2017年02月21日
モーターのレスポンス徹底比較!
前回はOPTION NO.1のブラシレスモーターを組込みました。
で、このハイトルクでハイレスポンスを謳うモーターの性能ってのは実際どんなもんなんだ?っていうことで他のモーターとのレスポンスを比較してみたいと思います。
しっかりと数値化することで性能差を見ていきますよ。
もうね、レスポンスの具合を擬音で表現するのは卒業です(笑)
特に東京マルイのサマリウムコバルトモーターとの差が気になるところですね。
計測の方法ですが、この状態でドライブさせた音をマイクで録音して波形を見て判断します。
中身の構成を記述しておきます。
・メカボックス VFC純正Ver.2メカボックス
・スプリング アングス ハイサイクル用0.9J Sサイズ
・スプリングガイド VFC純正
・ギヤ VFC純正18:1 セクター1枚カット
・シリンダー ライラクス タイプC
・ピストン ライラクスハードピストン
・ピストンヘッド ライラクスPOM NEO
・配線 ライラクスEGエレメントコードNEO
・軸受け ORGA AIRSOT SUS420 8mm
・スイッチ 東京マルイ純正
レスポンスに関連する項目はこんなものかな?
トリガーを引いて通電した瞬間からギヤが回り始めてノイズが発生します。ノイズが発生したポイントからピストンの打撃音が鳴るまでの波形の長さを測ればレスポンスが分るというワケです。
バッテリーはOPTION NO.1の2100mAhを満充電の状態で計測します。
百聞は一見にしかずということで早速やっていきましょう!
まずは東京マルイ EG-1000モーターです!
ド定番の超安定モーターですね。
サバゲーで5回程度使用したものになります。
波形がこちら
モーター回転開始からピストンの打撃音までの間隔が狭いとレスポンスが良いということです。
レスポンスはmsec(ミリセカンド)で表記していきます。ミリセカンドっていうのは1秒を1000で割った単位です。
EG-1000モーターの場合は回転開始からピストンが落ちるまで約50msecとなりました。
EG-1000モーターのレスポンスが1つの基準となります。
因みに秒間のサイクルは18.7発程度になりました。
次はEG-30000モーターになります。
ハイサイクル電動ガンに入っているやつですね。M4 CRWに入ってたやつを取り出しました。
これはサバゲーで8回くらい使ったものになります。
結果は45msecとなりました。EG-1000よりも5msec短いですね。
たった1000分の5秒の差ですが、しっかりと体感できるくらいレスポンスの違いは分りました。
秒間サイクルは20.8発ほどになりました。
EG-1000のレスポンスを100%とするとEG-30000のレスポンスは90%ということになります。
10%の短縮ですね。
そこそこ強い負荷を掛けているのにも関わらずEG-1000よりレスポンスが良いってことはトルクも同等以上と思われます。
続いては東京マルイのサマリウムコバルトモーターです。
これは次世代のアーリーバリアントに入っているやつですね!
これから作る予備機の為に単体で買いました。
おお!流石に早いな!
34msecとなりました。
EG-30000から更に11msecも短縮です。
体感も余裕でできるレベル。
EG-1000を100%とした場合サマリウムコバルトモーターは68%ということです。
32%も短縮です。
誰かに説明する時、サマコバはEG-1000の2/3のレスポンスだと言えば分りやすいですね。
因みに秒間サイクルは20.3発に。EG-30000とほぼ変わらず。
サイクルが同じになったのはギヤ比とスプリングのバランスの問題な気がします。
で、今回の目玉のOPTION NO.1 ブラシレスモーターです!
実力はいかに!?
結果は・・・・
約33msec!!
ほんの少しだけサマコバを上回りましたがコレは誤差の範囲内と言えるかもしれません。
ピストンのスタート位置の誤差を考えるとほぼ互角ですね!
サマコバとブラシレスのレスポンスは私の銃のセッティングにおいては同じという結果になりました。
サイクルもサマコバと同じでした。
サマコバの定価は12800円
ブラシレスの定価は24600円
レスポンスの速さに対する価値は12800円として、ブラシレスはさらにバースト設定機能、リポアラーム機能、リアカン機能等々のFCUの付加価値が11800円と考えれば24600円という値段は妥当なのかな?という印象。あとブラシレスによる熱を発生し難い構造っていうのも付加価値になりますね。
FCU機能要らなければサマコバでいいのではないでしょうか。
ただし、今回の結果は私の銃に限りますのでみなさんの銃ではどうなるかは分りません。
と言いますのも、もしかしたら私の電動ガンの負荷に対してサマコバもブラシレスも持てるパワーの全てを出しているわけではない可能性があるからです。
2100mAhのリポで18:1のギヤでアングスのSスプリングを回すっていうのはお相撲さんが子供を軽々と持ち上げるくらい簡単なことなのかも知れません。
例えば、もっと負荷を掛けて13:1くらいのトルクが弱いギアで更に強いスプリングを回したらサマコバよりブラシレスのが明らかに早いって結果になったとかも考えられる。
また電流が配線でスポイルされているかもしれません。
サマコバとブラシレスがライラクスのEGエレメントコードNEOの定格電流を超える電流要求をしている可能性もあるということ。
つまり、配線が細くてモーターの性能が最大まで発揮できていないかもしれないという問題です。
「くそっ!栄養がたりねぇ!まだだ!まだ俺はやれるのに!」状態ってこと(笑)
水道で例えると蛇口の口径が5センチと4センチの物を用意してもホースの太さが2センチしかないと出すことのできる水の量は同じっていうことです。
配線の定格とモーターの定格の話に関してはド素人なので間違ってるかもしれませんが。
逆に13:1のハイサイギヤで凄く弱いスプリングを回すだけならEG-30000のがレスポンス早いかもしれないですしね。
と、素人の私が考えられる事項だけでも全て検査しようとするとかなり面倒なのでこれ以上はやりません(笑)
んまぁでも大体の銃で私と同じ結果になると思いますけどね。
あくまでもモーター選びの参考までに。
で、このハイトルクでハイレスポンスを謳うモーターの性能ってのは実際どんなもんなんだ?っていうことで他のモーターとのレスポンスを比較してみたいと思います。
しっかりと数値化することで性能差を見ていきますよ。
もうね、レスポンスの具合を擬音で表現するのは卒業です(笑)
特に東京マルイのサマリウムコバルトモーターとの差が気になるところですね。
計測の方法ですが、この状態でドライブさせた音をマイクで録音して波形を見て判断します。
中身の構成を記述しておきます。
・メカボックス VFC純正Ver.2メカボックス
・スプリング アングス ハイサイクル用0.9J Sサイズ
・スプリングガイド VFC純正
・ギヤ VFC純正18:1 セクター1枚カット
・シリンダー ライラクス タイプC
・ピストン ライラクスハードピストン
・ピストンヘッド ライラクスPOM NEO
・配線 ライラクスEGエレメントコードNEO
・軸受け ORGA AIRSOT SUS420 8mm
・スイッチ 東京マルイ純正
レスポンスに関連する項目はこんなものかな?
トリガーを引いて通電した瞬間からギヤが回り始めてノイズが発生します。ノイズが発生したポイントからピストンの打撃音が鳴るまでの波形の長さを測ればレスポンスが分るというワケです。
バッテリーはOPTION NO.1の2100mAhを満充電の状態で計測します。
百聞は一見にしかずということで早速やっていきましょう!
まずは東京マルイ EG-1000モーターです!
ド定番の超安定モーターですね。
サバゲーで5回程度使用したものになります。
波形がこちら
モーター回転開始からピストンの打撃音までの間隔が狭いとレスポンスが良いということです。
レスポンスはmsec(ミリセカンド)で表記していきます。ミリセカンドっていうのは1秒を1000で割った単位です。
EG-1000モーターの場合は回転開始からピストンが落ちるまで約50msecとなりました。
EG-1000モーターのレスポンスが1つの基準となります。
因みに秒間のサイクルは18.7発程度になりました。
次はEG-30000モーターになります。
ハイサイクル電動ガンに入っているやつですね。M4 CRWに入ってたやつを取り出しました。
これはサバゲーで8回くらい使ったものになります。
結果は45msecとなりました。EG-1000よりも5msec短いですね。
たった1000分の5秒の差ですが、しっかりと体感できるくらいレスポンスの違いは分りました。
秒間サイクルは20.8発ほどになりました。
EG-1000のレスポンスを100%とするとEG-30000のレスポンスは90%ということになります。
10%の短縮ですね。
そこそこ強い負荷を掛けているのにも関わらずEG-1000よりレスポンスが良いってことはトルクも同等以上と思われます。
続いては東京マルイのサマリウムコバルトモーターです。
これは次世代のアーリーバリアントに入っているやつですね!
これから作る予備機の為に単体で買いました。
おお!流石に早いな!
34msecとなりました。
EG-30000から更に11msecも短縮です。
体感も余裕でできるレベル。
EG-1000を100%とした場合サマリウムコバルトモーターは68%ということです。
32%も短縮です。
誰かに説明する時、サマコバはEG-1000の2/3のレスポンスだと言えば分りやすいですね。
因みに秒間サイクルは20.3発に。EG-30000とほぼ変わらず。
サイクルが同じになったのはギヤ比とスプリングのバランスの問題な気がします。
で、今回の目玉のOPTION NO.1 ブラシレスモーターです!
実力はいかに!?
結果は・・・・
約33msec!!
ほんの少しだけサマコバを上回りましたがコレは誤差の範囲内と言えるかもしれません。
ピストンのスタート位置の誤差を考えるとほぼ互角ですね!
サマコバとブラシレスのレスポンスは私の銃のセッティングにおいては同じという結果になりました。
サイクルもサマコバと同じでした。
サマコバの定価は12800円
ブラシレスの定価は24600円
レスポンスの速さに対する価値は12800円として、ブラシレスはさらにバースト設定機能、リポアラーム機能、リアカン機能等々のFCUの付加価値が11800円と考えれば24600円という値段は妥当なのかな?という印象。あとブラシレスによる熱を発生し難い構造っていうのも付加価値になりますね。
FCU機能要らなければサマコバでいいのではないでしょうか。
ただし、今回の結果は私の銃に限りますのでみなさんの銃ではどうなるかは分りません。
と言いますのも、もしかしたら私の電動ガンの負荷に対してサマコバもブラシレスも持てるパワーの全てを出しているわけではない可能性があるからです。
2100mAhのリポで18:1のギヤでアングスのSスプリングを回すっていうのはお相撲さんが子供を軽々と持ち上げるくらい簡単なことなのかも知れません。
例えば、もっと負荷を掛けて13:1くらいのトルクが弱いギアで更に強いスプリングを回したらサマコバよりブラシレスのが明らかに早いって結果になったとかも考えられる。
また電流が配線でスポイルされているかもしれません。
サマコバとブラシレスがライラクスのEGエレメントコードNEOの定格電流を超える電流要求をしている可能性もあるということ。
つまり、配線が細くてモーターの性能が最大まで発揮できていないかもしれないという問題です。
「くそっ!栄養がたりねぇ!まだだ!まだ俺はやれるのに!」状態ってこと(笑)
水道で例えると蛇口の口径が5センチと4センチの物を用意してもホースの太さが2センチしかないと出すことのできる水の量は同じっていうことです。
配線の定格とモーターの定格の話に関してはド素人なので間違ってるかもしれませんが。
逆に13:1のハイサイギヤで凄く弱いスプリングを回すだけならEG-30000のがレスポンス早いかもしれないですしね。
と、素人の私が考えられる事項だけでも全て検査しようとするとかなり面倒なのでこれ以上はやりません(笑)
んまぁでも大体の銃で私と同じ結果になると思いますけどね。
あくまでもモーター選びの参考までに。