2015年12月31日
デトニクス ガスコキ化!
今年もありがとうございました。
いや~早いもので当ブログも開設してから3年半が経ち、ミリブロ全国ランキングも20位をキープできるほどに。
いつも見ていただいている皆様のおかげです。
これからも宜しくお願い致します。
と、締めっぽい導入文になってしまいましたがここからですよ(笑)
色々と書くネタはあるのですが、お先にご依頼いただいたガスコキ化の記事をば。
今回依頼されたのは東京マルイ デトニクスのガスコキ化です。
ハンマータイプのガスガンならどの機種でもガスコキ化できます。
グロックとかのストライカー方式の銃はハンマースプリングがキックスプリングなので加工が難しいんですよね。

ガスコキ化とはガスガンのブローバック機構をオミットすることで消音化を図るカスタムです。
詳しい内容はコチラの記事から→ガスブロ M92F 固定スライド化 改良
ブローバックしないので次弾装填はエアコッキングガンのように手動ですることになりますが、サバゲーで隠密行動を取るスタイルならば連射性能を犠牲にしてでも消音化のアビリティは欲しいところ。
そもそも裏取りしたときって連射はしませんからね。
自分の好きなガスガンで消音プレイできますし、機種によってはCQCホルスターに収めておいて、場面によって電動ガンとガスコキを使い分けることができます。
私も普段は電動で正面から戦いますが、敵の戦線を抜けて裏取りしたときはガスコキに切り替えて敵に悟られないように後ろから削っていきます。
グロック26やUSPコンパクトと同じくらいの小ささですね!

これだけコンパクトならサイドアームにも最適ですね。
そういった意味ではガスコキ化に向いている銃だと思います。
アウターバレルはネジ切りしてあるものが取り付けられていました!

ガスコキ化はサイレンサーつけてこそのカスタムですからね~!VSR G-SpecやSOCOM MK23よりも音が静かになります。
では分解していきます。

フレーム状態になりました。

構造は基本的にどのガスブロも似ていますね。
内部を取り出し、ノッカーロッカーとノッカーロッカースプリングを取り除きます。

そんで、メインスプリングを少し切ってテンションを弱めます。

そんで、お次はチャンバーのカスタム!

チャンバーアッセンブリを取り外します。

M92Fはスライドにセーフティが備わっているので分解が面倒ですが、デトニクスにはそれが無いので比較的楽でしたね。
ピストンヘッドを取り除きます。

チャンバーの横にあるピンを抜いて中身を取り出しました。

そんで、チャンバー内の余分な隙間を埋め、ガスルートをパテで新造しました。

コレをやることによって効率良くガスを発射エネルギーに回すことができるので、初速の損失を抑えることができます。
あと、オプションで依頼を頂いた、マガジンバルブも拡張してガスの噴出量を増やしました。
そんで、カスタム前とカスタム後の初速を測って欲しいとの要望もありましたので測ってみました。
とりあえずカスタム前に測ってみたデータはコチラ
マガジンにガスを満充填し、25度に暖めた状態で計測。
SⅡS 0.2g プラ弾使用
計測器はX3200
10発平均
58~61m/sになりました。
ハイパー道楽様のレビュー記事のデータと同じですね!
他のガスブロと比べると初速が低いですが、マガジンのガス室が小さいのとバレルが短いので仕方ない部分ですね。
ですが、初速が低い=ガスの噴射量が少ない
ので、ガスコキ化した際の発射音は他のガスガンより小さくなると思いますので、ある意味では長所と言えるでしょう。
で、ガスコキ化後のデータはコチラ
63~66m/s
5m/sほど向上しました。
ハンマースプリングを弱めることで失ったガスの噴出量をガスルート新造での効率化とマガジンバルブ拡張での噴出量増加で補った感じですね。
結果的にガスコキ化したことで初速が上がりました。
ガスルートとバルブを弄らなければ初速はカスタム前と同じか少し下がった数値になると思います。
ということで、デトニクスのガスコキ化でした!
ということでまた来年!

2015年は忘年会でのワラシナでお別れです。
いや~早いもので当ブログも開設してから3年半が経ち、ミリブロ全国ランキングも20位をキープできるほどに。
いつも見ていただいている皆様のおかげです。
これからも宜しくお願い致します。
と、締めっぽい導入文になってしまいましたがここからですよ(笑)
色々と書くネタはあるのですが、お先にご依頼いただいたガスコキ化の記事をば。
今回依頼されたのは東京マルイ デトニクスのガスコキ化です。
ハンマータイプのガスガンならどの機種でもガスコキ化できます。
グロックとかのストライカー方式の銃はハンマースプリングがキックスプリングなので加工が難しいんですよね。

ガスコキ化とはガスガンのブローバック機構をオミットすることで消音化を図るカスタムです。
詳しい内容はコチラの記事から→ガスブロ M92F 固定スライド化 改良
ブローバックしないので次弾装填はエアコッキングガンのように手動ですることになりますが、サバゲーで隠密行動を取るスタイルならば連射性能を犠牲にしてでも消音化のアビリティは欲しいところ。
そもそも裏取りしたときって連射はしませんからね。
自分の好きなガスガンで消音プレイできますし、機種によってはCQCホルスターに収めておいて、場面によって電動ガンとガスコキを使い分けることができます。
私も普段は電動で正面から戦いますが、敵の戦線を抜けて裏取りしたときはガスコキに切り替えて敵に悟られないように後ろから削っていきます。
グロック26やUSPコンパクトと同じくらいの小ささですね!

これだけコンパクトならサイドアームにも最適ですね。
そういった意味ではガスコキ化に向いている銃だと思います。
東京マルイ No.23 デトニクス.45 18歳以上ガスブローバックガン
posted with カエレバ
東京マルイ(TOKYO MARUI) 2007-10-25
アウターバレルはネジ切りしてあるものが取り付けられていました!

ガスコキ化はサイレンサーつけてこそのカスタムですからね~!VSR G-SpecやSOCOM MK23よりも音が静かになります。
では分解していきます。

フレーム状態になりました。

構造は基本的にどのガスブロも似ていますね。
内部を取り出し、ノッカーロッカーとノッカーロッカースプリングを取り除きます。

そんで、メインスプリングを少し切ってテンションを弱めます。

そんで、お次はチャンバーのカスタム!

チャンバーアッセンブリを取り外します。

M92Fはスライドにセーフティが備わっているので分解が面倒ですが、デトニクスにはそれが無いので比較的楽でしたね。
ピストンヘッドを取り除きます。

チャンバーの横にあるピンを抜いて中身を取り出しました。

そんで、チャンバー内の余分な隙間を埋め、ガスルートをパテで新造しました。

コレをやることによって効率良くガスを発射エネルギーに回すことができるので、初速の損失を抑えることができます。
あと、オプションで依頼を頂いた、マガジンバルブも拡張してガスの噴出量を増やしました。
そんで、カスタム前とカスタム後の初速を測って欲しいとの要望もありましたので測ってみました。
とりあえずカスタム前に測ってみたデータはコチラ
マガジンにガスを満充填し、25度に暖めた状態で計測。
SⅡS 0.2g プラ弾使用
計測器はX3200
10発平均
58~61m/sになりました。
ハイパー道楽様のレビュー記事のデータと同じですね!
他のガスブロと比べると初速が低いですが、マガジンのガス室が小さいのとバレルが短いので仕方ない部分ですね。
ですが、初速が低い=ガスの噴射量が少ない
ので、ガスコキ化した際の発射音は他のガスガンより小さくなると思いますので、ある意味では長所と言えるでしょう。
で、ガスコキ化後のデータはコチラ
63~66m/s
5m/sほど向上しました。
ハンマースプリングを弱めることで失ったガスの噴出量をガスルート新造での効率化とマガジンバルブ拡張での噴出量増加で補った感じですね。
結果的にガスコキ化したことで初速が上がりました。
ガスルートとバルブを弄らなければ初速はカスタム前と同じか少し下がった数値になると思います。
ということで、デトニクスのガスコキ化でした!
東京マルイ No.23 デトニクス.45 18歳以上ガスブローバックガン
posted with カエレバ
東京マルイ(TOKYO MARUI) 2007-10-25
ということでまた来年!

2015年は忘年会でのワラシナでお別れです。
タグ :ガスコキ