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Posted by ミリタリーブログ at

2016年04月15日

MK18 mod.1 春のミリフォト祭り!

そういや最近ミリフォトを紹介してなかったな~ということで春のMK18 mod.1ミリフォト祭りを開催したいと思います。














いつもあたり前に紹介しているMK18 mod.1だけど、そもそもMK18 mod.1って何?って方も多いと思いますので説明を。


MK18 mod.1はM4の正統進化系のバリエーションで、主に米軍のマリーンレイダース(MARSOC)やSEALに代表される特殊部隊なんかで使われています。


最近のSEALはHK416とかも使用しているみたいです。

ちなみにHK416はM4のクローンで、HK社が作ったM4のコピー品なので正統な進化系ではないのです。
でもHK416の方が動作方式が確実で信頼性も高いという話をよく耳にしますね。

映画「ゼロダークサーティ」ではSEALのチームDEVGLUがHK416を使用したことで一躍有名になり、サバゲー業界でもDEVGLUコスチュームの人が一気に増えましたが、MK18 mod.1も根強い人気があります。


一般兵は自分が使用するM4のカスタムは基本的に認められていませんが、特殊部隊員は多種多様な任務に当たる為、様々なオプション機器を取り付ける必要がありますので隊員には使用するMK18 mod.1のカスタムが認められているのです。






こういうアッパーレシーバーにRISⅡが取り付けられたものが支給されたみたいです。
普通のM4よりもレールスロットが多いので拡張性が高いです。








なのでロアフレームだけ前から塗っていた茶色が残っていて、上が綺麗っていうミリフォトをよく見るわけですね!









元々はSOPMOD計画という特殊部隊向けに銃を様々なオプションを取り付けて任務に対応できるようにしようという計画がMK18 mod.1の発端になります。



その計画のBLOCK1(第一弾)の内容がコチラ



これが2007年くらいまで。

この第一弾が東京マルイも発売しているM4 SOPMODになります。





で、BLOCK2がコチラ



この中から自由に組み合わせて任務に対応してくださいね~的なキットです。

MK18 mod.1は以下のメーカーから発売されています。

VFC
G&P
TOP
G&G

中でもVFCが一番クオリティが高いんじゃないでしょうか。












で、MK18 mod.1の定義はハッキリしていません。っていうか私もそこまで詳しくはないのですが海外のフォーラムなんかを調べて知ってる限りを書きます。



まず、海軍で使用していたM16を短くして室内戦闘に対応させたのがMK18 mod.0になります。



要はM4 CQBってやつです。

で!なんでM4 CQBがMK18になるかと言うと、海軍ではなぜかM4の事をMK18と呼称しているから!
(因みに米軍は陸軍、空軍、海軍、海兵隊の4軍から成っている)

なのでMK18=M4ってことですかね。この辺になると自信がなくなってきます(笑)

因みにマルイの次世代M4 CQB-Rがこれですね。





MK18 mod.0に先ほどのアッパーレシーバーを装着したものがMK18 mod.1ということです。

1つがこのM16から進化していったパターンですね。

この場合、ロアレシーバーにはこういう刻印があります。






もう1つは通常のM4A1にアッパーレシーバーが支給されてMK18 mod.1になったもの。



最近は陸軍でもMK18 mod.1をよく目にしますが、厳密に言えば陸軍ではMK18とは呼ばずM4になるのですが、もとがMK18 mod.1と呼ばれていた銃なので海外のフォーラムなんかでも基本的にダニエルディフェンスのRISⅡが装着されたM4はどこの部隊で使われようがMK18 mod.1という風に解釈しているようです。


この辺は米軍の機密に触れる部分もあるのでアメリカのマニアの間でも未だに色々と憶測が飛び交っている状態で、日本の私たちが知りえる情報となんら変わりはなく、向こうの人たちも流出したミリフォトを見てあーだこーだと考察している感じですね~。





まぁとりあえずM4にダニエルディフェンスのRISⅡを取り付けていればMK18 mod.1と呼んで問題ないでしょう!


次世代M4 CQB-RををMK18 mod.1にするならコレをつければOK!










MK18 mod.1の詳細についてはこんなところですかね。


とにかくこの銃の面白いところは使用する隊員の趣向が強く反映されているところでしょう。

支給された機器を自由に取り付けできるのはもちろんのこと、BLOCK2の中に無いような機器を隊員が自分で買ってきて取り付けているところですよね。
用途不明なガムテープが巻いてあったり、紐をハンドガードに巻いていたりと、特殊部隊感がにじみ出ています。中には「君のそのセッティングは本当に使いやすいのか?」と疑問に思えるものもあります(笑)

何でもアリなのがMK18 mod.1の魅力です。












スマホだと写真の細部まで見れないと思うのでPC表示にすることをオススメします。







さっそくBLOCK2の中には無いMAGPULのバックアップサイトを乗せてますね!





それ以外はとてもシンプル。

最近はMAGPULのAFG2をつけている隊員多すぎ!AFG(アングルフォアグリップ)ってのは銃の先端の下についているフォアグリップのことです。


以前はタンゴダウンのロンググリップが定番な感じですが、最近は半分くらいはAFGじゃね??って勢いで普及してます。

















こちらも奥の人がAFG2をつけてます。




っていうかドットサイトがAimpointのCOMP M4ですよ!これは珍しいです。
しかもこれまた珍しいマグウェルを付けてます。

かなり珍銃ですよ。この隊員ちょっとオカシイです(笑)
















MK18 mod.1と言えば茶色に塗られたナイツのQDサプレッサーが定番なんですが、ここ1年くらいでこのシュアファイアのサプレッサーを使用する隊員も多くなってきています。



フロントサイトはナイツのBLOCK2で支給されるやつを前後逆向きにつけてます。多分PEQを乗せてるから逆にしないとフリップアップできないからでしょうね。こうしている隊員は結構います。ってかバックアップサイトつけてない隊員もすげー増えてます。


そしてなぜかリアサイトだけは別のものです。どこのだろこれ。

サイドパネルはナイツのパネルをつけてますがなぜか根元に2列分だけERGOレールパネルつけてます(笑)

意味あんのかその2列!!

もしかしたら他の隊員から「オレのERGOあまったからやるよ!その隙間にでもつけとけば?」的なノリで貰ったのかもしれません。


















このヒゲおじさんはMAGPULのACSストックをつけてますね!これは少数派です。フォアグリップもAFG2です。




以前はMK18 mod.1と言えばクレーンストックでしたが、ここ数年ではマグプル系のストックが大半を占めてる印象ですね~!

中でも多いのがCTRストックとMOEストック。

照準機器は当たり前のEXPS。


















ここからは同じシュチュエーションの5枚!

ん?照準がXPSですね。後ろにボタンがあるやつです。ちょいと珍しいかも。



こちらでもシュアファイアのサプレッサーです。

私も買おうかなシュアファイアのサプレッサー。ナイツのQDは時代遅れな感じがしてきたぞ。
















ここの部隊はある程度セットアップを揃えている感じですね。


















ストックはMOEですね。

CTRのロック機構って要らないんだろか。





奥の人がACOGですね。


ちょっとだけ珍しいパターン。














こんだけの装備の人間を引きずるって大変だな~
























彼は多分米軍の中で一番丁寧にサイリウムを投げる人ですね(笑)









今日はこんな感じです。


ミリフォト祭りは各所で評判が良いみたいなので定期的にやろうかな~と思います。












ということでまた次回!












  

Posted by 大門団長 at 21:30Comments(8)