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Posted by ミリタリーブログ at

2012年07月12日

アイコム製無線機 IC-4300

先日の日曜日はサバゲに行く予定だったのだが、当日の早朝まで結構雨が降っていた。てっちゃんと協議した結果、フィールドがグチョってる状態だとコケるし装備が汚れるので止めようということになり、話題のネイビーシールズを見にいった。最初から最後まで緊張感のある戦闘が楽しめる。本物の装備も見られて非常に満足。日本人でよかったと思った。


今回は我々のチームで使用しているアイコム製の無線機、IC-4300を紹介する。
前回のアイプロテクション記事同様、この無線機の記事も非常に少ないので詳しく書いていこうと思う。
無線機の導入を考えてる方の判断材料になれば幸いだ。




(2013/12/01 追記)
関連記事→アイコム製無線機 IC-4300 ② アコースティックチューブイヤホンマイク







去年の9月に発売されたばかりの機種で、今年の2月頃にチームみんなで4つ購入した。新しいし、小さく軽いという理由でこの機種に選定した。






詳しいスペック等はアイコムのHPに載っているので参照していただきたい。(リンク先 アイコムHP製品情報 http://www.icom.co.jp/products/land_mobile/products/tokusyo/ic-4300/ )

最初は無線機を有効に使うのが難しかった。「敵どこにいる?」「あのバリケードの後ろに2人」等かなり分かりづらい情報しか交換できなかったが、最近はてっちゃんが後方の見通しのよいところから私の死角や全体の戦況を報告、それを聞いて私が状況を見て周りと一緒に進行するという風に使っている。
今では無線は手放せなくなってしまった。



後ろ側には取り外し可能なクリップが装着されている。



クリップの力は結構強め。しかし、四街道いくさのサバゲでてっちゃんがチェストリグの肩に付けていたのが走った時にいつの間にか落っこちてしまった。いつも通り、サバゲー紳士によって発見された。てっちゃんは感謝の意を示す為にも中央の崖からフライング土下座をするべきだ。

クリップを使って固定するならベルトなど激しく揺れない部位につけたほうが良いかもしれない。





上にあるのがPTTスイッチといって、押している間だけ相手に音声が送信できる。タイムラグがあるので押してから1秒ほど間をおいて話さないと相手には話し始めが聞こえないので注意が必要だ。




電源は単3電池1本なのでお手軽だ。
因みにこの無線機にはIP55という耐粉塵、防水等級が設けられており、砂埃や雨、水溜りに落とした程度では壊れることが無い。電池の蓋にゴムパッキンが設けられており、異物の浸入を防ぐ役割を果たしている。サバゲでも安心して使用できる。









従来の機種は横に端子があったが、この機種の端子は上になっており、端子の規格も従来の機種とは異なっている。
ミリタリーテイストのヘッドセット等は従来の端子に対応したものしか発売されていないので、それらをを使用する際は2PIN3.5φ/2.5φ変換ケーブルという物が必要になる。また、各社から発売されている無線機用ポーチは従来の横端子用に作られたものが多く、この機種に対応したポーチは少ない。ただ、この無線機は携帯と同じ位のサイズなのでグレネードポーチや携帯用ポーチでも収納できるはずだ。

コレがその変換ケーブルだ。




ヘッドセットを使って会話したい場合は 無線→変換ケーブル→PTTスイッチ→ヘッドセットの順で接続する。コレがPTTスイッチで丸いボタンがスイッチとなっている。これらを接続した際は本体のPTTスイッチは使用できない。Z-TACTICALというレプリカメーカーの物でよく言われている大陸製というやつだ。


PTTスイッチとヘッドセット間の接続は規格化されているので自分の好きな組み合わせで楽しむことができる。
太い端子が受信した音声、細い端子がマイクで拾った音声を送信する端子だ。

しかし、このメーカーの2PIN端子を変換ケーブルに挿せば使えるハズなのだがピンの幅が狭くてしっかり入らない。


ちょっと分かりづらいかもしれないがオス端子の幅が狭い


接続しようとしてもここまでで止まってしまい、細い方が根元から曲がっている。
PTTスイッチも同じものをチームで4つ購入したが4つともこうなってしまうので個体差ではなく仕様ということだろう。



無理やり押し込んでも音声受信しか出来ない。つまり細い方の端子がしっかり接触できていないのだ。

これからこの無線機でレプリカのPTTスイッチやヘッドセットを使いたい方はアイコム製の変換ケーブルではなく、アルインコ製のケーブルを使うことで解決できるだろう。


二股になっているので幅が狭い等の問題は解決できる。それでも入れづらい場合はガワのゴムをカッターで削ってしまえば良い。


もう買ってしまったものは仕方ない。細い方の端子だけ接続して太い方の端子はポータブルプレイヤーで使う30センチの延長ケーブルを使って接続することで解決した。ちょっと不恰好だが仕方が無い。




これもZ-TACTICAL製のヘッドセット。耳がクッションにスッポリ入るし、周りの音が聞こえるような設計なので良い商品だとは思う。ただ寒い季節に使うとマイク部に吐息で水滴が付き、上手く音声を拾えなくなるという事態が起こった。冬場はマイクに吐息がかからないように注意が必要だ。



買って7回目のサバゲでヘッドセットの音声受信の導線が断線してしまい、要らないイヤホンを仕込むことで難をしのいでいたが9回目のサバゲでPTTスイッチが断線してしまった。
色々なブログで言われているが、ここでもあえて言わせてもらう。さすが大陸製!!

それに全部つなげるとぐっちゃぐちゃで取り回しが面倒だったので今は無線機単体で使用している。




ポーチはシマックスのフリマで買った携帯用ポーチを使用している。なんと100円だった!



スピーカーとマイクがふさがっているが問題なく音声を拾えている。



この無線機は今までシマックス、No.9、四街道いくさで使用している。

シマックスは高低差が激しく山を挟んでしまうと全く聞こえなくなる。バリケード等を挟むくらいでは問題ない。
No.9は平坦な所が多いので殆ど送受信が出来た。だが、谷底のIフラッグからだと上のほうにいる仲間には通じなかった。
いくさは中央に谷があるが殆どのところで送受信ができた。

つまり、山というか土を挟むと若干聞こえづらくなる。逆にそれ以外のバリケードや木々程度の障害物ではそんなに聞こえづらくなることは無いようだ。送信可能距離もサバゲーフィールド内なら全く問題ないレベルだと言える。


安い買い物ではないが、無線機を使うとより一層サバゲーを楽しむことができるので懐に余裕のある方は導入してみてはいかがだろうか。








PTTスイッチ


ヘッドセット









2013/12/25 追記

最近IC-4300Lという送受信が強化されたモデルが発売された。アンテナの長ささえ気にならなければ、コチラがオススメ。























  

Posted by 大門団長 at 20:18Comments(10)■装備■無線関連