2017年03月15日

プライマリを新調した!

3月半ばだというのにまだまだ寒いですね~例年だと気温が上がってくる時期だったと思うのですが・・・。

私は北海道の旭川に18年間住んでいましたが、千葉の気候に慣れてしまい、今や千葉人よりも寒がりになってしまいました。


北海道人は冬は断熱された家で暖房つけてアイス食うというネタのような話を皆さん一度は聞いたことがあるかもしれませんが、割と本当です。

北海道では冬になるとアイスの消費量が増えるというデータもあります。

よく母親に1000円札を渡されて「セブンイレブンでアイス沢山買ってきなさい、ガリガリ君とバニラのやつは2こづつね。それ以外は好きなの買いな」とよく命令されたものです。









いや、そんなことはどうでも良いのですが、新しいプライマリウェポンを新調しましたのでレビューしてみたいなと思います!











VFC AVALON LEOPARD CQBです!!


メインの武器は同じ性能のを2丁あったほうが良いと感じたので買いました。24耐とか6耐とかで壊れると困るからね。
あと友達に片方貸して「へっへ~どうだ俺のカスタムしたエアガン。すげ~だろ~」って言う。そしてカスタム沼にハメる。









VFCと言えば海外エアガンメーカーの中でも最も品質が良い高級エアガンとして認知されていますね。
パーツ単位の品質がすごく安定しているのでカスタムベースとしても最適なメーカーです。

私のチームメンバーもほぼ全員VFCです。しかもCZカスタム。

トレポン4挺もってるオッサンも使うのはVFCです。



VFCは徹底的に軍用銃をメインにラインナップしていて、特に特殊部隊御用達のMK18 mod.1なんかはコルト正式ライセンス刻印のレシーバーにダニエルディフェンス正式ライセンスのハンドガードを備え付けてるってことで至高の逸品として名高いですよね。

今でもMK18 mod.1は根強い人気となっています。






しかし、最近ではG&Gやクライタックがオリジナルデザインのライフルを市場に送り出してきてて、日本でも架空銃の人気となっています。
スポーツゲーマーが増えてきたことで軍用ライフルの形状でなくとも「カッコ良ければオッケー!」という風潮も徐々に広まりつつありますね。

個性派に人気のAPSのレッドドラゴンや・・・



実銃でありそうなデザインでカッコイイG&Gのプレデター



実銃メーカーが手がけるオリジナルデザイン、クライタックのトライデント・・・



っていう感じで実銃に囚われない形のエアガンの台頭は1つの大きな流れになりつつありますね。
マルイの新作ショットガンも架空デザインだし。





サバゲーは戦争ごっこなんだから本物の兵士のような格好をしてできるだけ本物に近い装飾を施した銃を使うという考え方が花形でありステータスでした。その辺の人達が最後に行き着く先が現用装備リエナクトのハートロックだったりするのですが、最近では世紀末な格好をして映画MADMAX的な世界観で遊ぶ「MADサバゲー」なるものや、徹底的にサバゲーをスポーツとして楽しむトーナメント大会「UAB」なども台頭してきていて、サバゲー自体も色々な方向に枝分かれしてきています。

これは非常に良い傾向じゃないかと思っていて、MADサバゲーはハロウィンのコスプレ的楽しさでパンピーに受けが良さそうだからそこを入り口としてサバゲーに興味をもってもらえますよね。

UABなんかはペイントボールに近く、審判も付いていて参加するには「着弾が見えやすいようにできるだけ黒い服を着用」というドレスコードが存在します。スポーティな格好でプレイしているので年配の頭が硬い人が見ても「戦争ごっこをしてる危ない人達」には見えないと思います。

因みにペイントボールはアメリカではテレビ放送されていて、ショービジネスとして成り立っているのだそう。休日の昼間に家族で観戦する娯楽スポーツの1つなんだってさ。

それぞれが1つのジャンルとして盛り上がってくれればサバゲーの社会的地位向上のキッカケになるしイベントがもっと増えれば休眠ゲーマーも再開し、新規のサバゲー人口も増えるんじゃないかな~と。何よりも世間からの「サバゲー=戦争ごっこ」っていう根強く残る悪いイメージも変えれるかもしれない。











ちょっと話が反れてしまったけども、そういう流れを知ってか知らずか?他メーカーの流れに追従してるだけか?ミリタリー路線一筋だったVFCも「アヴァロン」というブランドを立ち上げ、オリジナルデザインの架空銃をここ数年でいくつかリリースしております。



で、そのアヴァロンシリーズ最新作がこの「レオパルド CQB」ってワケ。










私はどちらかと言えばスポーツゲーマーの部類に入るんですが、それでも普通にミリタリー好きなのでガッチガチのミリタリーなMK18を持ってたり、サバゲーをエアソフトスポーツと捉えて、それに最適化した架空銃を使ったりとまぁ雑食なんで大体のモノはストライクゾーンに入ります。
でもよぉ、今回の銃のハンドガードはねぇわ(笑)


がお~って聞こえてきそうだよね。


てかさ!G&Gのプレデターをパクってミスったみたいな感じに見えるのは私だけか?

SNSにアップしたら「自分的には戦隊モノみたいでアリです!」っていう声もあったから一般的なウケはいいのかもしれないけども。

私の子供の頃はブームもあってか戦隊ヒーロー好きっていう友達が多い環境だったんだけど、その中でも私は兄の影響で1人だけガンダムのモビルスーツとかフロントミッションのパンツァーとかメカものを愛していたもんだからこういうデザインって受け付けないんだよね。









牙生えてるやんけ!!!

因みにレオパルドは和訳すると「豹」なのでこのハンドガードは豹をイメージしてるんでしょうね。



そしてハイダーが舌みたいになってるっていうかなり特徴的なデザイン。

うーん、すぐにでも外したい。





















じゃあなんでソレ買ったんだよ!!!




っていう読者のツッコミボルテージが最高潮に達したところで言い訳します。





見た目で選んだのでないのです!




見よ!メーカー案内の売り文句を!!

タクティカルシューティングやサバイバルゲームでの実射性・操作性を第一に考えた実戦的電動ガンをAvalonがビルドアップ。
更に進化したV2改メカボックスを装備、MOSFETを内蔵しトリガーレスポンスを向上。
VFC Gen.2HOPチャンバーにMonsterロングレンジHOPラバーと6.03mm精密バレルを装備、50m以上の有効射程距離を実現。
VFC VR16シリーズをベースにカスタムパーツをフル装備し、ハードガンケースパッケージで即戦力となる商品内容です。


全長:490/600mm
重量:2030g
装弾数:120発
バレル長:168mm
HOP:可変式(ロングレンジHOPラバー搭載)
インナーバレル:6.03mm精密インナーバレル装備
ファンクション:フル/セミオート
メカボックス:MOSFET内蔵Ver.2型/ベアリング軸受け/ECSスプリングガイド
モーター:ハイトルクモーター装備
バッテリー:ストックベース部に7.4vLipoバッテリー収納可能
7インチアウターバレル
Leopardレイルハンドガード
アルミレシーバー
FlatMatchトリガー
QRSサムレストトリガーガード
ラージマガジンリリースボタン
アンビチャージングハンドル
アンビセレクター機能
Pop-Upリトラクトストック装備
マイクロフリップアップフロントサイト付属
マイクロフリップアップリアサイト付属
レイルセクションS×3枚付属
ハードガンケースパッケージ
シリアルナンバー付







私は中身で選んだのだ!





特に惹かれたのが

・進化したV2改メカボックスを装備、MOSFETを内蔵しトリガーレスポンスを向上。
・ロングレンジHOPラバーと6.03mm精密バレルを装備、50m以上の有効射程距離を実現。
・メカボックス:MOSFET内蔵Ver.2型/ベアリング軸受け/ECSスプリングガイド
・バッテリー:ストックベース部に7.4vLipoバッテリー収納可能


以上の4点。



最初からMOSFET入ってるなんて素敵だし、メーカーチューンで50m以上の有効射程って気になるし、VFCnoVer.2改メカボは割れに難いし出来がいいし、なんと言っても新作のオリジナルワイヤーストックの根本にPEQバッテリー入るってのが最高すぎる!


このワイヤーストックの為に買ったと言っても過言ではない。






ちゅーことでストックを見ていこう。

ここからようやくレビューっぽくなるよ。

ボタンを押すとストックが勢い良くビュッ!と伸びる。









そんで、このスペースにバッテリーが入るわけ!

矢印の部分を両側から摘んで引っ張るとカバーがとれます。




カバーはもちろん樹脂なのでこのストックはHK416Cのワイヤーストックに比べてスゲー軽くなってるのだ。









バッテリースペースはこんな感じ。




OPTION NO.1の新しい2100mAhの厚めのPEQバッテリーでも収納できました。

因みにミニSサイズ互換のバッテリーは入りませんでした。











そんでなんつってもバッテリー収納できるのに短縮時の長さがHK416CとかStingerのストックと同じってところが最高に素敵だよね。



厳密にはアヴァロンのが3mmだけ長かったです。










通常のM4と比べるとこんな感じですよ。




私はゲーム中の快適性を求めるので藪で戦う際なんかは特にストックが邪魔になるのでこのワイヤーストックが私のスタイルにはピッタリなのです。

そんで、中距離以上での射撃の際はサッとストックを伸ばして精密射撃にも対応できるのが最高。

このストックを付けることで狭いコンテナ、遠距離戦、ブッシュ戦を全てこなせるのだ!










1段階伸ばすとここでようやくM4の最短時と同じになります。












で2段階目(MAX)まで伸ばすとM4の3ポジション目と同じ長さになります。




しっかり肩付けして狙うときは丁度いい長さです。




早くこのストック単体で買えるようにして欲しいですわ!

そしたらStingerの方もコレに変えてPEQボックスは廃止にする。















そんじゃ遅れましたが本体の方を見ていきましょう。

各所に赤色でアクセントをつけていますね。
あとで黒く染めたいと思います(笑)



セレクターもマガジンキャッチのボタンもアンビになっていますので左利きの人も普通に使えますね。ただ、セレクターに遊びがあって少し硬いのは気になるなぁ。これ中に連動ギヤ入ってるアンビタイプ特有の感触なんだけどあんまり好きではない。

アッパーの謎刻印も黒く染めよう・・・。


あとトリガーがダサいな~なんか別のカスタムトリガーに変えるか。














表面の仕上げは流石VFCといったところ。非常に綺麗!国内メーカーの仕上げと同等かそれ以上。パーツの合いも素晴らしい。

ロアの刻印はアヴァロンのオリジナルですね。レーザー刻印なので線が0.3mmと非常に細く、精巧な印象です。



当たり前ですがメタルレシーバーです。

耐久性が良いのはもちろん、"フレームが歪まない"というのがフルオート時の命中精度に直結します。













反対側の刻印はおもいっきりモンスターと書いてあって私的にキライ。しまむらとかに売ってる男子中学生向けのシャツの背中に付いてそうなロゴだ。

トリガーガードもオリジナルで、フィンガーレストがついている。これはイイネ。



マガジンリリースボタンは何故か丸い!面積が広いから押しやすいけど・・・あとで黒染めしよう。
















チャージングハンドルはオリジナルのカスタム品です。




色は・・・以下略







まぁこういったアクセントは私好みではありませんが、メーカーカスタム品のフラッグシップモデルという位置づけでもある本商品の性質を考えるとこういう「他とは違うぜ」感を醸しだす演出はいいのではないかと思いますね。

チームメンバーに黒く染めると言ったら赤の「アクセントかっこいいじゃん」って言われて染めようか少し悩んでもいる・・・!



ハンドガードが長いほうのLEOPARDはコチラ。




この銃の場合は長いほうがカッコいいね(笑)

この長さだと先端の顔もそんなに気にならないかも。













チャージングハンドルを引くとイジェクションポートがロックされてホップ調整が簡単に行えます。ボルトリリースボタンを押せばイジェクションポートが閉まります。VFCのは基本的に同じ構造です。




ドラム式なのでホップがズレないし、微調整が可能!!っていうやつなんだけど、チャンバーがちょっとグラついてるから調整してしっかり固定してやらないとダメだな。

50m飛んだとしても精度が悪いんじゃ意味が無いぜ。



















グリップもオリジナルの細身なタイプ。




軽くステッピング加工は施されていて滑りにくくなっています。

















マガジンはオリジナルのデザインのスプリング式が付属。










底を見てみるとゼンマイがあってもよさそうな形状・・・(笑)



















さて、ちょっとだけ中を覗いてみちゃおうか。
















フレームロックピンを抜いて前方にスライドさせれば分解可能です。


シリンダーまでもが赤!


















加速シリンダーですね。

そしてピストンまでもが赤い!(笑)




すごいね~ここまで赤へのこだわりを見せ付けられたらもう負けでいいよ。



いや、黒く染めるけど。


因みに平均初速は85~86m/sでした。
(X3200 マルイ0.2プラ弾使用)


サイクルは秒間16発でした。

う~んちょっと控えめだよな~。












折角なのでGen.2HOPチャンバーにMonsterロングレンジHOPラバーと6.03mm精密バレルとやらを見せてもらおうじゃねーか。

おお~なんかインナーバレルは期待させる色ですな!














反対側には何か書いてあるし。













さてと、ロックを外してスポッと抜いちゃいますよ。




















お~気密を高める為?の山が4つありますね。




ラバーは結構硬いです。














ホップの突起はどうなっているのかなっと。




フラット!だけど一応突起ある!

えーとね、角を落としたボルコムのマークみたいな形です。





裏返して写真撮ろうと思ったんだけど硬すぎてダメでした。

多分無理やり裏返したら千切れる。


















インナーバレルの窓は少し広げてありました。




因みに比較はVFC純正のバレルです。












そして押しゴムはというと・・・・・

























こここ、これは!!!アレじゃないか!?











っっっ!!!!





























ファイヤフライのなまずやんけ!!!






















とんでもないオチが待っていましたね(笑)


要は普通の長掛けホップでした。

それにしてもモロになまずでびっくりしたぜ。








とりあえず見なかったことにして元に戻しておきました。






アヴァロン レオパルドCQBは徐々にカッコ良くしていこう・・・。

あと、中身も調整しなきゃな。
















ということでまた次回!










  

Posted by 大門団長 at 21:30Comments(3)電動ガン VFC AVALON LEOPARD CQB

2017年03月08日

NO電動ガンイベント「一撃祭」

イベントを行います!!




私が運営するスティンガーと葛飾のインドアフィールドラムラムさんとコラボして4月9日 日曜日にイベントを行います。

会場はお世話になっているBB-Jungleさん。インドアなのに外でイベントやります(笑)


イベントっていうか、スティンガーとラムラムのコラボ定例会くらいの感じで捉えてもらえれば良いかと思います。

エントリーはコチラ






ゲーム内容は電動ガン一切使用禁止!基本的にセミオートオンリーの100発制限!

ガスガンとエアコッキングガンのみで戦っていただきます。

ルールはフラッグ戦をメインに通常の外でやるようなゲームを行います。




普段なかなか日の目をみることの無い銃をメインで使ってもらいたいのと、連射に頼れない戦いを楽しんでもらいたいと思っています。

ですから、一撃祭ではギリースーツ、ギリーパンツ、ギリージャケット、ハーフギリー、コブラフード等の使用は禁止とします。

プレキャリやベストのように胴体を覆うような装備の使用も控えて頂くよう要請する場合があります。

セミオートメインで連射が出来ないエアガンを使用するイベントの特性上、ヒットに気付きやすい格好でプレイしてください。


普通の迷彩服にモールベルトやバンダリア等の装備なら全然OKです。





サバゲーの定例会というのはコスプレ装備で楽しむ人、友達とレジャー感覚で来る人、勝ちにこだわる人、ダイエットの為に来る人、暇つぶしに来る人・・・・と、色んな趣向や目的で人が集まってきます。それぞれ種類の違う人達が1日そこで一緒に過ごすってのが「自由定例会」というイベントになります。だからどんな人種にも楽しめるようなレギュレーションになっているわけですね。





ですが、一撃祭では単純にサバゲーというエアソフトスポーツを楽しんでもらいたいイベントなのでギリーやベストなどの装備に制限を設けます。


当日は大門団長とラムラムのワンダーさんがゲームマスターを務めます。





タイムテーブル


8:00:開場

9:30:ミーティング開始

10:00:ゲーム開始 ・復活有りフラッグ戦 ・セミオートフラッグ戦

12:00:お昼休憩

12:50:午後ゲーム開始 ・1時間耐久戦 チェックメイト方式 ・クロスフラッグ戦等

16:45:ゲーム終了

17:00:閉会式

お昼はお弁当が注文可能です。タイムテーブルとゲーム内容は当日変更になる場合があります。

予めご了承ください。



レギュレーション

使用可能なエアガンは電動ガン以外、つまりエアコッキングガンとガスガンのみ。内蔵式、外部式問わずエアタンクの使用は一切禁止。

CO2カートリッジを使ったガスハンドガンは可(マルシン ファイブセブン等)

初速は法定基準以内に収まっていればOK。

基本的にセミオートオンリーの弾数制限100発以内。4ゲームほど弾数無制限、フルオート・ラピッドファイア有りのゲームも行います。

マルイのショットガンの場合はシェルに入れることのできる弾数が100発となります。すなわち33回しか撃てないということになります。

使用可能BB弾は完全バイオ弾のみ。重さは0.28gまで。

セミオートメインであるイベントの特性上、ギリースーツ、ギリーパンツ、ギリージャケット、ハーフギリー、コブラフード等の使用は禁止。

また、プレキャリ、ベスト等のヒットに気付き難い装備はスタッフ判断で着用を控えるよう要請する場合があります。装備やコスプレで擬似戦争を楽しむイベントではなく、純粋にエアソフトゲームを楽しんでもらうイベントなので、できるだけ身軽な格好でお願いいたします。

その他、ゲーム上のルール、マナー等の注意事項に関しては当日ミーティングにて説明します。

イベントに関するお問い合わせはスティンガーラムラムまで。








じゃあガスガンのM4とかMP7有利じゃね?って思った方、甘いですな!


エアコッキングがメインの静かなゲームの中でガスガンの音を鳴らすってことは居場所がモロバレになるのでいい的になるんですよ。

あえて後ろの方で敵の注意を引き付けて前の仲間を進ませるという役割なら良いかもしれませんね。



マルイのショットガンあたりが一番良いんじゃないかな?と思います。




参加者全員がイーブンな状態で戦うため、射撃の腕と立ち回りが求められます。

本物のサバゲーを体験してください。BB弾1発の重みを知れ!!!


皆様のご参加、ぜひお待ちしております!


エントリーはコチラ




  
Posted by 大門団長 at 21:15Comments(1)■サバゲ■

2017年02月27日

電動ハンドガンのバッテリーと配線によるレスポンスの比較

前回のモーターレスポンスを数値化して比較する記事がかなり好評だったので今度は電動ハンドガンを題材にしたいと思います。


電動ガンは空気を圧縮する動作をモーターとギヤで行うため、ガスガンやエアコッキングガンと比べるとどうしてもトリガーを引いてから弾が発射されるまでタイムラグが現れてしまいます。

数ある電動ガンの種類の中でも特に電動ハンドガンはトリガーを引いてから弾が発射されるまでのレスポンスが遅いので、そこに違和感を感じる人が多く、このレスポンスを短くしたいというのが電動ハンドガンユーザーの至上命題だったりするのです。








今回はバッテリーの種類によるレスポンスの違いを計測し、更に配線を高効率の物に変えた状態でどのようにレスポンスが変化するかを調べていきます。





なんか小学校の自由研究みたいだな(笑)
自分で言うのもなんですが、かなり資料的価値の高い記事になってると思います。だれか金くれっ!!!







今回の記事はいつも以上に長いのでスマホで見ている方はスワイプする親指が腱鞘炎にならぬよう・・・・。






”レスポンスを擬音で表現するのは卒業する”が今回の裏テーマでして、ブログやSNSが一般化した現代社会においてレスポンスを「ウィポポ」という表現を多用する状況が長きに渡って続いております。その最たる原因が電動ハンドガンであり、そのレスポンスの遅さから「ウィポ」系の擬音を世にはびこらせた諸悪の根源であります。

そういった状況を一変すべく、当ブログでは今後レスポンスを擬音で表現することは一切やらずにしっかりとミリセカンドという単位を使ってお伝えしますよ!!


今回は電動ハンドガン USPが実験台です。

















今回もモーターレスポンス比較検証時と同様にマイクで動作音を録音し、波形を見てモーターの回り始めからピストンが落ちるまでのスピードを計測する方法で検証します。














まず最初は新品の完全ノーマルUSPを新品のニッケル水素で駆動させた時のレスポンスを見ていきましょう。

バッテリーは最大限に性能を発揮できるよう、計測毎にデルタピーク式充電器で満充電状態にし、更に人肌に暖めた状態にします。





結果はというと・・・・・
























おっっっせ!




新品の電ハンに新品のバッテリーだとレスポンスが95msecとなりました。

1msecは1/1000秒となります。

なので95msecというのは"ほぼ0.1秒"っていうことですね。おせー。


波形の一番大きなところがピストンの打撃音になるのですが、そのあともギアノイズが続いていますね。

"ピストンが落ちた後も少しギヤが回ったところで通電が遮断される"のでこのようにノイズが後を引くわけですね。
セクターギヤが一周してまた最初にピストンが途中まで引かれた状態で止まるということです。

さらにピストンを引いた状態だとバネの力でギヤが少し逆転してベベルギヤの逆転防止ラッチに引っかかって止まりますのでその逆転ノイズも入っているものと思われます。

なので完全にギヤが止まるまでは0.14秒近くかかっています。













次に完全ノーマル状態のUSPをリポバッテリーで駆動させた場合のレスポンスはどうか。

リポバッテリーは計測毎にバランス充電器で2セルとも90%まで充電した状態にします。
接続にはトリガートークのリポバッテリー変換コネクターを使用しています。



ただ、このリポは6年前のだからけっこうコンディション悪いかもです(笑)






結果はこのようになりました。





82msecということで流石にニッケル水素よりは早いですね!

百分率でニッケル水素のレスポンスを100%とした場合、リポバッテリーは84%になります。

つまり16%のレスポンス向上となるわけですね。

多分、新品のリポだったらもう少し早いと思います。
















では、次に配線を高効率のものに変えてニッケル水素とリポバッテリーのレスポンスがどのように変化するかを調べていきます。




使用する導線はイーグルフォースの18ゲージ 銀コードです。
大変お世話になっている電動拳銃工房さんで電ハンに一番適しているとされているコードになります。



純正のコードよりも芯線が太く、電導効率が良くなっています。












サクっと交換。













ニッケル水素バッテリーでも計測するので接点端子もハンダ付けします。














このようにノーマルの状態と接点は全く同じ構成で、導線のみ銀コードに変えた状態にして計測します。




後のことを考えてノーマル状態よりも2センチほど導線が長い状態にしてあります。














さて、配線を高効率の物に変えただけでどのくらいレスポンスが変わるのか!?
























まずニッケル水素から。



おおおお!

すっげえ!配線変えただけで14msecも短縮されたぞ!!




配線変える前のリポとほぼ同じレスポンスになりました。

銀コードすげぇ!すげぇよ!

配線変える前はのニッケル水素は95secで交換後は81secなので15%の短縮になりました。















こうなってくると否が応にもリポのレスポンスを期待しちゃいますな!








配線交換後のリポのレスポンスは・・・・


















58msec!!!





配線交換前のリポは82msecで交換後のリポは58msecでしたから24msecもの短縮!!

実に30%もの短縮です。



ニッケル水素よりもリポの方がレスポンスの上昇率が高かったことからノーマルの配線がリポの突入電流をかなりスポイルしていたってことが分りますね。




















さて、しかしながら電動ハンドガンの配線にはまだまだ改善する余地があります。





この画像を見てもらうとわかるとおり、変換コネクタを使った場合は通常の長モノ電動ガンよりも接点が2箇所も多くなってしまいます。



この接点により、かなりの抵抗が生じていると考えられるので今度はこの接点を取り払った状態でのレスポンスを計測してみたいと思います。

















なぁ、ワクワクするだろ!?




















ちゅーわけで、モーターとスイッチから伸びている線に電動ハンドガン用リポバッテリーと同じBEC端子を直接取り付けます。




芯線が太いのでBEC端子の圧着はかなりギリギリ!














こんな感じになりました。
ニッケル水素はもう一生使わないってことで完全に専用バッテリー用端子は取り払いました。




うまいこと穴をあけて片方に配線をまとめました。

























うん。良い配線だ。我ながら良い仕事をしたぞ。

















で!!













この状態で計測した結果がコチラ!!





55msec!!




なんと接点を廃したことで更に3msec短縮できました。





ノーマルにリポを使用した状態が82secでしたからパーセンテージで言うと実に33%もの短縮になりました。


ほとんどの方が変換コネクタを介してリポバッテリーを使用していると思いますが、配線を変えるだけでレスポンスが2/3になるということです。










更に言えば、ニッケル水素を使っている人は配線を変えてリポにすればレスポンスを約半分にすることができるのです。

今回実験で使ったリポは6年前のやつなので新品のリポだったならば「約半分」じゃなくて「半分」になるかもしれませんね。

因みに電動ハンドガンはメカボックスが全て同じなので基本的にどの機種でも私と同じような結果になると思います。


















オマケとしてフルオートのサイクルも測ってみました。





まずは完全ノーマル状態でニッケル水素を使ったサイクル。



秒間12発になりました。ちょっと物足りないですね。


















次に銀コードに交換後のニッケル水素のサイクル。




なんと秒間14発!!


配線を変えるだけで秒間2発も増えました。




















次に新品ノーマル状態のUSPにトリガートークのコネクタを介してリポバッテリーを使った場合のサイクル。




秒間16発になりました。

スタンダード電動ガンの箱出し状態と同じですね!



















次に銀コードに交換後、トリガートークのコネクタを介してリポバッテリーを使った場合のサイクル。




16発となりましたが、波形を見てもらえば分るとおりほぼ17発と言っていいでしょう。

配線を変えることで秒間1発増えました。






















最後にコネクターを介さず、銀コードに直接BNC端子を取り付けた場合のサイクルがこちら。




18発になりました。

なんとリポでも配線を効率化するだけで秒間16発から18発まで向上することができました。すげーな銀コード。


ただ、最後の18発っていうのは波形上の数字であって、トリガーを引いた瞬間からの秒間サイクルで言えば17.5発程度になると思います。
すっげー細かい話ですが(笑)







各データのまとめ


■純正ニッケル水素

セミのレスポンス

ノーマル状態 95msec

配線交換後 81msec

配線交換で15%のレスポンス向上

フルオート時の秒間サイクル

ノーマル状態 秒間12発

配線交換後 秒間 14発

配線交換で秒間2発のサイクル向上



■リポバッテリー


セミのレスポンス

ノーマル状態 82msec

配線交換後 58msec

配線交換+中間端子・リポコネクタオミット 55msec

最終的に33%のレスポンス向上

フルオート時の秒間サイクル

ノーマル状態 秒間16発

配線交換後 秒間17発

配線交換+中間端子・リポコネクタオミット 秒間18発

最終的に秒間2発のサイクル向上



結論として電動ハンドガンにおいて高効率配線に変えるだけでレスポンスと秒間サイクルは大きく向上するということが分りました。




じゃあなんで東京マルイは純正の配線にを効率悪い物にしてんだ?っていう話になるのでその考察を書いていきます。


通常の長モノ電動ガンはピストンに負荷を逃がしてピストンだけが寿命を迎えることでメカボ全体に被害が及ばないような設計になっています。

これが電動ハンドガンの場合、長モノとは違ってセクターギヤだけ壊れるようになっています。
(私のフィールドのレンタル銃が12丁ほど寿命を迎えたが、すべてがセクターの磨耗による故障)







これが磨耗してしまったセクターギヤです。



スパーギヤと噛み合うギヤが削れている。



歯の引っかかり面積もそんなに広くない電動ハンドガンのギヤで高レスポンス、高サイクルをやってしまうとこのセクターギヤがすぐに磨耗して壊れてしまいます。


ですので東京マルイ的にはわざと導線で電流をスポイルさせて遅いサイクルにしたのではないかなと思います。

これも会社的事情なんでしょうが、すぐに壊れて修理が殺到しても対応に困るし「電ハンはすぐに壊れる」と言われても困るっていう側面もあるのでそこそこの性能でそこそこのタイミングで壊れる状態にしてバランスを取ったんでしょう。きっと。




これで高効率の配線にしてレスポンスもサイクルも長モノと変わらないっていう商品的価値を高めたところで寿命が短ければ本末転倒です。

「レスポンスとサイクルも長モノと変わらない」という長所よりも「割とすぐ寿命迎える」という短所の方が大きく印象に残ります。

人って基本的に良い印象よりも悪い部分の印象のが強く残りますから売上げにも大きく影響するでしょう。
そういったリスクを回避したとも考えられます。


ほとんどのユーザーは冬でも使えるコンパクトな電動ガンっていうところで十分にプライオリティを感じる訳で、しかも命中精度もバツグンときている製品です。そこへきて「でも発射サイクルとレスポンスは悪いよね」って言う人は一部のチューナーを除いてほとんど居ません。

しかもサバゲーにおいてはレスポンスが30msec短くなった程度で相手を倒せるようになるかと言えばそうではありませんしね。



ただ、撃っていてレスポンスは短いほうが気持ちはいいので配線の交換はオススメですね!

そのかわり銃の寿命も短くなることをお忘れなく!!

でも電ハンって修理簡単だしギヤ1個取り替えるだけで直るから自分で弄れるようになればかなり面白いエアガンになると思いますよ。





ニッケル水素用の端子を取っ払うと変換コネクタ使用時よりも1センチ余裕が生まれますので配線バランス端子も無理なく綺麗にまとまります。




本体側の端子の線も出来るだけ短くすることでスライドカバーに配線を挟んでしまうなんてことも避けられます。

コネクタを使っているとかなり無理やり押し込む感じになり、バッテリーのコードが断線する恐れもありますから、これはかなりオススメできるカスタムです。










最後に思ったのがBEC端子の断面積が銀コードよりも小さかったので端子で電流がスポイルされてるんじゃないかっていう疑問も・・・・。

だから銀コードをリポバッテリーに直付けしたら更にレスポンスよくなったりするかもしれませんね!でもバッテリーメーカーが最初からBEC端子付けてるってことはスポイルされることはないってことなのかな・・・。




とりあえず今回はバッテリーの種類と配線の交換によるレスポンスの違いを確認したかっただけなのでFETとか端子の種類を変えるとどうなるかというのはまた今度。



あのね~結構めんどくさいのよこの実験(笑)

だからしばらくはやりません!













ということでまた次回!!










  

Posted by 大門団長 at 21:44Comments(9)電動USP