2015年12月12日
MP7用ドラムマガジンの作り方
ちょっと間が開いてしまいました。
グロック用サイトは生産の為の準備をしている段階でございます。
最近は依頼のメッセージを沢山いただいてホントありがたいです!
そんな中、MP7用ドラムマガジンを作って欲しいとの依頼を受けました。
そういやブログ開設当初から作り方教えて欲しいってコメント来てたんですよね。
今回は良いタイミングなので作り方を解説していきますよ。ちょっと難しいけど腕に自信がある人はついて来い!!
自信が無い人は私に依頼してください。3300円で承ります。高い?これ結構時間が掛かるんすよ・・・!
今回も結構長い記事になりますので覚悟してくださいね。
スマホで見る人は親指の腱鞘炎に注意ですぞ!(笑)
まずはMP5用ドラムマガジンとMP7用50連マガジンを用意してください。

MP7用50連マガジンを分解します。

この写真で見た場合、裏側からピンを押すと抜くことができます。
ピンを抜いたら中身を上に持ち上げて取り出し、マガジンバンパーは前にスライドして取ります。
マガジンバンパーって名称で合ってるっけ?別にいいか!
次はスプリング等の中身を取り出します。
ネジを4ヵ所取りまして、横は接着剤で軽く留められているのでデザインナイフなりで軽く切れ目を入れてから力づくで割ります。

この写真の反対側は接着されていませんので反対側に定規的なものを挟んでこじってやると分解できますよ。
これが取り出した中身。
上のストッパーは使いますので取っておきます。

中身を取ったらガワを元に戻してノコギリで切っていきますよ~!
このラインでカットしていきます

柄のしっかりしているやつで刃渡りも長めのが使いやすいです!タミヤの600円くらいのやつはすぐ折れるのであんまし好きじゃないです。

因みにコレはウェーブのレザーソーです。
カッティングボックス付きなのでオヌヌメ!
とりあえずズバーっといって・・・・

こうなって・・・

これでOK!

そしたらストッパーを組み込んでネジで留めて元通りにしますよ。
給弾口のところはリューターで広げておきます。
後でプラパイプを差し込む為です。

お次はドラムマガジンの作業に入ります。
まずは分解!
側面2箇所を外します。

そしたらピンが現れるのでコレも2本抜きます。

ピンを抜くとこのパーツが取れます。これは後で使いますよ。

お次は裏面3箇所のネジを取ります。

給弾フタを開けたところにあるこの2箇所のネジも取りますよ。

これで分解完了!
ゼンマイユニットは分解しません。

そしたらこのラインでカットしていきますよ。

とりあえずズバっと!

120番のヤスリで均します。

ここは見えなくなる部分なので細かい番手で綺麗にする必要はありません。
次にマガジンバンパーの加工です。

真ん中を大きくくり抜きたいのでピンバイス等で穴を開けていきます。

こういうのは手動だとキツイのでリューターとか電動ドリルでやるとすぐ終わりますよ。
穴同士をニッパーで切って繋げてからデザインナイフでくり貫いて、さらにヤスリで整えます。

この穴も見えなくなる部分なのでそこまでキレイにする必要はありません。
マガジンバンパーをドラムマガジンに瞬間接着剤で点留め(仮留め)します。
バンパーの後ろ端とドラムマガジンの後ろのツラをあわせます。

MP7の50連マガジンとMP5のドラムマガジンはネジで接続するのでネジ穴を開けます。

ミニ四駆のネジで留めるので2mm径の穴を開けます。
そんで、MP7のマガジンのアウターのスライドさせる部分がネジを通すのに邪魔になるのでそれを削りますよ。

矢印の部分がMP7マガジンのアウターです。
ここに印をつけます。
油性ペンでも何でもいいですが、私の場合は針でキズをつけました。

ガワの素材はスチール(鉄)なので超鋼ビットで削ります。アルミだったら安いビットでもイケるんですけどね~

トルクのあるリューターじゃないと厳しいかもです。
こんな感じ。

ネジの頭が入るように加工します。

3.2mmのドリルでネジ頭の分だけ掘り込みました。
アウターをスライドさせてネジで留めるとこんな感じ。
このネジ頭が飛び出てしまうとグリップと干渉してしまいます。

かなりガッチリ固定されています。
ネジを取らないとMP7のマガジンもスライドできないようになっています。
お次はこのパーツを赤い線のラインでカットします。


今度は切った下の方のパーツとプラパイプをつなげます。

とりあえず瞬間接着剤で仮留めです。
ここをBB弾が流れるので、この段階でBB弾を入れてみて接着した場所をスムーズに通過するか確認します。

因みに使っているのはエバーグリーンのプラパイプ 230番です。

BB弾が通るのに丁度よい内径なのです。
BB弾がスムーズに通ることを確認したらエポキシ接着剤でガッチリ固定します。結構モリモリにしてしまいますよ。

硬化したらこのパーツはとりあえず完成。
そしたら、MP7のマガジンアウターとドラムマガジンをネジで接続してしまいますよ!

緩み防止で軽く接着剤を塗布しておきます。
ドラムマガジンのゼンマイユニットも戻して残りのネジも留めてしまいます。
そんで先ほど製作したプラパイプをアウターの中に入れ、ドラムマガジンと接続します。
乗せるだけですね。

で、最初に作ったこのパーツを上から被せて完成となります。

リューターで広げたのはこのプラパイプがハマるためです。
上から覗いた様子。

これで完成~!どうです!?

ネジが目立つので金属塗料で塗っておきました。

いや、いい仕事したと思いますよ。
MP7のマガジンってMAG社製の100連かマルイの190連になるんだけども、MAG社のは100発入れると給弾不良起こすし、マルイのも弾上がり悪いしでコレ!みたいなのって無いのが現状なんですよね~!
ですのでゲームでMP7をバリバリ使いたいって方はドラムマガジン化オススメです。
ゼンマイはMP5ハイサイクル用だから押し上げるパワーがあるのでしっかりフルオートで給弾追いつきますし、ゼンマイ巻くのもラクです。
で!
このメンドクサイ作業をやらなくてもいいようにMP7用 ドラムマガジンジョイントという商品を作りました!!
Amazonで購入可能です!ぜひよろしくお願いいたします。
グロック用サイトは生産の為の準備をしている段階でございます。
最近は依頼のメッセージを沢山いただいてホントありがたいです!
そんな中、MP7用ドラムマガジンを作って欲しいとの依頼を受けました。
そういやブログ開設当初から作り方教えて欲しいってコメント来てたんですよね。
今回は良いタイミングなので作り方を解説していきますよ。ちょっと難しいけど腕に自信がある人はついて来い!!
自信が無い人は私に依頼してください。3300円で承ります。高い?これ結構時間が掛かるんすよ・・・!
今回も結構長い記事になりますので覚悟してくださいね。
スマホで見る人は親指の腱鞘炎に注意ですぞ!(笑)
まずはMP5用ドラムマガジンとMP7用50連マガジンを用意してください。

東京マルイ No.163 MP5 ドラムマガジン スタンダード電動ガン用
posted with カエレバ
東京マルイ(TOKYO MARUI) 2009-12-05
MP7用50連マガジンを分解します。

この写真で見た場合、裏側からピンを押すと抜くことができます。
ピンを抜いたら中身を上に持ち上げて取り出し、マガジンバンパーは前にスライドして取ります。
マガジンバンパーって名称で合ってるっけ?別にいいか!
次はスプリング等の中身を取り出します。
ネジを4ヵ所取りまして、横は接着剤で軽く留められているのでデザインナイフなりで軽く切れ目を入れてから力づくで割ります。

この写真の反対側は接着されていませんので反対側に定規的なものを挟んでこじってやると分解できますよ。
これが取り出した中身。
上のストッパーは使いますので取っておきます。

中身を取ったらガワを元に戻してノコギリで切っていきますよ~!
このラインでカットしていきます

柄のしっかりしているやつで刃渡りも長めのが使いやすいです!タミヤの600円くらいのやつはすぐ折れるのであんまし好きじゃないです。

因みにコレはウェーブのレザーソーです。
カッティングボックス付きなのでオヌヌメ!
とりあえずズバーっといって・・・・

こうなって・・・

これでOK!

そしたらストッパーを組み込んでネジで留めて元通りにしますよ。
給弾口のところはリューターで広げておきます。
後でプラパイプを差し込む為です。

お次はドラムマガジンの作業に入ります。
まずは分解!
側面2箇所を外します。

そしたらピンが現れるのでコレも2本抜きます。

ピンを抜くとこのパーツが取れます。これは後で使いますよ。

お次は裏面3箇所のネジを取ります。

給弾フタを開けたところにあるこの2箇所のネジも取りますよ。

これで分解完了!
ゼンマイユニットは分解しません。

そしたらこのラインでカットしていきますよ。

とりあえずズバっと!

120番のヤスリで均します。

ここは見えなくなる部分なので細かい番手で綺麗にする必要はありません。
次にマガジンバンパーの加工です。

真ん中を大きくくり抜きたいのでピンバイス等で穴を開けていきます。

こういうのは手動だとキツイのでリューターとか電動ドリルでやるとすぐ終わりますよ。
穴同士をニッパーで切って繋げてからデザインナイフでくり貫いて、さらにヤスリで整えます。

この穴も見えなくなる部分なのでそこまでキレイにする必要はありません。
マガジンバンパーをドラムマガジンに瞬間接着剤で点留め(仮留め)します。
バンパーの後ろ端とドラムマガジンの後ろのツラをあわせます。

MP7の50連マガジンとMP5のドラムマガジンはネジで接続するのでネジ穴を開けます。

ミニ四駆のネジで留めるので2mm径の穴を開けます。
そんで、MP7のマガジンのアウターのスライドさせる部分がネジを通すのに邪魔になるのでそれを削りますよ。

矢印の部分がMP7マガジンのアウターです。
ここに印をつけます。
油性ペンでも何でもいいですが、私の場合は針でキズをつけました。

ガワの素材はスチール(鉄)なので超鋼ビットで削ります。アルミだったら安いビットでもイケるんですけどね~

トルクのあるリューターじゃないと厳しいかもです。
こんな感じ。

ネジの頭が入るように加工します。

3.2mmのドリルでネジ頭の分だけ掘り込みました。
アウターをスライドさせてネジで留めるとこんな感じ。
このネジ頭が飛び出てしまうとグリップと干渉してしまいます。

かなりガッチリ固定されています。
ネジを取らないとMP7のマガジンもスライドできないようになっています。
お次はこのパーツを赤い線のラインでカットします。


今度は切った下の方のパーツとプラパイプをつなげます。

とりあえず瞬間接着剤で仮留めです。
ここをBB弾が流れるので、この段階でBB弾を入れてみて接着した場所をスムーズに通過するか確認します。

因みに使っているのはエバーグリーンのプラパイプ 230番です。

BB弾が通るのに丁度よい内径なのです。
BB弾がスムーズに通ることを確認したらエポキシ接着剤でガッチリ固定します。結構モリモリにしてしまいますよ。

硬化したらこのパーツはとりあえず完成。
そしたら、MP7のマガジンアウターとドラムマガジンをネジで接続してしまいますよ!

緩み防止で軽く接着剤を塗布しておきます。
ドラムマガジンのゼンマイユニットも戻して残りのネジも留めてしまいます。
そんで先ほど製作したプラパイプをアウターの中に入れ、ドラムマガジンと接続します。
乗せるだけですね。

で、最初に作ったこのパーツを上から被せて完成となります。

リューターで広げたのはこのプラパイプがハマるためです。
上から覗いた様子。

これで完成~!どうです!?

ネジが目立つので金属塗料で塗っておきました。

いや、いい仕事したと思いますよ。
MP7のマガジンってMAG社製の100連かマルイの190連になるんだけども、MAG社のは100発入れると給弾不良起こすし、マルイのも弾上がり悪いしでコレ!みたいなのって無いのが現状なんですよね~!
ですのでゲームでMP7をバリバリ使いたいって方はドラムマガジン化オススメです。
ゼンマイはMP5ハイサイクル用だから押し上げるパワーがあるのでしっかりフルオートで給弾追いつきますし、ゼンマイ巻くのもラクです。
で!
このメンドクサイ作業をやらなくてもいいようにMP7用 ドラムマガジンジョイントという商品を作りました!!
Amazonで購入可能です!ぜひよろしくお願いいたします。