2017年10月07日
サーマル リューポルド LTO Tracker ②ゼロインマウント
風邪を引きかけたけど葛根湯でギリ回避した大門団長です!
悪寒!?風邪!?と思ったらすぐに葛根湯とビタミン剤を飲んで寝ればなんとかなります。
いや、なんとかならないことの方が多いんですけどね(笑)
すっかり秋めいてきましたね。今年の秋の24耐は都合がつかなくて出れなかったので来年の春は絶対に出たいと思います。
24耐と言えば夜戦!
夜戦と言えばサーマル!
というわけで久々にサーマルスコープでも弄ってみたいと思います。
LTO Trackerのレビュー記事はコチラ
あとレベルアップサバゲーで夜にサーマル使うとどう見えるかを実験しているのでぜひご覧下さい。
リューポルド LTO Tracker、ヤフオクでは8万円台で買えるみたいですね!かなり値崩れしてます。
サーマルにしては価格も手頃で性能もそこそこ、ということで結構売れてるみたいです。
さて、このLTO Trackerはレティクルを表示する機能があるのですが、調節する機能が備わっていません。
以前、アケノハチタイに出た際にサーマルが大活躍したわけですが、レティクルは意味を成さないので結局は液晶画面を見て「大体この辺撃ったら敵がヒットって言ったからこの辺狙えばいいかな」みたいな使い方になってしまいました。それでは勿体無い!
ということで、Laspurというメーカーの上下左右調整可能マウントを買いました。
http://jparmy.com/products/detail.php?product_id=1543
マウントごと調整してゼロインするというタイプです。
エルカン スペクターなんかと同じ原理ですね!
20000円もしたので高い買い物でしたが、それよりも高いサーマルをテキトーな使い方でを持て余してしまう方が勿体無いのでしっかりと使える、意味のある装備にしないと!と考え、購入しました。
今後、数十年サバゲーをやると考えると夜戦をやる機会はうんとあるので元はとれるでしょう(笑)
とはいえ、金欠なので使ってない装備売るか・・・。
ということでゼロインマウントを見ていきましょう。
一応実銃用のアイテムですが、なんだかレプリカっぽく見えてしまうのはレプリカ買いすぎ病ですかね。
なんか、もっとこう、高い買い物したという実感が欲しかったのにそれが沸かないってのはちょっと悲しい(笑)
だって、とてもレプリカみたい。
そう考えると東京マルイのガスガンとかは箱もカッコ良くして高級感を演出してるから偉いよね。開けた時「おぉ~♪」ってテンション上がりますもんね。
あれが味気ないボール紙の箱に入ってるだけだったら開けたときの感動は半減すると思うんですよ。
さて、気を取り直して・・・
リングはこんな感じです。
30mmなのでリューポルド LTO Trackerをマウント可能なのだ!
横についているツマミを回せばパカっと開く仕組みになっています。
上には20mmレールが付いているのでRMRとかドクターサイトみたいな小型ドットを載せるのに良いですね。
スペーサーも付属しているので25mm径の機器もマウント可能です。
この商品のキモであるマウント基部です。
反対側のツマミがレールマウント用のネジです。
レンチが4種類も入っていました。
マウント取り付け用ロックにはスプリングが仕込まれていて、、、、
手を離すとスプリングの力でロックがかかります。要は仮止めって感じですかね。そこからネジを閉めこむとガッチリ固定できます。
この機構のおかげで取り外す際にいきなりボロっと取れて大事な機器が落ちるというのを防いでくれます。
各調整ダイアルにはイモネジが備わっていて、ゼロインが狂わないようにロックできるようになっています。
早速取り付け!!
おお~イイ感じじゃないか!
因みに調整範囲はかなり広いです。
上下
左右
このLaspurのゼロインマウント、見た目がゴツいし調整機能が付いてるから結構重いのかと思いきや、むしろマルイのハイマウントよりも軽かったという!
東京マルイ ハイマウント
USA Laspur 上下左右調整マウント
ハイマウントと比べるとコンパクトなのが分るかと思います。
Trugroドットを載せてみた。
うーん、ちょっと違うな(笑)
見た目的にはこっちだろ!
載せてみたのはライラクスのコンパクトダットサイトの自動調光のやつです。
この面構え、かなりそれっぽくてカッコイイぞ!
でもこのドクタータイプのサイトってドットの視野が狭いからあまり好きではないんだよね・・・。
だから実戦の時はTrugroサイト使うかな~。
というか昼と夜で銃ごと分けるから夜用のはドット無しでいいか。ドットのLEDの光でバレるし。
実際に銃にマウントするとこんな感じ。
ドットサイトのパララクスがP90並に!!
ってかあれ?オフセットマウントが付いてるぞ・・・こっちにドット載せれば・・・?
これだわ!しっくり来たわ!
うん、でもドットは夜戦じゃ使わないかな。サーマルゼロインしておけばそれで狙えばいいわけだし。
ということでLTO trackerのゼロインに悩んでいる方はLaspurのゼロインマウントがオススメですよ!
ゼロインマウント無しでゼロインする方法も一応あるので紹介しておきます。
このようなプリズムサイトをサーマルの後ろに載せる方法です。
プリズムサイトと言うとあまり聞き馴染みが無いかと思いますが、要は等倍のスコープです。
スコープなのに倍率無いって意味あんの?って思うかもしれませんが意味あります。
そんなもん載せずにサーマルの後ろにドット乗せればいいんじゃないの?とお思いでしょうが、ドットサイトはレンズに反射した光源を見るので自分の顔の位置をズラすとドットの位置も大きくズレるのです。
それが30m~40m先にあわせるなら多少のズレで済むのですが、サーマルとタンデムするわけですからドットサイトの目の前の画面を見るわけです。
そうすると顔を少しズラしてしまうとドットがサーマルの画面上をそれはそれは自由自在に動き回ってしまうのでドットサイトはサーマルには全く使えないのです。
ただ、毎回銃を構えた際にゼロインした時と同じ位置に寸分の狂いなく頬付けできるなら話は別ですけどね。でもそれは無理でしょう。1mmズレただけで50mで5mくらい着弾点がズレますよ(笑)
そこで等倍スコープの登場です。
等倍スコープのレティクルは投影式じゃなく、固定されているのでドットのようなことにはならないのです。
じゃあ等倍スコープでゼロインしてから前にサーマル乗せればいいんでしょ?ってなるかと思いますがそれも違います。
サーマルが確実に銃身と水平に取り付けられているならそれで構いません。
しかし、実際はサーマルのマウントが銃身と完全に水平に取り付けられているなんてことはまずありえません。
必ず上下左右に少なからずズレが生じています。
等倍スコープでバッチリゼロインしていてもサーマルが変な方向を向いていたらこのようになります。
等倍スコープで正面を狙っているつもりがサーマルの傾いた画面を見ているので自分が狙った場所とは全く別の方向に弾が飛んでいくことになります。
上の画像は極端に書きましたが、マウントが0.1~0.2mmでも上下左右にズレていたら40m先では50センチから1メートルくらいのズレになってしまいます。
なのでもしサーマルと等倍スコープをタンデムする方法を採るなら両方マウントしてからゼロインしなければなりません。
ターゲットににホッカイロでも取り付けてスコープ越しに覗いてみて着弾を確認したところに後からスコープのレティクルを合わせるという方法が正解になります。
例えばサーマルが少し左側に向いてしまっていた場合の着弾点は恐らくこういう位置になるかと思います。
私のはレプリカなんですが、焦点距離が長いのでサーマルとこのくらい離さないと画面にピントが合いませんでした。
しかもこれ、分解してレンズの位置関係を調節した状態ですからね。
分解しないでそのままタンデムした場合は更にこれの倍くらいの距離をとらないと画面にピントが合いませんでした。
フォートレスさんのブログにFLIRと等倍スコープをタンデムする記事があったのですが、サーマルとスコープを密着させてることから実物のプリズムサイトなら焦点距離を短く調整できるのかなと。覗いてみたことないから分らないけど。
http://akenotaikyu.blog77.fc2.com/blog-entry-87.html
でも実物の等倍スコープは7万もするっていうね。LTO Trackerのユーザーならゼロインマウント買った方が安いですし、サーマル単体での運用が可能になります。
とまぁこういった経緯もあったので最初からゼロイン可能なマウントを買った方が早かったよ。というお話でした。
割とマジで有りなのが等倍スコープも載せず、サーマルだけをマルイのハイマウントで銃に載せ、ターゲットを撃って着弾した場所の画面上にホワイトボード用のペンで印を付けるという方法。
これが一番安くて確実なゼロイン方法になります。
ホワイトボードマーカーなら消したくなったら指で擦れば消えますし。
ちなみに、以前ヤフオクでエルカン M145のマウントだけ分離し、レールとマウントリングを取り付けてLTO trackerを載せて出品している人が居ました。
M145のマウントはゼロイン機構が付いているのでそれ目的で買って試してみるのも良いかもしれません。
ただM145はレプリカでも12000円とかするのでレール代とマウントリング代と手間を考えるとLuspurのゼロインマウント買った方が早い気もします。
M145のマウント改造やってみようかな・・・仲間でLTO tracker持ってる人居るから作って売りつけようかな(笑)
ということでまた次回!
悪寒!?風邪!?と思ったらすぐに葛根湯とビタミン剤を飲んで寝ればなんとかなります。
いや、なんとかならないことの方が多いんですけどね(笑)
すっかり秋めいてきましたね。今年の秋の24耐は都合がつかなくて出れなかったので来年の春は絶対に出たいと思います。
24耐と言えば夜戦!
夜戦と言えばサーマル!
というわけで久々にサーマルスコープでも弄ってみたいと思います。
LTO Trackerのレビュー記事はコチラ
あとレベルアップサバゲーで夜にサーマル使うとどう見えるかを実験しているのでぜひご覧下さい。
リューポルド LTO Tracker、ヤフオクでは8万円台で買えるみたいですね!かなり値崩れしてます。
サーマルにしては価格も手頃で性能もそこそこ、ということで結構売れてるみたいです。
さて、このLTO Trackerはレティクルを表示する機能があるのですが、調節する機能が備わっていません。
以前、アケノハチタイに出た際にサーマルが大活躍したわけですが、レティクルは意味を成さないので結局は液晶画面を見て「大体この辺撃ったら敵がヒットって言ったからこの辺狙えばいいかな」みたいな使い方になってしまいました。それでは勿体無い!
ということで、Laspurというメーカーの上下左右調整可能マウントを買いました。
http://jparmy.com/products/detail.php?product_id=1543
マウントごと調整してゼロインするというタイプです。
エルカン スペクターなんかと同じ原理ですね!
20000円もしたので高い買い物でしたが、それよりも高いサーマルをテキトーな使い方でを持て余してしまう方が勿体無いのでしっかりと使える、意味のある装備にしないと!と考え、購入しました。
今後、数十年サバゲーをやると考えると夜戦をやる機会はうんとあるので元はとれるでしょう(笑)
とはいえ、金欠なので使ってない装備売るか・・・。
ということでゼロインマウントを見ていきましょう。
一応実銃用のアイテムですが、なんだかレプリカっぽく見えてしまうのはレプリカ買いすぎ病ですかね。
なんか、もっとこう、高い買い物したという実感が欲しかったのにそれが沸かないってのはちょっと悲しい(笑)
だって、とてもレプリカみたい。
そう考えると東京マルイのガスガンとかは箱もカッコ良くして高級感を演出してるから偉いよね。開けた時「おぉ~♪」ってテンション上がりますもんね。
あれが味気ないボール紙の箱に入ってるだけだったら開けたときの感動は半減すると思うんですよ。
さて、気を取り直して・・・
リングはこんな感じです。
30mmなのでリューポルド LTO Trackerをマウント可能なのだ!
横についているツマミを回せばパカっと開く仕組みになっています。
上には20mmレールが付いているのでRMRとかドクターサイトみたいな小型ドットを載せるのに良いですね。
スペーサーも付属しているので25mm径の機器もマウント可能です。
この商品のキモであるマウント基部です。
反対側のツマミがレールマウント用のネジです。
レンチが4種類も入っていました。
マウント取り付け用ロックにはスプリングが仕込まれていて、、、、
手を離すとスプリングの力でロックがかかります。要は仮止めって感じですかね。そこからネジを閉めこむとガッチリ固定できます。
この機構のおかげで取り外す際にいきなりボロっと取れて大事な機器が落ちるというのを防いでくれます。
各調整ダイアルにはイモネジが備わっていて、ゼロインが狂わないようにロックできるようになっています。
早速取り付け!!
おお~イイ感じじゃないか!
因みに調整範囲はかなり広いです。
上下
左右
このLaspurのゼロインマウント、見た目がゴツいし調整機能が付いてるから結構重いのかと思いきや、むしろマルイのハイマウントよりも軽かったという!
東京マルイ ハイマウント
USA Laspur 上下左右調整マウント
ハイマウントと比べるとコンパクトなのが分るかと思います。
Trugroドットを載せてみた。
うーん、ちょっと違うな(笑)
見た目的にはこっちだろ!
載せてみたのはライラクスのコンパクトダットサイトの自動調光のやつです。
この面構え、かなりそれっぽくてカッコイイぞ!
でもこのドクタータイプのサイトってドットの視野が狭いからあまり好きではないんだよね・・・。
だから実戦の時はTrugroサイト使うかな~。
というか昼と夜で銃ごと分けるから夜用のはドット無しでいいか。ドットのLEDの光でバレるし。
実際に銃にマウントするとこんな感じ。
ドットサイトのパララクスがP90並に!!
ってかあれ?オフセットマウントが付いてるぞ・・・こっちにドット載せれば・・・?
これだわ!しっくり来たわ!
うん、でもドットは夜戦じゃ使わないかな。サーマルゼロインしておけばそれで狙えばいいわけだし。
ということでLTO trackerのゼロインに悩んでいる方はLaspurのゼロインマウントがオススメですよ!
ゼロインマウント無しでゼロインする方法も一応あるので紹介しておきます。
このようなプリズムサイトをサーマルの後ろに載せる方法です。
プリズムサイトと言うとあまり聞き馴染みが無いかと思いますが、要は等倍のスコープです。
スコープなのに倍率無いって意味あんの?って思うかもしれませんが意味あります。
そんなもん載せずにサーマルの後ろにドット乗せればいいんじゃないの?とお思いでしょうが、ドットサイトはレンズに反射した光源を見るので自分の顔の位置をズラすとドットの位置も大きくズレるのです。
それが30m~40m先にあわせるなら多少のズレで済むのですが、サーマルとタンデムするわけですからドットサイトの目の前の画面を見るわけです。
そうすると顔を少しズラしてしまうとドットがサーマルの画面上をそれはそれは自由自在に動き回ってしまうのでドットサイトはサーマルには全く使えないのです。
ただ、毎回銃を構えた際にゼロインした時と同じ位置に寸分の狂いなく頬付けできるなら話は別ですけどね。でもそれは無理でしょう。1mmズレただけで50mで5mくらい着弾点がズレますよ(笑)
そこで等倍スコープの登場です。
等倍スコープのレティクルは投影式じゃなく、固定されているのでドットのようなことにはならないのです。
じゃあ等倍スコープでゼロインしてから前にサーマル乗せればいいんでしょ?ってなるかと思いますがそれも違います。
サーマルが確実に銃身と水平に取り付けられているならそれで構いません。
しかし、実際はサーマルのマウントが銃身と完全に水平に取り付けられているなんてことはまずありえません。
必ず上下左右に少なからずズレが生じています。
等倍スコープでバッチリゼロインしていてもサーマルが変な方向を向いていたらこのようになります。
等倍スコープで正面を狙っているつもりがサーマルの傾いた画面を見ているので自分が狙った場所とは全く別の方向に弾が飛んでいくことになります。
上の画像は極端に書きましたが、マウントが0.1~0.2mmでも上下左右にズレていたら40m先では50センチから1メートルくらいのズレになってしまいます。
なのでもしサーマルと等倍スコープをタンデムする方法を採るなら両方マウントしてからゼロインしなければなりません。
ターゲットににホッカイロでも取り付けてスコープ越しに覗いてみて着弾を確認したところに後からスコープのレティクルを合わせるという方法が正解になります。
例えばサーマルが少し左側に向いてしまっていた場合の着弾点は恐らくこういう位置になるかと思います。
私のはレプリカなんですが、焦点距離が長いのでサーマルとこのくらい離さないと画面にピントが合いませんでした。
しかもこれ、分解してレンズの位置関係を調節した状態ですからね。
分解しないでそのままタンデムした場合は更にこれの倍くらいの距離をとらないと画面にピントが合いませんでした。
フォートレスさんのブログにFLIRと等倍スコープをタンデムする記事があったのですが、サーマルとスコープを密着させてることから実物のプリズムサイトなら焦点距離を短く調整できるのかなと。覗いてみたことないから分らないけど。
http://akenotaikyu.blog77.fc2.com/blog-entry-87.html
でも実物の等倍スコープは7万もするっていうね。LTO Trackerのユーザーならゼロインマウント買った方が安いですし、サーマル単体での運用が可能になります。
とまぁこういった経緯もあったので最初からゼロイン可能なマウントを買った方が早かったよ。というお話でした。
割とマジで有りなのが等倍スコープも載せず、サーマルだけをマルイのハイマウントで銃に載せ、ターゲットを撃って着弾した場所の画面上にホワイトボード用のペンで印を付けるという方法。
これが一番安くて確実なゼロイン方法になります。
ホワイトボードマーカーなら消したくなったら指で擦れば消えますし。
ちなみに、以前ヤフオクでエルカン M145のマウントだけ分離し、レールとマウントリングを取り付けてLTO trackerを載せて出品している人が居ました。
M145のマウントはゼロイン機構が付いているのでそれ目的で買って試してみるのも良いかもしれません。
ただM145はレプリカでも12000円とかするのでレール代とマウントリング代と手間を考えるとLuspurのゼロインマウント買った方が早い気もします。
M145のマウント改造やってみようかな・・・仲間でLTO tracker持ってる人居るから作って売りつけようかな(笑)
ということでまた次回!
Posted by 大門団長 at 21:30│Comments(0)
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