーを買いました。








こんな感じでウェビングに取り付けることで電動ハンドガンのノーマルマガジンの携行をサポートしてくれるというものです。2個セットになっています。



Amazonで1500円でした。







取り出してみました。


対応しているのは電動ハンドガン全機種のノーマルマガジンです。
100連マガジンは非対応らしいです。








裏側













早速取り付け!予備マガジンを4本も携行すること無いんですけどとりあえず4つ付けてみました。


モールベルトへの取り付け位置は左後方です。

アウトドア用装備のマガジンポーチの位置と同じですね。
もうここから抜く癖がついています。



そしてマガジンを挿す方向は下側にしました。
その理由は後ほど。
















入れ口はこんな感じ。
マガジンキーパーが斜めにカットされていて、マガジンが挿入しやすくなっています。












受け部分はこのようになっています。
















マガジンを入れる際はこの向きだとちょっとユルいです。下向きだと落ちる可能性があります。









弾が外から見えるように入れればキツくなるので下向きでも落ちることは無さそうです。












で!マガジンを下向きに挿す理由ですが、下向きの方がマグチェンジしやすいからです。


上向きに挿していた場合、立っている時にマガジンを抜く動作をすると腕が結構しんどいのと、動きが大きくなり、バリケから肘がはみ出る可能性もでてきます。





また、ポーチがマガジンをガッチリとホールドしていた場合、マガジンを抜こうとするとモールベルトがそのまま上に持ち上がってしまいます。あと、上向きだと体を少し反らさないと抜きにくいので個人的には下向きに挿す方が合理的だと思っています。














このように下向きの場合は腕の動きを最小限にできますし、肘が張り出すこともありません。









マガジンがガッチリホールドされていても、下向きの場合はモールベルトが腰骨で引っかかっているのでずり下がることもありませんので、すんなり抜くことができます。
















座っている場合のマグチェンジの場合も同様で、上向きだと自分の体が邪魔になるので立っている状態よりも更に抜きにくくなります。


座っている状態だとマガジン抜きにくいのか、わざわざ立って抜いてから座り直す方を色んなフィールドで結構見かけます。
あとはマグチェンジする時だけわざわざモールベルトを回転させて体の前にポーチを持ってきたりとかですね。


このように、人は装備によって無意識に動きを制限されてしまっていることがあります。


それはアウトドアフィールドでも同様で、ベストやプレキャリを付けていると動きにくいので無意識に通りにくいブッシュや木々、狭いバリケゾーンなどの場所を避け、広めのスペースに行ったりします。また、ベストで上半身の柔軟性を失い、ニーリングより低い姿勢になれないので、そういった相手が自分の正面のバリケに入った時は腰高より下からは撃ってこない。等々、相手の装備を見てどういった行動を取るかをおおまかに予想することができ、自分の戦いを有利に進めることができます。



因みに、コンビニに入ったらほとんどの人が無意識にすぐに曲がって雑誌コーナーを通って奥のドリンクコーナーに歩いていきますよね?あれはわざとそういう行動をとらせるように作られています。最初にコンビニの一番奥に行かせ、売れ線のドリンクを手に取り、レジに行く間に様々な商品を客の視界に入れて購買させる確率を増やしているわけです。

サバゲーでも同じような現象があり、その人の装備によって、またフィールドの構造によってゲームスタートしたらだいたいの人がどこに流れていくか、進軍スピードはどの程度か?などを予測することができます。













で、座った状態でも下向きだとこのようにスマートに抜くことができます。


ただ、ガスブロのマガジンだとポーチを下向きにしてしまうと流石に落ちてしまうので厳しいですし、見なくてもマガジンの位置を覚えてマグチェンジできるような練習は必要になります。













色々と語りましたが、あくまでも私はこの方がやり易いし、サバゲーにおいての合理性を追求してこうなっているだけなので皆さんは皆さんのこだわりに従って装備を整えれば良いかと思います。




相手を倒したい、ゲームで勝ちたいと思っているにもかかわらず、自分が発揮できるはずの能力が身に着ける装備によって制限されてしまっていることを自覚していない方が結構いらっしゃるので、そういった方は装備を見直してみてはいかがでしょうか。


サバゲーというルールを有利に戦うと考えた場合、装備を増やすことは強さに繋がらない場合がほとんどです。

有利に戦いたいなら、”いかに装備を減らすか”です。

装備を減らせば動きやすくなって立ち回り力も上がりますし、被弾に気付きやすくなるので無意識ゾンビする確率もグッっと下がりますから良いことばかりです。



ただ、サバゲーを戦争ごっこと捉えて楽しむ方も多いですから、被弾に気付ける程度で好きな装備、好きな恰好でサバゲーすれば良いと思います。サバゲー初めて間もない頃は様々な装備に身を包んでゲームに参加するだけで楽しいですし、好きな恰好で遊べるのがサバゲーの懐深さでありますからね。

あまりにも厚い装備で無意識ゾンビになりそうなのはダメですけど。

サバゲーにおいての効率性と、どうしても付けていたい装備を天秤にかけて自分なりの落としどころを見つけてみてはいかがでしょうか。





ということでまた次回!







  

Posted by 大門団長 at 21:00Comments(0)■装備■ベスト・ポーチ類