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Posted by ミリタリーブログ at

2013年06月25日

サイレンサー用発光サイト製作 その1

長らく先送りにしていた発光サイトの記事を書きたいと思います。

以前電動ハンドガンM93Rのサイトを発光仕様に改造したのだけどあまり見栄えが良くないので載せません(笑)

新しく作ります!



タイトルをみて「??」ってなった方もいらっしゃるかと思いますが、フツーのサイトではなく、サイレンサー用のサイトを作ります。



サイレンサー用サイトってなんだよ!?とお思いでしょうが、ハンドガンに35mm径のサイレンサーを取り付けるとサイトがサイレンサーに隠れて見えなくなってしまうんです。


ソレを解消するには「ハイサイト」と言い、ハンドガンのサイトの背を高くする方法と、サイレンサー自体にサイトを取り付ける方法があります。実銃の世界でもこういった方法は存在しています。あまりメジャーではありませんが・・・。


そんなことするんなら25mm径のサイレンサー使えよ!って話ではあるんですが、25mm径と35mm径だと実銃でもエアガンでも消音性能に大きく差が出てくるので、できれば太いサイレンサーを使いたいところ!それにある程度太い方がカッコ良いですからね。





実銃の写真をば。

コレはナイツアーマーメント製 M9用QDサイレンサーになりますね。直径は40mmくらいでしょうか、サイレンサーにリアサイトとフロントサイトが付いています。


QDタイプなので必ずサイトが上に来るようになってます。

しかもダストカバー部(トリガーガードから銃口下部にかけての呼称)にスライドロックを取り付けてあります。ブローバックをキャンセルさせることで発射音を大幅に減らしています。

ガスブローバックと固定ガスガンの違いと一緒ですね。

エアガン用としてはVFCから「M9 KAC Quick Detach (QD) Suppressor」という商品で発売されてます。もちろんQDに対応したバレルとセットですね。




メタルギアソリッド2でスネークが使用してるのが上の画像のタイプですね。消音に特化したスライドロックカスタムなので次弾装填には毎回スライドを引かなければなりません。エアコキと同じですね。


このM9もですが、メタルギア作品は意外と登場する重火器や兵器がマニアックなので侮れません。デイビークロケット然り、WIG然り・・・







因みにハイサイトのパターンだとスネーク繋がりでメタルギアソリッド3にこんなのも登場します。


こうすることで太いサイレンサーを付けてもサイティングできるわけですね。









ちょっと話が飛びますがタイムリーな話題を。

つい先日東京マルイの公式ツイッターでマルイ社員で夜戦を行ったことがつぶやかれており、その中で社員のハンドガンを紹介している写真がありました。


これはガスブロハイキャパをスライドロック仕様に改造したものなんだそうだ。
まさに上で紹介したM9スライドロック仕様と同じ!

1発づつスライドを引いて次弾を装填することになる。消音性能が気になるところですね!








ようやく話は製作へ戻ります。

製作にあたってはハイサイトの方が楽に作れますが、サイレンサー用サイトにします。
理由としてはハイサイトにするとCQCホルスターに入らなくなるのと、サイレンサーにサイトを付けておけばS2Sの固定ガスガンM9と電動ハンドガンM93Rに流用が利くからです。



なのでサイレンサー用サイトを作り、さらに夜戦で使えるように発光サイト仕様にしちゃいます!


夜戦を経験した人なら分かると思いますが、かなり暗いところで敵らしき影にハンドガンを向けてもサイトが見えないので本当に敵に照準が合っているのか分からなくなるのだ!


夜戦でサイティングしたいなら小型のドクタードットサイトでも乗せれば楽なのですが、ドットサイトの場合は銃口に向かってLEDの光が飛んでいるので敵に光を向けているのと同義。チューブ型ドットサイトならまだしも、オープン型ドットサイトだとモロ見えですからね。

それでバレるのが怖いので後ろ向きに光っている発光サイトにしたいところです。

それに蓄光塗料の明かり程度ならば数メートル離れれば視認しづらくなりますからね。





ネタっぽいですが一応実用性を考えて製作していきます。


大体こんなのをイメージして作りたいと思います。


因みにこれはライラクスのPx4用トリチウム発光サイト。





まず発光部分から作ります。

使う蓄光塗料はコレ!
粉末状夜光塗装材 ルミパウダー LP-004 レッド プロトタイプ

粉末状夜光塗装材 ルミパウダー LP-001 グリーン(通常版)




従来の10倍の発光性能で何にでも使えるって書いてますね。




裏面


特にいままでは赤い蓄光塗料というのがほぼ無かったですからコレは重宝しそうです。






前置きが長くなってしまったので続きは次回!