2014年01月17日
マルイ電動 MP7A1 ⑭ QDサプレッサー 塗装!
今朝、地元の旭川で-30度を記録したらしくてお昼のニュースなっていました。
私は18年間旭川に住んでいましたがさすがに-30度は経験したことないですね~。記憶している限りで経験したのは-23度くらいだろうか。
そのくらいの気温の時に外で呼吸をすると鼻の粘膜が凍りますし、あくびをして目を閉じると瞬時に涙が凍って目が開かなくなったりします(笑)
茶色のMP7に真っ黒のQDサプレッサーは浮いていたので塗装してみました。
QDサプレッサーのレビュー記事はコチラ
以前よりも配色バランスが良くなりました!
ところでこのサプレッサー、個体によってはガタ付きやサプレッサー内のスプリングのたわみでBB弾が干渉してうまく発射できないということが多いらしいですね~私のもバネを入れたままだとBB弾が干渉してしまいます。
UFCの製品ですから多くを求めてはいけませんね。そのうち改良してみたいと思います。
では塗装の工程を説明していきますよ!
とりあえず、筒の部分だけ塗りたいのでここまで分解しました。
分解の仕方は冒頭に貼ったリンク先の記事で記述してありますので興味のある方はご覧になって下さい。
塗る前には必ず中性洗剤で汚れや油分を洗い流しますよ。台所用洗剤のジョイがオススメ!
以前塗装したホロサイトは下地にGSIクレオスのメタルプライマーを吹きつけましたが、今回はガイアノーツのマルチプライマーをエアブラシで吹き付けたいと思います。
P-01 ガイア マルチ プライマー 50ml 【HTRC 3】
最近はガレージキットを塗装する際もこれを使っています。
銘柄はガイアマルチプライマーですが、中身はなんとテロソンコーポレーションの染めQミッチャクロンなのだ!
食いつきを良くする下地剤としては最強の塗料です。
これはエアブラシ用のミッチャクロンですが、スプレータイプもあります。
ミッチャクロンマルチ スプレー 420ml
ミッチャクロンを塗り終えたところ。ちょっと艶っぽくなりましたが写真では判り辛い。
塗る色はインディのダークアースです。
GunShopインディ 【スプレー】 NEW ダーク・アース モデルガンカラー
いきなりですが、プロモデラーとして正しいスプレーの塗装方法なんか書いてみます。
以前に何度か書きましたが、スプレーを使うときは対象物と5センチから10センチくらいの距離から吹き付けてください。
スプレー塗料というのは顔料+樹脂+溶剤の3つで構成された状態で塗料として成り立っています。
まず、顔料は色の元ですね。
樹脂は塗装膜を形成します。サラサラに溶けたプラスチックだと思ってください。この中に顔料が含まれています。
溶剤は顔料と樹脂を溶かして液体状にしているものです。
よく、2,30センチくらい離れた距離からシュッシュッと吹き付ける人が居ます。
ノズルから対象物まで距離があると対象物に塗料ミストが到達する前に溶剤が揮発し、顔料を含んだ樹脂が硬化してしまった状態で対象物に付着します。そうなると樹脂がしっかり塗膜を形成できないので表面がザラザラになって剥がれやすいと塗装面になってしまいます。
これがよくある失敗パターンですね。
5センチ前後の近距離で吹き付けると溶剤が揮発する間もなく缶の中の成分構成をそのまま対象物に吹き付けることが出来ます。
距離が近いので手も素早く動かさないとダマができてしまいます。大体20センチの距離を1秒で移動する早さでしょうか。
表面がしっとりするくらいたっぷり吹き付けてやることで溶剤が表面張力で綺麗な表面を形成します。
その後で溶剤が揮発(乾燥)し始めるので全体が引き締まった滑らかでキズが付き難い強固な塗装膜が完成します。
気温が低い冬場は溶剤の揮発速度が遅くなるので表面張力が発生しやすいのでそういった意味では冬は塗装に向いています。
ただ乾燥に時間は掛かりますね~。
スプレーは広い面を塗れる道具ではなく、綺麗にムラなく色が塗れる筆というイメージで使用するのが正しいですね。
缶スプレーは使用前には1分くらい振って中身をしっかり攪拌しないとしっかりした塗膜が形成されません。
あと、人肌くらいまで温めて内部のガス圧を高めないと弱い圧力のまま吹いてしまうと粒子がダマになってしまい、これまた綺麗な塗膜になりません。
また、ノズルを半押しにしてちょっとだけ塗りたいなんてのダメです。
ノズルはしっかり押し込んでください。0か100のどちらかです。半押しを多用するとガスの勢いが足りず、塗料のミストが均一になりません。
因みに、インディのスプレーは顔料、樹脂に対して溶剤がかなり多目に配合されていますので多少距離が離れていても綺麗に塗れるようになっている初心者に優しい構成ですが、タミヤスプレー等ですと樹脂が多目に構成されているので遠くから吹き付けるとすぐにザラザラな塗装膜になってしまいます。タミヤスプレーは5~10cmがオススメ。
汚し塗装で剥がしたいって方は逆に遠くから吹き付けてワザと弱い塗装膜を作ると自然な剥げができていいのではないでしょうか。
あ、気化した溶剤は体に毒なので換気はしっかり行ってくださいね!溶剤を吸いすぎるとご飯が苦くなりますよ(笑)
関係ないですが、シンナー遊びってありましたよね?あれはトルエンという成分で脳がトリップするものだったのですが、シンナー遊び防止?の為に2006年辺りで使用制限がかけられ、最近の一般的に手に入る塗料にはトルエンが含まれなくなりました。
ですので溶剤を吸いすぎてもシンナー遊び的なトリップする症状に陥る事はないです。
ただ体に悪いことに変わりはありませんので注意しましょう!
いろいろ面倒くせー!って思うかもしれません。そう、缶スプレーは面倒なんです!プロでも使うのは嫌がります。
だから安定して使えるエアブラシを買うんです。
ということで完成です。
このサプレッサーを付けてストックを伸ばすともはやアサルトライフルの長さですね~
ということでまた次回!
私は18年間旭川に住んでいましたがさすがに-30度は経験したことないですね~。記憶している限りで経験したのは-23度くらいだろうか。
そのくらいの気温の時に外で呼吸をすると鼻の粘膜が凍りますし、あくびをして目を閉じると瞬時に涙が凍って目が開かなくなったりします(笑)
茶色のMP7に真っ黒のQDサプレッサーは浮いていたので塗装してみました。
QDサプレッサーのレビュー記事はコチラ
以前よりも配色バランスが良くなりました!
ところでこのサプレッサー、個体によってはガタ付きやサプレッサー内のスプリングのたわみでBB弾が干渉してうまく発射できないということが多いらしいですね~私のもバネを入れたままだとBB弾が干渉してしまいます。
UFCの製品ですから多くを求めてはいけませんね。そのうち改良してみたいと思います。
では塗装の工程を説明していきますよ!
とりあえず、筒の部分だけ塗りたいのでここまで分解しました。
分解の仕方は冒頭に貼ったリンク先の記事で記述してありますので興味のある方はご覧になって下さい。
塗る前には必ず中性洗剤で汚れや油分を洗い流しますよ。台所用洗剤のジョイがオススメ!
以前塗装したホロサイトは下地にGSIクレオスのメタルプライマーを吹きつけましたが、今回はガイアノーツのマルチプライマーをエアブラシで吹き付けたいと思います。
P-01 ガイア マルチ プライマー 50ml 【HTRC 3】
最近はガレージキットを塗装する際もこれを使っています。
銘柄はガイアマルチプライマーですが、中身はなんとテロソンコーポレーションの染めQミッチャクロンなのだ!
食いつきを良くする下地剤としては最強の塗料です。
これはエアブラシ用のミッチャクロンですが、スプレータイプもあります。
ミッチャクロンマルチ スプレー 420ml
ミッチャクロンを塗り終えたところ。ちょっと艶っぽくなりましたが写真では判り辛い。
塗る色はインディのダークアースです。
GunShopインディ 【スプレー】 NEW ダーク・アース モデルガンカラー
いきなりですが、プロモデラーとして正しいスプレーの塗装方法なんか書いてみます。
以前に何度か書きましたが、スプレーを使うときは対象物と5センチから10センチくらいの距離から吹き付けてください。
スプレー塗料というのは顔料+樹脂+溶剤の3つで構成された状態で塗料として成り立っています。
まず、顔料は色の元ですね。
樹脂は塗装膜を形成します。サラサラに溶けたプラスチックだと思ってください。この中に顔料が含まれています。
溶剤は顔料と樹脂を溶かして液体状にしているものです。
よく、2,30センチくらい離れた距離からシュッシュッと吹き付ける人が居ます。
ノズルから対象物まで距離があると対象物に塗料ミストが到達する前に溶剤が揮発し、顔料を含んだ樹脂が硬化してしまった状態で対象物に付着します。そうなると樹脂がしっかり塗膜を形成できないので表面がザラザラになって剥がれやすいと塗装面になってしまいます。
これがよくある失敗パターンですね。
5センチ前後の近距離で吹き付けると溶剤が揮発する間もなく缶の中の成分構成をそのまま対象物に吹き付けることが出来ます。
距離が近いので手も素早く動かさないとダマができてしまいます。大体20センチの距離を1秒で移動する早さでしょうか。
表面がしっとりするくらいたっぷり吹き付けてやることで溶剤が表面張力で綺麗な表面を形成します。
その後で溶剤が揮発(乾燥)し始めるので全体が引き締まった滑らかでキズが付き難い強固な塗装膜が完成します。
気温が低い冬場は溶剤の揮発速度が遅くなるので表面張力が発生しやすいのでそういった意味では冬は塗装に向いています。
ただ乾燥に時間は掛かりますね~。
スプレーは広い面を塗れる道具ではなく、綺麗にムラなく色が塗れる筆というイメージで使用するのが正しいですね。
缶スプレーは使用前には1分くらい振って中身をしっかり攪拌しないとしっかりした塗膜が形成されません。
あと、人肌くらいまで温めて内部のガス圧を高めないと弱い圧力のまま吹いてしまうと粒子がダマになってしまい、これまた綺麗な塗膜になりません。
また、ノズルを半押しにしてちょっとだけ塗りたいなんてのダメです。
ノズルはしっかり押し込んでください。0か100のどちらかです。半押しを多用するとガスの勢いが足りず、塗料のミストが均一になりません。
因みに、インディのスプレーは顔料、樹脂に対して溶剤がかなり多目に配合されていますので多少距離が離れていても綺麗に塗れるようになっている初心者に優しい構成ですが、タミヤスプレー等ですと樹脂が多目に構成されているので遠くから吹き付けるとすぐにザラザラな塗装膜になってしまいます。タミヤスプレーは5~10cmがオススメ。
汚し塗装で剥がしたいって方は逆に遠くから吹き付けてワザと弱い塗装膜を作ると自然な剥げができていいのではないでしょうか。
あ、気化した溶剤は体に毒なので換気はしっかり行ってくださいね!溶剤を吸いすぎるとご飯が苦くなりますよ(笑)
関係ないですが、シンナー遊びってありましたよね?あれはトルエンという成分で脳がトリップするものだったのですが、シンナー遊び防止?の為に2006年辺りで使用制限がかけられ、最近の一般的に手に入る塗料にはトルエンが含まれなくなりました。
ですので溶剤を吸いすぎてもシンナー遊び的なトリップする症状に陥る事はないです。
ただ体に悪いことに変わりはありませんので注意しましょう!
いろいろ面倒くせー!って思うかもしれません。そう、缶スプレーは面倒なんです!プロでも使うのは嫌がります。
だから安定して使えるエアブラシを買うんです。
ということで完成です。
このサプレッサーを付けてストックを伸ばすともはやアサルトライフルの長さですね~
ということでまた次回!