2014年02月08日
次世代M4 MK18 mod.1 #30 DTMを組み込み! 前編
いや~雪で何処のフィールドも定例会を中止しているみたいですね!
私は雪害には慣れていますが、雪対策をなにもしていないので千葉で雪に降られたら割と困っちゃいますね。
ところで巷で話題のDTMというパーツを次世代M4に組み込んでみました!
DTMとはデジタルトリガーシステムマッチの略で、電動ガンのメカボックス内部をデジタル管理することでトリガーレスポンスを飛躍的に向上させるパーツです。
こんな小さい基盤ですが、定価17800円もするので二の足を踏んでいましたがyoutubeの動画なんか見ていると欲しくなって買ってしまいました。
Big-Out デジタルトリガーシステムマッチ DTM 次世代M4Kit/scar
トリガーレスポンスを向上させる他にも1トリガーで3発だけ発射させることのできる3点バースト機能やフルオートのサイクルを遅くしたりする機能も搭載されている面白いパーツです。
それらの機能に対して17800円の出費が出来るか悩んでいる人も多いと思うので私の記事を判断材料にしてもらえると嬉しいですね。
まぁ感想なんかは後編になってしまうんですが(笑)
発売元の松戸のBig-Outさんでは3500円で組み込みを行ってもらえるそうですが、今回は自分でやってみましたので以下はその様子を。
ここまで分解するのは実に1年ぶり!
分解方法と組立方法は香港マニアさんの記事を参考にしてみてください。ネットで一番分かりやすく解説されています。
香港マニアさんの記事は次世代M4 SOPMODですが次世代M4 CQB-Rも全く一緒です。
次世代M4 SOCOMカービンは配線が違いますが基本的には同じです。
リンク先にも書いてありますが、自分で分解すると東京マルイのアフターサービスが受けられなくなりますので自己責任にてお願い致します。
どうしようもなくなったらBig-Outさんやエチゴヤさんなどのショップに持ち込めば有償修理が受けられます。
■次世代電動ガン SOPMOD M4を分解してみる~前編~■
■次世代電動ガン SOPMOD M4を分解してみる~後編~■
■次世代M4メカボックスをメンテナンスしてみる~分解編~■
■次世代M4メカボックスをメンテナンスしてみる~組立編~■
次世代電動ガン SOPMOD M4の組み立て方法~前編~
次世代電動ガン SOPMOD M4の組み立て方法~後編~
メカボックスまでたどり着きました。たっちゃんのP90も分解したことありますがP90と比べると次世代M4はメンテナンス性が非常に悪い!(笑)
ピストンヘッドとシリンダーヘッドが超汚くなってました。
ピストンのギヤも後ろの方が削れてきていますね。
一応これくらいならまだ大丈夫です。
これがDTMだ!単3電池と比べると小さいのがわかりますね。
各所に配置されたマイクロスイッチが破損しやすいとのことなので要注意です。
元々入っていたスイッチアッセンブルの所にDTMを入れます。
導線は元のを使用するみたいなのでスイッチアッセンブルからハンダをつかって導線を取り出します。
因みに回路図はこんな感じ。
DTMはスイッチの役割だけではなく制御回路として電力を消費する為グランドが設けられています。
電流の開閉はFET素子で行っています。
説明書にはハンダ付けは10秒以内にして下さい。とのことでめちゃくちゃ緊張しましたよ!ハンダの熱でDTMを壊してしまったら17800円がパーですからね(笑)
こんな心労するくらいなら3500円払ってショップに組み込んでもらったほうがマシかもしれません(割とマジで)
マイクロスイッチは横からの力に弱いらしいので組み込みには細心の注意を払います。
ところでなんでレスポンスが良くなんの?と思ってる方もいらっしゃると思うのでDTMの仕組みを説明してみたいと思います。
通常の電動ガンはピストンは前進位置にあり、トリガーを引くと通電してモーターが回り出します。
モーターの回転が3つのギアを通じてピストンを後退させ、ピストンを引ききるとピストンが前進して圧縮された空気でBB弾が発射されます。
仕組みとしてはこんな感じ
これが待機状態のピストン位置。
私が手でギアを回してみたらギア比が14:1から17:1くらいでした。
"くらい"というのはギアの停止位置で微妙にピストンを引き始める位置が異なるからです。
つまりモーターが14~17回転すれば弾が1発発射されるということですね。
しかしDTMの場合はプログラミングされたICチップでモーターの回転を制御し、ピストンを毎回この位置で待機させることができます。
この位置からだと大体モーターが5~6回転くらいでピストンを引ききることが出来ますから単純にレスポンスが1/3程度になるということになります。
これがDTMでレスポンスが早くなる仕組みです。
純正→ウィパン!
DTM→スパン!
擬音で表すとこんな感じ?
トリガーを引いた瞬間発射されるので非常に気持ちがいい!
この制御をする為にはマルイのEG-1000モーターとリポバッテリーの組み合わせがベストとのこと。(7.4V、11.1Vどちらでも可)
緩やかに電圧が降下していくニッケル水素電池はモーター制御に向いていないんでしょう。
また、中華モーターを使用したりするとうまくピストンが同じ位置に戻ってこないことが起こるらしいです。
純正のままだとセミオートで連射しようとトリガーを連続して引くと、毎回同じ場所にギアが戻って来ない場合があります。するとギヤの噛み合わせにズレが起きてトリガーが引けなくなるトリガーロックという現象が起きます。
人間が中途半端にトリガーを引いてしまう事が原因なのですが、DTMの場合はトリガーを引くとデジタル制御でモーターを必ず同じ回数だけ回転させて同じ位置にピストンを戻してくれるのでトリガーロックが起こることはありません。
ピストンが元の位置に戻ってくるまでトリガーを引いてもスイッチが受け付けてくれないのでめちゃくちゃな連射をしてもそれに追いついてくれるわけではありません。レスポンスは飛躍的に向上しますがそこまでセミの連射が早くなるという感じではないです。
それでも純正よりセミの連射は若干早くはなりますよ。
と、長くなってしまいますので続きは後編に。
久々のプラモコーナー!
師匠が原型製作をしたガレージキットの色見本を製作させてもらいました。
「1/144 ガンダムアルテミー」です。
ガンダム00(ダブルオー)の外伝に登場するMSVですね!ミツバチをモチーフにデザインされたMSです。
マスキングの嵐で大変だった~
ではまた次回!
私は雪害には慣れていますが、雪対策をなにもしていないので千葉で雪に降られたら割と困っちゃいますね。
ところで巷で話題のDTMというパーツを次世代M4に組み込んでみました!
DTMとはデジタルトリガーシステムマッチの略で、電動ガンのメカボックス内部をデジタル管理することでトリガーレスポンスを飛躍的に向上させるパーツです。
こんな小さい基盤ですが、定価17800円もするので二の足を踏んでいましたがyoutubeの動画なんか見ていると欲しくなって買ってしまいました。
Big-Out デジタルトリガーシステムマッチ DTM 次世代M4Kit/scar
トリガーレスポンスを向上させる他にも1トリガーで3発だけ発射させることのできる3点バースト機能やフルオートのサイクルを遅くしたりする機能も搭載されている面白いパーツです。
それらの機能に対して17800円の出費が出来るか悩んでいる人も多いと思うので私の記事を判断材料にしてもらえると嬉しいですね。
まぁ感想なんかは後編になってしまうんですが(笑)
発売元の松戸のBig-Outさんでは3500円で組み込みを行ってもらえるそうですが、今回は自分でやってみましたので以下はその様子を。
ここまで分解するのは実に1年ぶり!
分解方法と組立方法は香港マニアさんの記事を参考にしてみてください。ネットで一番分かりやすく解説されています。
香港マニアさんの記事は次世代M4 SOPMODですが次世代M4 CQB-Rも全く一緒です。
次世代M4 SOCOMカービンは配線が違いますが基本的には同じです。
リンク先にも書いてありますが、自分で分解すると東京マルイのアフターサービスが受けられなくなりますので自己責任にてお願い致します。
どうしようもなくなったらBig-Outさんやエチゴヤさんなどのショップに持ち込めば有償修理が受けられます。
■次世代電動ガン SOPMOD M4を分解してみる~前編~■
■次世代電動ガン SOPMOD M4を分解してみる~後編~■
■次世代M4メカボックスをメンテナンスしてみる~分解編~■
■次世代M4メカボックスをメンテナンスしてみる~組立編~■
次世代電動ガン SOPMOD M4の組み立て方法~前編~
次世代電動ガン SOPMOD M4の組み立て方法~後編~
メカボックスまでたどり着きました。たっちゃんのP90も分解したことありますがP90と比べると次世代M4はメンテナンス性が非常に悪い!(笑)
ピストンヘッドとシリンダーヘッドが超汚くなってました。
ピストンのギヤも後ろの方が削れてきていますね。
一応これくらいならまだ大丈夫です。
これがDTMだ!単3電池と比べると小さいのがわかりますね。
各所に配置されたマイクロスイッチが破損しやすいとのことなので要注意です。
元々入っていたスイッチアッセンブルの所にDTMを入れます。
導線は元のを使用するみたいなのでスイッチアッセンブルからハンダをつかって導線を取り出します。
因みに回路図はこんな感じ。
DTMはスイッチの役割だけではなく制御回路として電力を消費する為グランドが設けられています。
電流の開閉はFET素子で行っています。
説明書にはハンダ付けは10秒以内にして下さい。とのことでめちゃくちゃ緊張しましたよ!ハンダの熱でDTMを壊してしまったら17800円がパーですからね(笑)
こんな心労するくらいなら3500円払ってショップに組み込んでもらったほうがマシかもしれません(割とマジで)
マイクロスイッチは横からの力に弱いらしいので組み込みには細心の注意を払います。
ところでなんでレスポンスが良くなんの?と思ってる方もいらっしゃると思うのでDTMの仕組みを説明してみたいと思います。
通常の電動ガンはピストンは前進位置にあり、トリガーを引くと通電してモーターが回り出します。
モーターの回転が3つのギアを通じてピストンを後退させ、ピストンを引ききるとピストンが前進して圧縮された空気でBB弾が発射されます。
仕組みとしてはこんな感じ
これが待機状態のピストン位置。
私が手でギアを回してみたらギア比が14:1から17:1くらいでした。
"くらい"というのはギアの停止位置で微妙にピストンを引き始める位置が異なるからです。
つまりモーターが14~17回転すれば弾が1発発射されるということですね。
しかしDTMの場合はプログラミングされたICチップでモーターの回転を制御し、ピストンを毎回この位置で待機させることができます。
この位置からだと大体モーターが5~6回転くらいでピストンを引ききることが出来ますから単純にレスポンスが1/3程度になるということになります。
これがDTMでレスポンスが早くなる仕組みです。
純正→ウィパン!
DTM→スパン!
擬音で表すとこんな感じ?
トリガーを引いた瞬間発射されるので非常に気持ちがいい!
この制御をする為にはマルイのEG-1000モーターとリポバッテリーの組み合わせがベストとのこと。(7.4V、11.1Vどちらでも可)
緩やかに電圧が降下していくニッケル水素電池はモーター制御に向いていないんでしょう。
また、中華モーターを使用したりするとうまくピストンが同じ位置に戻ってこないことが起こるらしいです。
純正のままだとセミオートで連射しようとトリガーを連続して引くと、毎回同じ場所にギアが戻って来ない場合があります。するとギヤの噛み合わせにズレが起きてトリガーが引けなくなるトリガーロックという現象が起きます。
人間が中途半端にトリガーを引いてしまう事が原因なのですが、DTMの場合はトリガーを引くとデジタル制御でモーターを必ず同じ回数だけ回転させて同じ位置にピストンを戻してくれるのでトリガーロックが起こることはありません。
ピストンが元の位置に戻ってくるまでトリガーを引いてもスイッチが受け付けてくれないのでめちゃくちゃな連射をしてもそれに追いついてくれるわけではありません。レスポンスは飛躍的に向上しますがそこまでセミの連射が早くなるという感じではないです。
それでも純正よりセミの連射は若干早くはなりますよ。
と、長くなってしまいますので続きは後編に。
久々のプラモコーナー!
師匠が原型製作をしたガレージキットの色見本を製作させてもらいました。
「1/144 ガンダムアルテミー」です。
ガンダム00(ダブルオー)の外伝に登場するMSVですね!ミツバチをモチーフにデザインされたMSです。
マスキングの嵐で大変だった~
ではまた次回!