2017年07月30日

電動ハンドガンUSP用 ハイブリッドサイト・ハイブリッドゴーストリングサイト発売!

電動ハンドガン USP用のハイブリッドサイトとゴーストリングサイトを販売開始しました。




購入はサバイバルゲームフィールドSTINGER通販ページから

クレジットカードを利用したい方はヤフオクからどうぞ。

ヤフオク販売ページ

電動ハンドガン USP用ハイブリッドサイト 4000円(税抜き)














スペック

・材質:焼結ナイロン(3Dプリンタ出力)
・重量:2.5g
・上部ドット:1.6mm径 集光アクリルドット
・下部ドット:1.6mm径 高輝度蓄光ドット
・発光時間:約60分間、視認可能時間約45分間(3V紫外線LED15秒照射時)





電動ハンドガン USP用ハイブリッドゴーストリングサイト 4000円(税抜き)














スペック

・材質:焼結ナイロン(3Dプリンタ出力)
・重量:2.5g
・フロントドット:2.6mm径 蓄光・集光アクリルドット
・リアドット:1.6mm径 高輝度蓄光ドット
・リアサイトリング内径:8mm
・発光時間:約60分間、視認可能時間約45分間(3V紫外線LED15秒照射時)










というワケで先にUSP用が仕上がりましたので発売です。



試作に試作を重ねて開発費が尋常じゃないですよ(笑)

こういう形状を作ること自体はとても簡単なのですが、3Dプリンターで出力すると設計した寸法よりも幅が大きかったり小さかったりとズレが生じるのでそれの修正に時間が掛かりました。


しっかりと寸法は詰めたのでドライバーが1本あれば無加工で誰でも簡単に取り付けが可能となっています。


蓄光剤も従来より粒度が大きめの物に変更しました。
粒度が高い方が輝度が高く、発光時間も長くなります。

ただし、粒度が高すぎると樹脂に混ぜ込んで成型できなくなるので様々な粒度の蓄光剤を試してギリギリ成型できる粒度のものを選択しました。

他社は市販品の蓄光棒を入れているだけですが、当方は1から型を作り、高輝度の蓄光剤を混ぜ込んでいるオリジナルの蓄光ドットなので輝度、発光時間共に他社を大きく上回るものとなりました。


集光アクリルも他社の場合はレーザーカッターでのカットをしている物がありますが、レーザーカッターだと断面が溶けてしまうので綺麗にはなりません。

当方が製作しているサイトの集光アクリルはカット後にヤスリとコンパウンドで磨き上げている為、他社に比べて断面の綺麗さが全然違います。







拡大写真で見ると3Dプリンタで出力したナイロン特有のザラザラ感がありますが、実際に銃に装着すると見た感じではほとんど違和感はありません。


ナイロンですので樹脂系の中では強度は強い方ですが流石に純正のメタル製に劣ります。サバゲーで使用する際は気をつけて下さい。



電動ハンドガンを買ったらマストで付けてもらいたいアイテムですね!

ぜひご購入お待ちしております。







  

Posted by 大門団長 at 21:00Comments(0)電動USP

2017年07月18日

ハイブリッドサイト&ゴーストハイブリッドサイト進捗状況

いや~ちょっと更新が遅れてしまいました!


というわけで先月くらいからカスタムサイト製作に注力している大門団長です。




現在、電動ハンドガン ハイキャパ・USP・グロックのハイブリッドサイト、ゴーストリングサイトが微調整終わったところです。
















そういや、今回のレベルアップサバゲー15発目は匍匐の回です!外なのでテンション高めです(笑)

いつもどういう姿勢で匍匐しているかってのを説明しています。サバゲーは射撃技術よりも洞察力と身のこなしが肝要。

いつもインドアに居るので、私の押さえつけられていたリビドーが開放されて喋りまくってしまいました。そのせいで生田さんがほとんど喋れずに終わるという・・・生田ファンに申し訳ない。

今度からはもうちょっと掛け合い出来るように頑張ります。









あと、私が運営するインドアサバイバルゲームフィールドSTINGERのTシャツを販売開始しました!


税込 3000円になります。

フィールドロゴをデザインしてくれた友人に依頼して製作してもらいました。
広告代理店でデザイナーをやっていた人間なので結構かっこよくできていると思います。普段着でも全然イケるデザインなので普通に出歩く際も着用してます(笑)




先日のSTINGER定例会では沢山の方が買ってその場で着てくれました!ありがとうございます!




シャツはSTINGERのホームページからも購入できますので宜しくお願い致します。

http://www.stinger-survivalgame.com/















そんで、カスタムサイトの進捗状況の説明に戻ります。

とりあえずは来週中に電動ハンドガン ハイキャパE用のハイブリッドサイトとハイブリッドゴーストリングサイトが販売開始できそうな感じです。





イイ感じに仕上がりました。


他社の3Dプリンタ製カスタムサイトみたく「ご自身で調整できる方にオススメ」とかは書きたくないので0.05mm単位で微調整しています。

ドライバーだけで誰でも取り付けできるようにしてありますので作業が苦手な方でも問題ないですよ。

取り付けは元のサイトに使われているタップネジをそのまま使用可能です。








今回はドラムマガジンジョイントと違って、取り付けの寸法がシビアなので素材のクセを掴むのと、取り付けのし易さを追求するのに何度も微調整ました。なので予定が少し遅れてしまいましたよ。

そのおかげでナイフで削ったりしなきゃいけないとかは一切ありませんので安心して購入してください。

3Dデータ上ではバッチリ寸法が合っていても3Dプリンタで出力すると最大で0.4mmもズレが生じたりするので、今度はそのズレを考慮してのデータ修正するのに時間が掛かりました。



あとは、ドットやゴーストリングの穴がしっかりとした円になるように造形方向を指定したりと、かなりこだわりました。



写真でいう上方向に造形してしまうとゴーストリングの円が微妙に楕円になってしまうのだ。ほとんど気にならないレベルなんだけどね。










取り付けるとこんな感じ。










近くで見るとザラザラしててナイロン感が出てますが、プラを溶かして積層するFDM方式よりは100倍マシかと。











こっちはハイブリッドサイト。











肉眼でパッと見た感じでは許せるレベルなのではないかなーという印象。ホントはスライドと同じ質感にしたいけども。













元のサイトとの比較。

形状もそんなに違和感はないかと思います。



重さは2.5g程度しかありません。


取り付けの際もキツすぎずユルすぎずといった具合に仕上がりました。


量産品が届いたらフィールドのHPとフィールドの受付にて販売しますので宜しくお願い致します!











ということでまた次回!






















  

Posted by 大門団長 at 23:51Comments(0)電動USP電動ハイキャパ

2017年06月14日

ハイブリッドゴーストリングサイト!

どうもです。

以前の記事で、原型屋としてのプライドを捨てて商人になってしまった大門団長です。
ちょっと内容が尖りすぎてたかなーと、ちょっと反省してますが、それほどモノづくりに対する熱い思いがあったということなんすよ。

要は人の作ったものを劣化コピーしてユーザーの評判下げてんじゃないよ!って言いたかったんですね。
ましてや個人で作っているレベルの私の後を追っかけるとかプライド無いんかってね。





3Dプリンタ製品商戦の現状を鑑みて、私はモノの質を落として安くして沢山売るっていうような商人的な考えになってしまったものの、自分の作ったもので皆さんをビックリさせたり喜ばせたりしたいというのは変わらずなので今後も是非応援していただけると嬉しいです。





ちょっとブログの更新が遅れましたが、その分商品の開発に心血をそそいでおりましたよ!


紹介したいものが溢れてるのですが、今回は電動ハンドガンUSP用のハイブリッドゴーストリングサイトです!!





ただのゴーストリングサイトじゃねぇぞ!


"ハイブリッド"ゴーストリングサイトじゃ!!!


ええ、気合入ってますよ。


















さて、紹介していきたいと思います。




リアサイトはこんな感じで、グロックと同じような感じです。8mm径の穴の両サイドに1.6mmの蓄光ドットが仕込んであります。







実はというと、USP用のゴーストリングサイトはちょうど1年前に既に試作原型は出来ていて、あとはシリコンで型取りして複製すれば商品化できる状態にあったのですが、いかんせん複製作業がダルいので先延ばしになっていました。

しかし、3Dプリントしたままの状態で売ってもいいっていうなら話は別。業者から送られてきたモノに集光と蓄光を入れて発送するだけなので以前の製法に比べて作業量が1/10以下!

もうシリコンを型どりして複製すんのがホント面倒でね・・・(笑)

その面倒な作業が無いとなればこんなレベルの造形品なんか一瞬で商品化です。
















取りつけた横の姿




素材がポリアミドだから表面はザラザラなのだけど、遠めから見る分には許せるレベルかなと思います。














そんで、フロントサイトは集光にしました!!




しかも2.4mm径の集光ドットなので視認性バツグンです。


















いつも書いてますが、横からも集光できるようなデザインは一気にレースガンっぽくなるのであんまり好きではありません。なのであくまでも上から採光するだけです。それでも全然明るいので問題ナシ。

あと、むき出しの集光ファイバーってゲーム中でも結構目立つんすよね。藪の中とか特に。






んで、フロントのドットが2.4mmと聞くと大きいように思えますが、ノーマルグロックのフロントサイトのドットも同じサイズですから標準的です。

精密射撃よりもCQBでの素早い射撃に念頭を置いた設計になっています。

















サイトピクチャーはこんな感じ。



すっげー見やすいですよ。

サバゲーでも10m~20mの距離で戦うなら精度は問題ないし、とにかく瞬時に狙いをつけられるってことで、グロックのゴーストリングも非常に評判が良かったですね。














で、だな。


こう思っただろう?



「待てよ団長、後ろは蓄光なのに前は集光じゃあ夜はどうすんだよ!?後ろだけ光ってもしょうがないだろ!?」



まぁ待てよ、大門団長がそんな意味無いことするワケないだろう!?


















集光もちゃんと光るんだよ!!



へへへ、どうだい。


めっちゃいいだろ!


なんとだな、フロントサイトの集光ファイバーの奥に蓄光剤を仕込んであるのさ!!

これがオリジナリティってもんだぜ?














明るい場所では普通に見やすい集光ドット。








夜は蓄光剤の光が集光ファイバーを通して見える!









世界レベルだと調べきれてないからわかんないけど、日本国内でこの機能を持ったサイトを最初に作ったのは間違いなく私、大門団長が初。





1つのドットで集光と蓄光の機能を併せ持ってるから「ハイブリッドゴーストリングサイト」って名前にしたわけ!

この機能は斬新だと思っているので特許取ろうかなと登録代行業者に問い合わせ中。でもたっかいね値段が(笑)















明るい場所から急に暗い場所に入った際もサイティングが可能になります。


あと、最近私が運営するインドアフィールドSTINGERでも夜間定例会を行っているのですが、やっぱり蓄光ドットのサイトが載っていないと敵に狙いを付けられているかが分らないという参加者が多かったです。


昼でも夜でも使えるハイブリッドゴーストリングサイトはマジでオススメです。

ハンドガンに慣れてない方でもテキトーに目の前に銃を構えれば、とりあえずリングの中にフロントサイトが納まるのですぐに標的に照準をつけることが可能です。

ドットサイト的に使えますね。ゴーストリングサイトは。





ハンドガンのサイトの精度について前も書いたのですが、そもそもガスブロも電動ハンドガンもスライドが銃身と別になっている時点で精度なんてお察しなのです。

ましてや実銃でもハンドガンは10mを超える射撃は「遠距離射撃」と言われるのですから、だったら近距離で素早く狙える方がいいでしょ?っていうのがこのサイトの持つ意味になります。

ハンドガンのサイトに精度を持たせたいならフレームに固定するタイプのマウントにドットを載せるとか、そもそもバレル自体にサイト載せればいい話です。

電動ハンドガンのスライドがインナーバレルと完全に水平になっている保証なんてないんですからね。



















この電動ハンドガンUSP用 ハイブリッドゴーストリングサイトの価格は4200円で発売は7月初旬を予定しています。



販売ページをSTINGERのHP内に移行中なので準備が整いましたら購入先のページ等を告知します。



あとは以下の商品が発売予定です。(発売順)

6月中
・電動ハンドガン ハイキャパE 用ドラムマガジンジョイント
・電動ハンドガン USP用 ドラムマガジンジョイント
・電動ハンドガン M93R用 ドラムマガジンジョイント

7月中

・電動ハンドガン グロック18C用 ハイブリッドサイト
・電動ハンドガン グロック18C用 ハイブリッドゴーストリングサイト
・電動ハンドガン USP用 ハイブリッドサイト
・電動ハンドガン ハイキャパE用 ハイブリッドサイト
・電動ハンドガン ハイキャパE用 ハイブリッドゴーストリングサイト

・ガスブロ ハイキャパ5.1用 ハイブリッドサイト
・ガスブロ ハイキャパ5.1用 ハイブリッドゴーストリングサイト
・ガスブロ ハイキャパ4.3用 ハイブリッドサイト
・ガスブロ ハイキャパ4.3用 ハイブリッドゴーストリングサイト

・電動コンパクトマシンガン MP7A1用ドラムマガジンジョイント

全て試作品は出来上がっており、微調整して量産するだけの状態です。

どうっすか、大門団長本気出したら仕事早いでしょ?(笑)

ハイブリッドサイトとハイブリッドゴーストリングサイトは今年中に10機種くらいのガスブロに対応させたいなと。

もちろん需要がある機種順にな!!







これらの商品は私が運営しているサバイバルゲームフィールドSTINGERの店頭でも販売します。
実際にフィールドに来場して定例会に参加した方には定例会参加割引価格での販売を予定しております。

朝フィールド来て買って取り付けてすぐゲームで使えるって最高じゃないかなと。しかもスティンガーはハイブリッドゴーストリングサイトがかなり活きるフィールドですからね。







是非今後にご期待下さい!













おまけ。




極悪仕様です(笑)










ということでまた次回!







  

Posted by 大門団長 at 21:29Comments(0)電動USP

2017年02月27日

電動ハンドガンのバッテリーと配線によるレスポンスの比較

前回のモーターレスポンスを数値化して比較する記事がかなり好評だったので今度は電動ハンドガンを題材にしたいと思います。


電動ガンは空気を圧縮する動作をモーターとギヤで行うため、ガスガンやエアコッキングガンと比べるとどうしてもトリガーを引いてから弾が発射されるまでタイムラグが現れてしまいます。

数ある電動ガンの種類の中でも特に電動ハンドガンはトリガーを引いてから弾が発射されるまでのレスポンスが遅いので、そこに違和感を感じる人が多く、このレスポンスを短くしたいというのが電動ハンドガンユーザーの至上命題だったりするのです。








今回はバッテリーの種類によるレスポンスの違いを計測し、更に配線を高効率の物に変えた状態でどのようにレスポンスが変化するかを調べていきます。





なんか小学校の自由研究みたいだな(笑)
自分で言うのもなんですが、かなり資料的価値の高い記事になってると思います。だれか金くれっ!!!







今回の記事はいつも以上に長いのでスマホで見ている方はスワイプする親指が腱鞘炎にならぬよう・・・・。






”レスポンスを擬音で表現するのは卒業する”が今回の裏テーマでして、ブログやSNSが一般化した現代社会においてレスポンスを「ウィポポ」という表現を多用する状況が長きに渡って続いております。その最たる原因が電動ハンドガンであり、そのレスポンスの遅さから「ウィポ」系の擬音を世にはびこらせた諸悪の根源であります。

そういった状況を一変すべく、当ブログでは今後レスポンスを擬音で表現することは一切やらずにしっかりとミリセカンドという単位を使ってお伝えしますよ!!


今回は電動ハンドガン USPが実験台です。

















今回もモーターレスポンス比較検証時と同様にマイクで動作音を録音し、波形を見てモーターの回り始めからピストンが落ちるまでのスピードを計測する方法で検証します。














まず最初は新品の完全ノーマルUSPを新品のニッケル水素で駆動させた時のレスポンスを見ていきましょう。

バッテリーは最大限に性能を発揮できるよう、計測毎にデルタピーク式充電器で満充電状態にし、更に人肌に暖めた状態にします。





結果はというと・・・・・
























おっっっせ!




新品の電ハンに新品のバッテリーだとレスポンスが95msecとなりました。

1msecは1/1000秒となります。

なので95msecというのは"ほぼ0.1秒"っていうことですね。おせー。


波形の一番大きなところがピストンの打撃音になるのですが、そのあともギアノイズが続いていますね。

"ピストンが落ちた後も少しギヤが回ったところで通電が遮断される"のでこのようにノイズが後を引くわけですね。
セクターギヤが一周してまた最初にピストンが途中まで引かれた状態で止まるということです。

さらにピストンを引いた状態だとバネの力でギヤが少し逆転してベベルギヤの逆転防止ラッチに引っかかって止まりますのでその逆転ノイズも入っているものと思われます。

なので完全にギヤが止まるまでは0.14秒近くかかっています。













次に完全ノーマル状態のUSPをリポバッテリーで駆動させた場合のレスポンスはどうか。

リポバッテリーは計測毎にバランス充電器で2セルとも90%まで充電した状態にします。
接続にはトリガートークのリポバッテリー変換コネクターを使用しています。



ただ、このリポは6年前のだからけっこうコンディション悪いかもです(笑)






結果はこのようになりました。





82msecということで流石にニッケル水素よりは早いですね!

百分率でニッケル水素のレスポンスを100%とした場合、リポバッテリーは84%になります。

つまり16%のレスポンス向上となるわけですね。

多分、新品のリポだったらもう少し早いと思います。
















では、次に配線を高効率のものに変えてニッケル水素とリポバッテリーのレスポンスがどのように変化するかを調べていきます。




使用する導線はイーグルフォースの18ゲージ 銀コードです。
大変お世話になっている電動拳銃工房さんで電ハンに一番適しているとされているコードになります。



純正のコードよりも芯線が太く、電導効率が良くなっています。












サクっと交換。













ニッケル水素バッテリーでも計測するので接点端子もハンダ付けします。














このようにノーマルの状態と接点は全く同じ構成で、導線のみ銀コードに変えた状態にして計測します。




後のことを考えてノーマル状態よりも2センチほど導線が長い状態にしてあります。














さて、配線を高効率の物に変えただけでどのくらいレスポンスが変わるのか!?
























まずニッケル水素から。



おおおお!

すっげえ!配線変えただけで14msecも短縮されたぞ!!




配線変える前のリポとほぼ同じレスポンスになりました。

銀コードすげぇ!すげぇよ!

配線変える前はのニッケル水素は95secで交換後は81secなので15%の短縮になりました。















こうなってくると否が応にもリポのレスポンスを期待しちゃいますな!








配線交換後のリポのレスポンスは・・・・


















58msec!!!





配線交換前のリポは82msecで交換後のリポは58msecでしたから24msecもの短縮!!

実に30%もの短縮です。



ニッケル水素よりもリポの方がレスポンスの上昇率が高かったことからノーマルの配線がリポの突入電流をかなりスポイルしていたってことが分りますね。




















さて、しかしながら電動ハンドガンの配線にはまだまだ改善する余地があります。





この画像を見てもらうとわかるとおり、変換コネクタを使った場合は通常の長モノ電動ガンよりも接点が2箇所も多くなってしまいます。



この接点により、かなりの抵抗が生じていると考えられるので今度はこの接点を取り払った状態でのレスポンスを計測してみたいと思います。

















なぁ、ワクワクするだろ!?




















ちゅーわけで、モーターとスイッチから伸びている線に電動ハンドガン用リポバッテリーと同じBEC端子を直接取り付けます。




芯線が太いのでBEC端子の圧着はかなりギリギリ!














こんな感じになりました。
ニッケル水素はもう一生使わないってことで完全に専用バッテリー用端子は取り払いました。




うまいこと穴をあけて片方に配線をまとめました。

























うん。良い配線だ。我ながら良い仕事をしたぞ。

















で!!













この状態で計測した結果がコチラ!!





55msec!!




なんと接点を廃したことで更に3msec短縮できました。





ノーマルにリポを使用した状態が82secでしたからパーセンテージで言うと実に33%もの短縮になりました。


ほとんどの方が変換コネクタを介してリポバッテリーを使用していると思いますが、配線を変えるだけでレスポンスが2/3になるということです。










更に言えば、ニッケル水素を使っている人は配線を変えてリポにすればレスポンスを約半分にすることができるのです。

今回実験で使ったリポは6年前のやつなので新品のリポだったならば「約半分」じゃなくて「半分」になるかもしれませんね。

因みに電動ハンドガンはメカボックスが全て同じなので基本的にどの機種でも私と同じような結果になると思います。


















オマケとしてフルオートのサイクルも測ってみました。





まずは完全ノーマル状態でニッケル水素を使ったサイクル。



秒間12発になりました。ちょっと物足りないですね。


















次に銀コードに交換後のニッケル水素のサイクル。




なんと秒間14発!!


配線を変えるだけで秒間2発も増えました。




















次に新品ノーマル状態のUSPにトリガートークのコネクタを介してリポバッテリーを使った場合のサイクル。




秒間16発になりました。

スタンダード電動ガンの箱出し状態と同じですね!



















次に銀コードに交換後、トリガートークのコネクタを介してリポバッテリーを使った場合のサイクル。




16発となりましたが、波形を見てもらえば分るとおりほぼ17発と言っていいでしょう。

配線を変えることで秒間1発増えました。






















最後にコネクターを介さず、銀コードに直接BNC端子を取り付けた場合のサイクルがこちら。




18発になりました。

なんとリポでも配線を効率化するだけで秒間16発から18発まで向上することができました。すげーな銀コード。


ただ、最後の18発っていうのは波形上の数字であって、トリガーを引いた瞬間からの秒間サイクルで言えば17.5発程度になると思います。
すっげー細かい話ですが(笑)







各データのまとめ


■純正ニッケル水素

セミのレスポンス

ノーマル状態 95msec

配線交換後 81msec

配線交換で15%のレスポンス向上

フルオート時の秒間サイクル

ノーマル状態 秒間12発

配線交換後 秒間 14発

配線交換で秒間2発のサイクル向上



■リポバッテリー


セミのレスポンス

ノーマル状態 82msec

配線交換後 58msec

配線交換+中間端子・リポコネクタオミット 55msec

最終的に33%のレスポンス向上

フルオート時の秒間サイクル

ノーマル状態 秒間16発

配線交換後 秒間17発

配線交換+中間端子・リポコネクタオミット 秒間18発

最終的に秒間2発のサイクル向上



結論として電動ハンドガンにおいて高効率配線に変えるだけでレスポンスと秒間サイクルは大きく向上するということが分りました。




じゃあなんで東京マルイは純正の配線にを効率悪い物にしてんだ?っていう話になるのでその考察を書いていきます。


通常の長モノ電動ガンはピストンに負荷を逃がしてピストンだけが寿命を迎えることでメカボ全体に被害が及ばないような設計になっています。

これが電動ハンドガンの場合、長モノとは違ってセクターギヤだけ壊れるようになっています。
(私のフィールドのレンタル銃が12丁ほど寿命を迎えたが、すべてがセクターの磨耗による故障)







これが磨耗してしまったセクターギヤです。



スパーギヤと噛み合うギヤが削れている。



歯の引っかかり面積もそんなに広くない電動ハンドガンのギヤで高レスポンス、高サイクルをやってしまうとこのセクターギヤがすぐに磨耗して壊れてしまいます。


ですので東京マルイ的にはわざと導線で電流をスポイルさせて遅いサイクルにしたのではないかなと思います。

これも会社的事情なんでしょうが、すぐに壊れて修理が殺到しても対応に困るし「電ハンはすぐに壊れる」と言われても困るっていう側面もあるのでそこそこの性能でそこそこのタイミングで壊れる状態にしてバランスを取ったんでしょう。きっと。




これで高効率の配線にしてレスポンスもサイクルも長モノと変わらないっていう商品的価値を高めたところで寿命が短ければ本末転倒です。

「レスポンスとサイクルも長モノと変わらない」という長所よりも「割とすぐ寿命迎える」という短所の方が大きく印象に残ります。

人って基本的に良い印象よりも悪い部分の印象のが強く残りますから売上げにも大きく影響するでしょう。
そういったリスクを回避したとも考えられます。


ほとんどのユーザーは冬でも使えるコンパクトな電動ガンっていうところで十分にプライオリティを感じる訳で、しかも命中精度もバツグンときている製品です。そこへきて「でも発射サイクルとレスポンスは悪いよね」って言う人は一部のチューナーを除いてほとんど居ません。

しかもサバゲーにおいてはレスポンスが30msec短くなった程度で相手を倒せるようになるかと言えばそうではありませんしね。



ただ、撃っていてレスポンスは短いほうが気持ちはいいので配線の交換はオススメですね!

そのかわり銃の寿命も短くなることをお忘れなく!!

でも電ハンって修理簡単だしギヤ1個取り替えるだけで直るから自分で弄れるようになればかなり面白いエアガンになると思いますよ。





ニッケル水素用の端子を取っ払うと変換コネクタ使用時よりも1センチ余裕が生まれますので配線バランス端子も無理なく綺麗にまとまります。




本体側の端子の線も出来るだけ短くすることでスライドカバーに配線を挟んでしまうなんてことも避けられます。

コネクタを使っているとかなり無理やり押し込む感じになり、バッテリーのコードが断線する恐れもありますから、これはかなりオススメできるカスタムです。










最後に思ったのがBEC端子の断面積が銀コードよりも小さかったので端子で電流がスポイルされてるんじゃないかっていう疑問も・・・・。

だから銀コードをリポバッテリーに直付けしたら更にレスポンスよくなったりするかもしれませんね!でもバッテリーメーカーが最初からBEC端子付けてるってことはスポイルされることはないってことなのかな・・・。




とりあえず今回はバッテリーの種類と配線の交換によるレスポンスの違いを確認したかっただけなのでFETとか端子の種類を変えるとどうなるかというのはまた今度。



あのね~結構めんどくさいのよこの実験(笑)

だからしばらくはやりません!













ということでまた次回!!










  

Posted by 大門団長 at 21:44Comments(9)電動USP